保育園のおたよりの書き出しや冒頭の挨拶文を知りたい保育士さんもいるでしょう。文例を参考にしたり、イラスト入りのテンプレートを使用したりと、読みやすさを意識して作成できるとよいですね。今回は、保育園のおたよりの役割や作成時の5つのポイントとともに、季節別に1月~12月の文例集を紹介します。
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目次
保育園のおたよりの役割って何?
保育園でのできごとやお知らせなどを保護者に向けて伝える「おたより」。
「いつも書き出しの挨拶文を考えることに時間がかかってしまう」「文章を書くことが苦手で上手くまとめられない…」など、悩みを抱いている保育士さんも多いのではないでしょうか。
おたよりを作るときのポイントを知り、季節の挨拶の文例集などを上手に活用すれば、スムーズに作成できるかもしれません。
そもそも、保育園でのおたより作成にはどのような目的があるのでしょうか。まずは、その役割について詳しく見ていきましょう。
子どもたちの様子を伝える
保育園のおたよりには、保護者に子どもたちの様子を伝えるという大きな目的があります。
子どもの好きな歌や流行りの遊びなど、園での様子が伝わるような内容を盛り込み、状況をわかりやすく記載することが大切です。
また、トイレトレーニングや風邪予防対策、安全面を配慮した爪切りへの取り組みなど、保育士さんが心がけている子どもへの配慮を記すこともあるでしょう。
保護者の方の育児の参考となるように、保育士さんが日々どのようなことに気を配っているのかを記入するなど、子育て支援のツールとしても重要な役割を担うでしょう。
行事やその月ごとの予定を記載する
保育園のおたよりでは月毎の行事予定を伝え、保護者の方に行事に向けた準備や日程調整などをしてもらうという目的があります。
また、定期的に保育園のねらいや目標などを記し、園の方針を理解してもらえるよう働きかけるという役割もあるでしょう。
おたよりの中で保護者の要望や意見を反映している様子も伝えられれば、子どもの成長やよろこびなどを保護者と共有することができそうです。
保護者へのお願いを周知する
おたよりでは、子どもたちが製作活動に使用する材料の収集や、行事に向けてのお手伝いのお知らせなど、さまざまなお願いごとを記入する場合があります。
園の活動を知ってもらうためにも、保護者へのお願いを周知することは多いかもしれません。このような連絡事項を共有することは、子どもたちの園生活を支えるうえで重要なことでしょう。
保育園のおたよりを作成するときの5つのポイント
次に保育園のおたよりを作成するときの5つのポイントを紹介します。
子どもたちの様子をメモしておく
おたよりは子どもたちの様子を記載することが多いものです。
そのため、保育士さんは日頃からポケットにメモ用紙を忍ばせておき、子どものおもしろい言動があればメモに残しておくとよいでしょう。
そうすることでおたよりの他、連絡帳を記入する際も活かすこともできるので、子どもの様子を細かく伝えるために役立ちそうです。
そのときどきに感じた保育士さん自身の気持ちもいっしょにメモすると、保育内容の振り返る際も思い出しやすくなるでしょう。
ただし、保育中のメモを禁止している園もあるため、休憩中や退勤後など、時間を見つけてこまめにメモを取れるとよいですね。
読みやすさを意識して構成を考える
おたよりは保護者の方の読みやすさを意識して構成を立てることが大切です。
しかし、中には構成を考えることに時間がかかる保育士さんもいるかもしれません。
その際はおたよりに記入したい内容を箇条書きにまとめ、優先順位を決めると、スムーズに作成できそうです。
また、過去の園だよりを参考にしたり、先輩保育士さんに頼ったりと、ひとりで悩みを抱え込まないようにしましょう。
書き出しの挨拶は文例集を活用する
毎月季節に沿った挨拶文を考えるのは時間や手間がかかるため、毎日忙しい保育士さんにとっては厳しい作業かもしれません。
そこで文例集やテンプレートをアレンジして活用すれば、一から文章を考える必要がなく、季節感の溢れる文面を用意できそうです。
季節の挨拶文や書き出しなどは、文例集をうまく活用して簡単に作成しましょう。
テンプレートを活用してレイアウトを工夫する
おたよりは園の楽しげな雰囲気が伝わるように、レイアウトを工夫するとよいでしょう。
最近はインターネットなどを活用すれば、無料でさまざまなテンプレートやイラストを取り込むことができるようです。
子どもの写真も掲載したり、かわいらしいイラストを挿入したりして、保護者にとって読みやすいおたよりとなるとよいですね。
保護者へのお願いや行事予定はわかりやすく書く
園生活や行事に関して、保育園からのお願いをおたよりで保護者に伝えることがあるかもしれません。
その際はポイントをまとめて箇条書きにしたり、短い文で分かりやすく伝えたりと工夫するとよいですね。
行事の日程や準備物があれば、園だよりを通じて早めに伝えるように心がけましょう。保護者に参加してもらうような行事の場合、仕事の都合をつけてもらえるよう、可能であれば年度初めに伝えられるとよいかもしれません。
担任の方などは、クラスだよりを毎月作成することも考えられます。上記のことを意識して、読みやすいおたよりとなるように工夫してみるとよいでしょう。
次に、おたよりの書き出しや挨拶文に活用できる、季節の文例集を紹介します。1月~12月と各月の文例を記載しているので、参考にしてみてくださいね。
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保育園のおたより文例集:4月・5月・6月
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新年度が始まったばかりの4月、5月、6月の挨拶文に使えるおたよりの書き出し文例をまとめました。
4月の文例集
4月のおたよりでは、入園や進級にちなんだ内容を書いて子どもの成長のよろこびを感じられる内容がよいかもしれません。
- ご入園、ご進級おめでとうございます。桜も満開になり、子どもたちの成長を見守っているようです。
- お兄さんお姉さんになり、新しいクラスにワクワクドキドキしている子どもたち。
- ポカポカ春の陽気のなか、子どもたちは元気いっぱい過ごしています。
新年度にあたる4月のおたよりには、担任保育士さんの挨拶文を入れるのもよいですね。
5月の文例集
5月のおたよりでは、入園や進級から1カ月が経ったことにふれるとよいでしょう。
- 新年度に入り、早1カ月が経とうとしています。子どもたちも新たな生活に慣れてきた様子で、元気に遊ぶ姿が見られるようになりました。
- 5月の爽やかな風で泳ぐこいのぼりのように、子どもたちも伸び伸びと遊んでいます。
5月の挨拶文の最後には、「連休中も子どもの事故などに十分注意をしながら、楽しくお過ごしください。」など配慮を加えた文を書くとより気持ちが伝わりそうです。
6月の文例集
6月のおたよりでは、梅雨の訪れを感じられる内容にして、雨の日の子どもの過ごし方がわかるような文面にするとよいでしょう。
- 初夏の汗ばむ梅雨の季節となりました。子どもの体調管理に気をつけながら過ごしたいと思っています。
- 保育園のあじさいもきれいに咲きました。子ども達はあじさいや雨にちなんだ製作遊びに取り組んでいます。
- 6月は雨の日が続きますが、保育室でできる運動遊びを楽しむなど雨の季節ならではの遊び方を取り入れようと思っています。
雨が続く6月には、長靴や雨具の扱いに関するお願いをおたよりで周知するとよさそうです。
また、6月4日は虫歯予防デーであるため、歯みがきの習慣などにふれた挨拶文を記載するとよいかもしれません。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録保育園のおたより文例集:7月・8月・9月
次に、真夏を迎える7月、8月、9月のおたよりの文例を見ていきましょう。
7月の文例集
7月のおたよりでは、夏祭りなどの行事に向けた内容や水遊びのことなどを書くとよいかもしれません。
- 太陽の輝く季節となりました。子どもたちは暑さに負けず、毎日元気に過ごしています。
- 毎日暑い日が続くので、子どもたちはプール遊びを楽しみにしながら登園しています。
- 毎年7月に行う七夕祭りを楽しみにしている子どもたち。行事にちなんだ製作をしながら、期待に胸を膨らませています。
行事の多い7月には、余裕をもって保護者の方に準備物のお願いをしておきましょう。
8月の文例集
8月のおたよりでは、熱中症や夏バテなど体調管理に気をつけることや控えている盆休みの過ごし方などを書くとよさそうですよ。
- 暑中お見舞い申し上げます。子どもたちは暑さに負けず、外で元気に遊んでいます。
- 夏本番。8月は熱中症にならないよう水分補給を充分に行うなど、体調管理に気をつけながら過ごしていきたいと思います。
- 盆休みでお出かけする際には、子どもから目を離さぬよう充分お気をつけください。
8月にはお盆休みで長期休暇を取る子どももいるかもしれません。
おたよりで早めの出欠連絡をお願いしておくとスムーズなやり取りができそうですね。
9月の文例集
9月のおたよりでは、季節の変わり目や秋の訪れを感じられる書き出しや挨拶文がぴったりです。
- 夏の暑さも少々やわらぎ、過ごしやすい季節となりました。
- 9月に入ってもまだまだ汗ばむ日はありますが、秋の虫の声が聞こえるなど季節の移り変わりを感じられるようになりました。
- いつのまにか夏が過ぎ去り、すっかり成長している子どもたち。
多くの保育園で運動会の練習が始まる9月は、子どもの頑張りをおたよりで伝えられるとよいでしょう。
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保育園のおたより文例集:10月・11月・12月
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秋が深まり、寒さが増す10月、11月、12月のおたよりの書き出しには、どのような文例があるでしょうか。
10月の文例集
入園進級から半年が過ぎる10月のおたよりでは、子どもの成長を感じられるような内容にするとよいでしょう。
- 公園には赤や黄色など色とりどりの落ち葉が舞い、秋の風情を感じられる季節となりました。
- 秋色の公園へ散歩に出かけると、子どもたちはどんぐりや枯れ葉などをよろこんで集めています。
- 10月になり、入園進級から早いもので半年が過ぎました。読書の秋やスポーツの秋、音楽の秋…あらゆる活動に意欲的に取り組んでいる子どもたちです。
遠足や作品展など、行事が増える10月には、おたよりでしっかりと日程や準備物を保護者に連絡しておくことが大切です。
11月の文例集
11月のおたよりでは、冬の感染症予防に関する呼び掛けなども文面に盛り込むとよさそうです。
- 秋が深まるにつれ日暮れの時間が早まってまいりました。
- 11月に入り、朝晩と肌寒さを感じる季節となりました。冬に向けて感染症の予防に細心の注意をはらうようにしましょう。
- 自然物を使った遊びを楽しみながら、秋の雰囲気を思う存分に味わっている子どもたちです。
冬が近づく11月、あらかじめおたよりで防寒具の用意をお願いしておくとよいですね。
12月の文例集
12月のおたよりでは、1年を締めくくる挨拶文を入れたり年末年始の過ごし方の注意点を書いたりするとよいでしょう。
- クリスマスやお正月などお楽しみの行事を控え、ワクワクしている子どもたち。
- あっという間に12月となり、今年も残り僅かとなりました。子どもたちもできることが増えて、とても成長をしたと感じています。
- 保護者の皆様には今年もさまざまなご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。
年の瀬である12月は、おたよりを通して一年のお礼を伝えましょう。
保育園のおたより文例集:1月・2月・3月
最後に、年度末が近づく1月、2月、3月のおたよりの書き出し文例をまとめました。
1月の文例集
1月のおたよりでは、新年を迎えた挨拶文を添えましょう。
- 明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。○○組で過ごす期間も残り3カ月となりましたが、今年も宜しくお願い致します。
- 寒さが身に染みる季節となりました。正月休みが明けて生活のリズムが崩れやすいこの時期、体調管理には充分に気をつけましょう。
- 地面の下にできた霜柱をサクサク踏んで歩くなど、冬の風情を楽しんでいる子どもたちです。
お休み明けで、体調を崩しがちになるため、家庭ではゆったりと過ごせるようお願いしておくとよいですね。
2月の文例集
2月のおたよりでは、雪の降る地域ならではの雪遊びの様子や、寒さに負けず園外保育を楽しんでいることなど、真冬でも元気な子どもの様子が伝わるようにするとよいですね。
- 寒さの厳しい季節となりましたが、子ども達は冬の外遊びを元気に楽しんでいます。
- 降り積もった雪でそり遊びや雪だるま作りなどをしながら、寒さに負けず元気いっぱいの子どもたち。
- 風邪やインフルエンザなどにかからないよう、予防対策をしながら体調管理に気をつけて過ごしましょう。
2月には懇談会や保護者面談を予定する保育園もあるようです。
早めにおたよりを使って日程調整のお願いをしておきましょう。
3月の文例集
3月のおたよりでは、1年間で成長した子どもの様子が伝わるようにするとよいでしょう。
- 進級を楽しみにしている子どもたち。今年度の締めくくりとなる残りひと月を、日々大切に過ごしたいと思っています。
- 暖かな春の訪れを感じられるようになりました。この1年で成長した子どもたちの姿に感動しています。
- 歌の練習をするなど卒園に向けて準備が進んでいます。最後まで子どもたちと素敵な思い出をたくさん作りたいと思います。
進級準備のお願いとともに、1年間の感謝を伝える挨拶文を添えることが大切です。
保育園の様子が保護者に伝わるようなおたよりを作ろう
今回は保育園でおたよりを書く際の書き出しや挨拶の文例などを紹介しました。
保育園では保護者に向けて、毎月の園だよりやクラスだより、給食だよりや保健だよりなど、さまざまなおたよりを作ることがあるでしょう。
書き出しの文例は紹介した挨拶文などを参考にして、季節感のある文章を書けるとよいですね。
また、近年ではパソコンでおたよりを作成することも増えているかもしれません。インターネット上では無料のテンプレートやイラストなどを活用すると、かわいらしいお手紙に仕上がりそうです。
子どもの遊びや製作、行事に向けて取り組んでいることなど、おたよりを通して保護者に保育園の様子を伝えていきましょう。

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