入園式にふさわしい先生の服装について知りたい保育士さんもいるでしょう。出席するにあたって、スーツやコサージュなどどんなものを選ぶとよいのか悩みますよね。今回は、先生の入園式の服装について、フォーマルとカジュアルスタイルをそれぞれ紹介します。あわせて、選ぶときのポイントもまとめました。
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■目次
入園式では先生としてどのような服装がよい?
保育園では、新年度を迎えてはじめての行事として、入園式を行うことでしょう。
普段は動きやすいカジュアルな服装が多いこともあり、入園式にどのようなスタイルで臨めばよいのか悩むかもしれません。
華やかな式の雰囲気に合わせて、おしゃれにコーディネートできるとよいですよね。
ただし、どのようなスタイルがよしとされているかは園の決まりや園長先生の方針によって異なるため、服装や髪形について主任や先輩保育士さんなどに事前に確認するようにしましょう。
入園式に適した先生の服装選びのポイント
先生が入園式に出席する際に気をつけたい服装選びのポイントをまとめました。
清楚な雰囲気にまとめる
園の方針に沿って春らしい清楚な雰囲気にまとめるとよいでしょう。
ただし、式典なのであまりくだけないように気をつけることが大切です。
なお、リクルートスーツはきちんとした印象がありますが、ビジネスシーンで着用するものであるため入園式にはふさわしくありません。
スカートを着用する場合は膝より下の丈にすると、落ち着いた雰囲気になるでしょう。
服装の色を考慮する
入園式の服装はパステルカラーでまとめると、明るく春らしい印象になるでしょう。
また、黒やグレーなどで統一しても、シックな雰囲気となりそうです。
赤や黄色など原色を使った服装は派手な印象を与えてしまうので、入園式では着用しないようにしましょう。
足元までコーディネートする
うっかり足元だけ浮いてしまうことのないよう、靴やスリッパ選びにも気を配りましょう。
服装をフォーマルにまとめても、上履きがスニーカーやカジュアルなサンダルだとバランスが悪くなってしまいます。
足元も基本は保育園の指定に従う必要がありますが、入園式の服装に合わせて落ち着いた色のパンプスやスリッパを揃えるとよいでしょう。
また、ストッキングにも気を遣うのがマナーです。網タイツや柄入りは避け、肌に近い色のベージュ系を選ぶようにすれば春らしく清楚にまとまりそうですね。
コサージュをつける
デザインがシンプルな服装でも、胸元にコサージュをつけることで品のある華やかな印象になるでしょう。
入園式で失敗しない、コサージュの色やおしゃれに見えるつけ方を紹介します。
華やかな色を選ぶ
お祝いの式典なので、白や淡いピンクなど明るい色のコサージュを選ぶとよいでしょう。
インターネット通販を利用すれば、デザインや種類が豊富なので、ほかの人とかぶりにくくオリジナルのコーディネートに仕上げられるかもしれません。
正しい位置につける
一般的に、コサージュをつける位置は左側とされており、胸より上につけることで華やかな雰囲気になるようです。
襟がある服装の場合、襟元につければ周囲の人の視線を高く集めることができるでしょう。
向きに注意する
コサージュのデザインによって、つけ方に注意する必要があります。
例えば茎がついている場合などは向きを確認し、きれいに見える位置を確かめましょう。
【フォーマル】入園式にふさわしい先生の服装
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保育園の入園式では、祝いの場にふさわしいスタイルが望ましいでしょう。まずは、フォーマルな服装を紹介します。
セレモニースーツ
冠婚葬祭に着回せるセレモニースーツはハレの日にピッタリで、先生としての清楚な雰囲気を演出できるでしょう。
レンタルも可能であるため、毎年特別な1着を借りてアレンジを楽しむのもよいかもしれません。
2ピースのスーツ
色はライトグレーやベージュなどの明るい色でコーディネートすると、春らしい印象に仕上がるでしょう。
ジャケットの中に着用するシャツやブラウスは淡い水色やピンク、白色などを選ぶと、顔色が明るく見えるかもしれません。
ワンピースとジャケットのスーツ
ワンピースとセットアップになったスーツだと、プライベートで少しお洒落をしたいときにも着回せるかもしれません。
ただしあくまでも式典なので、カジュアルすぎるデザインのものを選ばないように注意しましょう。
パステルカラーであれば明るく好印象を与えられそうですが、保育園によっては黒やグレー系を指定している場合もあるようです。そのため、事前に確認したうえでメインカラーを決めるとよいですね。
【カジュアル】入園式にふさわしい先生の服装
次に、きちんとした印象を与えながら、少しカジュアルなエッセンスを加えた服装を紹介します。
ブレザー
何か羽織りたいときは、カーディガンを避けブレザーにするときちんとした印象を保てるかもしれません。
インナーは白いシャツやブラウスを選べば、落ち着いた装いなりそうですね。
パンツ
スカートでなければいけないという縛りがなければ、テーパードパンツなどきれいめのスラックスブレザーなどを合わせるスタイルもよいでしょう。
丈が短いと幼稚な印象につながってしまうおそれがあるため、ロング丈のコーディネートをするとよいですね。
カジュアルなアイテムでも、色を黒やグレーなどにすれば入園式にふさわしいきちんとした印象を与えることができるかもしれません。
保育園の先生として、入園式にふさわしい服装を選ぼう
今回は、保育園の入園式にふさわしい先生の服装について紹介しました。
新年度は、新たな環境で子どもも保護者もドキドキしていることでしょう。
入園式では、優しい印象を醸し出せるよう、春らしいパステルカラーでまとめるとよいかもしれません。
園ごとに規定があるかもしれないため、服装についてのルールを確認しながらコーディネートを決めるようにしましょう。
また、服装に合わせた髪型も大切です。肩より長い場合はひとつにまとめるなどして、顔周りが暗い印象にならないように気をつけましょう。
子どもたちが、新しい保育園生活に期待感を持てるよう、華やかな第一印象を演出できる入園式スタイルで臨めるとよいですね。