こんにちは!!おーせです!!
桜が散り、薄緑の葉がいっぱいの散歩道
田んぼには水が張られ、オタマジャクシが元気いっぱいに泳いでいます
GWはどんな風に過ごしましたか?
連休明けで登園すると・・
泣いてしまう子どもは多いですね
今日は子どもの涙に、保育士がどんな対応をするのかじっくり考えてみました
おーせの場合・・?
泣くのなら やむまで待とう 子どもたち?(誰やねーん!!笑)
てなわけで 笑
気持ちの折り合いがつくまで「とことん泣いていいのよ!!」
っという心構えで子どもたちと向き合います
泣いている子どもに・・・
「泣かないの!!!」
っというのは・・
葬式で泣いている人に
「泣くんじゃない!!」
といっているのと同じぐらい酷だと思うので・・
泣いている子どもに必要なことって・・・
「泣きやむまで寄り添ってくれる存在」じゃないのかなぁ・・と思います。
寄り添うといっても・・必ずしもぴったり横にくっついて抱きしめることではありません。
ちょっと離れたところで見守る事だったり
様子を見ながら声をかけていく
そんなことも寄り添うということだと思います
体に寄り添うのではなく心に寄り添うのです
子どもは泣きながら何をしているのかといったら、”気持ちの訴えと”
“気持ちの折り合いをつけている” のではないでしょうか。
例えば、友だちと喧嘩になった
朝お母さんと離れて寂しい
転んでびっくりして泣いている
思い通りにならない、などなど・・・
涙の理由にはいろいろあって
年齢ごとにもちろん違います
子どもは大人と違い、
自分の気持ちを伝える言葉が圧倒的に少ないのです
唯一自分の気持ちを表す手段として泣いているのだとしたら、そこに寄り添って見守って共感していって・・
そんな保育士の姿勢がすごく大切だと思います
だから無理に泣きやませようとはしません
泣きたいときは泣けばいいし、気が済むまで涙は出していいと思います
ただ、ただね、ほったらかしは絶対にNG!!
「泣きたいなら泣いていればいいじゃん!!」
なぁんて感情的に声をかけたら、間違いなく子どもはヒートアップすると思います
子どもを無理やり泣きやますことはしませんが、そのかわりに気持ちの切り替えができるような促しはどんどんします。
現状の把握→共感→促し→見守り
っといった具合でしょうか
例えば、おかあさんと離れて悲しい時なら
「そうだよね、寂しいよね。でも大丈夫だよ!!今日のごはんカレーだって!!たくさん食べてお昼寝でぐっすり寝ると、おかあさん迎えに来る時間になるよ!」
と声をかけます。
「寂しいよね」と共感を示したあと、子どもに真っ先に伝えるのは「大丈夫だよ!!」
という、安心できるよう促す言葉です
泣いていたっていいんです
それは悪い事じゃないから
そして一日に希望が持てるような言葉をかけます
泣きやまなくて過呼吸になりそうな場合は、そうなる前に少しお茶を飲んでみたり、新鮮な空気を一緒に吸ってみたり・・・
保育士として一人ひとりの子どもと向き合うのは本当に難しいです。
だからこそどんな子どもでも対応できるような保育の引き出しをたくさん持っていたいなぁとつくづく思います。
もしも、子ども同士のけんかで涙がでたら・・?
これについてはまた今度じっくり話したいと思います。
では!今日はこの辺で!!
■ライタープロフィール
おーせ
保育士/全米ヨガアライアンスRYT200保持者
フジテレビ「あいのり」に出演後、LAに渡米。2010年に男の子を出産。
子育てをしながら、保育士資格を取得。現在は保育士として現場で活躍中
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