保育士から異業種に転職して新たな一歩を踏み出したい!という方もいるでしょう。今の環境を変えてキャリアチェンジすることで仕事へのモチベーションがupするかもしれません。今回は保育士から異業種に転職しやすい職場15選を紹介します。転職するメリット・デメリット、退職時の注意点や面接対策まで詳しくまとめました。
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保育士から異業種への転職は難しくない!
このまま「保育士」という仕事を続けるべきか悩みを抱える方はいませんか?
専門性の高い保育士という職種から違う仕事に転職するのは、勇気がいりますよね。ただ、保育士さんは子どもたちのお世話や遊びのサポート、事務作業、行事の企画・運営など、幅広い業務を扱う仕事です。
そんなマルチタスクを日々こなしている保育士さんは異業種に転職してもきっと大丈夫!
今まで培ったスキルや経験を活かすためにはどんな職場を選べばよいのか、考えてみることが大切です。
そもそもなぜ保育士さんが異業種に転職しよう思うのか、その理由について詳しく見ていきましょう。
保育士さんが異業種への転職を考える理由
2022年の東京都保育士実態調査報告によれば「保育士退職意向の理由」は以下の通りです。
保育士退職意向の理由ランキング
| ランキング | 理由 |
|---|---|
| 1位 | 給料が安い(61.6%) |
| 2位 | 仕事量が多い(54%) |
| 3位 | 労働時間が長い(35.4%) |
| 4位 | 職場の人間関係(30.1%) |
| 5位 | 他業種への興味(28.9%) |
| 6位 | 職業適性に対する不安(24.3%) |
| 7位 | 保護者対応の大変さ(22.1%) |
| 8位 | 健康上の理由(21.8%)※体力含む |
| 9位 | 子育て・家事(19.8%) |
| 10位 | 自身の昇格などのキャリアアップが見通せない(16.7%) |
※複数回答可
出典:2022年度東京都保育士実態調査結果/東京都福祉保健局約6割の保育士さんが「給与が安い」ことへの不満を抱えて保育士を辞めていることがわかります。
確かに保育士は「給与の低さ」や「労働時間が長い」などマイナスなイメージが多いよう。
その一方で、責任の重い仕事を任されていることで労働環境に疑問を感じてしまう方もいるでしょう。
このように、労働環境に不安を抱いてしまうと継続して勤務するべきか、迷ってしまいますよね。
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保育士から異業種へと転職した場合のメリット・デメリット
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保育士から異業種へ転職したときのメリットやデメリットを考えてみましょう。
メリット
・仕事へのモチベーションが上がる場合がある
・シフト制から固定勤務(勤務時間9時〜18時など)になるケースがある
・リフレッシュできる可能性がある
・収入upが期待できる
・新しいスキルや経験が身につく
保育士の仕事を通して疲労が蓄積されている方は、異業種への転職を通して心身の負担が軽減され、仕事に対してのモチベーションが上がる可能性があります。
また、新しい職場でチャレンジすることで、前向きな気持ちで仕事と向き合えるケースもあるでしょう。
デメリット
・内定を獲得するのに難しい職種がある
・新しい職場に慣れるまで時間がかかる可能性がある
保育士の経験を活かせる職場もある一方、全く関係のない仕事の場合は、いちからキャリアを積み上げる必要があるでしょう。
また、待遇についても新卒と同じ給与からスタートするケースもあります。
「やっぱり転職しなければよかった」と後悔しないよう、きちんと自分の考えを整理したうえで転職先を探すとよいですね。
保育士の資格を活かせる!保育園以外の職場
保育士の資格を活かして保育園以外の職場へ転職したい場合、どのような転職先を選べばよいのか詳しく紹介します。
病院内保育所
病院内の保育所は、その病院で勤務しているお医者さんや看護師さんの子どもを預かる施設です。
病院内や病院に併設されており、一般的な保育園とは違った雰囲気で仕事ができるでしょう。
主に少人数制で、じっくり子どものお世話ができるのも魅力のひとつ。
大病院が院内保育所を運営している場合は、その病院の水準に合わせて給与や福利厚生が設定されている場合もあり高待遇が期待できます。
病院内の保育所を紹介してもらう企業内保育所
企業のオフィス内や企業に併設された保育施設で働く方法もあります。
小規模でゆったりとした保育ができ、運動会やお泊まり会などの大きな行事がない施設も多いよう。
お休みは企業の定休日に合わせるため、毎週「土日」が休日になるというケースもあります。
企業内保育所を紹介してもらう本社勤務
本社勤務は、保育園の事務作業や採用などさまざまな業務を担う運営をサポートする仕事です。
時には、系列園に保育士としてヘルプで呼ばれることもあるかもしれません。
デスクワークに取り組みながら、子どもと接することもできる仕事として、人気が高い職種といえそうです。
本社勤務を紹介してもらう児童発達支援施設
児童発達支援施設は、障がいのある0歳〜6歳児までの子どもに寄り添いながら、療育を行う仕事です。
個別の計画を立て、保護者と協力しながら生活や遊びのサポートを行うため、やりがいを感じられる場面も多いでしょう。障がい児の療育に興味のある方は、転職先の選択肢として考えてみましょう。
児童発達支援施設を紹介してもらう放課後等デイサービス
障がいのある6歳〜18歳までの子どもの療育を行なうのが、放課後等デイサービスです。
※条件によって20歳までの療育の可能性もあり
個別の計画を立て、子どもの自立に向けてさまざまなサポートを行います。
長期的に障がい児の成長を見守りたい、じっくり関わっていきたいという方にはぴったりな職場ですね。
放課後等デイサービスを紹介してもらう児童館
児童館は、放課後や夏・冬休みの長期間のお休みに、小学生以上の子どもを預かる施設です。
夏祭りやクリスマス会といった行事の企画や運営などを行ない、子どもたちが楽しく過ごせるようにサポートします。
未就学児を中心に預かっていた保育士さんにとって、児童館は新たな経験を詰めるチャンス!
6歳以上の子どもと関わることで、さまざまな発見がありそうですね。
児童館を紹介してもらう幼児教室
保育士経験を活かし、幼児に向けたダンス、英語、ピアノ教室などの講師として働くのも選択肢のひとつでしょう。
幼児教室にはさまざまな種類があるため、自身の得意分野を活かせるかもしれません。正社員求人もあれば短時間のパート求人もあるので、求人情報をしっかりと探してみるとよさそうです。
幼児教室を紹介してもらうベビーシッター
保育士の新たな選択肢として注目されるベビーシッター。
少人数での保育、より家庭と密接した保育をしたい人に向いているのではないでしょうか。
場合によっては、ご自身のプライベートに合わせた働き方も可能かもしれませんよ。
ベビーシッターを紹介してもらう託児スタッフ
保育園や幼稚園での激務に耐えられず退職する場合、転職先のひとつとして多いのが託児所ではないでしょうか。
託児といっても働く場所の選択肢はさまざまです。
ホテル、ショッピングモール、美容室、歯医者さんなど、保育をしながら全く別の業界を知ることができるかもしれません。
託児スタッフとして働いてみたい保育士の経験を活かせる!異業種の職場
保育経験を活かせる異業種の職場を紹介します。
事務
事務職も選択肢のひとつでしょう。業界的に今後はより一層、電子機器で情報処理を行うICT化が進んでいきます。
パソコン操作が得意な方、コツコツ作業にとりくむのが得意な方は、これまでの業務経験も活かしながら働けそうですね。
保育事務として働いてみたい介護
介護士は、人手不足や低賃金など保育士の労働条件と似ている部分も多くあるでしょう。
しかし、保育士と同じ福祉の分野であり人の役に立つ、やりがいのある仕事でもありますね。
営業
営業は、さまざまな場所に訪問する体力、相手と良好な関係を築く対人スキルなどが必要でしょう。
大変そうなイメージがあるかもしれませんが、保育士も、他業種の人から見たら同じように大変な仕事に思われているでしょう。
必要なスキルが似ている分、保育士を頑張ってきた経歴が、採用活動で有利に働くかもしれませんよ。
IT関連
パソコンで保育日誌や指導案などを作り、ドキュメント作成や表計算ツールなどを取り扱うスキルが身についた方はIT関連への転職も考えてみましょう。
中には、人と接することが少ない職場もあるため「人間関係に疲れた…」という保育士さんには特に向いているかもしれません。
やっぱり保育士資格を活かして働く保育士から異業種への転職:退職時の注意点
退職を決意したら後任の人選や引継ぎなどが必要になるため、早めに退職の意思を伝えることが大切です。
保育士さんの中には来年度の進退の意向調査が行なわれる9月〜10月に、退職の意向を伝える方が多いでしょう。
ただ、年度途中に退職したいと考える場合もありますよね。
各園で退職以降を伝える期間が決められているケースもあるため、園の就業規則を確認するとよいでしょう。
また、法律上は2週間前までに退職を申し出ればよいという規定があるので、早めの転職を考えている方はその点もおさえておくとよいですね。円満退職の秘訣を知りたい方はこちら。
保育士から異業種への転職対策
保育士から異業種へ転職する際に必要な対策を紹介します。
履歴書・経歴書作成の場面
履歴書や経歴書は自分自身をアピールするチャンスです。
転職する意思があることを前向きな気持ちで伝えることが大切です。
書類の書き方に悩んだ場合は、自身の経験やスキルを箇条書きにしてから文章でつなげると、アピールポイントを簡単にまとめられるかもしれません。
また、志望動機や自己PRの欄は半分以上を埋めて空欄にならないように注意しましょう。
保育士さん向けの履歴書の作成方法はこちらをご覧ください。保育業界向けですが、異業種への転職の際も役立つポイントがありますよ。
面接の場面
転職のときに特に心配になるのが、面接対策ですよね。
面接では保育士の経験を活かして、新しい職場で取り組めることを前向きに伝えられるとよいですね。
笑顔でハキハキ話すことを意識して、面接官の話をきちんと聞く姿勢を見せることも大切です。
在職中の方は多忙でなかなか面接の練習する時間がないかもしれませんが、面接で聞かれそうな質問への答えを用意して、しっかり練習しておきましょう。
保育士さん向けの面接対策はこちら。
保育系の職場への転職の際は、活用してみてくださいね。
保育士の面接対策を相談したい 出典:2022年度東京都保育士実態調査結果/東京都福祉保健局 出典:参照条文等/厚生労働省保育士から異業種への転職を考えてみよう
保育士として頑張った経験は、保育以外のさまざまな分野で活かすことができるでしょう。
異業種転職や現在の園で働くことに迷っている場合はぜひ一度、保育士バンク!にご相談くださいね。
あなたらしく働ける職場がきっとあるはず!あなたが培ったスキルや経験を活かせる職場をいっしょに探していきましょう。



















































