「子供と関わる仕事に就きたい」という想いを抱く方はいませんか?主に保育園や幼稚園などを思い浮かべますが、子供や赤ちゃん接することができる職場はたくさんあります!今回は、子供と関わる仕事30選を紹介!無資格でも活躍できる職場もまとめました。子供と関わる仕事に向いている人の特徴も、あわせてお伝えします。
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■目次
子供と関わる仕事には何がある?
「子どもが好き」「赤ちゃんと接することが楽しい」という方は、子どもと関わる仕事に興味を持つこともあるでしょう。
かわいい子どもたちとふれあいながら仕事に就ければ、やりがいを感じられそうです。しかし「なりたい」との想いだけで就ける仕事は少ないかもしれません。
まず、子どもや赤ちゃんと関わる仕事を選ぶ際は以下のポイントを抑えることが大切です。
- 保育士資格や幼稚園教諭、子育て支援員など職場によって必要な資格がある
- 専門資格がない場合は「無資格OK」「現場未経験OK」などの求人情報のチェックが大切になる
- 保育園や幼稚園以外の職場も把握して、自身が興味のある仕事を見つける
保育士などの専門資格がなくとも子どもと関われる職場はたくさんあります!
産前・産後ケアスタッフやキッズドライバータクシー、不登校支援など新たな仕事も注目されているのでどんな職場があるのか確認しましょう。
乳児(0歳~1歳児)、幼児(1歳~6歳児)、小学生以上(6歳児以上)子どもの年齢別に仕事をまとめました。
子どもと関わる仕事の一覧はこちら。
乳児(0歳~1歳児)と関わる仕事
幼児(1歳~6歳児)と関わる仕事
小学生(6歳児以上)と関わる仕事
【乳児(赤ちゃん)編】子供と関わる仕事
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主に0歳児~1歳児の子どもに関わる仕事をまとめました。
ベビーシッター
ベビーシッターは保護者に代わって利用者の自宅で子どもを預かります。
乳児を預かることが多く、オムツ替えやミルク、離乳食のサポートなどを行ないます。1対1または1対2など少人数の子どもに対応するため、家庭的な環境でゆったりと保育できそうです。
保育士の資格があれば重宝されますが、無資格の方を受け入れている場合もあります。
また、ベビーシッターの資格を取得して、派遣会社やマッチングサービスに登録する方法も!自分の都合にあわせて副業のひとつとして働ける仕事かもしれません。
そんなときはKIDNAシッターにご相談くださいね。あなたのご都合にあわせてお仕事スケジュールや料金の設定が可能です。短時間から働けることができるのでたくさんの子育て中のママも活躍していますよ♪
ベビーシッターに興味がある>
産前・産後ケアスタッフ
産前・産後ケアスタッフは、赤ちゃんが産まれた家庭をサポートする仕事です。
各家庭に訪問し、乳児のお世話や家事・掃除のサポートを行ないます。
保育士や看護師、ベビーシッターの資格などが求められ、子育て中の方も活躍しています!
無資格の方向けに研修制度が用意されていたり、産後セラピスト資格の受講をサポートしたりする場合もあるようです。
チャイルドボディセラピスト
赤ちゃんの手や足に触れながらベビーマッサージをする他、ママへのマッサージ指導なども行なうようです。
個人で開業することが多く、子育て支援施設やマッサージ教室やイベントなどに出向いて仕事を行なうことが多いかもしれません。
保育士以外で別の資格を取りたいという場合にも、候補としてよいですね。
乳児院スタッフ
乳児院とは、さまざまな事情により保護者のもとでの生活が難しい1歳未満の乳児を預かる施設になります。働くには、医師や保育士、看護師、栄養士、調理師、児童指導員などの資格が必要になります。
乳児院は全国各地にあるため、「赤ちゃんのお世話をしたい」「0歳児中心に深く関わりたい」という方は乳児院での勤務を考えてみるとよさそうです。
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産科医院
産科医院では、妊娠・出産のサポートや乳児のお世話を行ないます。働くためには医師や助産師、看護師などの資格が必要になります。
ただ、看護助手として哺乳瓶の消毒作業やシーツ替えなどの仕事を行なう場合は「資格なし」「未経験OK」といった場合もあるようです。病院の給与水準によっては好待遇が期待できるケースもあります。
【幼児編】子供と関わる仕事
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主に1歳児~6歳児の子どもに関わる仕事をまとめました。
保育園運営会社
保育園の事務作業や採用、環境整備などさまざまな業務を担い、運営をサポートします。働き方としては、総合職保育士やスーパーバイザーなどがあります。
系列園に保育士としてヘルプで呼ばれることがあるため、子どもと関わる場面も多いようです。デスクワークに取り組みながら、子どもと接することもできる仕事として人気が高い仕事ですね。
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子どもイベント企画会社
子どもイベント企画会社とは、商業施設やスタジアムなどでイベントを開催する一般企業です。
お仕事体験や工作教室など子どもたちが楽しめる企画を立案して運営するため、やりがいを感じることも多いようです。保育園や幼稚園などで子どもと接した経験があれば、転職する際に有利かもしれませんね。
子ども食堂運営スタッフ
子ども食堂は、子どもたちに温かい食事や居場所を提供する取り組みのひとつです。子どもたちに食事を用意したり配膳したり、ときには遊び相手になったりすることもあるでしょう。
アルバイトを募集するケースもありますが、ボランティアとして活動することが考えられます。参加することでさまざまな子どもたちとふれ合う経験を積むことができそうです。
キッズタクシードライバー
キッズタクシードライバーは赤ちゃんの検診の送迎や子どもの習い事の送迎など、赤ちゃんや子どもの移動をサポートする仕事です。
赤ちゃんの検診時や病院の送迎にタクシーを使うご家庭は多いようなので、安全運転を心がけながら気配りをすることが大切になりそうです。車の運転や子どもと関わることが好きという方にはぴったりな仕事ですね。
保育園
保育園とは、働く保護者の代わりに0歳~6歳児を預かる保育施設で、子どものお世話や遊びの指導・援助を行ないます。
基本的には働くために保育士資格が必要になりますが、保育補助として働く場合は無資格OKの園もあります。
保育士資格の取得には保育士養成校を卒業する方法と国家試験に合格する方法の2通りがあります。
また、保育士よりも比較的取得しやすい「子育て支援員」の資格を取得して働く方もいます。
子育て支援員は都道府県または市町村が実施する研修を修了し、認定されることで取得できます。
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高齢者施設が併設された保育園
高齢者施設と保育園が併設された施設があります。
介護職に興味がある保育士さんは介護の業務についても学ぶことができ、スキルアップにつながりそうです。
子どもとお年寄りがふれ合えるイベントを企画することもあるようです。
子どもとお年寄りの交流ができるようにサポートしたいという方は向いているでしょう。
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幼稚園
幼稚園は満3歳・4歳・5歳の子どもを預かる施設です。子どもの預かり時間が4~5時間と保育園よりも短く、「土日休み」「夏休み・冬休みあり」など休日が多いため、働きやすさを感じることがありそうです。
音楽や英語、芸術など園それぞれの特色を活かした「教育」を行なうことが特徴です。
働くには幼稚園教諭免許が必要になりますが、中には資格がない方が保育補助として勤務できるケースもあるようです。9時~15時の日中の時間帯で短時間のパートを雇用する園も多いため、子育てママに人気がありそうです。
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認定こども園
認定こども園とは、保育園と幼稚園の両方の機能を併せ持った施設で、0歳児~6歳児までの子どもを預かります。
保育士資格のみでも勤務可能ですが、幼保連携型の認定こども園で働く場合は、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を持つ保育教諭の資格が必要になります。
経営が安定しているため、長期的な働きを希望する方にはぴったりな職場ですね。
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企業型保育所
企業内保育所とは、企業内や会社の近隣に設置された保育所のことを言います。主に保育士資格を取得している方が働いていますが、無資格でも補助として雇用する園もあるようです。
利用者の多くは企業の従業員となりますが、地域の子どもを受け入れるケースもあります。
少人数の子どもとじっくり関わることができ、アットホームな雰囲気で子どもたちと接することが可能でしょう。企業の休業日にあわせて休めるため、「土日休み」の施設が多いかもしれません。
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院内保育所
病院内保育所とは、病院やクリニックで働くスタッフの子どもを預かる施設です。主に0歳~6歳の子どもの生活全般のサポートや遊びの援助などを行ないます。
働くためには基本的に保育士資格が必要となります。定員数が少ないため、少人数の子どもと関わりたいという方にはぴったりな仕事かもしれませんね。
地域によっては院内保育所が少ないところもあるため、求人を確認してみましょう。
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児童発達支援施設
児童発達支援施設とは、小学校就学前までの障がいのある子どもたちが通う施設です。働くためには児童発達支援管理責任者や児童指導員、保育士資格が必要となるでしょう。
子どもの日常生活の自立支援や言語などの機能訓練、遊びの指導などさまざまなサポートを行ないます。
障がいのある子どもの発達や成長を支えたいという方は、児童発達支援施設で働くことを考えてみるとよいでしょう。
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幼児教室
幼児教室は、英語や音楽、アートなどさまざまなプログラムに沿って子どもたちに学ぶ機会を提供する施設です。資格が不要な場合もありますが、幼稚園教諭免許や保育士資格があると就職しやすいかもしれません。
海外教育を取り入れるなど珍しいプログラムを展開する教室もあるようなので、働き方の選択のひとつとして考えてみるとよさそうです。
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歯科医院や美容院などの託児スタッフ
子どもと関わる仕事の中には、歯科医院や美容院などの託児スタッフとして働く方法もあります。基本的には保育士資格が必要ですが、無資格の募集もあります。
一時的に保護者の代わりに子どもを預かるため、幅広い年齢の子どもたちと接する機会があるでしょう。基本的に外出することはなく、室内で遊びのサポートなどを行ないます。
比較的働き方の自由度が高く、ネイルOK・髪色自由などの施設もありそうですね。
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子ども服・玩具などの販売員
子ども服や玩具の販売員も子どもと関わる職業のひとつでしょう。保護者の方と話す機会も多く、幅広い年齢の子どもたちと接することができそうです。
アパレル関係に興味のある方などに向いている仕事かもしれません。販売店なので土日の休みは少ない場合があるでしょう。
写真館スタッフ
写真館スタッフは訪れたご家族やお子さんの写真撮影のサポートを行なう仕事です。子どもたちが笑顔になるよう、ぬいぐるみで話しかけたり歌をうたったりさまざまな工夫をすることでしょう。
保育園で勤務した方の中には保育士以外の仕事を見つけたいという場合もあるかもしれません。一時的に子どもたちと働きやすいかもしれませんね。
雇用形態はアルバイトやパートが多いようですが写真館などの運営に興味がある場合は、正社員としての勤務を視野に写真家としての活躍も考えるとよいですね。
【小学生以上編】子供と関わる仕事
続いて小学生以上の子どもと関わる仕事をまとめました。
小学校
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小学校は6歳~12歳の子どもたちの義務教育の場です。働くためには小学校教諭の免許を取得する必要があるでしょう。学童期の子どもたちの成長を近くで見守り、国語や算数、理科、社会、英語などさまざまな学習の授業を行ないます。
小学校教諭は公務員資格となるため、免許を取得する際は難易度が高いかもしれません。ただ、定期的に給料がアップするため、安定した生活を手に入れることができそうです。
小学校教員のICTサポート員
小学校ではタブレットやPCを活用した授業が増えており、ICTのスキルを活かせるサポート員が活躍しています。
主にタブレットやPC授業の準備、授業に関する提案、進行役の支援を行ないます。
ICT支援員という資格があると就職に有利ですが、無資格でもパソコンやタブレットの操作に詳しい方を積極的に採用する企業もあります。
ICTの仕事に興味があり、子どもと関わりたい方は仕事の選択肢として考えてみるとよさそうです。
不登校支援
何らかの理由で学校に行けない不登校の子をサポートする仕事もあります。
オンラインのフリースクールで子どもが興味のある分野をいっしょに探したり、登校に向けて家庭相談にのったりと業務形態はさまざまです。
不登校の子どもの支援に取り組みたいという方は、コミュニケーション能力や自分の得意分野のスキルを活かしてやりがいをもって働けそうです。
児童館
児童館は、その地域の家庭に向けた子育て支援、子どもの遊びや生活のサポートなどを行なう施設です。
対象年齢は18歳未満なので、多くの子どもと接することができるでしょう。
働く際は保育士資格や幼稚園教諭免許、社会福祉士資格、教員免許状などが必要になりますが、中には「無資格」「未経験OK」という施設もあるようです。ただ、正社員での勤務を希望する場合はいずれかの資格の取得が必須となるでしょう。
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放課後等デイサービス
放課後等デイサービスとは、特別支援学校などに通う6歳~18歳の障がいのある子どもが利用する施設です。
働くためには、保育士や児童福祉士、社会福祉士などの資格が必要になるでしょう。ただ、求人の中には無資格や未経験OKと記載している場合もあるようです。
子どもたちが自立した日常生活を送るための機能訓練や活動などをサポートします。必要に応じて学校から施設への送迎などを担うケースもあるようです。
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児童養護施設
児童養護施設とは、何らかの事情で保護者と生活することが困難な18歳までの子どもが入所する施設です。児童指導員や保育士、家庭支援相談員、看護師や栄養士など専門的な資格の取得が必要でしょう。
職員は保護者の代わりに生活全般のサポートや自立支援、遊びの指導などを行ない、成長を見守っていきます。
子どもたちと深い信頼関係を築くことからやりがいを感じる場面も多いことでしょう。
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図書館スタッフ
子どもと関わる仕事の中には図書館で働くという選択肢もあります。勤務するためには司書の資格の取得を求められますが、資格がなくても働ける施設もあるようです。
図書館には本を借りにたくさんの子どもが来館することでしょう。絵本の読み聞かせ会などを開催する施設も多く、「本が好き」「子どもが好き」という方は楽しく働くことができそうです。
アミューズメント施設・テーマパーク
テーマパークやアミューズメント施設も子どもと関わることができる仕事のひとつですね。
珍しい働き方ではありますが、幅広い年齢の子どもたちが訪れるため、ふれ合う機会が多いでしょう。ときには子ども向けイベントの企画・運営を任される場合もあるかもしれません。
塾
小学生以上の学習指導に興味がある方は、塾の講師として勤務する方法もあります。働く際に「資格不問」といった塾もありますが、教諭の免許状があれば転職時などに役立ちそうですね。
「勉強が好き」「子どもたちの学びをサポートしたい」という方は勤務先のひとつとして考えてみましょう。最近はオンラインの塾もあることから、自身に合った働き方を探してみるとよさそうです。
習い事教室
得意分野があれば、水泳やリトミック、ピアノ、ダンスなど専門分野を教える教室で働いてもよいでしょう。子どもたちと関わる中で技術の習得をサポートできるため、やりがいを感じる場面も多いかもしれません。
自身の興味や特技を活かした勤務先を探してみるとよさそうです。
子供と関わる仕事に向いている人の特徴
子どもと関わる仕事についてみたいと考えても「自分は向いているのかな?」と不安になる方もいるでしょう。
子どもと関わる仕事に向いている人の特徴は以下の通りです。
- 子どもや赤ちゃんが好きで関わることが楽しいと感じられる
- 真面目で責任感がある
- 相手の立場になって物事を考え、思いやりの気持ちを大切にできる
- 健康的で体力に自信がある
子どもや保護者の方と関わる中で、細かな気遣いや気持ちの切り替えが必要となる場面は多いかもしれません。
ちなみに保育士バンク!のインスタグラムのフォロワーの方に「保育士に向いている人はどんな方か」と調査をしたところ、保育士さんからは以下の回答が多く集まりました!
保育士さん
保育士に向いている人といえば・・・
「子ども好き」
「メンタルが強い」
「効率的に業務をこなせる」
何よりも子どもが好きという想いが大切です!
仕事量が多い職場もあるため、仕事を効率的に進められることも重要になりそうです。
ただ、「どんなに仕事が大変でも子どもの笑顔を見れば頑張れる!」という方もたくさんいるため、子どもと関わる仕事に就きたい!という方はその熱意や想いを大切に、自分が興味ある仕事を見つけられるとよいですね。
子供と関わる仕事に就いてやりがいを感じよう
子どもと関わる仕事は保育園や幼稚園、小学校など代表的なものだけでなく、さまざまな選択肢があるため、どんな職場があるのか確認することが大切です。
また、「一般企業同等の給料が欲しい」「0歳児中心で赤ちゃんと関われる職場で働きたい」などといった希望がある場合は、まず自身の優先条件を明確化して勤務先を探してみましょう。
保育士バンクでは、保育園や小規模園の他、放課後等デイサービスなど子どもと関わるさまざまな職場を紹介しますのでお気軽に相談ください。
「子どもが好き!」という気持ちを大切にして新しい働き方を探していきましょう。
まずはお持ちの資格を教えてください