保育士さんの悩みでよく聞かれるのが職場の雰囲気の悪さ。ギスギスした空気があって居心地が悪かったり、忙しくてイライラしたりと職員同士気持ちに余裕がなくなることもありますよね。中にはせっかく保育士になったにも関わらず「辞めたい」と感じる方もいるよう。今回は、職場の雰囲気が悪い保育園の特徴や保育士さんの悩みをまとめました。
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■目次
職場の雰囲気が悪い保育園には理由がある
職場の風通しがよくないことにお悩みの保育士さんは多いのではないでしょうか。
「忙しくてコミュニケーションが取れていない」「みんなどことなくイライラしている」など園によって状況はさまざまですが、どんな職場でも人間関係の悩みは尽きないもの。
ただ、保育士はチームワークが大切な仕事のため、職員同士がギスギスした関係だと働きづらさを感じてしまいますよね。
今回は職場の雰囲気が悪いと悩む保育士さんに向けて、考えられる原因と解決方法を探す手立て紹介します。
職場の雰囲気が悪い保育園の特徴(1)職員の配置人数に問題がある
職場の雰囲気が悪い園では子どもを見る保育士の数が少なく、気持ちに余裕がなくなっている方が多いかもしれません。
- 職員が少ないため、常に気を張っている
- ケンカや怪我の発生が多く、つい声を荒げてしまうことが多い
- 忙しいときは「私はこんなに動いてるのに!」と組んでいる保育士さんにイライラの感情が向いてしまう…
など、職員の目が少ないがゆえにピリピリした雰囲気になりがち。
まずは、クラスの現状を園長先生や主任保育士さんに相談し、忙しい時間帯だけでもフォローに入ってもらえるようお願いしてみてはいかがでしょうか。
大人の人数が増えれば、子どもたちを落ち着いて見守ることができ、職員全員が気持ちにゆとりを持てるかもしれません。
また、人手不足が慢性化している園に勤められている方は人員配置に余裕がある園への転職を検討してみるのも一つの手段です。
ただ、中には「人手が足りていないからこそ、園を辞めづらい…」と悩みを抱えることもありますよね。そんなときはまず、保育士バンク!にご相談ください。転職しようか迷っている保育士さんからのお問い合わせもたくさん承っております。
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職場の雰囲気が悪い保育園の特徴(2)保育士一人が抱える仕事量が多い
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任される仕事が多すぎて毎日クタクタになってしまうという事情も職場の雰囲気に影響するのではないでしょうか?
- 書類や製作物の数、修正の量が多い…業務バランスがおかしい!
- パートで勤務時間が短いにも関わらずクラスリーダーに!毎日残業続きでつらい…
など、保育士さんそれぞれの負担が大きすぎると、疲れが溜まってしまい全体的に人手が足りていないからこそ、園を辞めづらい…活気がなくなってしまうもの。
これまで同じやり方で続けてきた仕事を減らすことは簡単ではありませんが、職員同士で協力して業務のスリム化に取り組むことが大切です。
例えば、壁面や製作を簡易的なつくりにしたり、お便りや指導案のフォーマットを統一して簡単に作成できるようにしたりすれば徐々に負担を減らせるのではないでしょうか。
また、仕事量の多さでストレスを抱えて転職を検討している方もいるでしょう。
保育現場の中には職員の役割分担を徹底している園や書類作成を簡易化した園など、職員の業務負担軽減に取り組んでいる園があるのはご存じですか?
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職場の雰囲気が悪い保育園の特徴(3)定時に帰りづらい雰囲気がある
職場の雰囲気が悪くなる原因として「定時に帰りづらい」「残業をしないといけない」空気が漂っていることも挙げられるでしょう。
- 他の保育士さんが残っているから自分も帰れない…
- 先輩の仕事を手伝わずに帰るのは気まずい。あとで陰口を言われるかも…
など、「帰れない空気」に辛さを感じる保育士さんもいるかもしれません。特に新人保育士のうちは、自分がどこまで仕事をするべきかわからず戸惑うことも多いですよね。
そんなときは残っている保育士さんに断りの挨拶を入れたり、翌日の出勤時に手伝える仕事がないか尋ねたりすれば定時に帰っても角が立たないかもしれません。
また、新人で勝手がわからず悩んでいる場合、勤続年数が近い保育士さんに相談してみるのも一つの手です。
もし、残業の多さに疲れて辛さを感じている方は残業ゼロを徹底している園への転職を検討してみましょう。
保育士バンク!にご相談いただければ、園には直接聞きづらい残業時間や業務量などをあなたに代わって確認することが可能です。
残業・持ち帰り仕事を無くしたい!とお悩みの方は、ぜひご相談くださいね。
職場の雰囲気が悪い保育園の特徴(4)保育士さん同士で意見を出しづらい
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保育士さん同士がなかなか意見を言いづらいことも雰囲気の重さにつながっているかもしれません。
- 上下関係が厳しくて先輩には自分の意見を言えない!
- 「こんなことを言ったら否定されるかも」と考えてしまい、思ったことを言いづらい…
といった園では職員同士のコミュニケーションが取りづらくなり、保育中もギスギスとした雰囲気が生まれてしまう可能性があります。
そんなときは先輩保育士さんの考えを知るためにたくさん質問してみるとよいかもしれません。先輩の保育観や性格を知ることができれば、「的外れなことを言ってしまうかも」という不安は薄れるのではないでしょうか。
また、逆の意見を伝えたい場合「先輩のアイデアは~なところがいいですよね。」と一度フォローしてから「〇〇の部分だけ△△にしてみるのってどうですか?」と提案することでやわらかい印象になりそうです。
そうした工夫をしても、頭ごなしに否定されて受け入れてもらえない場合は転職を検討することも手段のひとつ。
保育士バンク!では、キャリアアドバイザーだからこそ知りえる園の内情をお伝えしたうえで、あなたにぴったりの職場をご提案いたします♪ 「優しい雰囲気の先輩保育士が多い」「職員の関係がよくみんな保育を楽しんでいる」などといった園を紹介いたしますので、ご相談くださいね!
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職場の雰囲気が悪いと仕事へのモチベーションが低下して保育士としてのやりがいを感じられないこともあるよう。
辛いときは一人で悩みを抱え込まずに保育士バンクにご相談くださいね。
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