求人票の作成中、求職者に避けられがちな”ネガティブワード”を知らず知らずのうちに使っていませんか?今回は、つい書いてしまいがちな地雷ワードを5つ紹介します。抽象的な文言などを避けることで応募増加が期待できるかもしれません。魅力的な求人票の書き方も詳しくまとめました。
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■目次
保育士さんの求人票はネガティブワードに注意!
保育士不足の昨今、応募者を獲得するためには魅力的な求人票を作成することが重要です。
そんな中「ずっと求人を出しているのになぜか応募が来ない…」とお悩みの方はいませんか?
もしかすると、一生懸命考えたキャッチコピーが実は求職者にとって「地雷ワード」になっているかも!
今回は求人票作成時についつい書いてしまいがちなネガティブワードや書き方のポイントを紹介します。
保育士さんの求人票ネガティブワード:①即日採用
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「即日採用」という言葉は地雷ワードのひとつ。
早めの採用を考えている際は、まずは面接に来て欲しいという願いを込めて記載する方も多いかもしれません。
しかし、求職者の中には「人手が足りないの?」「なんだか軽い印象…」と捉える方もいるかもしれません。
しっかり選考したうえで採用者を決める園という印象を与えられるよう、選考期間は1週間以内を想定して記載するとよさそうです。
保育士さん向け求人票ネガティブワード:②保育スタッフ募集
漠然としたワードを使用すると求職者が「どんな仕事をするの?」と戸惑う可能性があるでしょう。「保育士募集」「保育園職員募集」など端的すぎるワードも具体的なイメージがしづらいもの。
「認可保育園の保育士募集」「駅近の託児所!保育補助募集」など園の形態が一目でわかるように工夫することも大切になりそうです。
保育士さん向け求人票ネガティブワード:③笑顔の保育
保育方針を説明する際「笑顔の保育」「明るい保育」などという言葉を用いて、自園の楽しい雰囲気をアピールする場合もあるでしょう。
ただ、表現が抽象的過ぎるとどんな保育方針で活動しているのかわかりにくいかもしれません。改めて園の保育内容を見直してどんな言葉をピックアップするべきか考えてみましょう。
保育士さん向け求人票ネガティブワード:④「感動」「挑戦」「成長」
「職場で成長できる」「感動する保育を目指す」などと抽象的なキャッチコピーは求職者の目を引く一方、曖昧な表現のため不信感を与えることもあります。
どのような保育理念のもとで子どもをサポートしていくのか、求職者にうまく伝えられる言葉を選びましょう。
例えば「子どもたちの英語スキルを高めるリトミックを実践!子どもを見守りながらともに成長していきましょう。」など、具体的な文言を考えてみるとよいですね。
保育士さん向け求人票ネガティブワード:⑤不自然に好待遇な勤務条件
「月給35万以上」「残業なし」といった記載をすると応募の増加が見込めますが、あまりにも待遇がよいと虚偽ではないかと疑われてしまう可能性もあります。
また、「未経験者募集!月給30万円」などスキルに対して見合わない給与に不安を抱く求職者もいるかもしれません。
こうしたケースでは、給与・手当の詳細や残業を減らす取り組みなどを記載し、好待遇を実現できる理由がわかるようにすることがポイントです。
加えて、「月給18万円~50万円」といった給与表記もNG。想定月給が幅広いがゆえ、「もし最低ラインの給与だったら…」と求職者に避けられることもあるでしょう。
求人票の内容と現場での働き方にギャップがあれば、早期退職してしまうケースも。求人票には事実を記入したうえで募集を募ることが大切ですね。
保育士さんの応募増加へ!魅力的な求人票の書き方
求人票のネガティブワードについてお伝えしましたが、たくさんの応募を集めるためにも自園のよさをアピールすることが重要です。
ここからは求職者の目に留まる求人票の書き方を紹介します。
具体的な数字を明記する
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まず、求人票のタイトルや内容には具体的な数字を記載することを意識するとよいでしょう。
例えば、「月の残業は数時間」よりも「月の残業3時間以内」のほうが求職者に残業時間の少なさをアピールできます。
また、出勤日についても「土曜出勤あり」と記載するのではなく「土曜出勤は月に1度だけ」といった数字を盛り込むと働きやすさが伝わるかもしれません。
その他にも「年間休日120日」「有給取得率100%」など数値化できる項目を洗い出し、目を引く内容を考えてみるとよいですね。
自園のアピールポイントを記載する
求職者に自園の魅力をアピールすることで応募の増加が期待できます。
以下の項目を参考に、自園の特徴や強みをリストアップしてみましょう。
【例】
①園の特色、方針
- 運動や音楽遊びが多い
- 行事が少なく日常保育を大切にしている
②職員の働き方
- 土日休み・残業月4~5時間程度
- 持ち帰り仕事なし
③職員同士の人間関係
- 月1お茶会を開催し交流する
- 定期的にチームで話し合いの場を持つ
④子どもへの対応
- 子どもたちの主体性を大切する保育を実践している
⑤保護者との関係
- 連絡共有にアプリを使い、交流しやすい環境を整えている
上記のようにアピールポイントをまとめ、求人票に記載するとよいですね。
また、ときには求人票を出しても応募が集まらず、効果が表れない場合もあるでしょう。
定期的に応募状況を確認し、内容を精査することも大切になります。
積極的に写真や動画を使用する
求職者の中には園の雰囲気や子どもの様子を知りたい方も多いため、写真や動画を使用すると応募の増加が期待できます。
写真や動画を使用することで求職者の方も働き方がイメージしやすくなります。
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ネガティブワードを避けた求人票で保育士さんを募集しよう
求人票の作成時はネガティブワードを避けて、園の魅力をアピールすることが大切ですね。
求人票作成に悩んだら保育士バンク!にご相談ください。
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