看護師の資格でできる仕事18選!病院以外の保育園や企業などの資格を活かせる働き方

    「看護師の資格って、病院以外でも活かせるのかな?」そう考えたことがある方は多いかもしれません。実は、看護師資格を活かして働ける場所は驚くほど幅広く、保育園や学校、企業までさまざまです。夜勤のない働き方を選べる職場もあります。今回は、子どもに関わる仕事を中心に、医療・保育・教育・福祉の現場で活かせる仕事をジャンル別に紹介します。

    この記事でわかること
    • 病院以外で看護師資格が活きる職場一覧!夜勤の有無も比較◎ ▼詳細
    • 子ども好きな看護師さんにぴったり!保育関係の仕事 ▼詳細
    • 一般企業や製薬メーカーなど珍しい働き方をチェック ▼詳細

    目次

    看護師の資格でできる仕事は病院以外にも幅広い

    看護師の転職先といえば、病院をイメージしますが、実は看護師資格を活かして働くことができる勤務先は意外と幅広くあります。

    日本看護協会が発行した「2025年看護職員実態調査」によると、回答した看護職員全体の約14%が、病院や診療所などの医療施設以外で勤務していることがわかります。

    また、看護師の離職要因も時代とともに変化しています。

    かつては「出産・育児」や「結婚」といったライフステージの変化による退職が主流でしたが、「人間関係の悩み」や「労働環境への不満」、そして「精神的な負担(メンタルヘルス)」など、職場環境に起因する理由で離職を検討する傾向にあります。

    こうした背景からも、より自分らしく無理なく働ける環境を求めて、医療施設だけでない幅広い選択肢へ目を向ける看護師さんが増えているようです。

    看護師資格を活かして働ける転職先と働き方について、詳しく見ていきましょう。

    職種(施設名) 主な対象 夜勤の有無 土日休み
    大学病院・一般病院 患者全般 あり △(シフト制)
    診療所・クリニック 患者全般 なし △(休診日による)
    訪問看護ステーション 在宅療養者 あり(オンコール等) △(シフト制)
    助産所・助産院 妊産婦・新生児 あり △(シフト制)
    保健所・保健センター 地域住民 なし
    地域包括支援センター 高齢者 なし
    省庁 行政・政策対象 なし
    保育園 0〜5歳児 なし 〇(日祝休み等)
    幼稚園 3〜5歳児 なし
    認定こども園 0〜5歳児 なし △(シフト制)
    ベビーシッター 0歳〜小学生 なし(調整可) 〇(調整可)
    病児・病後児保育施設 体調不良・回復期児 なし 〇(日祝休み等)
    学校(保健室・医療的ケア) 児童・生徒 なし
    児童発達支援・放課後デイ 障がい児 なし △(日曜休み等)
    介護・グループホーム等 高齢者 あり △(シフト制)
    企業内(産業看護師) 従業員 なし
    製薬会社・医療機器等 医療関係者等 なし
    珍しい働き方 イベント参加者 案件による 案件による

    どんな働き方があるのか、まずチェックしてみてくださいね。

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    【看護師資格を活かせる仕事】医療機関・関連施設

    看護師資格を活かして働く先は多くありますが、最も求人や需要があるのは医療関連施設でしょう。

    ここでは助産院などについても併せて紹介します。

    大学病院・一般病院

    大学病院と一般病院は、医療機関の役割としては異なりますが、多数の病床が併設されている点で共通しています。

    患者に対する一般的な看護に加えて、大学病院では教育・研究分野のサポートも含まれるでしょう。

    どちらの病院も、外来・病棟・手術・救急など、多岐にわたる経験を積むことができるのが特徴です。

    24時間体制の施設も多いため、夜勤を含めたシフト勤務が基本となります。

    最新の医療技術に触れながら、看護師としての専門性を高めたい方にはぴったりの環境です。

    診療所・クリニック

    開業医により運営されている小規模な医療機関で、地域の一次診療を担っています。

    看護師さんは少数で、受付や検査の補助など多くの業務を兼任する場合もあります。

    病棟が設置されていない施設がほとんどのため、夜勤がなく日勤のみで働けるのが最大のメリットです。

    近年は在宅で対応できる医療相談やコールセンターなど、働く場所を選びやすい仕事も少しずつ増えてきているようです。

    生活リズムを整えやすく、家庭との両立を目指す看護師さんから高い人気を集めています。

    訪問看護ステーション

    患者の自宅などで看護を行う拠点として機能する事業所です。

    主治医の指示によって、注射などの医療処置や、健康状態の測定・観察などを行います。

    利用者一人ひとりの生活環境に合わせたケアが求められるため、患者やご家族とじっくり向き合えるのが魅力です。

    業務の特性上、24時間対応の事業所が多いため、夜勤・日勤の交代制で勤務することもあります。

    住み慣れた家で過ごしたいという患者の思いを支える、やりがいのある仕事です。

    助産所・助産院

    妊娠・出産に携わる施設ですが、病院とは異なり医師が常駐していないため、助産師を中心に分娩や保健指導などを行う施設です。

    看護師さんは、助産師や巡回医師の指示を受けて、健診や分娩のサポート、出産以後の継続したケアなども行います。

    小規模かつ少人数の施設が多く、妊婦さん一人ひとりとアットホームな環境で関われるのが特徴です。

    命の誕生にかかわる仕事であることなども含め、やりがい重視で希望する看護師さんもいるようです。

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    【看護師資格を活かせる仕事】保育・教育関係

    保育・教育の現場でも看護師さんの需要はとても高く、特に保育園の求人は多いです。

    保育園

    保育園では規模にかかわらず、最低1人の看護師を常駐させることが推奨されています。

    そのため、看護師さんの需要は大変高いのが現状です。

    子どもの日常的な健康観察や衛生管理、ケガの対応などが主な業務で、病院のような治療行為はありません。

    子どもたちの日々の健康管理を保育士さんや嘱託医と連携・協力しながら見守ることになります。

    医療機関での経験がなくても、子どもが好き・子どもに関わる仕事がしたい看護師さんには向いている仕事と言えます。

    保育園で働く看護師さんは「保育園看護師」と呼ばれることもあり、子どもに関わる仕事を探している看護師さんから注目されている職場のひとつです。

    保育園での働き方、ちょっと気になった方は求人を見てみるのもアリです。

    保育園の仕事に興味がある

    幼稚園

    保育園以外の幼児にかかわる施設として、幼稚園があります。

    保育園に比べると募集は少ないのが現状ですが、業務内容は保育園看護師と大きくは変わらないようです。

    保育園と違う部分としては、3歳児から就学前までの園児が通園することや、園児の登降園時間が定まっていることなどが挙げられます。

    夏休みなどの長期休暇がある園も多く、子育て中の看護師さんにとっても働きやすい環境かもしれません。

    保育士バンク!は幼稚園の看護師求人も扱っています。

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    認定こども園

    認定こども園は、教育と保育を一体的に行う施設です。

    0歳児から就学前までの子どもが通うため、保育園と幼稚園の両方の特徴を持っています。

    看護師の役割も保育園と大きくは変わりませんが、幅広い年齢の子どもと関われるのが特徴です。

    保育と教育の両面から子どもの成長を支える、新しい選択肢のひとつといえるでしょう。

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    ベビーシッター

    保護者に代わって利用者の自宅で子どもを預かり、おむつ替えや離乳食のサポートなどを行います。

    1対1または1対2など少人数の子どもと接するため、家庭的な環境でゆったりと関わることができるのが魅力です。

    小児科に勤務されていた方や子育て中の看護師さんなどは、自身の経験やスキルを活かして活躍する方も多いようです。

    依頼によっては短時間勤務もあることから、自分の都合にあわせて働くことが可能です。

    副業として働きたいという方も自身の都合にあわせて働くことができるでしょう。

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    病児・病後児保育施設

    体調を崩した子どもや、病気の回復期にある子どもを専門に預かる施設です。

    一般の保育施設よりも、看護師としての「医療的な判断」や「看護」のスキルが求められる職場です。

    急な体調変化にも対応できるよう、病院やクリニックに併設されているケースも多く見られます。

    医療的なケアもしっかり行いたい方や、小児科などの経験を活かして子ども一人ひとりの看護に集中したい方にぴったりです。

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    学校(保健室・医療的ケア)

    文部科学省の資料によれば、公立小・中学校に勤務する看護師さんは、医療的ケア児の介助などが主な業務として想定されています。

    これらは教員との密な連携によって行われるべき業務とされているため、学校教育の現場への理解と看護・医療の経験の両方が求められることもあるようです。

    また、私立・公立問わず小学校から高校、大学にかけて、保健室勤務の看護師が定期的に募集されることもあります。

    この場合は養護教諭と連携し、児童・生徒の心身の健康をサポートするやりがいのある役割を担います。

    学校で働く看護師の求人も、どんなものがあるか知っておけます。

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    児童発達支援・放課後等デイサービス

    障がい児など発達に特性のある子どもをサポートする施設として、児童発達支援や放課後等デイサービスがあります。

    子どもの健康観察や体調管理、医療的ケアが必要な子どもへの対応などが中心になります。

    少人数の子どもとじっくり関われる環境で働けるのが魅力のひとつ

    医療的ケア児の受け入れも広がっていて、看護師さんの需要は少しずつ高まっているようです。

    児童発達支援の現場を知るためにも、まずは仕事内容を詳しく聞いてみましょう。

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      【看護師資格を活かせる仕事】国・自治体の施設

      国や自治体では、主に保健所や保健センターなどで看護の知識を活かして働くことができます。

      保健所・保健センター

      地方自治体が運営している保健所や保健センターでは、公務員として看護師資格を持つ人材が求められます。

      地域住民に対する健康相談をはじめ、定期的な健康診断や予防接種などが主な仕事内容です。

      収入や待遇も安定している公務員であることから、離職率も低く、長く働き続けられる環境が整っています。

      残業もほとんどない日勤のみの勤務形態のため、ワークライフバランスを重視する方に人気が高いようです。

      地域包括支援センター

      主に地域の高齢者を対象として、包括的なケアを実施する施設です。

      高齢者の総合相談、地域の支援体制づくり、介護予防の必要な援助など、予防看護に近い業務が主となります。

      医療行為はほとんどなく、地域の方々の健康的な生活をサポートする役割が求められます。

      こちらも日勤で残業が少ないことが特徴で、保健師の資格があればさらに転職に有利になるでしょう。

      省庁

      省庁で勤務する看護師さんは「省庁看護師」と呼ばれ、主に厚生労働省での募集が見られます。

      厚生労働省では「看護技官」という職種で募集され、看護行政などの業務に携わります。

      臨床現場から離れ、国を支える仕組みづくりや政策に看護の知識を活かせるのが大きな特徴です。

      他省、地方自治体、国際機関などへ出向する可能性もあるようです。

      公務員としての安定感や、他では得られない経験が積めることで、転職の選択肢としては人気が高いと言われます。

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      【看護師資格を活かせる仕事】そのほか福祉施設・一般企業

      福祉・介護施設は、業態や入居状況などでさまざまな施設や業務内容があります。

      福祉に携わる看護師さんは、やりがいを感じられる場合が多いようです。

      介護施設・グループホーム・ケア施設

      介護施設やグループホームなどでは、介護士と看護師が互いに連携しながら入居者のサポートを行うことが求められます。

      入居者の健康管理、ケガや病気への応急処置、常備薬の管理、医師の指示にもとづく医療行為のサポートなどを実施します。

      医療機関での治療とは異なり、入居者が安心して生活できるよう、日々の暮らしに寄り添うケアが中心です。

      高齢者とのコミュニケーションが好きな方にとって、福祉に携わる看護師さんはやりがいを感じられる場合が多いようです。

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      企業内の健康管理部門(産業看護師)

      企業内の診療所や医務室、健康管理部門などに勤務し、従業員の健康管理全般を担います。

      産業医と連携しながら定期検診や予防接種などのサポートとしても活躍することができます。

      従業員のメンタルヘルスケアなど、予防医療の観点から働く人を支える重要な役割を持っています。

      基本的に企業での勤務になるため、土日祝日が休日となる場合が多く、ワークライフバランスを重視する看護師さんには人気があるようです。

      製薬会社・医療機器メーカー

      製薬会社では看護師資格を持ったMR(医療情報担当者)の募集が見られ、自社の医薬品の適正な使用を推進するための情報提供を行います。

      大学病院などと密な関係を構築することもあるため、大規模な医療機関や研究機関での勤務経験がある方は転職に有利かもしれません。

      また、医療機器メーカーでも自社機器などの営業やコンサルタントとして、看護師資格保有者が求められることも多いようです。

      コミュニケーション能力に自信がある方や、医学の研究・発展に貢献したい方は、そのスキルを存分に活かせるでしょう。

      このほか、日勤中心で働きやすいことから美容クリニックで働く看護師さんも増えています。

      珍しい働き方(ツアーナース・イベントナースなど)

      看護師資格を活かせる仕事のなかには、修学旅行や合宿に同行する「ツアーナース」、スポーツ大会などの救護を担う「イベントナース」などもあります。

      どちらも単発・短時間の仕事が多く、本業のすき間や子育ての合間に働く方もいるようです。

      参加者の安全を守り、万が一のケガや急病に迅速に対応する責任感のある仕事です。

      人と接することや、いつもと違う環境で働くことが好きな方には、気分転換にもなる魅力的な働き方かもしれません。

      「こんな仕事もあるんだ」と、看護師資格を活かせる選択肢の広さを知る、一つのきっかけになるでしょう。

      子どもに関わる仕事は、園選びで働きやすさが変わる

      ここまで、看護師資格を活かせるさまざまな職場を紹介してきました。

      なかでも保育園や幼稚園など子どもに関わる仕事は、同じ職種でも園によって働きやすさが変わってくるのが特徴です。

      たとえば、

      • 看護師が1人配置か、複数いるか
      • 保育補助をどこまで任されるか
      • 残業や持ち帰りの量
      • 医療的ケア児への対応体制

      こうした条件は求人票だけでは分かりにくく、実際に働いてみて「思っていたのと違った」となることもあります。

      園ごとの雰囲気や条件の違いは、外からだとわかりにくいですよね。

      気になる園の働き方を知っておくと、いざ転職先を選ぶときの安心材料になるでしょう。

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      看護師資格を活かせる仕事でよくある質問Q&A

      看護師資格を活かせる仕事について、よく寄せられる質問と回答をまとめました。

      Q. 看護師の資格でできる仕事には、どんなものがありますか?

      A. 病院やクリニックだけでなく、保育園・幼稚園・学校・企業・福祉施設など幅広くあります。

      なかでも保育園は看護師の常駐が推奨されていることもあり、需要が高い職場のひとつです。

      「病院以外も意外とあるんだな」と感じる方も多いかもしれません。

      Q. 看護師資格を活かせる仕事で、夜勤なし・日勤のみの働き方はありますか?

      A. あります。

      クリニック、保育園、学校、企業の健康管理部門(産業看護師)などは日勤中心で、土日休みの職場も少なくありません。

      夜勤の負担を減らしたい方には選びやすい働き方かもしれません。

      Q. 看護師資格を活かして給料が高い仕事はどれですか?

      A. 一般的に病院勤務や夜勤のある職場は手当が付きやすい傾向があります。

      一方で保育園や企業勤務は、給料水準よりも働きやすさ・ワークライフバランスを重視して選ぶ方も多いです。

      何を優先したいかで「合う職場」は変わってくるので、希望を整理してみるのもおすすめです。

      Q. 看護師経験が浅くても、保育園で働けますか?

      A. はい、働けます。

      保育園では子どもの健康観察やケガ・体調の対応が中心で、子どもに関わりたいという看護師さんの気持ちを大切にする職場も多いです。

      小児科の経験がなく、未経験の方も活躍しています!

      Q. 看護師資格で在宅ワークや自宅でできる仕事はありますか?

      A. ベビーシッターのように利用者宅で働く形や、医療系の相談・コールセンター業務など、勤務スタイルの幅は広がっています。

      ライフスタイルに合わせて働き方を選びたい方には、選択肢のひとつになるかもしれません。

      Q. まだ転職は考えていないけど、登録してもいい?

      A. はい、問題ありません。「まだ迷ってます」「ちょっと様子を見たいだけ」という方も多いです。

      登録フォームの最初の質問「今のお気持ち」では「情報収集したい」が選べるので、転職意思がはっきりしない段階でも気軽に使えます。

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      Q. 相談してしばらく動かなくても大丈夫ですか?

      A. はい、大丈夫です。

      登録したからといって、すぐに動かなければいけないわけではありません。

      自分のペースで情報を眺めて、気になる求人が出てきたタイミングで相談する、という方も多いです。

      Q. 登録したあとは、どんな対応をしてもらえますか?

      A. 専任のアドバイザーが、希望に合わせて求人の紹介や情報提供をしてくれます。

      「まずは話を聞かせてもらうのが仕事」というスタンスなので、いきなり転職をすすめられることはありません。

      希望を伝えれば、情報だけの対応もしてもらえます。

      出典:2025年「看護職員実態調査報告書」

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