学童保育の人材確保がスムーズに進まない場合は、採用方法の見直しが大切です。「欲しい人材が現れない」「募集しても応募が来ない」などさまざまな悩みがあるでしょう。有効な手法を取り入れて、人材獲得に向けて取り組めるとよいですね。今回は、学童保育の職員採用に効果的な4つの方法を紹介します。採用活動に役立ててみてくださいね。
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学童保育の人材確保に向けて職員採用方法を見直そう
学童保育の人材不足が深刻化する中、採用に苦戦する施設もあるかもしれません。
「募集をしても人材が集まらない」「面接をしても求める人材が見つからない」など、人材の確保がスムーズに進まない場合は、採用方法の見直しが必要かもしれません。
近年は採用方法が多様化していることから、自社に合った手法を取り入れることが大切です。
まずは学童保育の職員採用に効果的な方法を詳しく見ていきましょう。
学童保育の職員採用に効果的な方法
求人サイト
インターネットが普及する中、採用手法の主流となる求人サイトは効果的な方法のひとつ。
利用時のポイントは保育士や児童指導員などの特定の専門職を対象とした特化型サイトを活用することです。
学童保育の経験者や保育士などの有資格者が求人を見てくれる可能性が高く、応募も集まりやすいでしょう。
掲載にはコストがかかるため、求人媒体を比較しながらどの媒体に掲載を頼むのかを検討してみましょう。成果がなかなか見られない場合は求人媒体の変更の検討も必要です。
ハローワーク
ハローワークは「公共職業安定所」と呼ばれ、地域のハローワークを利用して求人情報を掲載することができます。
ハローワークを利用する求職者が多く、求人を出すことでよりたくさんの方々の目に留まることが考えられます。
利用する大きなメリットは原則費用がかからないという点ですね。採用コストを抑えたいという場合は活用するとよさそうです。
ただ、求人申込書は文字数制限があるため、自社の魅力や求める人材を表現することが難しい場合があるでしょう。記載する内容を熟考したうえで作成することがポイントになりそうです。
人材紹介会社
人材紹介会社とは、登録された求職者の中から自社に合った人材を紹介してくれるマッチングサービスです。
求職者の紹介から面接までは無料で利用できる会社が多く、採用が決まってから料金が発生します。
自社の要望にあわせた求職者の紹介や面接の日程調整、採用の合否などを代わりに担当してくれるので採用業務の負担も削減できそうです。
例えば、人材紹介会社に「保育士資格者または児童指導員希望」と伝えた場合に率先して有資格者を紹介してくれるというのは大きなメリットになるでしょう。
ただ、手数料については人材紹介会社によって違いがあるため、料金を確認することが大切です。
転職・就職フェア
転職・就職フェアは求職者と採用活動を行なう多数の法人が一つの会場に集まり、対面で会話ができるイベントです。
求職者に自社の魅力を直接伝えることができ、やりとりをする中で見学・面接につながるケースもあります。
また、来場した自社のことを知らない求職者にもアプローチできるため、たくさんの方に認知してもらえそうです。
保育業界専門の転職・就職フェアに参加するとターゲットとなる方々に出会う確率が高いので、イベントの概要や日程について問い合わせしてみるとよいでしょう。
学童保育の職員採用に取り組むポイント
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最後に、学童保育の職員採用に取り組むときのポイントをまとめました。
求める人材を明確化する
まず採用活動の中で大切なのが、求める人物像を明確にすることです。
経験や保有資格、性格、コミュニケーション能力など、求める能力や資質を言語化することが大切です。
求める人材をあいまいにしてしまうと、複数名で面接官を行なう場合、公平に合否を決定することが難しくなります。
現場で活躍できる人材を選定するためにも、どのような人材が必要か話し合っておくとよいですね。
採用基準を設定する
求める人材を明確化したら採用基準を設定することも重要です。
採用の合否を決める際に採用基準を決めずにいると「現場で必要とされるスキルと求職者のスキルが合わなかった」「自社の理念と求職者の保育観が違った」という事態になりかねません。
採用ミスマッチを防ぐためにも採用基準を設けて自社に定着しやすい人物を見極めていきましょう。
定期的に採用方法を見直す
ときには思うように採用活動が進まず、人材の補充に困ることもあるでしょう。その際は柔軟に採用方法の見直しを行ない、さまざまな手段を試してみるとよさそうです。
採用コストがかかる手法も長期的な人材補充を見通せば、予算に見合った内容だったということもあるかもしれません。
「費用が高そうだから使わないでおこう」「今まで取り組んだことのない方法だから利用を見送ろう」と敬遠するのではなく、まずはどのような効果が期待できそうなのかをしっかり見極めたうえで活用することが大切ですね。
学童保育の職員採用は保育士バンク!にご相談ください
学童保育の職員採用がスムーズに進まない場合は採用方法の見直しを行ないましょう。
効果的な方法を把握したうえで試してみることが大切です。
また、保育業界専門の採用支援サービス「保育士バンク!」では、学童保育の採用活動のサポートを行なっています。
貴社の実情や予算感にあわせた採用計画をご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。