【採用担当者向けコラム】転職回数が多い保育士を採用するときのポイント。面接時の応対方法など

    転職回数が多い保育士さんの採用を躊躇する採用担当者の方もいるでしょう。職場を転々としている方は「すぐ辞めてしまうのではないか」という疑念から、雇用に前向きになれないケースもあるかもしれません。このコラムでは、一般的な保育士の転職回数や違う職場に勤務する理由、採用するときのポイントを紹介します。


    保育士

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    一般的な保育士の転職回数の平均とは

    求職者の転職回数が多い場合、採用に対して敬遠する担当者の方もいるかもしれません。

     

    「早期離職してしまう可能性があるかもしれない」、「自園になじめるかわからない」という理由から不安に感じるケースもあるでしょう。

     

    保育士に限らず一般的な転職回数の平均は2回~3回といわれているようですが、なぜひとつの施設で働かずに転職を繰り返す方がいるのでしょうか。

     

    保育士が転職する理由や転職回数が多い求職者を採用するときのポイントを把握し、人材確保に役立てていきましょう。

     

    まずは、保育士が転職する理由について紹介します。

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      保育士が転職する理由

       

      人間関係が悪い

       

      職場の人間関係が悪いことで、転職を考える保育士さんは多いかもしれません。

       

      例えば、担任と副担任のペアでクラス活動を行っている場合に方針が合わず、上手に連携できなかったり、コミュニケーションがとれなかったりすると働きにくさを感じることがあるでしょう。

      また、園長や主任といった上司の方が威圧的な態度で接してきた場合に、信頼関係の構築が難しいと考え、精神的ストレスを抱くケースもあるかもしれません。

       

      このように、良好な人間関係が築けないと働き続けることに対して不安になり、転職を検討することも少なくないようです。

       

      労働条件に不満がある

       

      給与や労働時間、残業などの労働条件に不満を感じて違う職場への勤務を希望する保育士さんもいるでしょう。

       

      保育という子どもの命を預かる責任のある業務を行う中で、給与が安かったり、残業が多かったりすると、気力や体力が続かずに働き方や待遇面に満足できない場合が考えられます。

       

      職場環境を変えることで待遇面が改善されることが期待できると、転職したいと考える保育士さんは多いのかもしれません。

       

      保育方針が合わない

       

      保育施設には認可保育所や託児所、幼稚園などさまざまな種類があり、保育方針にもそれぞれ違いがあります。

       

      「小学校の就学に向けて学習に力を入れている」、「自然との触れ合いを楽しめるように野外活動を重視している」など園の方針のもとで、運営が行われているでしょう。

       

      そのため、働いている園の方針に賛同できない保育士さんは、自分の保育観に合った施設に転職したいと考えることがあるのかもしれません。

       

      関連記事:【採用担当者向け】保育士さんが転職活動の際に重視するポイントとは?希望条件を意識した採用活動の方法/保育士バンク!

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      転職回数の多い保育士を採用するときのポイント


      面接の様子

      takayuki/shutterstock.com

       

      保育士さんの中には子どもが好きという気持ちがありながらも、人間関係や労働条件によって職場を離れる方が多いようです。

       

      採用活動を行う際に転職回数が多い人材からの応募があった場合に、どのように対応する必要があるのでしょうか。

       

      転職の回数で採用可否を判断するのではなく、自園に必要な人材かどうかを見極めたうえで合否を決めることが大切かもしれません。

       

      求職者と面接する際の採用ポイントを具体的に紹介します。

       

      転職回数ではなく、経験年数を考慮する

       

      転職回数が多い方の中には、保育士としての経験年数が長いという場合もあるでしょう。

       

      そのため、面接時に求職者がどのような経験を積んできたのかを聞き、職歴をきちんと把握することが重要かもしれません。

       

      経験年数が長いということは、それだけ保育業界に貢献してきた人材ということでしょう。

       

      転職回数だけでなく、保育士としての経験年数は、合否の判断材料のひとつといえそうです。

       

      「前職」を離れた理由を詳しく聞く

       

      求職者の転職回数が多いと、なぜ一つの職場で長期的に働くことができなかったのか、理由をきちんと把握したいと考える採用担当者の方もいるでしょう。

       

      採用の判断を行うためにも、面接の際に以前働いていた職場を離れた理由について詳しく聞くとよいかもしれません。

       

      話す際に「ネガティブワードばかり出ていないか」、「前職に対する感謝の気持ちも表したうえで理由について語っているか」などの確認を行い、求職者の人間性をきちんと把握していきましょう。

       

      しかし、「前職を離れた理由」については、転職者にとってはなかなか話しづらい内容かもしれません。

       

      「これから同じ職場で働くうえでより深くあなたのことを知りたい」という理由から質問することを伝え、話を聞く際にきちんと相槌を打つなど配慮することが大切です。

       

      「前職」と「自園」との違いを把握しているのか確かめる

       

      転職回数の多い方の中には、「働いてみて、自分の希望条件と合わない場合は辞めよう」などと安易な気持ちで面接に臨んでいる場合もあるでしょう。

       

      早期離職を防ぐためにも、志望動機を聞き、前職と自園との違いについて把握しているのかを確認することも必要かもしれません。

       

      例えば、前職で勤務した際に「早番、遅番が変則的にあり、体力的に辛かった」という理由から、転職する保育士さんもいるでしょう。

       

      自園でも早番や遅番などがある場合は、同じような業務となるが問題はないかなどを確認し、勤務条件を理解したうえで応募したのかを確かめる必要があります。

       

      また、前職と比較して自園に魅力を感じた理由を聞き、具体的に志望動機について深く掘り下げていきましょう。

       

      自園の保育方針と求職者の保育観のすり合わせを行う

       

      転職回数が多い保育士さんの中には、自分が行いたい保育観と働く施設の保育方針に違いがあることから、職場を離れてしまうケースもあるでしょう。

       

      そのため、自園の方針についてきちんと説明し、賛同できるかどうか確認することが大切です。

       

      「英語教育を取り入れているが興味があるか」、「リズム遊びや歌などを楽しむが音楽は好きか」など、園の活動を伝え、方針に沿った業務が可能か確かめましょう。

       

      その際は求職者に向けて園見学を行い、実際の様子などを紹介して感想を聞くなどすると、方針に賛同しているか否か判断しやすいかもしれません。



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      転職回数が多い保育士の採用を見極めて、必要な人材を確保しよう

      転職回数が多い保育士さんの中には、人間関係や保育方針が合わないことを理由に勤務先を変えたいと考える場合があるでしょう。

       

      採用担当者の方は自園に必要な人材かどうかを判断するためにも、面接時に求職者ときちんとコミュニケーションをとり、経験年数や人柄、保育観などを知ったうえで採用を判断するとよいかもしれません。

       

      転職回数が多い=「すぐ辞めてしまう」、「忍耐力がない」人材と考えるのではなく、求職者と面接を行ったうえで必要な人材か否かを決定していきましょう。


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