保育士バンク!の就職・転職フェアを利用いただき、学生を中心に採用成功・認知度アップにつながった、株式会社「明日の福祉を考える人たち」。今回は採用担当の渡邉様にインタビューを実施しました。
保育士バンク!のフェアを使って自園のエリアの求職者にアタックした方法や、見学・面接につなげるためのノウハウについて詳しく伺いました。
■目次
【はじめに】「明日の福祉を考える人たち」について
愛知県小牧市を中心に小規模認可保育園を運営する同社では、現在法人全体で9園を展開。2014年の設立以来、地域に根差して活動しており、2022年10月には新規園もオープンするなど着実に保育の場を広げています。
保育士バンク!との付き合いは2018年の就職・転職フェア(合同説明会)がはじまり。
当時まだ園の規模も大きくなかったと語る担当・渡邉様は、どのような思いでイベントに参加していたのでしょうか。
考えを深掘りするうちに、採用にかける思いや地域密着で展開する園ならではの採用戦略が見えてきました。
「園の認知度アップ」を目指して活用した保育士バンク!就職・転職フェア
ーーー保育士バンク!の就職・転職フェアを利用した背景について教えてください。
当時は今ほど施設数が多くなく、職員とともに園を立ち上げていくフェーズでした。
- とにかく園の認知度を上げたい
- 新卒の学生さんを採用して育てていきたい
そんな想いと目的をもっていたのですが、そこにマッチしていたのが保育士バンク!の就職・転職フェアです。
他社さんとも取引はあったのですが、保育士バンク!は新卒の集客に強いというのを知り、使ってみることにしました。
最初はどちらかというと採用メインではなく、園のことを知ってもらうための広告みたいなイメージで。
それにリアルの場であれば、求職者に頭の片隅で「こんな名前の園があったな」とか「あの場所にある園で話を聞いたな」など覚えてもらいやすいのではと思ったので、就職・転職フェアへ出展をしようと決めました。
ーーー実際の保育の様子
実際に就職・転職フェアを使ってみて。園の宣伝・採用効果は?
ーーー実際に就職・転職フェアを利用してみた印象はいかがですか。
来場者の全体的な印象としては、情報収集をがんばろうとしている方、いろいろな園に熱心に足を運んでいる方が多いなと感じました。
そのため『宣伝をして認知度を上げつつ、次年度の種まきをする』という中長期採用には特に効果があると思いますね。
実際、私たちの園のブースには
- その場で園見学の約束をする方
- あとから連絡をくれる方
- 数カ月経ってから応募してくれる方
- 後日面接の場で「就職・転職フェアで知りました」と言ってくれた方
- 大学2年生、3年生と2年連続で来てくれる方
などが来てくれて、たくさんの出会いがありました。
当初の「少しでも多くの方に知ってもらう」という目的を果たしつつ、実際に就職・転職フェア経由で2名の採用につながったので非常によかったと思います。
ーーー保育士バンク!の就職・転職フェアを利用し、どのような点をメリットに感じましたか?
新卒の学生さんの集客力に魅力を感じました。
特に前回参加したときは、うちのブースに来ていただいた方の約9割が学生で。うちは中長期的な採用を主な目的としているので、その点は非常にメリットを感じています。
一回他社さんの就職・転職フェアに浮気をしたことがあるんですが(笑)、再び保育士バンク!さんを利用したら学生来場者の多さを実感し、出展するなら保育士バンク!がいいなと改めて思いました。
あと、保育士バンク!は担当の方が定期的に訪問してくれるのですが、他の園の状況や採用に関するトピックスといった情報をいただけるのも助かっています。
つい最近であれば、「園の口コミ欄に悪意のある書き込みがあると集客に影響するから、こまめにチェックするといいですよ」とアドバイスをくださって。
自分の園がどう見られているかって今までそんなに把握できていなかったので勉強になりました。
ーーー実際の保育の様子
就職・転職フェアで効果的にアプローチする方法
ーーー実際に採用につなげるために、就職・転職フェアでは求職者に対してどのようにアプローチしていますか。
そもそも就職・転職フェアは多くの法人が集まる場なので、うちへの入職意欲が高い人から情報収集程度の人、みたいにいろいろな求職者さんに出会うんですよね。
お話を聞いていると自園への志望度がなんとなくわかるので、その方のニーズに合わせて対応するようにしています。
たとえば、情報収集のみの方には園の概要や保育方針をメインでお伝えしたり、入職意欲が高い方には、実際に働くイメージが湧くように職員と話をしてもらったりして。
うちは法人全体で9園展開しているのですが、実際の配属先の雰囲気を知ってもらえるよう、各園の職員をフェアに同席させているんですよ。
求職者の方に居住エリアを聞いて「配属するならここかな」という園を確認し、そこで勤務する先生と話をしてもらっています。
先生たちには「自分の園の仲間を増やすんだ、という意識を持って魅力を伝えてね」とお願いしていますね。
そういう意味でも、就職・転職フェアは『実際に働く先生たちが、自分の園を求職者さんに直接アピールする』という形でアプローチできるので、うちが求めているやり方にマッチしているんだと思います。
ーーー同僚になる先生たちの雰囲気を知れたら、入職後をイメージできますし、ミスマッチも減りそうですね。
そういったアプローチができるのはリアルイベントならではですよね。
直接話をして興味を持ってもらえたら、「一度遊びにいらっしゃい」と園見学に誘っています。園の雰囲気や保育内容については、実際に見て知ってもらうのが一番だと思うので。
就職・転職フェアの時点ではまだ応募する前だからこそ、じっくり園の様子を見たり職員からいろいろと話を聞いたりしてもらえる。
ぜひ自分の目で見て判断してほしいという思いはありますね。
今後の採用活動について
ーーー自園の魅力を先生たちに直接アピールしてもらうことで、就職・転職フェアを効果的に活用している「明日の福祉を考える人たち」。今後も定期的に利用していきたいと考えているそう。
就職・転職フェアという手法は、私たちがもともと目的としている「1年に1回は園の宣伝をしたい」という場合に非常に有効です。
また、中長期的な採用も狙っているのですが、リアルイベントで接点を持った人があとから問い合わせてくれることが意外と多くて。
数カ月経って面接に来てくれた人が、「こういう話をしてくれましたよね」みたいに”いいな”と感じたことを覚えていてくれるんですよ。
そう考えるとリアルの場での出会いやご縁をきっかけに採用へつながるのは、求職者と直接顔を合わせて話ができる就職・転職フェアだからこその魅力だと思いますね。
保育士バンク!について
保育士バンク!は、人材確保にお困りの保育施設の皆様に向けて、採用のご支援をしています。
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