ベビーシッターになるにはどうすればいいのでしょうか?まずは必要な資格やスキルをチェックしましょう。ベビーシッターは働く時間や場所を柔軟に調整できる場合が多く、副業としても人気です!初めてでも安心してベビーシッターとしてのキャリアをスタートできる方法や、保護者から信頼を得るために知っておきたいポイントを詳しく解説します。
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ベビーシッターになるには?
ベビーシッターになるには、どうしたらよいのでしょうか。ベビーシッターの仕事内容ついて確認しながら、ベビーシッターとしての働き方について考えていきます。
そもそもベビーシッターとは?
そもそもベビーシッターとはどのような仕事かを確認しておきましょう。
ベビーシッターとは、利用者の個人宅や託児所などで子どもを預かり、保育や身の回りのお世話などをする仕事です。主に0歳児から12歳児くらいまでの幅広い年齢の子どもを預かりの対象としており、保育だけでなく教育を行なうこともあるようです。
主な仕事内容は以下の通りです。
- 子どもの安全管理
子どもの安全を最優先し、事故やケガを防ぐよう注意を払いながら活動します。 - 遊びや学びのサポート
年齢に応じた遊びや学びの時間を提供し、子どもの成長や発達を促すサポートを行います。 - 食事やおやつの準備
保護者の指示に従って食事を準備し、食べさせたり後片付けをします。 - おむつ替えやトイレの補助
乳幼児の場合、おむつ替えやトイレトレーニングをサポートすることもあります。 - 就寝のサポート
寝かしつけやお昼寝の見守りなど、子どもの生活リズムを整える手助けをします。
一般的に勤務時間の融通が利きやすいため、自分の都合にあわせて働きたい方などに人気の仕事です。
ベビーシッターとしての働き方
ベビーシッターとして働くには、主に以下の3つの方法があります。
- マッチングサービスに登録
- 派遣会社に登録
- 個人事業主として開業
それぞれについて見ていきましょう。
ベビーシッターマッチングサービスに登録する
ベビーシッターマッチングサービスとは、ベビーシッターと利用者を直接つないでくれるサービスのことです。
登録すれば、自分の好きなタイミングで働くことができるという特徴があります。
すきま時間を有効的に使いたい方や、フルタイムで働きたい方など、自分の希望にあわせた働き方を実現できるというメリットがあるでしょう。
また、登録が無料というところも多く、自分のスキルに合わせて料金を設定できる場合もあるようです。
仕事を続けていくうちに、利用者の方がリピーターとなってくれるようになるのも、マッチングサービスに登録して働くメリットと言えそうです。
保育士バンク!の姉妹サービスKIDSNAシッターについて知る派遣会社に登録して仕事を紹介してもらう
ベビーシッターの派遣事業を行っている会社に登録して、派遣先を紹介してもらう方法もあります。
派遣会社に登録すると、自身の希望やスキルに合ったシッティング案件を会社側から紹介してもらえるため、安定して仕事を得られるというメリットが挙げられるでしょう。
また、経験が浅い方向けに研修を行っているところもあるため、これからベビーシッターとして働きたいと考える方にぴったりな方法かもしれません。
派遣会社に登録してベビーシッターとして働く場合、アルバイトやパート、派遣などの雇用形態が多いかもしれません。
正社員はほとんどいないと言われていますが、保育園やベビールームなどの施設で正社員として勤める働き方もあるようです。
個人事業主として開業する
ベビーシッターになる際に特別な資格などは必要はありません。そのため、個人事業主として開業する方法もあります。
個人事業主として開業することで、時間や料金を自由に設定できるといったメリットがある一方、最初のうちは、実績が少ないことから利用者の信頼を得ることが難しいといった懸念点も挙げられます。
また、利用者が定着するまでは収入が不安定という問題もあるでしょう。
仕事のやり方や働き方の面では自由度が高いものの、あらゆることを一人で行なう必要があるため、その分負担が大きいのが特徴と言えるかもしれません。
ベビーシッターの給料相場
ベビーシッターはアルバイトやパートで働く方が多いため、時給制が一般的になります。
時給はだいたい1000円から1500円程度が相場のようですが、利用者から人気があるベビーシッターの場合は2000円から2500円程度となるケースもあるようです。
経験が豊富だったり人柄が親しみやすかったりと、利用者から信頼を得ることができれば、さらに高い収入が期待できるかもしれません。
派遣会社やサービスによって異なりますが、これまでの実績やスキル、資格の有無によって報酬が上乗せになることもあるようです。
ベビーシッターになるには資格が必要?
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ベビーシッターになるには、基本的に資格は必要ないでしょう。
そのため、派遣会社やマッチングサービスに登録する場合は、決められた研修を受講すれば働くことができる場合が多いようです。
ただし、保育士資格や幼稚園教諭免許、看護師資格のいずれかを持っていないとベビーシッターとして登録できないサービスもあるようです。また、子育て経験や保育に携わった経験があると、働くうえで有利になることもあるかもしれません。
保育士資格や幼稚園教諭免許などの所持は必須ではないものの、持っておくと働き始めるときなどに役立ちそうです。
また、ベビーシッター専門の民間資格もあるので、いずれの資格も持っていない方は取得を検討してみてもよいかもしれませんね。
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ベビーシッターに向いている人の特徴
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ベビーシッターになるための概要がわかったところで、自分がベビーシッターとして活躍しやすいのか確認したいという方もいるかもしれません。ベビーシッターにはどのような人が向いているのか、特徴をまとめました。
子育て・保育経験がある人
前述した通り、ベビーシッターの主な仕事は子どもお世話です。
子育ての経験や、保育に携わった経験などがあれば、自身のノウハウを活かして働くことができるでしょう。
とくに個人事業主として開業する場合は、仕事を一から自分で見つけなければなりません。利用者を獲得するためには、自身の経験やスキルが重要になってくるかもしれません。
また、派遣会社やマッチングサービスに登録した場合でも、子どもとかかわった経験があれば利用者に安心してもらいやすくなるでしょう。
ほかにも、仕事の依頼を受けやすかったりマッチングしやすかったりするメリットが考えられるため、保育の経験を活かして働きたい人に向いている仕事と言えそうです。
体力がある人
ベビーシッターだけに限る話ではないものの、子どもとかかわる仕事をするうえで体力があることは重要になるでしょう。
子どもと遊ぶだけでなく、赤ちゃんであれば抱っこやおんぶをしたり入浴介助をしたりすることもあるかもしれません。
また、派遣会社やマッチングサービスによっては送迎や家事代行などを行なっていることもあるので、身体が丈夫であることは大切なポイントと言えそうです。
責任感のある人
ベビーシッターは、利用者の子どもを安全に預かることが最も大切です。
利用時間中にけがをしたり事故に遭ったりしないように、細心の注意を払う必要があるでしょう。
大事な子どもを預かっているということに対して責任を感じながら仕事に向き合う人であれば、利用者からの信頼も得やすいかもしれません。
子どもから目を離さないようにすることはもちろん、もしものことがあったときには迅速に対処することなどが大切になりそうですね。
ベビーシッターになるための方法を知り、働く選択肢に取り入れてみよう
今回は、ベビーシッターになるにはどうしたらいいのか、また資格や仕事内容などを紹介しました。
ベビーシッターになるには、個人事業主になるか、派遣会社やマッチングサービスに登録して働く方法があります。働くうえで資格は必須ではないものの、持っている方が有利に働くことが多いでしょう。
子どもの身の回りのお世話をしたり利用者の希望に応じたサービスを提供したりするのが一般的な仕事内容で、近年はイベントスペースや託児所など働ける場所も広がりつつあるようです。
ベビーシッターになるための方法や資格について知り、転職する際の選択肢の一つとして考えてみてもよいかもしれませんね。
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