【2025年最新】保育士に人気の転職先ランキング!異業種や選ばれる職場を一挙公開

保育士の資格を活かして働ける人気の転職先をランキング形式で紹介!企業主導型保育園や小規模保育園、ベビーシッターなど保育士経験やスキルを活かせる職場はたくさんあります!今回は保育施設や異業種別に詳しく紹介するので、転職検討中の方は参考にしてみてくださいね。仕事にやりがいをもって働ける転職・就職先を見つけていきましょう。

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保育士の退職理由は?

保育士さんの中には、今の職場を退職して新しい職場でスタートをきりたいと考える方もいるでしょう。

そもそも、保育士さんが退職を決意する理由はどのようなものが挙げられるのでしょうか。

2022年の東京都保育士実態調査報告によれば「保育士退職意向の理由」は以下の通りです。

保育士退職意向の理由ランキング
ランキング 理由
1位 給料が安い(61.6%)
2位 仕事量が多い(54%)
3位 労働時間が長い(35.4%)
4位 職場の人間関係(30.1%)
5位 他業種への興味(28.9%)
6位 職業適性に対する不安(24.3%)
7位 保護者対応の大変さ(22.1%)
8位 健康上の理由(21.8%)※体力含む
9位 子育て・家事(19.8%)
10位 自身の昇格などのキャリアアップが見通せない(16.7%

※複数回答可

出典:2022年度東京都保育士実態調査結果/東京都福祉保健局参考

給与が安いことを理由に退職を考える方が約6割。

上記の結果からわかるように、転職先を選ぶ中で待遇のよさや仕事量が多くないことは大切な要素といえるでしょう。

また近年は、認定こども園の誕生や小規模保育園の増設など、保育士業界が目まぐるしく変化しており、保育士資格や経験、スキルを活かせる職場はたくさんあります!

現在の職場環境に不満がある方は、視野を広げて転職先を見つけることが大切ですね。

ここからは保育施設や業種別におすすめの転職先をランキング形式で紹介します。※2025年12月時点 このランキングの順位は参考としてご覧ください。

保育士に人気!転職先ランキング:保育施設


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【保育士に人気の転職先ランキング】

1位 運営会社が大手の保育園
2位 小規模保育園
3位 障がい児施設
4位 企業主導型保育園
5位 病院内保育所
6位 児童館
7位 児童養護施設

1位 運営会社が大手の保育園

大企業が運営する会社の保育園は経営が安定しており、好待遇が期待できます。

なかには正社員の他、アルバイトやパートなどを積極的に雇用し、過不足なく人員を配置する園もあります。人員の配置数が多いと子どもとじっくり向き合う時間が増えますよね。

また、保育園だけでなく、学童クラブ、児童館など幅広く展開している企業があり、配属先を選択しやすいというメリットがあるかもしれません。

その他にも英語教育に特化したインターナショナルスクールや運動教育を中心に行う保育園など、独自の保育方針を打ち出し、保護者からの支持を集める園があります。

これから少子化が進む中、経営力のある大手の保育園は転職先として人気が高いでしょう。

おすすめポイント

大企業が運営する会社は、労務管理を徹底していることが多く、有給消化率も高いことから、サービス残業も発生しにくい環境でしょう。

人間関係で悩んでも系列園への異動願いが出せるため、「辞めずに環境を変える」という選択肢を持てるのも大手ならではの強みといえます。

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2位 小規模保育園

小規模保育園は、0歳〜2歳児を預かる少人数保育を行います。

保育士さんからの人気が高い理由として「乳児中心の保育」「一人ひとりにあわせてゆったりとした保育が可能」という点が挙げられそうです。

大規模な保育園と比べると行事準備や事務作業の仕事量が少なく、働きやすさを感じる方もいるかもしれません。

また、国は子育て支援の充実に向けて、3歳児〜5歳児のみを受け入れる小規模保育園の設立も検討しています。さらにこれから需要が高まることで、給与アップも期待できますね。

おすすめポイント

卒園式や運動会などの大規模行事がないため、持ち帰り仕事やピアノ練習のプレッシャーから解放される可能性も♪

小規模のため、保育中の移動も少なく、体力的な負担を減らして長く働きたい方にぴったりです。

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3位 障がい児施設

障がい児施設には、主に未就学児が通う児童発達支援施設と、 小学生〜高校生が利用する放課後等デイサービスがあります。

児童発達支援施設では、ことば・運動・社会性などの発達をサポートする療育が中心。

保育園や幼稚園に通いながら療育を受ける子も多く、一人ひとりの子どもの特性に合わせて、一対一や少人数でじっくり関われるでしょう。

放課後等デイサービスでは、放課後や長期休暇中に子どもたちが安心して過ごせる環境を整え、遊びや製作、外出活動などを通して自立や社会性を育む支援を行います。

どちらの施設も、保育士として身につけてきた観察力や寄り添う姿勢を活かしやすく、子どもの成長を間近で感じられるやりがいのある職場です。

また、事務作業が比較的少ない施設が多く、残業もほとんどない環境を選びやすいことから、働きやすさを求める保育士さんに人気が高い転職先といえるでしょう。

おすすめポイント

療育施設は年々増加傾向のため、自分の希望に合わせた転職先を選びやすいというメリットあり。

一般的な保育園より基本給や資格手当が高めに設定される傾向で、高収入が期待できます!

専門的な障がいの知識がなくても、現場でスキルや技術を少しずつ身に付ける保育士さんが多数。障がい児保育のキャリアを積みたい方におすすめの転職先です。

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4位 企業主導型保育園

企業主導型保育園は、企業内や企業に併設された施設で主に従業員の子どもたちを預かります。

少人数保育を行い、行事や事務作業が少ないことが特徴です。

企業が多数の園を経営している場合は、さまざまな保育園で勤務しながら経験やスキルを積み重ねる保育士さんもいるでしょう。

中にはエリアマネージャーとして役職に就き、保育士の育成や園の運営に携わることができるケースも。

企業主導型保育園は、企業によって運営形態が異なるため、自身の希望の働き方と照らし合わせて、転職先を決めることが大切になりそうです。

おすすめポイント

同じ企業の社員同士が利用するため、保護者のマナーがよく、理不尽なトラブルやモンスターペアレント対応に悩まされることが少ない場合も。

オフィス街や駅近の立地が多いため、通勤ラッシュのストレスを軽減しやすいのも隠れたメリット。

土日休みの企業の場合は、同様に保育園も休みとなり、仕事とプライベートが両立しやすいかもしれませんね!

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5位 病院内保育所

病院内保育所は、院内で働く従業員の子どもを預かる保育所です。

病院が経営していることから、お医者さんや看護師さんなどの給与形態に伴い、保育士さんの給与も高い可能性があります。早朝や夜間勤務をこなせば、手当がつくことも!

病院の経営状況がよい場合には、アルバイトやパートにも賞与が支給されるケースもあるよう。

基本的に従業員の子どもを預かるため、アットホームな環境の中で保育ができることも転職先として人気が高い理由といえそうですね。

おすすめポイント

保育中に子どもが急な発熱や怪我をしても、すぐそばに医師がいるため、緊急対応への精神的なプレッシャーが少ない傾向に。

また、自身の診察代補助やインフルエンザ予防接種の割引など、医療機関ならではの福利厚生を受けられる場合も多いようです。

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6位 児童館

児童館は、0歳から18歳までの子どもたちが安心して過ごせる地域の遊び場・子育て支援の拠点です。

乳幼児親子向けの活動から小学生・中高生の見守りまで、幅広い年代と関われるのが特徴です。

乳幼児向けには、ふれあい遊びや読み聞かせ、季節のイベントなどを企画し、保護者の方がほっとできる場をつくります。小学生以降の子どもたちとは、遊びを通して関係を深めたり、安心して過ごせる環境を整えたりと、日々の成長に寄り添うことができます。

子どもたちの「やってみたい」を応援しながら、地域の子育てを支えていきたいという方にぴったりな仕事といえるでしょう。

おすすめポイント

行事準備や事務作業が少なく、定時で帰れることも多いため、働きやすさを感じる保育士さんが多いようです。

子育て中の保育士さんにも人気で多くの方が仕事とプライベートを両立しながら働いています!

幅広い年齢の子どもたちと関われるため、保育士としての経験の幅を広げられる点も魅力です。

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7位 児童養護施設

児童養護施設は、何らかの事情で家族と暮らすことが難しい子どもたちがいっしょに生活する施設です。ここでは1歳から18歳までの子どもたちが過ごしています。(個人の事情によって20歳まで延長可能)

職員同士がチームとして業務を進めるため、助け合いながら仕事をこなすことができそうです。

24時間体制のシフト制で働くことが多く、多様なシフトの中から自分に合った働き方を選べるかもしれません。

おすすめポイント

保育だけでなく、料理や掃除といった家事スキルが役立ちます!

宿直明けとその翌日の公休を組み合わせることで、平日の昼間に自由時間を作ったり、連休を取得したりしやすいケースがあるでしょう。

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保育士に人気!転職先ランキング:保育施設以外の職場


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保育士資格を活かせる保育施設以外の転職先をランキング形式で紹介します。

1位 幼児教室
2位 歯医者・美容室などの託児スタッフ
3位 ベビーシッター
4位 保育士養成校の講師
5位 写真館のスタッフ

1位 幼児教室

幼児教室は、英語や音楽、塾などその種類はさまざま。

大手が運営している幼児教室は保護者からの人気が高く、好待遇が期待できそうです。

自身の得意分野を活かして転職する場合もあれば、就職後にスキルを身につけてその分野のスペシャリストを目指す保育士さんも!

保育士資格を活かして保育園とは異なる環境で仕事をしたいという方には、ぴったりな職場かもしれませんね。

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2位 歯医者・美容室などの託児スタッフ

歯医者・美容室などに併設された託児ルームで働くスタッフは人気の転職先のひとつ。

比較的、髪型やメイクなどが自由で若年層の保育士さんが働きやすさを感じられるかもしれません。

託児の合間には違う業種の仕事のサポートをする時間があり、新鮮な気持ちで仕事に取り組めそうですね。

また、求人票の中には「〇〇医院受付募集」という欄に注釈で「保育士優遇」と書かれているケースも!受付業務に取り組みながら保育士の資格を活かして働けるため、求人をしっかりチェックしてみるとよいでしょう。

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3位 ベビーシッター

ベビーシッターは、利用者の自宅で子どもを預かったり、習い事の送迎を行なったりと各家庭に寄り添って保育を行います。

全国各地で募集されており、求人数が多めで転職しやすいのが魅力的ですよね。(ベビーシッターへの登録希望の方はこちらへ)

また、ベビーシッターと家庭をつなぐコーディネーターの仕事があるのはご存じですか?

利用者の方からの要望をヒアリングして、ベビーシッターと家庭のマッチング業務を行います。

興味のある方は一度求人をチェックしてみるとよいですね。

ベビーシッターに興味がある

4位 保育士養成校の講師

次世代の保育士の育成に携わることができる保育士養成校の講師。

転職先として人気の理由は、若い世代の方々とふれ合いながら自身の保育経験・スキルを活かせることでしょう。

授業の準備をする中で自分の保育経験を振り返ることもできそうです。

生徒から学業や就職に関してさまざまな相談を受けるため、やりがいを感じられる場面も多いようです。

5位 写真館のスタッフ

写真館のスタッフは、子どもの百日祝いや七五三、入学式などの記念に訪れる家族の撮影のサポートを行います。

着替えやヘアメイクなどを担当し、子どもたちが楽しく撮影できるような配慮が求められます。

その他にも電話対応や受付といったさまざまな業務を任されることも!

短時間パートやアルバイトの募集が多く、子育て世代の保育士さんに人気が高い職場といえそうです。

保育士に人気!転職先ランキング:異業種の働き方


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保育士の資格を活かせる異業種の職場をランキング形式で紹介します。

1位 本社勤務
2位 事務
3位 介護職
4位 保育士のキャリアアドバイザー
5位 IT関係

1位 本社勤務

保育園を運営する企業に入社する本社勤務。

人事職や総合職、事務職などさまざまな部署があり、保育士の採用業務園の運営管理などに携わるケースがあるでしょう。

保育士の経験を経て現場の業務改善の提案などを担うことで、やりがいを感じる場面も多いようです。

比較的求人が少なめなので、求人情報を頻繁にチェックすることが大切ですね。

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2位 事務

事務職は、保育士さんに限らず女性の転職先として人気の高い職種でしょう。

主に電話応対や書類整理、データ入力などを行うため、書類作業が多い保育士のスキルを活かして働くことができそうです。

また、残業がほとんどなく定時で帰れることが多いというのも魅力のひとつですよね。

事務職未経験から挑戦しやすいのは一般事務や営業事務といわれていますが、医療事務や介護事務など福祉系の仕事を選ぶ保育士さんもいるようです。

自身が興味のある分野の事務にチャレンジすると、新しい能力を身につけることができそうです。

また、子どもと関わる仕事に就きたいという方の中には、保育園の事務職を希望することも!

その際は求人状況をチェックしてみるとよいですね。

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3位 介護職

少子高齢化の今、保育園から介護施設へと転職を考える保育士さんもいるでしょう。

子どもの食事や排せつなどをサポートして培った能力を活かして、介護現場で活躍しています。

転職先として人気が高い理由に、全国的に求人が多く選択肢の幅が広いことが挙げられるでしょう。

また、大手企業が運営する介護施設は、保育園同様、経営が安定しており好待遇の期待も!

資格や夜勤手当などがつけば、さらなる給与アップも実現できそうですね。

4位 保育士のキャリアアドバイザー

保育士経験を経て、保育士専門の人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして働く選択肢もあります。

主な仕事内容は保育施設と保育士さんをつなぐマッチング業務を行うことから、現場経験を活かすことができるでしょう。

求職者の相談にのったり、保育園の人材採用のサポートをしたりと多様な業務をこなす中で、コミュニケーション能力や臨機応変に対応する力が身につきそうです。

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5位 IT関係

保育士さんは書類業務が多く、保育日誌や指導案などをパソコンで作ることが考えられます。ドキュメント作成や表計算ツールを取り扱う中で、IT関係の転職先に興味を持つこともあるでしょう。

IT関係といってもWEBデザイナーやシステムエンジニアと職種はさまざま。

在宅ワークを推奨している職場も多いことから「静かな環境の中でじっくり作業に取りかかりたい」という方にはぴったりかもしれません。

自身の興味のある分野を検討したうえで、IT関係への転職を検討してみるとよいですね。

保育士が転職するメリット・デメリット

保育士さんの転職先についてランキング形式で紹介しましたが、なかには転職すべきかどうか迷っている方もいるでしょう。

そんな時は、保育士から違う仕事に転職したときのメリットやデメリットを考えてみることも大切ですね。

メリット

  • 保育士としての悩みが解消される場合がある
  • 充実感を抱きながら働ける可能性がある
  • 仕事との向き合い方を見つめ直すきっかけになる
  • 収入upや好待遇が期待できる
  • 新しいスキルや経験が身につき、自信がもてる

保育士の仕事で「疲れがとれない」「ストレスが溜まっている」という方は、転職することでリフレッシュすることができそうですね。

また、体調不良に悩まされている方も新しい環境でスタートをきれば、心身共に安定することが考えられます。

デメリット

  • 子どもと関わる仕事に就きたいと後悔することがある
  • 新しい環境に慣れるのに時間がかかる場合がある

基本的に保育士の仕事は常に子どもと関わる仕事のため、全く違う職種に就くと寂しさを感じることがあるかもしれません。

無邪気に遊ぶ子どもの姿や笑顔に自然と癒されていた方もいるでしょう。

これからも子どもと接する仕事に就きたいという方は、転職先を選ぶ時に「子どもと関われる」仕事を探すとよいですね。

保育士が転職先を探すときに後悔しない方法

続いて、保育士が転職先を探すときに後悔しない方法を紹介します。

転職理由を整理する

まず、自分の気持ちをきちんと整理することが大切ですね。

一時的な感情で転職を決意してしまうと後で「もっと冷静に考えればよかった」と後悔することもあるでしょう。

なぜ、今の職場を退職して転職したいのか、理由を箇条書きにして書き出すとよいでしょう。

そのうえで抱えている悩みを解消できそうな転職先はあるのか、調べてみることが大切です。

保育施設に詳しいキャリアアドバイザーなどに相談するのもひとつの方法。

地域によって求人状況も違うため、一度確認するとよさそうです。

保育士バンク!に転職相談をする

保育士資格を活かせる職場を知る

上記のランキングを見てもわかるように、保育士資格を活かせる職場は保育園以外にもたくさんあります

そのため、転職を検討している方はお住まいの地域にどのような転職先があるのか、確認することが重要です。

例えば「給与が安い」ことが原因で辞めたい場合は大手が運営する園に転職すれば、今よりも高給与が望めるかもしれません。

保育園を運営する企業で運営をサポートしたり、小規模保育園で無理のない範囲で働いたりと、さまざまな選択肢があることを知っておくとよさそうです。

せっかく保育士の資格を取得したのだから、視野を広げるためにも保育士の資格を活かせる職場を探していきましょう。

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保育士の転職対策

保育士が転職する際の必要な対策を「履歴書・職務経歴書編」「面接編」にわけて紹介します。

履歴書・職務経歴書編

履歴書や経歴書では、志望動機や自己PRを記載し、自分自身をアピールしていきましょう。

<転職への意思を前向きに伝え、今まで培った経験やスキルをこれからどう活かしていくのか、詳しく記入することが大切です。

履歴書や職務経歴書の作成時の注意点は以下の通りです。

  • ネガティブな表現は避ける
  • 空欄にならないように半分以上埋める
  • 誤字脱字に気をつける

中には履歴書や経歴書を久しぶりに記入する方もいるでしょう。そんなときはこちらを参考にしてみてくださいね。

面接編

面接は誰しも緊張するものですよね。

声がうわずったり、どう答えてよいのか戸惑ったりする場面があるかもしれません。

スマートフォンなどを使って何度か練習の場面を撮影して「目線に問題はないか」「笑顔で話せているのか」などをチェックするとよさそうです。

また、面接官から以前の職場の退職について質問されることも多いでしょう。

以下のようにポジティブに受け答えすると好印象を与えることができそうです。

以前勤めていた園(あるいは職場)を退職した理由を教えていただけますか。

保育士として3年働き、保育活動や行事の企画・実行、保護者対応などさまざまな業務をこなし、一つ一つの仕事を最後までやり遂げる力を養うことができました。違う仕事に就き、キャリアアップしたいという思いが強くなりました。
弊社の〇〇という方針に感銘を受け、今まで培った経験やスキルを活かしたいと考えています。

また、面接で聞かれそうな質問をまとめたこちらの記事を参考に活用くださいね。

面接対策の相談をする

保育士が退職するときの注意点

保育士さんが退職するときの注意点を見ていきましょう。

保育士さんは来年度の進退の意向調査が行なわれる9月〜10月に退職を申し出ることが多いでしょう

ただ、年度途中に退職を検討する場合もあるため、気をつけるポイントをおさえておくとよいですね。

退職が決まったらCheck!

  • 後任の人選や引き継ぎのことを考えて、できるだけ早めに伝える
  • 就業規則で退職意向の申請期間を確認する(例:退職の3カ月前に申請するなど)
  • 直属の上司である主任や学年リーダーに相談し、そのあとに園長先生に伝えるなど報告の順番を考える
  • 職場で退職関係の話をすると噂で広まる可能性もあるため、注意する

法律上の退職の申請は離職の2週間前ですが、担任を持っていたり、責任のある仕事を任されていたりする場合は早めに意向を伝えることが大切ですね。

退職が決まったら、保育士バンク!の便利な保育士求人から転職先を探してみましょう。業界最多級の保育系求人の中から、保育士資格を活かして働くことができるさまざまな求人情報を探すことができます。

エリアや施設形態・業種ごとの検索はもちろんのこと、「土日休み」「残業少なめ」「ブランクOK」などの条件でも絞り込むことができるので、保育士資格を活かして自分らしく働ける仕事が見つかるかもしれません。

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保育士の転職に関するよくある質問Q&A

最後に、保育士さんの転職時の疑問にお答えします。

Q. 保育士から異業種への転職は難しいですか?

A. 決して難しくありません。

保育士の仕事で培った「コミュニケーション能力」「マルチタスク能力」「忍耐力」は、事務職や営業職、接客業など多くの職種で高く評価されます。また、20代〜30代前半であれば、未経験でもポテンシャル採用を行う企業が多いため、積極的にチャレンジできます。

Q. 40代・50代でも好条件で転職できますか?

A. 経験豊富なベテラン保育士を求める園は多いです。

特に新規オープンの園や、若手の育成に力を入れている園では、即戦力となるベテラン保育士の需要が高いです。役職付き(主任や園長候補)の求人を探すことで、今よりも年収アップが期待できるでしょう。

40・50代に人気の園を探す

Q. 給料が高い就職先はどこですか?

A. 運営母体が大きい園や企業型保育園などが挙げられます。

ランキング1位で紹介した「大手企業の運営する園」は、賞与や手当が充実している傾向にあります。 また、今回紹介した中では「病院内保育所」や「企業主導型保育園」も、運営元の給与水準に準ずるため高待遇が期待できます。

好待遇の園を探す

Q. ブランクがあっても復職できますか?

A. はい、復職支援を行っている園が増えています。

保育士不足の影響もあり、「ブランクOK」「未経験歓迎」の求人は多数あります。いきなり正社員が不安な場合は、パートからスタートし、感覚を取り戻してから正社員登用を目指すルートもおすすめです。

保育士バンク!は、あなたがやりがいを持って働けるように、サポートいたします!「復職したいけれど迷っている」という相談もOK!好待遇の非公開求人もあるため、まずはお問い合わせくださいね。

登録はたったの1分!

出典:2022年度東京都保育士実態調査結果/東京都福祉保健局
出典:参照条文等/厚生労働省

保育士に人気の転職先ランキングをチェックして一歩踏み出そう

転職は大きな決断ですよね。

だからこそ、保育士さんは自身の働きやすい職場を見つけたうえで、環境を変える必要がありそうです。

保育園から福祉関連の施設や一般企業への転職をする際は「違う仕事をしても働けるかな?」と心配になることもあるでしょう。保育士資格を活かせる仕事はたくさんあるので勇気を出して環境を変えるのも一つの方法です。

今まで培った経験やスキルを活かして、新しい職場で気持ちよくスタートをきりましょう

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保育士さんに人気の勤務先

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