履歴書に書く自己PRで、自分の長所や強みをどうアピールすればよいのかわからないと悩む保育士さんもいますよね。自身の人柄を伝え、魅力的だと感じてもらうには、どんなポイントを押さえればよいのでしょうか。今回は、保育士バンク!キャリアアドバイザーが教える、採用担当者に会いたいと思われる自己PRの書き方を解説します。
履歴書の自己PR欄、どう書く?
履歴書に記載する自己PRは、面接という次の選考に進むための重要なステップです。
スキルや強みをうまくアピールして、スムーズに面接につなげたいですよね。
しかし、「どうやって書いたらよいのかわからない」「アピールできる強みがない」と頭を悩ませる保育士さんも多いのではないでしょうか。
今回は、自己PRの作成に悩む保育士さんに向けて、保育士バンク!キャリアアドバイザーが書き方のコツをくわしく解説します。
履歴書の自己PRを書く前にここを押さえよう!
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採用担当者に会ってみたいと思われる自己PRを作成するには、まず3つのポイントを押さえておきましょう。
①保育で意識していることを書く
「子どもの自立を見守る」「友だちとのかかわりをサポートする」など、日頃から保育の軸として意識していることは、そのまま仕事に活かせる強みになります。
「自己PRに書く内容が思いつかない」と悩む保育士さんは、自分が日々どんな点に気をつけて保育しているのかを振り返れば、おのずとアピールポイントが見えてくるかもしれませんね。
②実体験(エピソード)や実績をもとにした具体的な内容を書く
強みや長所を伝える際は、それを裏付けるエピソードや根拠となる出来事を添えることが大切です。
単に「広い視野を持っている」「些細な子どもの変化にも気づける」などと書くだけでは説得力に欠けてしまいます。
強みを発揮した具体的な経験をいっしょに伝えることで、採用担当者が納得しやすい自己PRに仕上がるでしょう。
③自身の長所や強みを踏まえて、どのように保育で活かせるかを書く
自己PRで伝えた内容を、どのような形で保育に活かせるのか書きましょう。
アピールポイントとエピソードを伝えるだけでは、実際にどのように仕事に役立つのか採用担当者が想像しにくいでしょう。
採用後に活躍する姿をイメージしてもらえるよう、自身の強みを発揮してどのようにその園に貢献できるのかを書くことがポイントです。
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会ってみたいと思われる!保育士の自己PR例文
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キャリアアドバイザーが教える、採用担当者に会ってみたいと思われる保育士の自己PRの例文を見ていきましょう。
例文①
私の強みは、保育中や私生活でも、相手の表情や話し方から気持ちを察して行動できることです。
日々の保育のなかで、私は「子どもが発する小さなサイン」を見逃さず、気持ちを汲み取るよう意識しています。
現職で担当している2歳児クラスには、十分に思いを表現することが難しい子どもがいます。そういった子どもが友だちをじっと見ているときは、「いっしょに遊びたいサインかもしれない」と察し、遊びに誘ってみるよう声をかけ、伝え合いを見守るように努めています。
また「子どもの可能性を信じる」ことも大切にしています。
給食の時間に野菜をひと口も食べずに嫌がる子どもがいた際、野菜に親しみを持てるように、給食の前に絵本や手遊びを積極的に行うようにしました。すると、だんだん興味を持ちはじめ、ひと口ずつ野菜を食べることができました。
1人の子どもの”挑戦したい”という気持ちを引き出せた経験は、保育士としてとてもやりがいのあることでした。これからも、子どもの可能性を信じることで、次のステップに進む為のサポートをしていきたいと考えております。
自身が保育の中で意識してきたことや、それをどのように保育に活かすのかを伝えている例文です。
アピールポイントに加えて、自分が今後どのようなことを努力していきたいのかを書けば、仕事への熱量も伝えられるかもしれません。
また、プラスアルファのエピソードを添えることで、採用担当者に自身の人柄をイメージしてもらいやすくなるのでアピールにつながります。
例文②
私の強みは、子どもに寄り添った丁寧な保育ができることです。
以前担当していた3歳児クラスでおもちゃをめぐって子ども同士のケンカが起こった際、すぐに仲裁に入らずにまずはそれぞれの言い分を聞くようにしました。お互いの言いたいことを聞いたうえで、私が言葉を補いながら伝え合いを見守ると、きちんと仲直りすることができた経験があります。
前職の保育園では発達に応じた見守る保育を大事にしていたため、子どもが自分の気持ちをうまく表現できない場合は言葉や思いを引き出したり、時には代弁したりしながら子どもの自立を見守るよう努めていました。
貴園は子どもの自主性を尊重した保育を心がけているため、これまで培ってきた経験を活かして、子どもの成長をサポートしていきたいと考えております。
これまでの保育士経験で培った強みや、その根拠となるエピソードを伝える例文です。
アピールポイントが応募園の方針や理念とマッチしていたり、志望動機の内容とリンクしていたりすると、履歴書を通して一貫性のある人物である印象を与えることができるでしょう。
自己PRの書き方に迷ったら、保育士バンク!にご相談ください!
今回は、キャリアアドバイザー直伝の、採用担当者に会いたいと思われる自己PRの書き方を紹介しました。
書類選考は次の面接につながる重要なステップであるため、履歴書や職務経歴書などをどう作成すればよいのか悩んでしまいますよね。
そんなときは、保育士バンク!にご相談ください。
専属のアドバイザーが、履歴書の添削から面接対策まで、保育士さんの転職を全面的にバックアップいたします。
完全無料でご利用いただけるうえに、転職相談のみでも大歓迎。
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