乳児院で働く職員の一日の流れや仕事内容とはどのようなものなのでしょうか。乳児院は24時間365日子どもたちを養育する施設であることから、交代制の勤務形態がほとんどです。今回は乳児院で働く職員の一日の流れや早番~夜勤の勤務時間の例を詳しく紹介します。年間行事についてもまとめたので、参考にしてみてくださいね。
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乳児院とは
乳児院とは何らかの事情で保護者との生活が困難な乳児を保護し、安定した生活環境を整えたうえで、養育する施設のことをいいます。
原則として1歳児未満の子どもが対象ですが、実際には2歳児~3歳児の子が入所することも多いようです。
乳児の入所理由は「両親の精神疾患を含む病気」「父母就労」「父母の受刑」「虐待」「ネグレクト」などが挙げられます。
こども家庭庁の2021年の調査によれば、全国の乳児院の施設数は144カ所、入所児童は2351人となっており、何らか事情を抱えた乳児にとって大切な居場所となっています。
近年はより家庭的な環境の中で保育が行なわれるよう、小規模のグループ単位での養育が推進されているそうです。医師や看護師、保育士、児童指導員、栄養士などを配置し、職員がひとつのグループとなって子どもの成長を手厚くサポートしています。
ここからは、乳児院で働く職員の一日の流れや早番、夜勤などの勤務時間の例、年間行事について詳しく見ていきましょう。
乳児院で働く職員の一日の流れ
まずは、乳児院で働く職員の一日の流れを紹介します。これはあくまでも一例になるため、施設によってスケジュールが異なる場合があります。

それでは、職員の業務スケジュールを詳しく見ていきましょう。
【6:00】子どもの起床/検温/着替え
子どもを優しく起こし、着替え、オムツ替え、排泄や歯磨きのサポートなどを行ないます。
また、検温を実施して体調の変化を確認し、子どもたちの健康状態をチェックします。
【7:00】朝食の用意/介助
朝食の準備や配膳を行ない、年齢に合わせて食事の介助をします。離乳食の調整、食器の片づけなども行なうでしょう。
【8:00~8:30】幼稚園に通園する子どもたちの送迎、掃除/洗濯などの家事業務
幼稚園に通園する子がいる場合は職員が送迎を行ない、幼稚園の先生と連絡や共有事項の確認などを実施します。
送迎業務は職員同士で分担し、乳児院に残った職員はその他の子どもの見守りや家事などを担います。
【9:00】散歩/室内遊び/戸外遊びなど
室内で遊んだり、天気のよい日は散歩に出かけたりと、乳児たちの興味や発達段階に合わせて遊びを提案します。
わらべうたや手遊び、ゲーム遊びなどさまざまな活動を行ない、子どもたちが楽しく過ごせるようにサポートしていきます。
【11:30】昼食の用意/食事の介助
昼食の準備や配膳、年齢に合わせて食事の介助をします。朝食同様、食器の片づけや清掃などの家事を行ないます。
【12:30】午睡
続いて、午睡の時間です。一人ひとりの様子を確認しながら、絵本の読み聞かせなどを行ない、安心して眠れる環境をつくります。
うつぶせになっていないかなどの睡眠状態の確認や安全性のチェックを行ないます。
【15:00】幼稚園に通園する子どもたちの送迎/おやつの用意/食事の介助/遊び
幼稚園に通園する子がいる場合は降園時間に合わせて迎えに行き、おやつの用意や食事の介助などを実施します。
また、個別支援が必要な乳児への対応や遊びの提案などを実施します。
【16:00】入浴
子どもたちの身体を清潔に保つために入浴・沐浴をサポートします。入浴後はお風呂の掃除などの清掃作業なども行ないます。
【18:00】夕食の用意/介助
夕食の準備や配膳を行ない、年齢に合わせて食事の介助をします。幼稚園の話や今日一日あったことなどを話し、温かな雰囲気で過ごします。
【20:00】就寝/消灯/事務作業/定期的な巡回
就寝・消灯の時間です。安心感を抱きながら眠りにつけるように添い寝やお話をします。
また、子どもを定期的に見守りながら事務作業などを行ない、明日の活動に備えます。
乳児院の一日の流れを見て、どのように感じましたか?
「赤ちゃんとじっくり向き合いたいけれど、自分に向いているかな?」と気になった方は、まずは2分でできる適性診断で、あなたの資質を客観的にチェックしてみましょう。
乳児院の職員の早番・遅番・夜勤の勤務時間例
乳児院の職員は24時間365日体制で子どもたちを養育します。そのため、「日勤」「早番」「遅番」「夜勤」の交代制で働くことが考えられます。
早番・遅番・夜勤の勤務時間の例は以下の通りです。

一般的に交代制でシフトが作成され、その勤務時間に合わせて出勤します。出勤・退勤時間の前後は業務内容の確認や引き継ぎなどが行なわれるでしょう。
また、早番や遅番、夜勤の場合は手当が支給される場合もあるようです。これから乳児院に就職・転職を考えられている方はシフト例や手当の有無などをチェックしてみましょう。
なお、人材紹介サービス「保育士バンク!」では乳児院の求人も紹介しています。
「乳児院で働きたいけれど迷っている」「赤ちゃんが好きでお世話してみたい」という保育士さんは一度、ご相談くださいね。専任のキャリアアドバイザーがあなたの希望の勤務先を見つけるサポートをいたします。
乳児院に興味がある24時間体制で子どもを支える乳児院では、不規則なシフトへの適応も大切なポイントです。
あなたの性格や価値観が、乳児院特有の「養育環境」にどれくらいマッチするか、客観的に判定します。
乳児院の年間行事

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乳児院では子どもたちが健やかに施設で生活を送れるようにさまざまな行事を開催しています。
行事の開催例はこちらの通りです。
- 4月:お花見
- 5月:春の遠足、身体測定
- 6月:運動会
- 7月:プール遊び
- 8月:七夕まつり
- 9月:ぶどう狩り
- 10月:お芋ほり
- 11月:秋の遠足
- 12月:クリスマス会
- 1月:餅つき
- 2月:節分
- 3月:ひな祭り
また、毎月子どもの誕生日会を開催する施設があるでしょう。その他にも職員の自宅で家庭体験などを実施する場合もあるようです。
行事を通じて子どもの成長を共に喜ぶ時間は、乳児院ならではの大きなやりがいです。
専門的なケアと深い愛情が求められるこの職場で、あなたの強みがどう活かされるか。キャリアのヒントを今すぐ手に入れてみませんか?
乳児院の一日の流れを知ろう
乳児院にはさまざまな事情を抱えた子どもたちが入所することから、職員は愛情深く接する中で信頼関係を育むことが大切になります。子どもたちが安心感を抱きながら家庭的な環境の中で成長できるよう、サポートすることが重要です。
なお、「少人数の乳児とふれあいながら仕事がしたい」「0歳~2歳児中心の保育に興味がある」などという方は保育士バンク!にご相談くださいね。
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乳児院の適性・相性診断
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