保育園で発行する6月のおたよりの書き出しに悩むことはありませんか?季節の挨拶や子どもの様子、保育園の行事にふれて、読みやすい園だよりやクラスだよりを届けましょう。今回は、6月の季節や時候の挨拶を中心に30選のおたより文例を紹介します。乳児・幼児別の子どもの様子の伝え方もまとめたので、参考にしてみてくださいね。
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■目次
【6月のおたより】園だよりやクラスだよりの書き出しに悩む
6月と言えば梅雨シーズン。
じめじめとした気候に気分が沈みがちかもしれませんが、おたより作成時にどんな書き出しを記入すればよいのか、悩む保育士さんもいるでしょう。
保育園のおたよりは季節の挨拶(時候の挨拶)から始まり、子どもの様子を伝えたり、行事の説明をしたりすることが多いでしょう。
紫陽花や虹など季節にちなんだモチーフがさまざまあるので、この時季ならではの自然の魅力をイラストなどを添えて伝えられるとよいですね。
今回は、6月のおたよりの書き出し例文30選を紹介します。園だよりやクラスだよりに使える子どもの様子の伝え方もまとめたので参考にしてみてくださいね。
【6月のおたより】季節の挨拶の書き出し文例
6月の園だより・クラスだよりに活用できる書き出しの文例を紹介します。
文例1
色鮮やかな紫陽花の花とともに梅雨の時期がやってきました。
季節の移り変わりを感じながら、キラキラ輝く子どもたちの笑顔にほっこりする毎日です。
文例2
雨音を楽しめる6月の季節は、玄関にかわいらしい長靴が並びます。
晴れたり雨が降ったりといった自然の変化を子どもたちと感じながら、夏の訪れを待ちたいと思います。
文例3
梅雨のじめじめとした気候を吹き飛ばすかのように、子どもたちは元気いっぱい!
雨上がりの水たまりも、子どもにとっては楽しい遊び場のようです。
文例4
木々の葉が青々と茂り、夏の予感を感じる6月。
雨あがりに顔を出した虫を見つけて「アリさん何か運んでいるよ!」「ミミズがニョロニョロしてる!」と話す子どもたち。
雨が続きますが、晴れ間がのぞいたときは自然遊びを楽しみたいと思います。
文例5
梅雨の時期となり、雨が降る日も多くなってきました。
子どもたちは室内で運動遊びやリズム遊びを楽しんでいます。
ときどきカエルの鳴き声が聞こえてくると「ゲロゲロ♪」とまねっこしながら、笑顔で過ごしています。
文例6
梅雨の時期がやってきて、室内遊びが増えてきた今日この頃。
「雨がやみますように!」という願いを込めて、てるてる坊主作りを楽しむ子どもたち。
室内でも元気いっぱいに身体を動かせるように、ゲームや運動を楽しみたいと思います。
文例7
雨の降る日が多くなり、外へ散歩に行けず遊び足りない様子の子どもたち。
異年齢の子どもたちとごっこ遊びをしたり、製作遊びをしたりしながら楽しく過ごそうと思います。
文例8
6月に入ってからは急に汗ばむほど暑い日もあり、不安定な気候ですね。
手洗いやうがいなどを定期的に行なうなどして、体調を崩さないよう注意しながら過ごしたいと思います。
文例9
入園・進級からあっという間に2カ月が経ちました。
梅雨の時期になり、お気に入りの長靴で登園する子どもたち。
じめじめする気候が続く6月ですが、さわやかな夏の季節がもう少しでやってきます!引き続き体調管理に気をつけて、笑顔いっぱいに過ごしたいと考えています。
文例10
入園・進級から2カ月が経ち、お気に入りのおもちゃで遊んだり、友だちと鬼ごっこをしたりと元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られます。
散歩や公園に出かけた際は「泥団子作り」や「草ずもう」などの自然遊びを楽しみ、季節の移り変わりを感じられたらと思います。
【6月のおたより】行事別の書き出し文例
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6月の行事としては、以下のようなものがあるでしょう。
- 虫歯予防デー
- 父の日
- 夏至
- 衣替え
各行事別の園だよりやクラスだよりの書き出し例文を紹介します。
虫歯予防デー
文例1
6月4日の虫歯予防デーの日に、歯科検診を行なう予定です。
正しい歯の磨き方を子どもたちに伝えますので、ご家庭でも磨き残しがないか確認してみてくださいね。
文例2
6月4日の虫歯予防デーでは、子どもたちに歯の大切さや正しい磨き方について伝えたいと考えています。
職員が作った人形劇「ばい菌マンから歯を守ろう」を披露しますので、子どもたちにどんなお話だったか聞いてみてくださいね。
父の日
文例1
父の日には、日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼント製作を考えています。
どんなプレゼントにするかは子どもたちと相談中なので、乞うご期待!
当日はプレゼントの持ち帰りの袋をご用意ください。
文例2
父の日は、お父さんへの日頃の感謝を込めてプレゼント製作を行ないます。
製作遊びが大好きな〇〇組さんのみんなは、どんな作品を作るのか今から楽しみにしています。
夏至
文例1
1年間の中で昼の時間が最も長く、夜の時間が短い夏至がやってきます。
夏至にキャンドルナイトを開催する地域も多いようです。
保育園では保育室を暗くしてキャンドルを灯し、その様子を楽しみたいと思います。
当日は安全面に十分注意して行なわれます。子どもたちにお話を聞いてみてくださいね。
文例2
1年間の中で最も昼の時間が長く、夜の時間が短い「夏至」。
当日は夏至について子どもたちに簡単に説明し、お家で夜にどんなことをして過ごしているかインタビューしてみたいと思います。
衣替え
文例1
6月は気温も上昇し、一般的に衣替えが行なわれる時期です。
保育園に置いてある着替えの衣服も長袖から半袖へ入れ替え、涼しい日に羽織れるような薄手の上着を用意するなどの調節をお願いします。
文例2
夏が近づき、衣替えの季節がやってきました。
保育園に置いてある着替え袋の中身の入れ替えを予定しています。まだ肌寒い日もあるので、その日の気候にあわせて衣服の調整をお願いします。
【6月のおたより】乳児・幼児別の子どもの様子を伝える書き出し文例
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6月の園だより・おたよりで子どもの姿を伝える書き出し例文を紹介します。
乳児クラス(0歳児・1歳児・2歳児)
0歳児
<文例1>
入園からあっという間に2カ月が過ぎ、子どもたちも新しい環境に慣れてきました。
音楽を鳴らすと、鈴を持って楽しそうに身体をフリフリ!
ニコニコ笑顔がとってもかわいい〇〇クラスの子どもたちです。
<文例2>
0歳児クラスでは、指スタンプで紫陽花の製作にチャレンジ。
スタンプを使ってきれいな模様を描く姿を見ると、成長を感じます。
保育室の壁面に作品を飾っているので、ご覧になってみてくださいね。
1歳児
<文例1>
雨の日にマット運動やボール遊びを楽しみ、元気いっぱいに身体を動かす子どもたち。
遊び終わった後のお昼寝タイムは、すやすやとかわいい寝顔が並びます。
<文例2>
最近の〇〇組のブームは楽器遊び。
すずやカスタネット、手作りの太鼓を使ってリズムをとる姿がとってもかわいらしいです。
2歳児
<文例1>
入園・進級から2カ月が過ぎ、すっかり新しい環境にも慣れた様子です。
お気に入りの遊びを通して、友だちといっしょに楽しく遊ぶ姿も見られるようになりました。
<文例2>
雨の日が多い中、晴れ間を見つけてお散歩に出かけています。
紫陽花やラベンダーなどきれいなお花をニコニコ眺める子どもたち。
夏に向けて季節の移り変わりを楽しみたいと思います。
幼児クラス(3歳児・4歳児・5歳児)
3歳児
<文例1>
雨上がりの日の散歩では、カタツムリやカエルなどに出会えることも。
虹を見つけたときは「きれいだね!」と、子どもたちの目がキラキラ輝いていました。
<文例2>
最近は、雨が降ったり止んだりと不安定な気候が続いています。
晴れ間が見られたときは公園遊びに出かけ、ブランコや滑り台などの遊具で楽しく遊んでいます。
引き続き風邪や感染症に気をつけて、手洗い・うがいを大切にしたいと思います。
4歳児
<文例1>
新しいクラスがスタートして早2カ月。
友だちと製作したり運動したりと、元気に過ごしています。ときには仲よしの友だちと遊ぶなかでぶつかることも。
自己主張したり、「ごめんね。」「いいよ。」と仲直りしたりすることを通して、友だちとの関わり方を学んでいる様子です。
<文例2>
〇〇組の最近のブームは縄跳び!
この間は大縄跳びに挑戦し、20回連続で跳ぶことができました。
チャレンジする子どもたちの姿はとっても頼もしく、成長を感じています。
5歳児
<文例1>
最年長クラスになり2カ月が経ち、すっかりお兄さんお姉さんらしい顔つきになりました。
縄跳びやマット運動では「〇級までがんばる!」と、目標をもって取り組んでいます。
<文例2>
雨の日が続き、室内では異年齢交流を大切にしています。
1歳児クラスや2歳児クラスの子どもたちとの遊びを楽しむ中で、小さい組のお友だちに手作りおもちゃをプレゼントする子も!
みんなの優しくておもいやりのある姿は、〇〇保育園のお手本になっています。
6月のおたよりの書き出しは季節の挨拶を意識しよう
6月は、虫歯予防デーや父の日などさまざまな行事があるでしょう。
梅雨の時期ということもあり、室内の遊びネタの準備に苦労する保育士さんも多いかもしれません。
そんな忙しい時期だからこそ、スムーズに園だよりやクラスだよりを執筆できるよう、上記の書き出し例文を参考にしてみてくださいね。
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