子どもに関わる仕事がしたいと就職・転職先を探す看護師さんはいませんか?「小児科の経験を活かして保育園に転職した」「看護師の資格を活用してベビーシッターをしている」など保育現場で活躍している方はたくさんいます!今回は子どもと関わる看護師の仕事を10選紹介します。あなたがやりがいをもって働ける職場を見つけていきましょう。
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■目次
子どもと関わる看護師の仕事に就きたい
看護師資格を取得された方の中には、「子どもが好き」「赤ちゃんとふれあう仕事がしたい」などという思いから、子どもと関わる仕事に就きたい方もいるでしょう。
以下のように転職や就職先を探している方もいるかもしれません。
看護師さん
「小児病棟で働いた経験を活かして子どもの健康面や成長をサポートできる職場で働いてみたい」
看護師さん
「出産前は病院で働いていたけれど、無理なく育児と仕事の両立ができる職場を探している。看護師と子育て経験を活かせる仕事はないかな」
看護師の資格を活かして、子どもの健康管理や成長を支えられる仕事はとても魅力的ですよね。
子どもと関われる仕事といってもさまざまな職場があるため、まずはどのような勤務先があるのかチェックすることが大切です。
ここからは看護師資格を活かして働ける、子どもと関われる仕事を詳しく紹介します。
【子どもと関わる看護師の仕事】保育関連
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子どもと関わる仕事といえば、乳幼児を預かる保育施設をイメージする方が多いかもしれません。
保育園では、法律上、子ども1人あたりの保育士の必要人数が決まっていますが、2023年4月から、当面の経過措置として各保育園での看護師や准看護師、保健師資格のある方を保育士とみなすこと(1人に限り)が発表されました。
保育士不足が続く中、看護師資格を保持している方を保育士としてカウントできることから、保育園での看護師需要が高まっています!
それではここから、看護師資格を活かせる保育関連の仕事について見ていきましょう。
保育園
0歳〜5歳児を預かる保育園で働く場合、主に子どもたちの検温や体調不良の際の対応、健康診断や歯科健診の補助などをします。基本的に医療行為は行ないません。
また、子どもの健康状態に不安を抱く保護者への相談に応じたり、連絡を取り合ったりと、家庭と連携するのも大切な仕事です。
「給与が少ないのでは?」と不安を抱く方もいるようですが、中には月給29万円以上の園やパートの時給が1500円スタートの園などもあるため、好待遇の求人をチェックしてみるとよいですね。
企業内主導型保育園
企業主導型保育園は、企業に勤める社員の子どもを預かる定員数が少なめの保育園です。
仕事内容は一般的な保育園と変わりはありませんが、少人数制のため、じっくり子どもと関わりながら働けるでしょう。
また、企業と同じ勤務体制で完全週休2日制や長期休暇を取り入れている園も多いかもしれません。
認定こども園
認定こども園は、0歳〜5歳児を対象とする教育と保育が一体化した施設です。保護者の仕事の有無にかかわらず子どもを預かります。
仕事内容は、子どもの健康状態の管理や体調不良時の対応など、保育園と同様です。
経営が安定しており、好待遇の園や福利厚生が手厚い園もあり、長期的な勤務を見据えて働くことできそうです。
乳児院
乳児院は、何らかの事情で保護者と離れて暮らす0歳児〜2歳児が入所する施設です。
子どもの健康管理や身の回り全般のお世話、家族への近況報告など、さまざまな仕事を任されるでしょう。
勤務は早朝勤務や夜勤があるシフト制が多く、手当が充実した施設もあるかもしれません。主に赤ちゃんとじっくりふれあいたいという方には、ぴったりな仕事ですね。
児童養護施設
児童養護施設は、保護者の死亡や病気、保護者から虐待を受けたなどの理由から保護者と暮らすことが難しい0歳〜18歳までの子どもが入所する施設です。
看護師は子どもたちの健康状態の管理や、体調不良時に通院が必要な子どものサポートなどを行ないます。
また、療育者として生活のお世話全般や保護者への対応を任される場合もあるようです。
家族の代わりに子どもたちをしっかりサポートしたいという方は、やりがいを感じられそうですね。
障がい児施設
障がい児施設には、0歳~6歳児未満が通う「児童発達支援施設」や小・中・高校生が通う「放課後等デイサービス」、重度の知的障がいや重度の肢体不自由のある子が生活する「重症心身障がい児施設」などさまざまな施設があります。
そのような施設で、看護師は子どもの健康管理や個別の療育計画作成といった重要な役割を担います。
小児科病棟での経験がある方は、障がいの知識やスキルを活かして働ける職場といえるかもしれません。
また、新人向けの研修制度がある園も多いことから、「障がい児の知識がなくて不安…」という方も安心して働けそうですね。
ベビーシッター
ベビーシッターといえば、保育士やベビーシッターの資格者が働くイメージを抱く方がいますが、看護師の活躍の場としても人気のある仕事です。
ベビーシッターは保護者の自宅で子どもを預かり、お世話や遊びのサポートなどをする仕事です。
医療的な知識がある看護師は需要が高く、安心して子どもを任されると保護者からの評価も高いようです。
また、看護師さんの中には「ベビーシッターとして働いてみたいけれど、勤務先の見つけ方がわからない」という方もいるかもしれません。
そんなときはキズナシッターにご相談くださいね。あなたの都合のよい時間帯にあわせて働くことも可能!副業として働く看護師さんもいるのでまずはお問い合わせください。
【子どもと関わる看護師の仕事】医療関連
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専門知識を活かして医療的なケアを中心に子どもと携わりたいという方もいるでしょう。
続いて、子どもと関われる医療関連の施設をまとめました。
小児科
小児科は0歳児~高校生までの子が通う診療科のひとつです。
職場は外来やクリニックなどさまざま。
医師の診断をもとに保護者や子どもたちの病気や怪我などへの手当、予防接種の提案や対応などを行ないます。
看護師としての専門的なスキルを活かしながら働くことができるため、やりがいを感じる場面も多いかもしれません。
小児病棟
小児病棟は、子どもが治療や検査、手術などを目的に入院する病棟です。
看護師は、病気や怪我のケアや子どもたちの身の回りのお世話などの重要な役割を担います。
保護者からの相談に応じながら家族を支える役目も求められるかもしれません。
小児疾患のさまざまな知識が身につくことから、看護師としての専門知識を深められる仕事でしょう。
小児訪問看護
小児訪問看護は、0歳~18歳の発育・発達に心配がある子や自宅で医療的なケアが必要な子どもなどに対して看護師が訪問するものです。
入浴が難しい子の介助や食事のサポート、保護者からの相談対応などを行ない、家族を包括的に支援していきます。
「小児の在宅医療のスキルを身につけたい」「家庭的な環境の中で子どもの成長をサポートしたい」という方には向いている仕事かもしれません。
子どもと関わる看護師の仕事のやりがい
看護師さんが子どもと関わる仕事に就く場合、どのようなやりがいがあるのか見ていきましょう。
- 「子どもが好き」という長所を活かして仕事に就ける
- 子どもの発育や成長を支えられる
- 医療的な観点から今まで培った知識や経験を発揮できる
子どもの言動や笑顔にほっこりしたり、癒されたりする場面が多いかもしれませんね。
また、医療関連の施設で働く場合は子どもの病気や怪我の状況を確認し、保護者とコミュニケーションを取りながら支援する場面もあるでしょう。子どもの回復をともに見守る中で絆が深まり、やりがいを感じられることも多いようです。
子どもと関わる看護師の仕事で大変なこと
保育施設では幅広い年齢の子どもと関わることが考えられるため、その年齢に応じた発育や発達の知識が必要になりそうです。各保育園では看護師1名のみを配属するケースがほとんどで、対応に迷いが生じても自分で決断できず、戸惑う場面もあるかもしれません。
病院の医師に指示を仰ぐなど対応法が確立された園も多いようです。就職時に不安なことがあれば、あらかじめ確認することが大切ですね。
また、小児科や病棟などで子どもと関わる仕事に就く場合は、病気や怪我をした子の回復を支える重要な役割を担います。
入院生活や通院に不安を感じるご家庭もあるでしょう。ときには、保護者の方が感情的になり、コミュニケーションが上手くいかないこともあるようです。
情報の共有に不備がないように信頼関係を築くことが大切になりそうですね。
なお、看護師さんの中には「子どもと関わる保育施設で働きたいけれど、病院勤務しか経験がなくて不安」という方もいるかもしれません。
その際は保育士バンク!にご相談ください。あなたが看護師の資格を活かせる職場を紹介いたしますので、まずはお問い合わせお待ちしています。
子どもと関わる看護師の仕事はたくさんある!転職を検討しよう
看護師さんを募集する子どもと関わる職場はたくさんあることから、自分の希望条件に照らし合わせながら転職先を見つけることが大切です。
病院での勤務経験を活かして保育施設で働きたいという方は一度保育士バンク!にご相談くださいね。
「自宅周辺の看護師を募集する保育施設を知りたい」というお問い合わせもOK!あなたの希望に合った職場を探すお手伝いをいたします。