保育園で節分の行事にちなんだ集会を行うことがあるでしょう。当日どのような出し物をすればよいのかと悩む保育士さんがいるかもしれません。今回は、保育園の節分行事に使える出し物のアイデアを紹介します。乳児も幼児もいっしょに楽しめるゲームやクイズなどをまとめたので、参考にしてくださいね。
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■目次
そもそも節分とは？
2月になると節分の集会を開き、行事にまつわる話や豆まきなどをする保育園は多いのではないでしょうか。
そもそも節分とは、文字通り「季節を分ける」という意味があります。
年に4回訪れる季節の始まりの日、「立春、立夏、立秋、立冬」の前日を指すようです。
年により変動しますが、現代では2月3日頃が節分の日として定着していますよね。
春の訪れである立春が待ち望まれていたことから、2月4日頃に迎える立春の前日が節分の日として定められたといわれています。
また、節分といえば、豆まきで鬼を追い払ったり、恵方巻を食べたりする風習があります。
豆まきをすることで1年間元気に過ごせるように願い、恵方巻を丸かじりすることで願いが叶うといわれています。
保育園で節分集会を行うねらい
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保育園で節分集会を行うことには、次のようなねらいが挙げられるでしょう。
1.集会に楽しく参加しながら伝統行事に親しむ
2.節分の由来や意味に興味を持つ
3.友だちと豆まきをすることを楽しむ
鬼のお面や豆まきで使う三宝などをあらかじめ製作しておけば、子どもがより興味をもって集会に参加できるかもしれません。
節分集会を通して、子どもが節分について知るきっかけになるとよいですね。
保育園で行われる節分集会の流れ
保育園で節分にまつわる集会を行う場合、以下のような流れが一般的でしょう。
1.節分の意味を子どもに話す
2.節分にまつわる歌を歌う
3.保育士さんが節分の出し物を披露する
4.鬼役が登場して豆まきをする
5.みんなで豆を食べる
保育園によっては、本格的な鬼を登場させて子どもをびっくりさせるところもあるのではないでしょうか。
「みんなが元気に楽しく過ごせるように、悪い鬼を追い出しましょう。」
こんな風に伝えると、鬼に勇敢に立ち向かう子どもの姿がみられるかもしれませんね。
保育園で使える節分の出し物【音楽編】
ここからは、歌や合奏など、音楽に関わる出し物を見ていきましょう。
1.鬼の手遊び歌
動画を参考に、鬼にまつわる歌を歌いながら踊ってみましょう。
乳児クラスの子どもも、保育士さんが楽しそうに身体を動かすのをみて真似をするかもしれませんよ。
2.豆のマラカスで合奏
豆まきのあとは、ペットボトルなど蓋つきの空き容器のなかに豆を入れてマラカスを作ってみましょう。
乳児用には乳酸菌飲料の容器などを使うと、子どもが持ちやすいかもしれません。
子どもが豆を誤飲しないよう、子どもから目をそらさないように注意しましょう。
鬼のシールなどを使ってデコレーションし、節分仕様に仕上がるよう工夫してみてくださいね。
豆のマラカスが完成したら、節分にちなんだ音楽に合わせて音を鳴らしてみましょう。
保育園で使える節分の出し物【物語編】
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ここでは、物語に親しめる出し物を紹介しましょう。
3.紙芝居
保育士さんが節分にちなんだ紙芝居を用意して、読み聞かせをします。
子どもといっしょに紙芝居を手作りすると、より物語に興味をもつかもしれません。
大きめに製作すると迫力が増すかもしれませんね。
4.ペープサート
保育士さんがペープサートを手作りして、節分にちなんだ物語を繰り広げます。
豆まきの仕方を説明する際に、ペープサートを使って子どもに伝えてもよいですね。
5.劇
日本昔話などを参考に保育士さんがさまざまな役になりきり、鬼の出てくる物語を演じます。
豆まきのとき、子どもの鬼退治をがんばろうという気持ちが高まるかもしれませんね。
保育園で使える節分の出し物【ゲーム編】
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次に、クラスみんなで盛り上がれるような節分にまつわる出し物を紹介します。
6.クイズ
節分にまつわるクイズを出題してみましょう。
- Q1 節分は何月何日？：2月3日（立春の前日）
- Q2 豆で退治するのは？：鬼
- Q3 豆まきはいつ行う？：夜（鬼の出現が夜のため）
- Q4 「鬼は外」のあとに言う言葉は？：「福は内」（地域により異なる）
- Q5 恵方巻を食べる時の約束は？：しゃべらないで全部食べる（恵方に向かいしゃべらずに食べきることができれば願い事が叶うと言われている）
- Q6 恵方巻に使う具材は何種類？：7種類（七福神にちなみ7種類の具材を使う）
子どもはクイズに答えながら、節分についての知識が楽しく身につくかもしれません。
おもしろい答えを混ぜて、3択問題や〇✖クイズにしてもおもしろそうですね。
7.的当て
鬼を的にして、的当てゲームを楽しみます。
保育士さんが鬼に扮して的になってもよいですね。
次の動画を参考に、節分用の的当てにアレンジしてみてくださいね。
8.輪投げ
鬼の角をめがけて輪を投げるような、手作りの輪投げを用意します。
保育士さんが鬼になり、フラフープを使って輪投げをするのも楽しそうですね。
次の動画を参考に、鬼の輪投げを製作してみましょう。
節分の出し物を通して、日本の伝統行事に親しもう
日本の伝統行事のひとつ、節分。
保育園で行う集会の出し物を通して子どもが節分の意味を知り、行事に親しめるとよいですね。
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