学童保育指導員の平均年収は約442万円(2025年度賃金構造基本統計調査の対応区分より算出)です。20代で300万円台、30代以降は400万円を超える水準が目安となります。本記事では年齢別の給料データや時給、処遇改善制度の活用法、資格取得によるキャリアアップまでくわしく解説します。

学童保育指導員の平均年収
学童保育指導員の平均年収は約442万円・月給約30万円
2025年度の賃金構造基本統計調査によると、学童保育指導員を含む職種の年収や月収は以下の通りです。
全国平均年収:約442万円
月給:約30万4,000円
最も多い給与帯(月給):約26万〜28万円
上記の数値は、賃金統計上の対応区分「その他の社会福祉専門職業従事者」をもとにしており、「学童保育指導員」単独のデータではない点に注意が必要です。
資格保有の場合は、手当などで上記の平均給与額よりさらにプラスされる可能性もあります。LINEで相談OK!保育士バンク!に無料相談する
年齢別の平均年収
| 20歳~24歳 | 317万6,400円 |
| 25歳~29歳 | 361万2,900円 |
| 30歳~34歳 | 415万2,900円 |
| 35歳~39歳 | 433万8,600円 |
| 40歳~44歳 | 462万3,600円 |
| 45歳~49歳 | 469万8,900円 |
| 50歳~54歳 |
471万4,200円 |
| 55歳~59歳 | 481万0,600円 |
| 60歳~64歳 | 401万0,100円 |
| 65歳~69歳 | 397万0,400円 |
上記も、学童保育職員が含まれる「その他の社会福祉専門職業従事者」の2025年度のデータから算出しています。
これによると、20代の年収は300万円台が目安です。
30代から40代にかけてはリーダー職や勤続年数の積み重ねにより、400万円を超えてくるようになります。
一方で、60代以上では非常勤や短時間勤務へ移行する人も多いため、年収が減少する傾向があります。
なお、年収にも大きくかかわってくる「月々の出費」を抑えることも大切です。年収の伸びしろを知りたい!自分の年齢の求人相場
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学童保育指導員の時給・月給と勤務形態
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学童保育指導員の平均時給は1,397円
学童保育指導員は、パートやアルバイトなど非正規雇用の比率が約66%と多く、時給の全国平均は以下の通りです。
時給:1,397円(全国平均)
ボーナス・賞与や一時金の有無、また昇給制度などは事業者によって差があるようです。また、年収は160万以内に収めるなどの「年収の壁」を超えないように調整しながら働いている方も多くいるでしょう。
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平均労働時間は月161時間。平日は午後中心の勤務
学童保育指導員が勤務する放課後児童クラブ(学童保育)は、放課後以降の小学生の受け入れ活動が事業の主となります。そのため、平日は14時〜18時を中心とした1日3時間〜6時間程度の勤務で働くシフトが多いようです。
なお、土曜や夏休みなど小学校が長期休暇に入る期間中は朝から開所して児童を受け入れるため、正規職員は8時間以上の勤務になるのが一般的です。
平均労働時間は月161時間とされているので、一般的な法定労働時間の範囲内といえるでしょう。
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学童保育指導員の年収を上げる3つの方法
放課後児童支援員資格を取得
学童保育指導員としてキャリアアップするうえで欠かせないのが「放課後児童支援員」任用資格の取得でしょう。
保育士や社会福祉士、幼稚園等の教諭免許を持っていることが取得要件ですが、無資格の場合は高卒以上かつ児童福祉事業に2年以上従事することや、大学で社会福祉の課程を履修しているなどの要件を満たしていれば取得可能です。
一般的なルートとしては、学童保育指導員(補助員)として2年以上勤務したのち、自治体ごとに実施している「放課後児童支援員認定資格研修」を受講して、資格を取得するケースが多いようです。
取得によって資格手当がつくことや正規雇用の道が広がるだけでなく、取得に向けたフォローを行っている自治体もあり、受講者数は年々増加しているようです。
昇給する・役職につく
放課後児童クラブ(学童保育)の現場では、長く勤務することでリーダー職や主任など役職につくケースがあります。こうした役職には役職手当がつくことが多く、年収アップにつながります。
さらに「放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業」により、勤続年数や研修実績に応じて処遇改善が行われることもあります。
転職する際には、この制度を導入している施設を選んだうえで長く勤務することで、安定した昇給が期待できるでしょう。
処遇改善を導入している施設へ転職
国が行っている「放課後児童支援員等処遇改善事業」の申請対象になっている施設で勤務するのも、年収をアップさせるひとつの方法といえそうです。
この事業は、学童保育指導員の収入を3%程度(月額9,000円)引き上げるために実施されている補助金制度です。
こども家庭庁が公表している調査資料によると、自治体によっては職員の月収が平均で5,700円以上改善しており、常勤職員では月額1万円以上収入がアップしている実績もあるようです。
また、開所時間が18時30分を超える施設では、追加の処遇改善が受けられる制度もあります。
全国の放課後児童クラブ(学童保育)でこの制度を利用している施設は68.5%と、年々増加しているようです。
転職の際には、その施設が制度を導入しているかなどの状況を確認できるとよさそうです。処遇改善の導入有無も確認OK制度が使える施設を紹介してもらう
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学童保育指導員の働き方に関するQ&A
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実際に学童保育指導員として働くうえで、気になるポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. 放課後児童クラブと保育園、年収が高いのはどっち?
学童保育指導員の平均年収は約442万円、保育士は約427万円と、それほど大きな差はありません。ただし、勤務先の
待遇面では保育園の方が手当が厚いケースもありますが、放課後児童クラブ(学童保育)は勤務時間が短く、ライフスタイルに合わせやすいのが魅力といえるでしょう。
Q. 学童保育で働くと家賃補助はある?
2026年時点で、学童保育職員には、保育士に実施されているような国や自治体による「宿舎借り上げ制度」にあたる制度はないようです。
学童保育を運営している法人や自治体独自の支援制度が行われている可能性はあるので、転職の際は確認してみる必要がありそうです。
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Q. 学童保育指導員の年収は今後も上がっていく?
国の「放課後児童支援員等処遇改善事業」により月額9,000円程度の賃金引き上げが行われており、導入施設は全国で68.5%まで拡大中です。さらに登録児童数が前年比で約4万8,000人増加していることから、人材確保のための待遇改善は今後も続くと考えられます。
Q. 学童保育指導員の求人で「処遇改善あり」かどうかを見分ける方法は?
処遇改善制度の導入有無を問い合わせるのはハードルが高いのも事実です。保育士バンク!では、キャリアアドバイザーが施設の制度の適用実態を事前に確認することもでき、処遇改善が適用されている施設を選べます。
Q. 保育士資格だけで学童保育指導員に転職できる?
さらに2年以上の勤務経験を積めば「放課後児童支援員」の認定資格研修を受講でき、資格手当や正規雇用への道も広がります。保育士バンク!では、資格要件や研修制度まで含めたキャリアプランをいっしょに整理します。
Q. 在職中でも転職サービスに登録して大丈夫?今の職場にバレない?
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Q. まだ辞めるか決めていないけど、情報収集だけでも登録していい?
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Q. 保育士バンク!に登録したら、しつこく電話がかかってこない?
電話・LINE・メールなど希望の手段と、連絡可能な時間帯を登録時に伝えていただければ、それ以外のタイミングで連絡することはありません。「まずは求人情報を見たいだけ」と伝えておけば、必要以上のやりとりは発生しません。
Q. 年収の高い学童保育指導員の求人はどこで探せる?
確実な転職を目指すなら、保育士専門の転職エージェントへの登録がおすすめです。
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出典:学童保育指導員/厚生労働省job tag出典:令和7年賃金構造基本統計調査/e-Stat政府統計の総合窓口
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