「高卒でも保育士になれるのか」不安を感じていませんか?保育士は国家資格ですが、高卒・未経験からでも十分に目指せる職業です。「資格の取り方は?」「試験の難易度は?」と悩む方も多いはず。今回は保育士になるための保育士試験合格ルート・養成校卒業ルートを解説します。主婦や社会人として実際に資格を取得した方の体験談や勉強法、よくある質問Q&Aも紹介!夢の実現に向けてお役立てください。
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高卒から保育士になる!「保育士試験合格ルート」「養成校卒業ルート」の選択を!
国家資格である保育士資格を取るためには、短大や大学などを卒業していないと、取得は難しいのでは?と考える方も多いかもしれません。
実は、保育士は高卒からでも目指せる資格です!
実際に、育児や仕事などと両立しながら保育士資格を取得し、現場で活躍している方はたくさんいます。
高卒から保育士資格を取得する方法は大きく分けて、以下の2つのルートがあります。
- 保育士試験に合格するルート(現場実習なし)
- 保育士養成施設(短大・大学・専門学校)を卒業するルート(現場実習必須だが、保育士試験なし)
具体的に2つのルートの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
保育士試験ルート
保育士試験ルートとは、独学や通信講座などを活用して学習し、国家試験に合格することで資格を取得する方法です。
保育士試験は毎年2回開催され、筆記9科目すべてをクリア後、実技「音楽」「造形」「言語」のうち2分野を選択して、合格する必要があります。
高卒の方が保育士試験を受けるには、「いつ高校を卒業したか」によって条件がわかれます。
以下のいずれかに当てはまる方は、そのまま受験することができます。
- 高校を平成3年(1991年)3月31日以前に卒業した方
- 高校の保育科を平成8年(1996年)3月31日以前に卒業した方
2025年時点では51歳以上の方であれば、保育士試験の受験資格を得ている方が多いでしょう。
一方で、50代未満の高卒の方は、そのままでは保育士試験を受けることができず、以下の条件を満たす必要があります。
児童福祉施設※などで「2年以上」かつ「2,880時間以上」の実務経験を積むこと
※児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設
保育所(利用定員20名以上)/保育所型認定こども園/幼保連携型認定こども園/児童厚生施設(児童館)/児童養護施設/助産施設/乳児院/母子生活支援施設/障害児入所施設/児童発達支援センター/児童心理治療施設/児童自立支援施設/児童家庭支援センター
つまり、まずは保育士資格を取る前に保育施設で働き、経験を積む必要があります。
とはいえ、これは決して遠回りではありません。実際に多くの方が、保育の現場で働きながら試験の勉強を進め、保育士資格を取得しています。
現場で子どもと関わる経験が、試験勉強のモチベーションにつながっているようです。
続いて、保育士試験ルートを選択するメリット&デメリットを見ていきましょう。
メリット
- 実習なしで保育士資格を取得できる
養成校と異なり、実習は不要。家庭や仕事と両立しやすいのが特徴です。 - 独学や通信講座の活用で在宅学習可能
子育てやパートのスキマ時間を活かして、自分のペースで勉強できます。通学が不要のため、時間や移動の制約がありません。 - 費用をおさえて資格取得を目指せる
独学なら1万円前後、通信講座でも8万円前後で済むことが多く、養成校の学費(200万円〜)に比べて費用をおさえられるでしょう。
デメリット
- 受験資格を得るまでに時間がかかる場合がある
高卒の方は、児童福祉施設で2年以上・2,880時間以上の実務経験を積む必要があります。たとえば、週5日・1日8時間のフルタイムで働いた場合、約1年半程度で要件を満たすことができます。 - 筆記・実技あわせて試験範囲が広く、難易度が高い
筆記試験は9科目、実技も2分野選択式であり、合格率は例年20%前後。独学での対策に時間がかかることもあります。 - 一発合格が難しく、長期戦になりやすい
全科目に一度で合格するのは難しく、複数回の受験を前提に計画する必要があります。そのぶん、心の余裕や継続力も求められます。
保育士試験ルートは、実習が不要、費用をおさえられるなど、働きながら資格を目指したい方にとって取り組みやすいルートといえそうです。
一方で、受験資格のハードルや試験対策の大変さなどを感じる方もいるため、仕事との両立の仕方や勉強方法をイメージしてみるとよいかもしれません。
養成校卒業ルート
保育士養成校(大学・短大・専門学校など)を卒業して保育士資格を取得する方法です。
厚生労働大臣が指定する「保育士養成施設」に通い、必要な単位を修得し、所定の実習を終えれば、卒業と同時に資格を取得できます。
多くの養成校では、入学時に書類選考や面接・筆記試験などの入試を実施しており、事前に受験対策が必要になりそうです。
主婦や社会人が通う在宅中心で学べる通信制の養成校もあり、ライフスタイルに合わせて選べるのも特徴です。
通信制大学や専門学校では、書類選考のみで入学が可能な場合が多いようです。学力試験に不安がある方や、勉強から長く離れていた方でも安心してチャレンジできそうですね。
続いて、養成校卒業ルートのメリット&デメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット
- 卒業と同時に保育士資格と幼稚園教諭免許が取得できる
保育士養成施設の多くでは、カリキュラムを修了することで「保育士資格」と「幼稚園教諭一種または二種免許状」の両方を取得できます※。
※学校の課程によって異なるため、事前に確認しましょう。 - 保育の基礎から実践まで学べる
子どもの発達や保育原理などを段階的に学べるカリキュラムが組まれており、現場で働く際に役立ちます。 - 同じ目標を持つ仲間と学び合える
保育士を目指す仲間と一緒に学ぶ環境があり、情報交換や励まし合いを通して、学習の継続や不安の軽減につながります。
デメリット
- 卒業までに2年間以上の学習期間が必要
保育士養成施設では、原則2年以上かけてカリキュラムを修了する必要があります。短期で資格を取得することは難しく、子育てや仕事との両立には計画的な時間管理が欠かせません。 - 実習やスクーリングなど、通学が必要な場面がある
通信制であっても、保育所や児童福祉施設での実習(合計300時間程度)や、年数回のスクーリング(対面授業)への参加が必要です。在宅中心とはいえ、通学が必要な場合がある点に注意しましょう。 - 学費の負担がかかる
通学制では200万円〜400万円程度、通信制でも年間30万〜80万円ほどかかるケースが多く、まとまった教育費として検討が必要です。
保育士養成施設を卒業するルートは、保育の基礎から実践までをしっかり学べることに加え、幼稚園教諭免許状も取得できるのが魅力です。
その一方で、学習期間の長さや学費の負担などが気になる方もいるかもしれません。
自身のライフスタイルと合った方法を選択し、保育士資格の取得を目指しましょう。
高卒から保育士になる!保育士資格を取得した方の体験談
ここまで紹介したように、保育士になるには「試験ルート」と「養成校卒業ルート」の2つの方法があります。
それぞれの特徴を理解しても、「実際にこの方法で資格を取った人は本当にいるの?」「家庭と両立できるのかな…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、実際に高卒・未経験から保育士を目指し、家庭や仕事と両立しながら資格を取得した方々の体験談を紹介します。※実際の体験談をAIで再構成しています。
社会人から通信制の養成校を卒業して資格を取得!
「保育補助」として実務経験を積み、保育士試験に合格
通信講座でコツコツ学習!30代主婦が一発合格を達成
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高卒からでも保育士になる!保育士試験の難易度と内容
高卒から保育士を目指す場合、保育士試験ルートを選ぶ方も多いでしょう。
ここでは、保育士試験の合格率や試験内容、難易度の特徴について詳しく見ていきましょう。
合格率と一発合格の難易度
保育士試験は毎年2回行われ、2023年度の合格率は26.9%。
例年の合格率は、おおよそ20~25%前後で推移しています。
一次情報によると、一発合格率は15%。
一発で試験に合格するのは難易度が高いといわれています。
ただし、保育士試験の筆記については「科目合格制」を採用しており、筆記試験の科目ごとに3年間の有効期限があります。
そのため、数年かけて段階的に合格を目指す人も多く、一度にすべての科目をクリアする必要はありません。
「一発合格できなかったらダメ」というわけではなく、自分のペースで取り組める設計になっている点が大きな特徴です。
筆記+実技試験の内容
保育士試験は、前期と後期の年2回実施され、筆記をクリアすれば実技試験に臨むことができます。
筆記試験
【筆記試験の科目(全9科目)】
保育原理/教育原理および社会的養護/子ども家庭福祉/社会福祉/保育の心理学/子どもの保健/子どもの食と栄養/保育実習理論
マークシート形式で、9科目全てで6割以上得点することが筆記試験の合格ラインです。
合格した科目は3年間有効です。条件によっては最長5年間延長可能なため、以下の記事で確認してみてくださいね。
また、筆記試験の詳しい内容はこちらをご覧ください。
実技試験
【実技試験】
「音楽表現」「造形(絵画)表現」「言語表現」の3分野の中から、2分野を選んで受験。実際の保育場面を想定した、実践的な内容
ピアノが弾けないという方は、「造形(絵画)表現」「言語表現」を選択し、合格を目指す方も多いようです。
実技試験の詳しい内容については以下の記事をチェックしてみてくださいね。
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高卒から保育士になる!独学・通信講座どっちを選ぶ?
保育士試験の勉強方法として「独学」と「通信講座」のどちらを選べばよいのか悩む方も多いでしょう。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の性格や生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
独学
独学とは、市販のテキストや過去問題集を使って自力で勉強する方法です。
費用は参考書代や問題集を合わせても、1万円前後に収まることが多いようです。
独学のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 費用をおさえられる
市販の参考書や過去問題集などを活用することで、比較的少ない費用で学習を始めることができます。 - 自分のペースで学習できる
スケジュールや使う教材を自由に決められるので、仕事や家事と両立しながら進めやすいというメリットがあります。 - インターネットで情報が手に入る
試験内容や対策、過去の受験者の体験談など、ネット上に多くの情報があるため参考にしやすいです。
デメリット
- 計画や管理をすべて自分で行う必要がある
どの順番で何をどれだけ勉強するかを考える必要があり、モチベーションの維持も課題になります。 - 制度変更などに気づきにくいことがある
保育士試験は法改正や細かい変更があるため、情報収集を怠ると古い内容で学習してしまう可能性があります。 - 実技試験の対策が難しい場合がある
特に音楽や言語などは、自己流の対策では不安を感じる方も多く、指導を受けられない点が独学の弱点といえそうです。
独学は、費用をおさえつつ自分のペースで進められる点が大きな魅力です。
一方で、情報収集やスケジュール管理、実技対策までを自力で行う必要があるため、計画性と継続力が求められそうですね。
通信講座
通信講座とは、自宅で学習を進めながら、テキストや映像講義、添削サポートなどを受けられる方法です。
費用の目安は、おおよそ2万円~8万円ほどで、受講する講座やサービス内容によって差があります。
ここでは、通信講座を活用するメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- カリキュラムが整っているため、学習の進め方に迷いにくい
「何から始めたらいいか分からない」と感じる方にとっては、カリキュラムに沿って取り組めることが安心材料になるかもしれません。 - 法改正や出題傾向の変化に対応している教材が多い
自分で情報収集をする手間を減らしたい方は、要点がまとめられたテキストがあると、心強いでしょう。 - 質問対応や添削などのサポートが受けられる
通信講座はサポート体制が整っている場合が多く、学習でつまづいた時に相談しやすいというメリットがありますね。 - 実技試験の対策までカバーしている講座がある
音楽や言語、造形(絵画)など、自分では対策しにくい分野についても、動画教材や練習課題が用意されている講座もあり、安心して取り組めそうです。
デメリット
- 費用がかかる
通信講座は内容が充実しているぶん、受講費用は独学よりも高額になりそうです。費用をおさえたい方には、少し負担に感じられるかもしれません。 - 教材やペースが合わない場合がある
「1日◯分」など目安はあるものの、人によっては内容が多く感じたり、思ったように進まないことも。受講前に講座の特徴をよく確認しておくと安心です。 - 受講期間の制限がある場合も
一部の通信講座では、サポートや添削の受付期間が決まっていることがあります。期限を過ぎるとサービスが受けられなくなるため、無理のないスケジュール管 理が必要です。
通信講座は、カリキュラムが整っていることから、効率的に学習を進められるでしょう。
また、法改正への対応や実技試験のサポートまで含まれている講座もあり、初めての方も安心して取り組めます。
一方で、費用の負担が独学に比べて大きくなる点や教材の使い方に工夫が必要な場面もあるため、自分に合った講座選びが大切です。
たとえば、「四谷学院の保育士講座」では、理解度にあわせてステップアップできる「55段階学習システム」で、段階的に無理なく学べるのが特徴です。
受講生の2023年度の合格率は73.2%。
忙しい社会人や子育て中の方からも支持されている、人気の講座です♪
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高卒以外の場合、保育士になるにはどうすればいい?
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児童福祉施設などで「5年以上かつ7,200時間以上」の実務経験があれば、保育士試験の受験資格が得られます。 - 短大卒・大学卒の方
基本的に、実務経験がなくても保育士試験を受けることができます。学部や専攻は問われません。
受験資格の概要については一般社団法人 全国保育士養成協議会に詳しく記載されていますのでチェックしてみてくださいね。
保育士試験はどれくらい難しいですか?
筆記試験は範囲が広く、一発で全科目に合格するのは簡単ではありません。
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筆記試験と実技試験、どんな内容ですか?
筆記試験では、子どもの発達や保育の基本、福祉制度など、子どもや子育てに関する幅広い知識が問われます。
すべてマークシート式で、科目ごとに合否が判定されます。
実技試験は、歌や絵、話の発表といった表現力が問われる内容で、実際の保育現場をイメージした課題に取り組みます。
試験に合格したら、すぐに保育士として働けますか?
試験に合格しただけでは、まだ保育士として働くことはできません。
都道府県に「保育士登録」の申請を行い、「保育士証」が交付されてはじめて、正式に保育士として名乗ることができます。
登録手続きには、合格通知や本人確認書類などが必要で、証明書の交付までには数週間かかることもあります。
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また、通信講座や過去問などを活用すれば、スキマ時間を使って効率よく学習することも可能です。
家庭や仕事と両立しながら勉強している主婦や社会人の合格者もたくさんいますので、自分のペースで無理なく取り組めば大丈夫です。
資格取得後、どんな働き方がありますか?仕事内容も知りたいです。
保育士の勤務先は、認可保育園・認定こども園・小規模保育事業所・企業内保育所・児童福祉施設など多岐にわたります。
正社員としてフルタイムで働く方のほか、家庭やライフスタイルに合わせてパート・派遣・短時間勤務を選ぶ方も多いでしょう。
主な仕事内容は、0~6歳の子どもの身のまわりや活動のサポート、保護者対応、行事の準備や記録などです。
保育士バンク!YouTubeチャンネルでは、実際の現場の様子や保育士さんの仕事内容をチェックできます!ぜひご覧くださいね。
【幼児クラスの保育士の1日】
【乳児クラスの保育士の1日】
出典:保育士になるには/こども家庭庁出典:保育士試験合格者の就職状況等に関する調査研究研究報告書/厚生労働省出典:保育士試験の実施状況(令和5年度)/こども家庭庁出典:令和7年試験案内/一般社団法人 全国保育士養成協議会
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「働きながら保育士を目指すのは難しいかな」「時間もお金も不安」と感じながらも、子どもに関わる仕事がしたい、保育士になりたい…そんな思いを胸に、一歩踏み出した方はたくさんいます。
最終学歴が高卒の方も自分に合ったルートを見つけ、保育士になることは可能です。
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「今からでも遅くない」、そう思えるような学びの仕組みとサポート体制が整っています。
テキスト・講義・演習が一体となったカリキュラムで、ゼロからでも着実に力をつけられる講座です。
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