手作りのトロフィーを準備すると、運動会やお楽しみ会などのイベントがより盛り上がるでしょう。子どもが思わず欲しくなりそうな優勝カップは、ペットボトルや紙コップなどの身近な素材を活用して作ることができますよ。今回は、保育に活かせるトロフィーの簡単な作り方を、子ども向けと保育士さん向けに分けて紹介します。
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■目次
保育でトロフィーを手作りするシーンとは
保育園で、オリジナルのトロフィーを手作りしてみませんか？
行事で行う競技やゲームなどでオリジナルの優勝カップを準備すれば、満面の笑顔でよろこぶ子どもの姿が見られそうですよね。
保育園でトロフィーを用意すると盛り上がりそうな行事を挙げてみました。
例えば、運動会の競技やお楽しみ会で行うゲームなどに参加した全員に、記念品として手作りのトロフィーを渡してもよいかもしれません。
また、「トロフィーの工作を通して行事に興味をもつ」というねらいで、子どもが自分用にトロフィーを手作りするのもよいでしょう。
次より、身近な素材を使って簡単に手作りできるトロフィーのアイデアを、子ども向けと保育士さん向けに分けて紹介します。
【子ども向け】手作りのトロフィーのアイデア
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まずは、子どもが簡単に作れるトロフィーの作り方を素材ごとにまとめました。
デザート容器
用意するもの
- プリンなどのデザート容器（大小 各1個）
- 牛乳パック（1個）
- シール
- リボン
- 接着剤
作り方
1.デザート容器の底と底を貼り合わせておきます。
2.(1)にシールを自由に貼ります。
3.(2)に牛乳パックの底の部分を土台になるよう接着させます。
4.残りの牛乳パックを開いて短冊状に2本細長く切り、上に重ねたデザート容器の両側面に貼り合わせて持ち手を作ります。
5.デザート容器の貼り合わせた部分にリボンをつけるとできあがりです。
製作のポイント
大きさの違うデザート容器を貼り合わせて、トロフィーに見立てます。
接着剤で貼り合わせる工程などの難しい部分は、保育士さんが行うとよいでしょう。
シール遊びを楽しみながら自由に模様をつけられるので、乳児クラスの子どもも楽しく取り組めそうですね。
紙コップ
用意するもの
- 紙コップ（2個）
- ラップの芯（1本）
- 鉛筆
- はさみ
- 接着剤
- ペン
作り方
1.動画を参考に、紙コップ1個を使ってメダルを作ります。
2.ラップの芯の端を片方だけ潰し、(1)のメダルを張り合わせます。
3.もう1個の紙コップの底に穴を開け、(2)の下部を差し込みます。
4.(3)にペンで自由に色を塗ったらできあがりです。
製作のポイント
ラップの芯の長さは、あらかじめ保育士さんがカットして調整しておきましょう。
メダルの中心に子どもの顔写真を貼れば、よりすてきに仕上がりそうですね。
（詳しい作り方はこちら）即席カップ麺の容器
用意するもの
- 即席カップ麺の容器（縦型 1個）
- 紙コップ（1個）
- 両面テープ
- 折り紙（金・銀）
- PEテープ
- 接着剤
作り方
1.保育士さんがあらかじめ、即席カップ麺の容器の側面に両面テープを貼っておきます。
2.即席カップ麺の容器の底と紙コップの底を貼り合わせます。
3.折り紙をちぎり、カップ麺の容器に貼り合わせます。
4.PEテープを即席カップ麺の容器の縁につければできあがりです。
製作のポイント
即席カップ麺の容器によって、いろいろな形のトロフィーが作れます。
ちぎり絵の要領で、容器の側面に折り紙をペタペタと貼りつけましょう。
さまざまな色のPEテープをつければ、より豪華に見えるかもしれません。
紙コップに自由に絵をかいたり、リボンをつけたりして仕上げてもよいですね。
牛乳パック
用意するもの
- 牛乳パック（1本）
- 色画用紙
- リボン
- 接着剤
- はさみ
作り方
1.保育士さんが、あらかじめ牛乳パックを横向きにして3等分にカットしておきます。
2.(1)の牛乳パックの飲み口の部分を少しだけ開き、(1)の底面に貼り合わせます。
3.(2)の側面の形に合わせて、色画用紙を貼り合わせます。
4.中央部分の牛乳パックを切り開いて細長く切って持ち手に見立て、(3)に貼ります。
5.リボンを牛乳パックの接着面につければできあがりです。
製作のポイント
牛乳パックを活用して、四角いトロフィーを作りましょう。
好きな色の画用紙を貼り合わせてペンで自由に絵をかけば、オリジナリティ溢れるトロフィーに仕上がりそうですね。
【保育士向け】手作りのトロフィーのアイデア
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次に、保育士さんが簡単に手作りできるトロフィーの作り方を紹介します。
紙コップ
用意するもの
- 紙コップ（1個）
- トイレットペーパーの芯（1個）
- リボン
- 画用紙（黄色）
- 接着剤
- はさみ
製作のポイント
あらかじめ保育士さんが、紙コップやトイレットペーパーの芯に切り取り線をつけておけば、子どもがはさみでカットしやすいでしょう。
画用紙を光沢のある折り紙に変更するなど、素材を工夫することで輝く優勝カップを作ることもできますよ。
（詳しい作り方はこちら）ペットボトル
用意するもの
- ペットボトル（キャップなし 1本）
- ビニールテープ
- アルミホイル
- リボン
- 接着剤
- カッター
作り方
1.ペットボトルを横向きにして3つに切り分けます。
2.(1)の飲み口と底の部分を接着剤でくっつけます。
3.ギザギザになっている切り口にビニールテープを巻いて保護します。
4.(1)の中央部分を切り開き、短冊状に2本細長く切ります。
5.(4)を(2)の両側にアーチ状に貼り合わせ、トロフィーの持ち手にします。
6.全体にアルミホイルを貼りつけ、リボンを施せばできあがりです。
製作のポイント
ペットボトルの容量や形状により、いろいろな大きさや形のトロフィーになるので、順位によって作り分けてみてもよいでしょう。
作りたいトロフィーの大きさをイメージしながら、ペットボトルをカットするとよいかもしれません。
持ち手の部分を作る際は、凹凸のないペットボトルを使用すると作業しやすいでしょう。
保育園で運動会などのイベントが盛り上がるトロフィーを手作りしよう
今回は、保育園で活用できるトロフィーの作り方を、子ども向けと保育士さん向けに分けて紹介しました。
ペットボトルや紙コップなどの身近な素材を使って簡単に工作できるので、運動会やお楽しみ会などのイベントに向けて優勝カップを準備してみましょう。
人数分用意し、記念品として全員にプレゼントしてもよいかもしれません。
オリジナリティ溢れる手作りのトロフィーを保育室に飾れば、行事の開催が待ち遠しくなりそうですね。
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