ダンボールを使って、本格的なギターの工作にチャレンジしてみましょう。この手作りおもちゃは、弦を弾くと実際に音を出せるようになっているので、作り終わったら子どもたちと楽器遊びをするのもよいですね。今回は、ダンボールを使ったギターの工作を紹介します。作り方を覚えて、保育園で実践してみてくださいね。
用意するもの
- ダンボール
- ダンボールで作ったネックの型
- 厚紙で作ったボディの型
- つまようじ 6本
- 輪ゴム 18本
- 絵の具
- 絵筆
- 水
- テープ
- ペン
- 定規
- カッター
- 接着剤
- はさみ
- キリ
作り方
1.大きなダンボールの上にネックの型をのせ、形に沿って線を引きます。同じものを2つ作りましょう。
2.(1)で引いた線に沿ってカッターで切ります。
3.大きなダンボールの上にボディの型を乗せ、形に沿って線を引きます。
4.(3)で引いた線に沿ってカッターで切ります。
5.(3)と(4)の手順で、形の異なるボディを2種類作ります。
6.(4)で作ったボディに、中心部分を避けて絵の具を塗ります。
7.絵の具が乾いたら、(6)の表面に透明なテープを貼ります。
8.(2)で作ったネックと(5)で作ったボディに、(2)で作ったもう片方のネックと(7)を貼り合わせます。
9.(8)を裏返し、(1)で用いたネックの型を貼りつけます。
10.ボディの部分に(5)で作ったボディを貼りつけ、裏返します。
11.細長く切ったダンボールの表面に、絵筆で水をつけます。
12.水がなじんだらダンボールの表面をはがします。
13.(10)のネック部分に(12)を貼りつけます。
14.つまようじを半分にカットします。
15.(13)で貼りつけたダンボールの端にキリで6つ穴をあけます。このとき、ボディの下側にも同じ数の穴をあけておきましょう。
16.つまようじに接着剤をつけ、(15)の穴に差し込みます。
17.輪ゴムを3つつなげて結び、ゴムの両端を(16)で差し込んだつまようじに引っかけます。
18.すべてのつまようじに輪ゴムを引っかけたら、事前にダンボールで作っておいた「ペグ」と呼ばれるパーツを貼りつければできあがりです。
製作のポイント
難しい工程は保育士さんが行おう
つまようじを半分にカットしたりキリで穴をあけたりする工程は、子どもがケガをしないよう保育士さんが担当しましょう。
また、カッターでダンボールを切る作業が難しそうであれば、子どもがはさみでカットしやすいように、保育士さんが事前に型を取って薄く切り込みを入れておくと簡単に作れるかもしれません。
できあがったら楽器の演奏会をしよう!
この手作りおもちゃは、輪ゴムを弾いて実際に音を出して遊ぶことができるので、工作を終えたら子どもたちでギターを奏でてみましょう。
また、保育士バンク!のYouTubeでは、ギターのほかにも簡単な楽器の作り方を紹介しているので、子どもたちといろいろな手作りおもちゃで演奏会を行うのもよいかもしれませんね。