2025年5月の最新保育ニュース!子どもを守る不審者対応訓練や横浜市待機児童ゼロ達成、ネット利用の低年齢化など

2025年5月の保育ニュースをお届けします。「不審者対応訓練の実施」「横浜市での待機児童ゼロ」「保育園と習い事先の業務提携」「連休明けの登園しぶり対策」「子どものネット利用の低年齢化」など、現場で役立つ話題をピックアップしました。面接や職員会議の情報共有、保護者とのやりとりに活用してみてくださいね。

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【2025年5月最新】保育に関するニュースを知ろう

連休が明け、園生活にも少しずつ慣れてくる5月。

子どもの登園しぶりや気持ちの不安定さが見られる時期でもあり、現場ではより丁寧な関わりが求められるでしょう。

話題のニュースを知り、保育士としての視野を広げ、保護者との関係づくりや職員間の情報共有に役立てられるとよいですね。

また、就職・転職を考えている方にとっても、最新の保育ニュースにふれておくことは、面接などで自分の考えを伝えるときの参考になる場面もあるかもしれません。

ここからは、2025年5月に注目したい保育関連のニュースをピックアップし、各ニュースのコメント例も交えて紹介します。

【2025年5月の保育ニュース】連休明けに見られる“登園しぶり”。子どもへの寄り添いを大切に

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ゴールデンウィークが明け、久しぶりの登園時に子どもが涙を流したり、保護者からなかなか離れられなかったりと「登園しぶり」の様子が見られることもあるかもしれません。

とはいえ、連休中は家庭で安心して過ごす時間が増えるため、保育園への足取りが重くなるのは、特別なことではないでしょう。

特に新年度から通い始めた子どもにとっては、園の生活に少しずつ慣れ始めるタイミング。長めのお休みをはさんだことで、気持ちがふりだしに戻るように感じられることもあるようです。

保育士さんは、子どものペースを大切に「〇〇ちゃんと遊ぶのを楽しみにしていたよ」「どんな遊びがしたいかな?」などと声をかけ、安心して園生活を送れるようにサポートできるとよいですね。

また、子どもの登園しぶりの様子を見て不安を抱く保護者の方もいるでしょう。

保育士さんは、園での姿をこまめに伝えたり、家庭の様子を尋ねたりすることで信頼関係を育めるとよいですね。

【このニュースのコメント例】

連休明けは、保護者の方と離れるのが寂しくて、涙を流す子が多いかもしれません。

泣きながら登園する姿を見ると、家庭で過ごした時間が子どもにとってどれほど心地よく、満たされたものであったかが伝わってくるように感じます。

そうした気持ちに寄り添いながら「〇〇ちゃんに会えてうれしいよ」といった言葉をかけることで、少しずつ落ち着いて過ごせるように配慮していくことを大切にしていきたいです。

保護者の方は登園時の子どもの様子を見て、不安を抱えていることもあるかもしれません。

連絡帳やお迎えのときなどに、園でのエピソードや子どもの頑張りなどを積極的に伝え、安心してもらえるようにやり取りしていきたいと考えています。

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【2025年5月の保育ニュース】不審者対応訓練の実施が大切!子どもたちの安全を守るためにできること

小学校などに不審者が侵入するといったニュースが報道される中、保育現場でも“もしものとき”を想定した対応が求められます。

火事や地震などの災害に関する避難訓練を取り入れていても、不審者の侵入を想定した訓練を実施する園は少ないかもしれません。

ある園では、不審者対応訓練を実施し、職員が実際に刺股を使って対処する動きや、子どもを安全に避難させる手順を確認するなどの対応が行われました。

保育園ごとに園舎の構造や園児数、園庭の有無などに違いがあるため、不審者への対応も異なるでしょう。

職員間で役割を共有し、警察や地域と連携した訓練を取り入れていくことも大切です。

また、子どもたちにも、自分の身を守るためにできることを日頃の保育の中で少しずつ伝えていけるとよいですね。

防犯標語である「いかのおすし」という言葉で伝えると、子どもたちが理解しやすいでしょう。

いか:知らない人について「いか」ない

:知らない人の車に「の」らない

:困ったときは「お」おごえを出す

:その場からすぐに「す」ぐにげる

:何があったかを大人に「し」らせる

「いかのおすし」の言葉をおまじないのように繰り返し伝えることで、いざというときに思い出し、行動できるきっかけにしてもらいましょう。

【このニュースのコメント例】

不審者による事件のニュースを見るたびに、保育園でも何かあったら…と不安になることがあります。

日頃の避難訓練だけでなく、不審者の侵入を想定した訓練の必要性を改めて感じました。

「どこから不審者に侵入される可能性があるか」「侵入した場合の対応」などをしっかり考えたうえで、訓練を行うことが大切だと思います。

子どもたちにも、“いかのおすし”といった防犯標語を使い、自分の身を守ることを少しずつ伝えていけたらと思います。

その他にも絵本やペープサートなどを活用して、子どもたちの年齢に合わせて伝えていく工夫をしていきたいと感じました。

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    【2025年5月の保育ニュース】横浜市が待機児童ゼロを達成。保育士の確保・働きやすい環境の整備が重要

    横浜市は、2025年4月時点の待機児童数が「ゼロ」であることを発表しました。

    待機児童ゼロは2013年以来、12年ぶりの達成となります。

    保育所の新設や小規模保育施設の整備、1歳児クラスの受け入れ枠拡大など、さまざまな対策が進められてきたことによる成果といえるでしょう。

    特に1歳児の受け入れの強化は、共働き世帯や育休明けの保護者に向けて支えとなっているようです。

    一方で、この状況を今後も維持していくには、保育士の人材確保と職場環境の整備が重要です。

    その取り組みのひとつとして、横浜市では「潜在保育士等への就労奨励金交付事業」を実施しています。

    市内の私立保育・教育施設に就職した保育士や保育補助者に対し、1人あたり5万円の奨励金が支給される制度で、就労支援の登録者が対象となります。

    保育士にとっても、現場への復帰を後押ししてくれる心強い支援といえそうです。

    このように、保育の受け皿を広げるだけでなく、保育施設で働く人を支える仕組みづくりがますます重要となるでしょう。

    【このニュースのコメント例】

    横浜市で待機児童ゼロが達成されたというニュースを見て、保護者の方にとってもうれしい知らせだと感じました。

    子どもを預けたいと思ったときに、安心して利用できる保育施設があることは、とても心強いことだと思います。

    一方で、いまだ保育士不足の問題は解消されていないというニュースもよく目にします。

    横浜市では潜在保育士さんが現場復帰した際に、5万円の奨励金が支給される制度を利用できるそうです。

    このような取り組みが全国にも広がって、保育士さんの復帰を後押しできる支援が増えていくことを期待したいです。

    また、働きやすい職場を探す保育士さんは一度保育士バンク!にご相談ください。
    保育士バンク!は、あなたが保育士として楽しく働ける職場を見つけるサポートをいたします。

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    【2025年5月の保育ニュース】保育園が習い事先と提携。広がる選択肢と連携体制の整備も必要

    プールを習う子どもRedcupStudio / stock.adobe.com

    一部の保育園では、スイミングスクールなどの外部の習い事と業務提携を結び、園児が保育後にそのまま習い事へ参加できる取り組みが行われています。

    共働き家庭のニーズに応える新たな保育サービスとして、今後広がる可能性もあるかもしれません。

    保育園と習い事先が連携することで、保護者の方はお迎え後に習い事に通う必要がなくなり、子どもも無理のないスケジュールで活動できるというメリットがあるでしょう。

    ただし、保育園側は習い事のスケジュールや内容を把握し、外部スタッフとの情報共有や引き渡しなど、これまでにない対応が必要になる場面が出てきそうです。

    また、子ども自身の体調や気分に応じて、柔軟な判断を求められることもあるでしょう。

    利便性の高い仕組みであるからこそ、子ども一人ひとりの様子を大切にしながら、安全面や連携体制の見直しを含め、慎重に対応していくことが必要でしょう。

    【このニュースのコメント例】

    保育園と習い事先が連携し、園児がそのまま習い事に参加できるという仕組みは、保護者の方にとって便利な取り組みだと思います。

    「習い事をさせてあげたくても、送迎が難しい」といったご家庭も利用しやすくなりそうです。

    一方で、保育士としては、外部とのやりとりや当日のスケジュール調整、安全面での確認など、新たに配慮が必要な点も多いかもしれません。

    保育園で習い事先との業務提携が行われる際は、情報共有や保護者との連携などを大切にしていきたいと思います。

    【2025年5月の保育ニュース】子どものネット利用に関する調査結果。低年齢の子の長時間利用が問題

    こども家庭庁が2024年に実施した調査によると、低年齢層の子どもたちのインターネット利用率は年々増加しており、通園中(0〜6歳)の子ども72.7%小学生(6〜9歳)では91.4%がインターネットを利用しているという結果が示されました。

    グラフ


    出典:令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(概要)からの抜粋

    利用機器の内訳は、インターネット接続機能付きテレビの使用が57.1%と最も多く、次いで自宅用のパソコンやタブレットの使用が40.7%、ゲーム機の使用が35.8%などとなっています。

    全年齢を通して最も多かった利用目的は「動画を見る」ことです。

    保護者の中には「食事の準備中に見せている」「機嫌が悪いときに気をそらすために利用している」といった声がありますが、長時間使用による生活リズムへの影響など、心配な点も挙げられます。

    保育の現場では、インターネット利用の長時間化について注意を促すとともに、ご家庭で利用時間や使い方についてルールを設ける必要性を伝えていくことも大切になりそうです。

    【このニュースのコメント例】

    通園中の子どもの7割以上がインターネットを使用しているというニュースを目にしました。

    園ではタブレットやスマートフォンなどのデジタル機器を使用して保育を行うことがないので、家庭での過ごし方とのギャップを改めて感じました。

    また、長時間の利用が子どもの生活リズムなどにも影響することがあるため、気がかりな面があります。

    保育士として、保護者の方に家庭での過ごし方を尋ねるだけでなく、遊びのヒントや過ごし方のアイデアなども伝えていきたいと感じました。

    また、保護者の方と連携を図りながら、子どもの健やかな成長を一緒に支えていけるような関係づくりも大切にしていきたいです。

    出典:横浜市出典:令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査結果(概要)

    5月の保育ニュースをチェックして、日々の保育に役立てよう

    保育に関するさまざまなニュースに目を向けてみると、日々の保育や職員会議での情報共有、保護者とのやりとりのヒントが見つかることもあります。

    また、園内で気になる話題を共有するだけでなく、自分の保育を見直すきっかけとして活用してみてくださいね。

    また、保育士さんの中には「本当に自分がやりたい保育ができているか」と不安を抱く方もいるかもしれません。

    今の働き方を変えたい」「もっと自分らしく保育をしたい」と感じたときは、保育士バンク!にご相談ください。

    あなたに合った職場との出会いをサポートしますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

    「今の職場で長く続けるイメージはできない」と思っているのなら、どんなキャリアが描けそうかをプロに相談してみましょう。自分では気づけなかった強みや希望に気づけて、より働きやすい道が開けるかもしれません。

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