保育士として働く際に、どこまでメイクをしていいかと悩んだことはありませんか。なぜなら、職業や仕事内容によってメイクの仕方を工夫する必要があるからです。子どもと接する仕事である以上、保育士には避けるべきメイクとしてもいいメイクがあります。今回は保育士の仕事用のメイク事情を解説しますので、メイクの仕方で悩んでいる保育士さんは参考にしてくださいね。
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■目次
保育士さん必見!気になる保育士のメイク事情
社会人女性にとって大切な身だしなみであるメイク。とはいえ、保育士の場合は子どもと関わる仕事のため、メイクをする上で気をつけなければいけない点がいくつもあります。どのような点に気をつければいいのか、しっかりとチェックしておきましょう。
保育士はナチュラルメイクが基本!
保育士のメイクに適しているのは、ナチュラルメイクです。そもそもナチュラルメイクとは、素肌の美しさを生かしたメイクのことをいいます。
メイクが濃すぎず、自然で清潔感があると、保護者や同僚からの印象もよくなるでしょう。
保護者によい印象を与えるメイクにする
保護者から見た保育士の印象は、施設全体の評価にも繋がります。子どもが通っている施設に派手なメイクをしている保育士がいたとしたら、「子どもたちのことよりも、見た目を気にしているのでは」「子どもに化粧品がついてしまうかもしれない」などと不安を感じることもあるのではないでしょうか。
一方、全くメイクをしておらずクマがひどかったり血色が悪かったりすることも避けたいですね。たとえば、コンシーラーやチークなどを使って顔色をよく見せるだけでも印象は違って見えるので取り入れてみるといいでしょう。
保育士が避けるべきメイク
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まずは保育士がするメイクの良し悪しを確認しておきましょう。ここでは、保育士が避けるべきメイクをいくつかご紹介します。
ファンデーションの厚塗り
下地は仕事中に化粧が崩れるのを防ぐためにしっかりと塗ってもかまいませんが、ファンデーションは薄めに塗ることを心がけましょう。
厚塗りしてしまうと、子どもの肌や服に付着してしまう可能性があるからです。また、汗をかいたときなどにメイクが崩れやすくなってしまいます。
濃い色のリップやラメ入りグロス
濃い色のリップを選ぶと、威圧的に見えてしまう可能性があります。また、ラメ入りのグロスなども保護者や同僚から不快感を持たれる可能性があるので注意が必要です。
リップをつけるなら、唇が自然に見えるピンクやベージュなどの落ち着いたカラーにするとよいでしょう。
濃すぎるアイメイク
あまりにも濃すぎるアイメイクをしていると、保護者や同僚から反感を買ってしまう可能性があります。
どうしても仕事中にアイシャドウをつけたい場合は単色のカラーにして、ラメが入っていないシンプルなものをつけるようにしましょう。
すっぴん
メイクが子どもにつく心配がないので、すっぴんでもいいのではと思うかもしれませんが、実はすっぴんもあまりいいものではありません。
すっぴんのまま仕事をしていると、保護者や同僚にだらしない印象を与えてしまう可能性があります。
顔色が悪く見えるのを避けるためにも、コンシーラーでくすみをカバーするなどして、最低限のメイクをするようにしましょう。
保育士がしてもいいメイク
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保育士が避けるべきメイクがどのようなものなのかわかったところで、してもいいメイクは一体どのようなものなのでしょうか。ここでは、一般的に保育士がしてもいいメイクをご紹介します。
ベースメイクに力を入れる
ファンデーションは厚塗りすると子どもの肌や服に付着する可能性があるので、薄めに塗ることを心がけてください。
その分、化粧下地やコンシーラーなどでシミやくすみをカバーしましょう。その上から自分の肌の色に合ったファンデーションを軽く塗れば、明るい印象の顔色に仕上がりますよ。
シンプルなカラーのアイメイク
目元のメイクは目の周りを際立たせるためにどうしても濃くなりがちですが、アイシャドウやアイブローは薄く塗り、表情が少しやわらかくなる程度にとどめるのがポイントです。
特にアイシャドウは濃い色合いをしたものを避け、ベージュや薄いピンクなどにするとよいでしょう。
自然に見えるカラーのリップ
リップをつける場合は、色が濃かったり、ラメ入りグロスだったりするような派手なものは避けましょう。
オレンジや薄いピンクのような、派手すぎず、艶のあるものを選ぶといいでしょう。このようなカラーであれば、唇を自然に見せることができます。
行事やイベント別にメイクを変えるのもおすすめ
普段はナチュラルメイクが適している保育士さんですが、行事やイベントがあるときはいつもと違った服装をすることも多いですよね。
服装やTPOに合わせたメイクをすると、保護者にもよい印象を与えられる可能性があります。ここでは、行事やイベントのおすすめメイクをご紹介します。
入園式・卒園式
入園式や卒園式は、保育士さんもスーツを着用することが多いです。そのため、フォーマルな服装に似合うメイクを取り入れましょう。
たとえば、ブラウンなどのアイシャドウは目元がはっきり見えるので、きちんとした印象を与えます。
また、卒園式では成長した子どもたちの姿を見て、涙を流す可能性もあるため、ウォータープルーフなどのアイテムを使用するといいでしょう。
運動会・遠足
外にいる時間の長い運動会や遠足は、汗をかきやすいので、メイク崩れ対策をいつもより丁寧に行なうようにしましょう。
汗に強いウォータープルーフのアイテムを使ったり、日焼け止めが入った下地を使ったりして汗・紫外線対策をしっかりすることが大切です。
参観日・保護者会
参観日・保護者会は基本的には、普段と同じようなメイクでもかまいません。参観日が終わったあとの保護者会でのメイク落ちが気になる場合は、スキマ時間などに簡単に化粧直しをするといいでしょう。
ファンデーションやリップなどを軽く塗り直すだけでも、相手に与える印象はだいぶ変わりますよ。
保育士は清潔感のある自然なメイクを心がけることが大切
保育士という仕事柄、派手で濃いメイクは避け、ナチュラルメイクを基本とすることが大切です。
仕事をするのにふさわしいメイクをすることで、保護者や同僚からの印象をよくすることができるでしょう。
今回の記事を参考に保育士らしいメイクをマスターして、清潔感のある自然なメイクを心がけてみてくださいね。
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