五領域の「人間関係」を育むには、どのような遊びを展開すればよいのか、声かけや援助の仕方に戸惑う保育士さんもいるのではないでしょうか。今回は、保育所保育指針をもとに五領域「人間関係」のねらいと内容を解説します。また、援助のポイントや遊びの実践例についてもまとめました。
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目次
五領域における「人間関係」とは
まずは、五領域における「人間関係」とはどういうものか、厚生労働省「保育所保育指針」をもとにみていきましょう。
五領域「人間関係」の概要
そもそも五領域は、保育園生活を通して育みたい子どもの能力や態度を、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つの領域に分けて示したものです。
そのうちの一つ「人間関係」は、人との関わりに関する領域についてまとめてあり、 「他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う」と示してあります。
子どもたちが周りの人と関わって生きていくための力を養うことが目的となるようです。
五領域「人間関係」のねらいと内容
保育所保育指針では、五領域のねらいと内容を、1歳以上3歳未満児の保育に関わるもの・3歳以上児に関わるものに分けて示しています。
厚生労働省「保育所保育指針」を元に、それぞれみていきましょう。
乳児は、園生活を通して保育士さん以外の友だちに興味を持ちはじめ、友だちといっしょに過ごす大切さを知ったり、生活のルールに気づいたりとさまざまなことを身につける時期といえるでしょう。
自分でなにかしようとする気持ちが盛んになる時期でもあるため、保育士さんは子どもの気持ちを尊重し、あたたかく受け止めていけるとよいですね。
幼児では、周りの友だちとの関わりが大切となるようです。
関わりの中で、自分や友だちのよさを見つけたり、思いを伝え合ったりすることもあるでしょう。
保育士さんが関わりを仲立ちしながら相手の気持ちに気づけるよう援助することで、子どもが自分の気持ちをうまく調整する力を身につけたり、きまりの必要性を知ったりすることにつながるのですね。
五領域「人間関係」の視点のポイント
子どもが保育園で過ごすとき、どのように「人間関係」の能力を育んでいくのでしょうか。
大まかな流れと保育士さんが意識するべきポイントをみていきましょう。
このように、保育士さんとの愛着関係を基盤に、友だちとの関わりが育まれていくという流れがあるようです。
保育士さんは、子どもの発達過程に合わせて必要な声かけをしたり友だちとの関わりを仲介したりといった援助をしていけるとよいかもしれませんね。
【乳児向け】五領域「人間関係」を育む遊びと援助の実践例
乳児クラスにおける、五領域「人間関係」を育むための具体的な遊びや援助についてみていきましょう。
0歳児:ふれ合い遊び
0歳児クラスで、ふれ合い遊びを行なうときのポイントを紹介します。
保育の流れ
「いっぽんばし」や「ラララぞうきん」などのわらべうたを通してふれ合い遊びをしてみしょう。
おなかをくすぐったり、手や足を軽く握って揺らしたりといったふれ方ができるとよさそうです。
ねらい
- 保育者のふれ合いや語りかけをよろこび、安定して過ごす。
子どもは保育士さんとふれ合うことで安心感や心地よさを味わえるでしょう。
そうした経験が保育士さんとの愛着関係の形成につながり、次第に周りの人に興味を持ち関わろうとする意欲が湧くようです。
保育士さんが笑顔で関わることで、子どもの「だれかといっしょに遊ぶことは楽しいな、うれしいな」という気持ちを育めるとよいですね。
1歳児:布団遊び
1歳児クラスで、布団遊びを行なうときのポイントを紹介します。
保育の流れ
布団を敷き詰めたり、なだらかな山を作ったりして環境を整えます。
歩くスペースと寝転がるスペースを分けておくと安全に遊べそうです。
保育士さんの人数に余裕がある場合は、毛布を2人で持ち子どもが乗ってハンモックのように揺らしてみても面白そうですね。
ねらい
- 布団の感触を味わい、保育士と充分にふれ合って遊ぶ心地よさや楽しさを感じる。
「保育士さんと同じ遊びを通して、同じ感覚を共有している」という感覚が、愛着関係の形成にもつながっていくでしょう。
保育士さんは「あったかいね」「ふわふわしてるね」と子どもの気持ちを代弁し、心地よさに共感するのがポイントです。
2歳児:砂遊び
2歳児クラスで、砂遊びをするときのポイントを紹介します。
保育の流れ
園庭に出て、砂場で遊びます。
空き容器やバケツ、スコップなどの道具が破損してないか確認してから用意し、砂場に異物がないか、砂が固まっていないかもチェックしておきましょう。
ねらい
- 砂遊びを通して、保育士や友だちといっしょに遊ぶことを楽しむ。
子どもたちは保育士さんの仲立ちに助けられて、友だちといっしょに遊ぶよろこびを味わえるようになるでしょう。
保育士さんが、子どもの見立て遊びやつもり遊びを共有する言葉がけをすれば、さらに友だちとの関わりが広がっていきそうです。
これらの実践例のように、0歳児や1歳児では、主に保育士さんとの愛着関係の形成をメインに考えられるとよいでしょう。
1歳児の後半や2歳児になると友だちとの関わりや平行遊びも増えてくるかもしれません。
保育士さんが子どもの気持ちを受け止めつつ、周りの人と関わる楽しさを味わえるようにしていけるとよいですね。
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【幼児向け】五領域「人間関係」を育む遊びと援助の実践例
幼児クラスにおける、五領域「人間関係」を育むための具体的な遊びや援助についてみていきましょう。
3歳児:鬼ごっこ
3歳児クラスで、氷鬼を行なう時のポイントを紹介します。
保育の流れ
戸外に出て、ダンスをするなど身体を動かす準備をします。
氷鬼のルールを確認し、保育士さんがオニとなって氷鬼を行ないましょう。
<お約束>
- タッチされたら氷のように固まる
- 固まっても友だちにタッチされることでまた逃げられる
上記のようにあらかじめルールを決めて、遊ぶ前にみんなで決まりを認識できるよいですね。
ねらい
- 簡単なルールのある遊びを通して、その楽しさや決まりを守る大切さに気づく。
最初のうちは、逃げる・追いかけるという先生との1対1の関係を楽しんでいる子どももいるでしょう。
保育士さんは繰り返し遊びを行なう中で、仲間を助けられることを伝えていきましょう。
そうすれば、みんなで一体となって遊ぶことを楽しんだり、ルールのある遊びの面白さを味わったりすることにつながるかもしれません。
4歳児:ルールのある集団遊び
4歳児クラスで、「もうじゅうがり」のゲームを行なうときのポイントについて紹介します。
保育の流れ
1.遊戯室など広いスペースに移動し、遊び方の説明をします。
2.「もうじゅうがり」の歌を歌います。
3.お題となる動物の名前の文字数を数え、その数と同じ人数で集まり手をつないでグループになるよう促します。
(例:「きりん」なら3文字のため、3人で集まります。 )
4.保育士さんは、動物の名前と数が一致するようにタンバリンで音を鳴らし、数を数えられるようにしましょう。
最初は「さる」や「うさぎ」など、簡単な文字数の動物から始めるとよいかもしれません。
ねらい
- ゲームを通して、たくさんの友だちとふれ合うことを楽しむ。
いろいろな友だちと混ざりあってグループを作るので、たくさんの友だちと交流できそうです。
手をつないでふれ合うことで、安心感や一体感を得ることにもつながるでしょう。
保育士さんは、上手くグループを作れず悔しがったり悲しんだりする子どもに寄り添い、励ますことで、安心して遊びを楽しめるようにできるとよいですね。
5歳児:共同製作
5歳児クラスで、お楽しみ会の共同製作を行なうときのポイントについて紹介します。
保育の流れ
1.お楽しみ会の本番で使うためのアーチを作ることを話します。
2.話し合いでは、どんな絵をかくか、どうやって作るか、誰がどこを担当するかなどを決められるとよいでしょう。
3.作っていく過程では、子どもが自発的に始められるように充分な数の道具などの用意をしておきます。
4.他の子どもを誘いかけたり、子どもが思いや考えを伝え合えるような声かけをしたり、見守りつつ適度に関わっていきましょう。
ねらい
- 友だちと協力して一つの作品を作ることで、自分の思いや力を発揮するとともに、友だちのよさに気づく。
話し合いを通して、子どもは相手の気持ちを知ったり、折り合いを付けるための方法を考えたりすることができるでしょう。
保育士さんは、製作の中で友だちの表現のよさに気づけるよう関わるとよいですね。
自分のよさをそれぞれに発揮するだけでなく、お互いのよさを認め合い、力を合わせて活動できるとよいかもしれません。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録五領域「人間関係」を育むための援助のポイント
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五領域「人間関係」の能力を育みたいときに、保育士さんの援助のポイントをまとめました。
スキンシップなどを通して子どもと安定した関係を築く
保育士さんとの愛着関係は、子どもにとって安心できる大切な基地の一つとなるでしょう。
子どもの甘えたい気持ちや不安な気持ちに寄り添い、スキンシップを取ったり子どもの気持ちや言葉を代弁したりすることで、信頼感を築けるのではないでしょうか。
保育士さんとの安定した関係ができたあとで、友だちや他の保育士さんとの関係へと広げていけるとよいですね。
保育士が仲立ちとなって子ども同士の関係を築けるようにする
幼児クラスの子どもなどでは、自分の気持ちが上手く表現できなかったり、自我が芽生え自分の思いを通したかったりと、友だちとの関わりの中でトラブルにつながることも考えられます。
保育士さんが「そうだったんだ、○○したかったんだね」とそれぞれの子どもの思いを受け止めたうえで、どうするとよいのか解決策をいっしょに考えていけるとよさそうです。
子どもが自分なりに一生懸命考えたり、思いを伝え合ったりすることで、相手の気持ちに気づき、お互いが納得できる方法をみつけることや折り合いをつけることにつなげていけるとよいですね。
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その中で、意見や思いの食い違いに対する葛藤や試行錯誤を通して、自分の気持ちをコントロールすることやきまりの大切さを知っていけるよう援助することがポイントになります。
五領域「人間関係」について理解を深めて、毎日の保育に活かしていきましょう。
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