療育保育士とは。仕事内容、給料や必要な資格は?「きつい」と言われる理由も解説

療育保育士とは、保育士資格を活かして児童発達支援や放課後等デイサービスで働く専門職です。障害児通所支援の利用者数は約45.7万人と増加傾向にあり、療育保育士のニーズが高まっていることから、注目の働き方です。保育園との仕事内容の違い、給料の実態や自分に合う療育施設がわかるタイプ診断、よくある質問Q&Aも紹介します。

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目次

療育保育士とは「保育士資格」で障害児支援を行う専門職

誤解されがちですが、「療育保育士」という資格は存在しません。 これは、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの療育現場で働く保育士の通称(呼び名)です。

2022年度の障害児通所支援の利用者数は、約45.7万人

  • 児童発達支援 利用者数
    15.1万人2012年度比で3.2倍
  • 放課後等デイサービス 利用者数
    30.6万人2012年度比で5.7倍

このような利用者数の増加に伴い、専門的なスキルで子どもたち一人ひとりに寄り添える「療育保育士」はニーズが高まっているのです。

そもそも「療育」とは何か?

そもそも「療育」とは、具体的に何をすることなのでしょうか。 国の定義(厚生労働省)では、少し難しい言葉で書かれています。

児童発達支援は、障害のある子どもに対し、身体的・精神的機能の適正な発達を促し、日常生活及び社会生活を円滑に営めるようにするために行う、それぞれの障害の特性に応じた福祉的、心理的、教育的及び医療的な援助である。

引用元:児童発達支援ガイドライン/厚生労働省

つまり療育とは、「子ども一人ひとりの特性に合わせて、将来、社会の中で自分らしく生きていけるように、福祉・心理・教育などの面からサポートすること」をいいます。

療育保育士は、子どもと日々向き合う中で家庭や関係機関と連携しながら、子ども一人ひとりの未来につながる土台づくりを担う、とても重要な存在といえるでしょう。

主な職場は児童発達支援施設と放課後等デイサービス

主に療育保育士として働く場所は、2つあります。

  • 児童発達支援(未就学児が対象)
    0歳〜6歳の小学校入学前の子どもが通います。
    日常生活の自立や集団生活(保育園・幼稚園など)への適応を目指します。
  • 放課後等デイサービス(就学児が対象)
    6歳〜18歳の就学児が通います。学校の授業終了後や夏休みなどに利用するため、障がいのある子のための学童保育に近い役割です。略して「放デイ(ほうでい)」とも呼ばれます。

必要な資格は「保育士資格」のみ

「保育士資格」をお持ちの方は、療育保育士として働く場合は、追加で特別な資格を取る必要はありません。

通常、療育施設で働くには「児童指導員」という任用資格が必要なケースが多いですが、保育士資格を持っている方は、制度上「すでにその条件を満たしている(=児童指導員と同等以上の知識がある)」とみなされます。

そのため、保育士としての実務経験があれば、未経験から「即戦力」として採用される傾向にあります。

なぜ保育士が求められるのか(ST/OT/PTとの違い)

療育現場には、以下のような専門家が在籍しています。

  • 理学療法士(PT): 身体機能の訓練士
  • 言語聴覚士(ST): 言葉や聞こえの訓練士
  • 作業療法士(OT): 手先の動作や感覚の訓練士

専門家は医学的な視点から、障がいのある子どもの特性を踏まえ、日常生活に必要な機能の向上を支える専門職です。

一方で保育士は、子ども一人ひとりの日々の生活や心に寄り添う存在です。

訓練で「できるようになったこと」を、遊びや食事、身支度などの日常の場面で自然に使えるように、支えるための役割を担います。

リハビリテーション専門職(PT・OT・ST)と連携したうえで、子どもの成長を丁寧に支えていきます。

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保育園と何が違う?仕事内容と役割の徹底比較

続いて、療育保育士の仕事内容や保育園との違いについて詳しく紹介します。

療育保育士の仕事内容

療育保育士は、子ども一人ひとりの特性に合わせたサポートが中心です。 保育園での経験が活きる部分も多くありますが、療育現場ならではの業務もあります。

  • 療育プログラムの実施
    運動、音楽、学習、SST(日常生活の訓練・コミュニケーションスキルアップのトレーニング)など、個別支援計画に基づいた活動を理学療法士や言語療法士などと連携して行います。
  • 日常生活の自立支援
    食事、排泄、着替えなどのサポートをし、少しずつ「自分でできる」ように支援します。
  • 送迎業務
    学校や自宅へ車で送迎します。※運転免許がない場合は添乗のみの施設もあります。
  • 保護者対応
    その日の様子だけでなく、「できたこと」や「課題」を専門的な視点で伝えます。
  • 支援記録・会議
    子どもの細かな変化を記録し、職員間で共有して支援方針を検討します。

保育園との違い

療育保育士として働く場合、一般的な保育園とはいくつかの違いがあります。

ここでは、主なポイントを詳しく見ていきましょう。

比較
項目
療育施設
(児童発達支援など)
一般的な
認可保育園
大切に
していること
個別の特性への配慮・発達のサポート
一人ひとりの特性に応じた支援をしながら、できることを増やしていく。
集団生活での社会性
集団での活動を通じた協調性の育成。年齢相応の成長をクラス全体で促す。
担当
人数
少人数制・個別支援
職員1名に対し子ども2〜3名、またはマンツーマン。手厚い人員配置が特徴。
クラス担任制
保育士1名につき20〜30名程度を担当(年齢による)。集団全体をまとめる。
活動
内容
専門的プログラム
個別支援計画に基づき、SSTや感覚統合など専門的な療育を行う。
一斉活動が多め
お遊戯、歌、外遊び、製作など。園全体のカリキュラムに沿った一斉保育を行う場合が多い。
行事
製作
小規模・柔軟
季節行事はあるが、子どもの特性に合わせた規模で実施。職員の準備負担も少ない。
大規模・頻繁
運動会や発表会。衣装、道具、壁面製作など準備に多くの時間がかかる場合も。
勤務
時間
固定時間・遅め始業
開所時間が比較的短く、10:00出勤などの固定シフトが組みやすい環境。
幅広いシフト制
早朝から19:00頃まで開所。早番・中番・遅番があり、希望に合わせて働ける場合も。
残業
持ち帰り
原則なし
製作物が少なくICT化も進行。定時退勤が一般的で、持ち帰り仕事はほぼ発生しないことが多い。
発生しやすい場合あり
行事前や日々の書類作成(連絡帳等)により、残業や持ち帰りがあることも。ただし、持ち帰り0のところもあり。

※あくまでも一例であり、施設によって違いがあります。

一般的な保育園は「集団をまとめる力」が求められることが多い一方、療育施設では「一人ひとりの個性に深く寄り添う専門性」を重視される点が大きな違いといえるでしょう。

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療育保育士の給料は保育士より高い傾向!給料アップも夢じゃない!

療育保育士で働く場合、一般的な保育士として働くよりも給料アップが期待できます。給料事情について詳しく見てみましょう。

療育保育士と一般的な保育士の給料の違い

厚生労働省が公表している資料によると、一般的な保育士と児童発達支援施設・放課後等デイサービスで働く職員の2024年度の平均月給額は以下の通りです。

職種別・平均月給比較(常勤)
一般的な保育士
272,000
児童発達支援施設
職員
290,110
放課後等デイサービス
職員
279,250
※給与額は常勤職員の平均値を記載

療育施設では、

発達障害や特性への理解
個別支援計画の作成・実施
保護者対応や関係機関との連携

など、一般的な保育より専門的な知識・スキルが求められることで、給料が高い傾向にあるでしょう。

【ポイント】昨年から処遇手当で約2万円平均給料がアップ!

療育施設でも、認可保育園と同様にキャリアに応じた処遇改善手当が支給される仕組みがあります。

そのため、

・経験を積む
・役割やポジションが上がる

といったキャリアアップに伴い、給与水準を維持しやすいだけでなく、これからも待遇がよくなる可能性が高いでしょう。

実際、全体的に2023年度よりも約2万円の給料アップが実現しており、療育分野の処遇改善は着実に進んでいます。

ポイント「経験年数や貢献度で昇給する場合も!」

療育施設では、昇給の評価基準が経験年数だけに限られないケースも多く見られます。

具体的には、

・送迎業務への対応可否
・シフトへの貢献度
・日々の業務への積極性

といった点が評価され、働き方や貢献度次第で昇給につながる傾向があります。

そのため、経験が浅い方でも、意欲的に取り組むことで早期の昇給を目指しやすい環境といえるでしょう。

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    転職前に知っておくべき!療育の辛いこと・やりがい

    療育の仕事は、「子ども一人ひとりとじっくり向き合える」「やりがいが大きい」と語られる一方で、実際に現場に立ってみないとわからない大変さもあるでしょう。

    保育園で働いていた際の違いも含めて現場からの声を紹介します。

    辛いこと

    成果が見えにくいことへの葛藤

    保育園で働いていた頃は、年齢や月齢ごとの成長が比較的わかりやすく、「できるようになったこと」を日々実感しながら働けていた方も多いでしょう。

    一方、療育の現場では、子ども一人ひとりの成長のペースに大きな違いがあります。

    目に見えにくい小さな変化を大切にしながら、少しずつ前に進む関わりが基本となるため、
    毎日関わっていても、はっきりとした成長を感じられない時期が続くこともあります。

    この関わり方で本当に合っているのだろうか

    自分はきちんと役に立てているのだろうか

    そんなふうに、自分の支援に迷いや不安を感じてしまう瞬間があるかもしれません。

    保護者対応への難しさ

    保育園では、連絡帳やお迎え時のやり取りなど、日々の様子を伝えることが保護者対応の中心でした。

    一方、療育の現場では、保護者自身が「この先どうなるのだろう」「自分の育て方は間違っていないのだろうか」と、大きな不安を抱えているケースも少なくありません。

    そのため、気持ちに寄り添いながら、専門的な視点をどう伝えるかが求められます。

    言葉の選び方ひとつで安心したり不安になったりすることもあるため、常に正解のない対応に難しさを感じる方もいます。

    やりがい

    「できた!」の瞬間を共有できるよろこび

    保育園では、集団の中で成長を見守るため、一人ひとりの小さな変化に十分に目を向けることが難しい場面もあったでしょう。

    一方、療育の現場では、子ども一人ひとりとじっくり関わる時間があり、ごく小さな変化にも気づくことができそうです。

    「初めて目が合った」「指示を出さなくても待つことができた」といった、周囲からは見えにくい一歩一歩の成長に立ち会えるのは、療育ならではの魅力です。

    保護者や理学療法士、言語聴覚士などと一緒によろこびあえる瞬間も、日々の大変さを忘れさせてくれるほどのやりがいにつながるでしょう。

    保護者からの深い感謝を感じられること

    保護者対応には難しさもある一方で、療育保育士は、子どもだけでなく保護者にとっても大きな支えとなる存在といえます。

    育児や将来への不安を抱え、誰にも相談できずに悩んでいる保護者にとって、専門的な視点で寄り添ってくれる存在は、心強いものといえるでしょう。

    「先生のおかげで、家での関わり方がわかりました」「ここに通うようになって、気持ちが楽になりました」といった言葉をかけてもらえることもあります。

    このような一言一言が、保育士としての自分の関わりが誰かの力になっていると実感できる瞬間となり、日々の支援を続けるための大きなモチベーションにつながっていきます。

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    児童発達支援管理責任者と療育のスペシャリストへのキャリアアップの道も!

    療育保育士としての経験は、さまざまなキャリアアップにつながる可能性があります。

    ここでは、キャリアの選択肢について求人票の形式も含めて、詳しく紹介します。

    児童発達支援管理責任者(児発管)を目指す

    児童発達支援施設や放課後等デイサービスなどで実務経験5年(うち障がい福祉分野3年以上などの要件あり)を満たすことで、研修を受け、管理職へステップアップできます。

    個別支援計画の作成や職員のマネジメントを担う、療育現場の中心的な役割です。

    【待遇例:児童発達支援管理責任者】

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    駅から徒歩4分の好立地。発達に特性のある子どもの「できた!」を支えるやりがいのあるお仕事です。月給32万円以上の安定した給与体系に加え、年間休日120日、入社初月からの有給付与など、ワークライフバランスを大切にしながら長く安心して働ける環境が整っています。

    月給322,500円〜
    年間休日120日
    昇給年2回
    ■ 給与
    月給 322,500円 ~ 435,000円
    ※ライフプラン手当5万円含む。賞与年2回・昇給年2回あり。
    ■ 勤務時間・休日
    ・シフト制(実働8時間/休憩60分)
    年間休日120日(入社初月から有給付与)
    ■ ここがポイント!
    高い専門性:一人ひとりに合わせた個別支援プログラム
    好アクセス:立川北駅からわずか徒歩4分
    充実の福利厚生:老後資金形成支援(確定拠出年金等)あり
    キャリアアップ:半期に1回の昇給査定で頑張りを評価
    詳しい求人についてはこちら 児童発達支援管理責任者(候補)の求人を探す

    専門療育を学び、スペシャリストとして活躍する

    療育の現場では、「どう関わると行動が落ち着くのか」「どんな声かけが理解しやすいのか」といった、支援の考え方を実践的に学ぶことができます。

    そうした知識や経験を積み重ねることで、特定の支援が得意な保育士として、現場で頼られる存在になるでしょう。

    経験を重ねるうちに、後輩への指導を任されたり研修で話す立場に昇格したりと、支援の知識を伝える役割へ広がっていくことも考えられます。

    45.7万人と言われてもピンとこないかもしれませんが、東京ドームの収容人数(約5.5万人)に換算すると、満員のスタジアム「約8個分」もの子どもたちが、利用している計算になります。

    💡 【豆知識】スキルアップしたい人必見!おすすめの療育資格

    療育の現場では、保育士資格があれば働くことができますが、以下のような民間資格を活用し取得することで、さらなるスキルアップにつながります!

    • ✅ 児童発達支援士
      発達特性や基本的な関わり方を学べる、療育初心者にも取り入れやすい資格です。
    • ✅ 子ども発達障がい支援アドバイザー
      発達障がいへの理解を深め、保護者対応や声かけの幅を広げたい方にぴったりです。
    • ✅ 発達障害児支援士資格
      子どもの特性への理解を深め、日々の支援をより専門的に深堀りしたい方におすすめです。

    児童発達支援施設の求人を探す 放課後等デイサービスの求人を探す

    あなたはどの療育施設が向いてる?タイプ診断

    求人を探す際、まずは「児童発達支援(未就学児対応)」か「放課後等デイサービス(就学児対応)」のどちらで働きたいかを決める必要があるでしょう。

    【タイプ診断チェック】

    あなたにぴったりの療育現場診断
    Q1: どちらの年齢層の子どもたちと関わりたいですか?

    また、各施設によって特色はさまざまなので、どのようなタイプがあるのか確認してみましょう。

    児童発達支援施設で働く場合

    主に2つのタイプに分けて紹介します。

    生活密着型

    一般的な保育園と仕事内容が似ており、朝の会、散歩、給食、お昼寝といった流れの中で、食事や着替えなどの「身辺自立」を支援します。

    保育士としてのスキル(手遊び、読み聞かせ、トイレトレなど)がそのまま活かせる場面が多く、「いきなり難しい療育は不安」という方におすすめです。

    【生活密着型】児童発達支援のスケジュール

    09:00
    登園・申し送り確認
    順次登園。保護者から家庭での様子をヒアリングし、個別の支援目標に合わせた本日の配慮事項をスタッフ間で共有。
    10:00
    朝の会・グループ療育
    小集団の中で、絵カードを用いた視覚支援や手遊びを実施。他者との関わり方を学ぶ「社会性」の基礎をサポートする。
    11:30
    給食・ADL支援(生活動作)
    「自分で食べる」「片付ける」といった日常生活動作の支援。その子の発達段階に合わせたスモールステップでの介助を行う。
    13:00
    午睡・カンファレンス
    休息中の見守りと並行し、個別支援計画の振り返りや、理学療法士・作業療法士などの専門職を交えた支援方法の検討を実施。
    15:00
    間食(おやつ)・個別活動
    おやつ後の自由遊び時間。一人ひとりの「興味・関心」を引き出し、発達課題に合わせた遊びを通じた個別アプローチを行う。
    16:00
    順次降園・フィードバック
    保護者へその日の活動や「できた」兆しを詳しく共有。お迎え後は教室の環境設定(構造化)の調整を行い業務終了。
     

    ※あくまでも一例であり、施設によって違いがあります。

    生活密着型の児童発達支援施設の
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    早期療育(専門特化)型

    1コマ45分〜60分など時間を区切り、親子通所を中心に「ことばの訓練」や「感覚統合(運動)」などを集中的に行う療育スタイルです。

    保育園や幼稚園に通いながら、放課後や午前中の空き時間に利用するケースが多いでしょう。

    日常生活の流れを丸ごと支援するというよりも、発達課題を明確に設定し、その部分にフォーカスして関わるのが特徴です。専門的な知識をしっかり学びたい方に向いています。

    【早期療育・専門特化型】児童発達支援のスケジュール

    09:30
    出勤・準備
    個別支援計画や当日の予約状況を確認。教材や運動器具の準備を行う。
    10:00
    個別療育(1コマ目)
    親子通所。言語課題や運動課題に合わせたマンツーマン支援を実施。
    11:00
    フィードバック・記録
    保護者へ支援内容や家庭での関わり方を共有し、支援記録を作成。
    13:00
    個別療育(2コマ目)
    園・学校後の子どもを対象に、集中型の療育プログラムを実施。
    17:00
    振り返り・業務終了
    支援内容の共有や次回課題の確認を行い、退勤。

    ※あくまでも一例であり、施設によって違いがあります。

    早期療育型の児童発達支援施設の
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    放課後等デイサービスで働く場合

    主に3つのタイプに分けて紹介します。

    運動・活動型

    公園遊びやクッキング、工作、リトミック、スポーツ(ボルダリング・トランポリンなど)を通して、個別やグループごとなどで支援を行います。

    子どもたちと一緒に身体を動かしながら関わる場面があり、賑やかで活気のある雰囲気の事業所が多いのが特徴です。

    「身体を動かすのが好き」「得意分野を活かして働きたい」という方に向いているでしょう。

    【運動・活動タイプ】放課後等デイサービスのスケジュール

    13:30
    出勤・環境準備
    当日の利用児を確認し、活動内容と役割分担を共有。安全確認や備品チェックを行う。
    14:30
    送迎・受け入れ
    学校へお迎え。到着後は検温・表情を確認しながら、気持ちの切り替えをサポート。
    15:30
    おやつ・休憩
    手洗いや準備を通じた生活支援。落ち着かない子には個別に関わり、クールダウンを行う。
    16:00
    メイン活動(運動・集団遊び)
    園の特色に合わせて公園遊びやスポーツ活動を実施。順番・ルール・感情の切り替えなど社会性を支援。
    17:30
    帰りの会・振り返り
    今日できたことを言葉にして共有。職員間で支援内容の振り返りを実施。
    18:00
    送迎・記録・退勤
    保護者へ様子を共有し支援記録を作成。翌日の準備をして業務終了。
     

    ※あくまでも一例であり、施設によって違いがあります。

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    学習・SST型(塾に近い)

    学校の宿題のサポートや、SSTと呼ばれる対人コミュニケーションの練習を、主に座学や個別ワーク形式で行います。

    「順番を待つ」「相手の話を聞く」「気持ちを言葉で伝える」といった社会性の基礎を、ロールプレイやプリント教材を使いながら丁寧に支援するのが特徴です。

    落ち着いた環境の中で、一人ひとりの理解度やペースに合わせて関われるため、集団対応よりも個別支援に興味のある方に向いているかもしれません。

    【学習・SSTタイプ】放課後等デイサービスのスケジュール

    13:30
    出勤・事前準備
    子どもごとの学習進捗の確認。本日の個別プログラムに使用する教材、ワークシート、SST用備品の用意。
    14:30
    送迎・受け入れ
    学校へのお迎え、または通所する子どもの迎え入れ。連絡帳の確認と、本日のスケジュールの本人共有。
    15:30
    学習支援(個別課題)
    学校の宿題や個別の学習プリントのサポート。集中できる環境設定と、つまずいている箇所の丁寧な解説。
    16:30
    SSTプログラム(対人スキル)
    カードゲームやロールプレイを通じた、適切な挨拶や気持ちの伝え方の練習(座学形式)。
    17:30
    振り返り・帰りの会
    本日取り組んだ内容や頑張ったポイントの共有。子どもの意欲を大切にした、前向きな一日の締めくくり。
    18:00
    送迎・記録・退勤
    保護者への活動報告や学習状況の伝達。支援記録の記入と、翌日の準備。
     

    ※あくまでも一例であり、施設によって違いがあります。

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    就労準備タイプ(中高生メイン)

    中高生を対象に、将来の就職や社会参加を見据えた支援を行うタイプです。

    パソコン操作(タイピング、簡単な資料作成)や軽作業の練習に加え、挨拶や報告・連絡・相談といった社会人として必要な基本マナーを身につけるサポートを行います。

    活動内容は「できる・できない」を評価するものではなく、「どうすれば続けられるか」「つまずいたときにどう対処するか」といった実践的な力を育てることが中心です。

    パソコンスキルやビジネスマナーなどに興味のある方にぴったりかもしれません。

    【就労準備タイプ】放課後等デイサービスのスケジュール

    13:30
    出勤・ミーティング
    本日のプログラム内容の確認。利用者の特性や進路希望に合わせたPC教材、3Dプリンター等の機材準備。
    15:30
    来所・入室対応
    学校終了後、自力通所または送迎で到着。検温、健康チェックに加え、挨拶や身だしなみ等のマナー確認。
    16:00
    ITスキル・PC学習
    タイピング練習、Word・Excel、プログラミング等の習得支援。各自の習熟度に合わせた個別カリキュラムの実施。
    17:00
    キャリア支援・実務演習
    3Dプリンター活用や調べ学習を通じた課題解決訓練。報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を意識した実践的なワーク。
    18:00
    退室・降園対応
    本日の成果の振り返り。保護者へその日の進捗状況や取り組んだ内容を報告し、順次帰宅。
    18:30
    記録・環境整備・退勤
    支援記録の作成。PC端末やキーボード等の消毒・清掃。翌日の準備を整え業務終了。
     

    ※あくまでも一例であり、施設によって違いがあります。

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    療育保育士の転職に関するよくある質問

    療育保育士への転職を考える際に、多くの方が不安に感じやすいポイントをQ&A形式でまとめました。

    Q.障がい児支援の経験がまったくありませんが、本当に大丈夫ですか?

    A. はい、未経験からスタートする方が半数以上です。

    療育現場では、入職後に研修制度が整っている施設が多く、児童発達支援管理責任者や先輩職員がチームでサポートしてくれます。

    専門知識よりも、保育士として培ってきた「子どもの変化に気づく観察力」や「保護者に寄り添う姿勢」が重視される傾向にあります。

    Q.ピアノや製作活動が苦手です。問題ありませんか?

    A. ほとんど問題ありません。

    療育施設では、保育園のようにクラス全員の前でピアノを弾いたり、大量の壁面製作を行ったりする場面は少なめです。

    音楽活動もCDやスピーカーを使用するケースが多く、製作物も個別課題に合わせたシンプルなものが中心です。

    ただ、リトミックや音楽療育などがプログラムに組み込まれている施設は必要になる場合も多いため、転職先を選ぶときはしっかり確認しましょう。

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    Q.運転免許は必須ですか?ペーパードライバーでも働けますか?

    A. 施設によって異なりますが、運転なしで働ける職場も多くあります。

    放課後等デイサービスでは送迎業務がある施設もありますが、添乗のみ担当するケースや、駅近で送迎自体がない施設があります。

    親子通所が中心の児童発達支援など、運転免許が必須でない職場も増えています。求人探しの際は「送迎業務なし」「運転免許不要」で絞るのがおすすめです。

    Q.ブランクがある、または子育て中でも働けますか?

    A. むしろ歓迎されることが多いです。

    療育の現場では、子育て経験が保護者への対応に活かされるでしょう。

    日曜・祝日休みや残業が少ない施設も多く、シフトの融通が利きやすいため、家庭と両立しながら働く保育士も多く活躍しています。

    Q.一度療育に転職すると、保育園に戻りにくくなりますか?

    A. その心配はほとんどありません。

    療育で身につけた個別支援の考え方や、発達が気になる子への関わり方、保護者対応の経験は、保育園でも高く評価されます。

    加配保育士やリーダー候補として、スキルアップと捉えられるケースも増えています。

    児童発達支援施設の求人を探す 放課後等デイサービスの求人を探す 出典:障害児支援施策について/こども家庭庁 出典:児童発達支援ガイドライン/厚生労働省 出典:賃金構造基本統計調査(令和6年)/厚生労働省 出典:令和6年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査調査結果報告書/厚生労働省

    保育士経験やスキルを活かして「療育保育士」として活躍しよう

    集団生活の中で、少し困りごとを抱えている子どもや上手くコミュニケーションが取れないなど、子ども一人ひとりのサインに早く気づける保育士は、療育の現場で活躍できる人材です。

    そうした視点や気づきは、まさに療育に求められる専門性のひとつ。

    これまで培ってきた子どもへの声かけ、遊びのサポート、日々の保護者対応といった保育士としての経験を、療育現場で活かすことを考えてみましょう。

    すぐに転職を決める必要はありません。

    まずは施設見学や情報収集を通して、自身の保育観や働き方に合う療育の現場を知ることから始めてみるのも一つの選択です。

    療育施設は、支援内容や勤務条件に大きな幅があります。

    保育士バンク!は、療育分野に詳しいアドバイザーが、これまでの経験や希望条件をもとに、あなたらしく働ける職場を見つけるサポートをします。

    ぜひ、「まずは療育分野の話を聞いてみたい!」という方はお気軽にご相談ください。

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