栄養士の資格を活かせる仕事先は、病院や保育園、食品やコスメ、スポーツ関連企業、カフェなどさまざま。栄養士の資格を活かせるだけでなく、働きやすさややりがいも感じられる職場を見つけましょう。本記事は、子どもと触れ合える保育関連の仕事や一般企業など、栄養士として活躍できる職場を幅広く紹介。それぞれの仕事内容・働き方、給料、メリット・デメリットも解説します。
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- 病院や保育園、一般企業からスポーツジムまで資格を活かせる仕事を網羅
- 働き方、業務内容、やりがい、体力面など、職場ごとの特徴
- 平均年収394万円や、未経験・ブランクOKな求人の探し方をQ&Aで解説
栄養士・管理栄養士の資格を活かせる仕事は幅広い!
人々の食を支える栄養士・管理栄養士の存在は社会にとって大切な存在といえるでしょう。
ただ、職場環境に不満がある中でもっと自分が活躍する職場に転職したいと考える方も多いようです。
そんな栄養士の資格が活かせる職場は、実は思っている以上に幅広いことをご存じですか?
大きく分けると以下の5つになります。
ここからは、上記の主な職場の種類、職種、働き方、働くメリットなどについてみていきましょう。
栄養士の資格が活かせる仕事あなたにぴったりの求人、探します!
栄養士資格が活かせる保育の仕事、人気の6施設を紹介!
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ここでは、栄養士さんに人気が高い、子どもに関わる施設の仕事について紹介します。
【栄養士さんが活躍できる保育の仕事・職場6選】
保育園
0歳児~5歳児の健やかな体づくりを支え、「食べる力」を育む職場です。
とくに、アレルギーを持つ子もみんなと一緒に安全に給食を楽しめる工夫や、園ごとの「食育」プランを形にする場面で、栄養士の知識が子どもたちの安心と安全を守る大きな力になります。
主な仕事内容
乳幼児の月齢に応じた離乳食の段階調整や、成長期に必要な栄養素を網羅した献立を作成します。
アレルギー対応では、誤食を防ぐための専用トレイの準備や、原因物質を除去しても栄養価を損なわない代替献立(例:卵の代わりに豆腐を使用するなど)を策定し、調理スタッフへの衛生指導も行います。
また、子どもたちが食材に触れる活動の計画を立てるなど、食への興味を育む教育的な役割も担います。
働き方
保育園の開園時間に準じた勤務で、一般的に8時〜17時や9時〜18時といった日勤帯が中心です。
土曜出勤がある場合も平日に振替休日が設定されるなど、生活リズムを一定に保ちやすい傾向にあります。
保育園の栄養士求人を知りたい幼稚園
幼児期の子どもたちの心と体の土台を「食」で支える職場です。
給食がある保育園とは違い、お弁当を持参する園も多くありますが、給食がある園では「みんなで同じものを食べる楽しさ」を伝える工夫が大切になります。
主な仕事内容
3歳児~5歳児の子どもたちが食べやすい大きさや固さを考えた献立を作り、限られた時間の中で安全に給食を提供します。
幼稚園では「食育」を教育の一環として大切にしているため、季節の行事にあわせたメニュー作りや、子どもたちが食べ物に興味を持てるような話をする機会もあります。
働き方
幼稚園の教育時間に合わせた勤務が中心です。
夏休みや冬休みなどの長期休暇がある園も多いため、自分の時間や家族との時間をしっかり確保しやすい働き方です。
幼稚園の栄養士求人を知りたい認定こども園
幼稚園と保育園の両方の面を持つ施設です。幅広い年齢の子どもたちに食のよろこびを届ける職場です。
比較的新しく設立された保育事業のため、もとは幼稚園だった施設が「認定こども園」に業態を変えている施設も多いようです。
0歳児から小学校入学前の子まで、それぞれの成長に合わせた「安全でおいしい給食」を支える重要な役割を担います。
主な仕事内容
離乳食から幼児食まで、幅広い段階の給食を並行して準備します。
アレルギーを持つ子がどの子か一目でわかる工夫をしたり、調理スタッフと声をかけ合いながら二重チェックをしたりと、チームで子どもの安全を守る仕組みを作ります。
働き方
園の教育時間に合わせた勤務が中心です。
夏休みや冬休みなどの長期休暇がある園も多いため、自分の時間や家族との時間をしっかり確保しやすい働き方です。
認定こども園の栄養士求人を知りたい
企業主導型保育園・事業所内保育園
企業が自社の従業員や地域の方のために運営する保育園です。
企業主導型・事業所内は、それぞれ以下のように認可元などの違いがありますが、働くうえでは大きく変わらないことが多いようです。
|
項目 |
企業主導型保育園 |
事業内保育園(事業所内保育事業) |
|
制度の枠組み |
国(内閣府)が直接支援する制度 |
市区町村が認可する制度(認可保育園の一つ) |
|
入園できる子 |
運営元企業の従業員の子ども |
運営元企業の従業員の子ども + 地域の子ども(市区町村の枠) |
|
設置の柔軟性 |
国が委託する協会の審査・承認が必要 |
一般の認可園と同様の認可基準を取得する |
園自体は、定員が10名〜30名程度の少人数制が多く、子どもたち一人ひとりの成長や体調に合わせた、きめ細やかな食事のサポートができます。
主な仕事内容
子どもたちの顔が見える距離で、その日に合わせた調理を行います。
栄養士は、成長期に必要な栄養バランスを整えた献立を作成し、徹底した衛生管理のもとで安全な給食を提供します。
働き方
母体となる企業のカレンダーに合わせることが多いため、日勤のみで残業がほとんどない職場が一般的です。
完全週休2日制や年間休日120日以上など、福利厚生がしっかり整った園が多いのも、栄養士として長く働き続けやすいポイントです。
企業内・事業所内保育園の栄養士求人を知りたい
乳児院・児童養護施設
さまざまな事情で家庭で過ごせない子どもたちに対して、家庭の代わりとなって養育を行う施設です。
乳児院:原則として0歳児からおおむね2歳児が入所
児童養護施設:原則として1歳児から18歳までの子どもが入所
入所児童は、基本的に施設内で生活しているため、朝食・昼食・夕食・間食など、生活のすべての食と栄養に関わる部分を見る必要があるでしょう。
ただ栄養を摂るだけでなく、食事を通じて「大切にされている」という安心感や心の安定を育む、温かな関わりが求められます。
主な仕事内容
乳児院では赤ちゃんの健やかな成長のための離乳食作りを、児童養護施設では食べ盛りの子どもたちの体を作るバランスのよい献立を作ります。
お誕生日会や季節のイベントでは、子どもたちのリクエストを取り入れた特別なメニューを考え、食卓を囲む楽しさを演出することもあるでしょう。
働き方
子どもたちが生活する場所なので、365日休みなく給食を提供します。
交代制のシフト勤務になりますが、その分平日に休みが取れたり、朝食や夕食の準備など、一般的な保育園とは違う時間帯での勤務もあります。
乳児院や児童養護施設の栄養士求人を知りたい
児童発達支援施設・放課後等デイサービス
発達に特性のある子どもたちが、日常生活に必要なスキルを身につけるためのサポートを行う施設です。
「噛むことが苦手」「特定の食感に敏感」といった一人ひとりの困りごとに寄り添い、安全に、そして楽しく食べられる工夫を凝らします。
主な仕事内容
子どもたちが無理なく飲み込める固さに調整したり、スプーンですくいやすい盛り付けを考えたりと、個別性の高い工夫を行います。
食を通した成功体験を積み重ねられるよう、言語聴覚士や指導員など他の専門スタッフと相談しながら、一人ひとりに合った食のサポート案を作ります。
働き方
日中に通う施設のため、基本的には平日の日勤帯(9時〜18時など)が中心です。
また、夜勤がなく、子ども一人ひとりとじっくり向き合える落ち着いた勤務スタイルが多いのが特徴です。
乳児院や児童養護施設の栄養士求人を知りたい子どもにかかわる保育施設での仕事は、子どもの成長を身近で支えたいという方なら、やりがいを感じられる場面も多いはず!
「未経験OK!」「月8万円の住宅手当あり」など、福利厚生が充実した施設が多いのも保育施設で働く大きなメリットでもあります。
実は、保育士バンク!でも、栄養士を活かせる保育の求人をご紹介しています。
すぐに就職・転職を考えていなくても「どんな仕事なの?」「パートで働ける職場が近くにない?」といった感じで、気軽にのぞいてみるだけでも大歓迎です!
簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
病院、クリニックなど医療施設
病状の改善や合併症の予防を目的とした「食事療法」を実践する現場です。
特に、腎臓病や糖尿病などの慢性疾患を持つ患者さんへの栄養指導や、周産期における妊産婦の体重管理・栄養サポートを行う施設などで、栄養士の専門知識が必要とされます。
それぞれの患者さんの身体の状態や治療プラン、本人や家族の意向なども取り入れながら、ひとり一人にあった献立作成や、飲食を通して治療行為にかかわります。
【主な勤務先】
- 総合病院
- 大学附属病院
- クリニック・診療所
- 歯科医院
- リハビリテーション施設
食品・化粧品メーカーなど一般企業
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栄養学の知見を、商品の開発や品質管理、社員の健康サポートに応用する現場です。
食品メーカーや化粧品会社のほか、委託給食会社や企業の社員食堂など、活躍の場は多岐にわたります。
直接的な調理だけでなく、商品開発やメニュー考案、製造方法の選定など、ビジネスの視点から食に関わることができます。
社員食堂などはランチタイムがメインとなるため、日中のみの勤務や残業が少ない職場を求めている方にとって働きやすい環境です。
【主な勤務先】
- 食品メーカー(研究・開発・品質管理)
- 化粧品メーカー(研究・開発・品質管理)
- スポーツ関連メーカー・プロスポーツチーム運営企業
- 委託給食会社(受託運営・メニュー開発)
- 企業の社員食堂
- 調剤薬局・ドラッグストア
-
•土日祝が休みの企業が多く、プライベートとの両立がしやすい
-
•商品開発やメニュー提案など、自分のアイデアを形にするやりがいがある
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•調理現場を離れて事務や研究が主になる場合、納期や売上などの管理業務がともなう
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•委託会社の場合、複数の施設を掛け持ちしたり勤務地の異動があったりする場合がある
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また、スポーツジムや美容サロン、ホテル内のレストランなども主な職場となります。
一人ひとりのお客様に合わせ、パーソナルトレーナーやアドバイザーとして専門知識を活かします。
【主な勤務先】
- レストラン
- ホテル内レストラン
- カフェ
- スポーツジム・フィットネスクラブ
- 美容サロン・エステティックサロン
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•お客様の変化や喜びを間近で感じることができ、評価が収入アップに繋がることもある
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•接客や運営など、栄養学以外の幅広いスキルを身につけることができる
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•土日や夕方以降など、来店が多い時間帯の勤務が中心となる
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•専門業務以外の店舗運営業務(掃除や接客など)の割合が多くなる場合がある
学校、高齢者施設などの教育・福祉施設
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地域の子どもから高齢者まで、幅広い世代の健康と生活を食で支える現場です。
学校では給食や食育指導などの分野で教育に関わり、高齢者施設では、栄養や口腔ケアなどを通じて利用者の生活の質を守ります。
児童や高齢者など、 多くの人の日常に欠かせない給食や食事の提供を通じて、社会に貢献できる職場です。
また、栄養士・管理栄養士の資格に加えて、教員免許を取得することで、学校の「栄養教諭」として勤務することも可能です。
【主な勤務先】
- 小学校・中学校
- 学校給食センター
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- デイサービス(通所介護サービス)
-
•パートなど柔軟な働き方が可能で、長期休暇も取りやすい
-
•行事食などを通じて季節のイベントを利用者といっしょに楽しめる
-
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•栄養教諭を目指すには、別途免許や採用試験が必要になる
-
•高齢者施設では、安全管理の徹底がともなう
栄養士の資格が活かせる仕事についてのQ&A
栄養士の資格を活かして働きたい!これから資格をとりたいけど、どんな場所で働けるの?と思っている方の疑問や不安に答えます。
Q1. 栄養士・管理栄養士の給料は?
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」では、栄養士としての全国の平均月収、パート(短時間勤務)の時給は以下のように公表されています。
|
給料(全国平均) |
金額(約) |
|
年収 |
394万3,000円 |
|
時給(パート) |
1,519円 |
管理栄養士の資格を保有している場合、ここからさらに「資格手当」が加算されるため、400万円を超えるケースもあるでしょう。
Q2. 給料が高い栄養士の仕事は?
大手メーカーや公務員は、給与や待遇面で安定していますが、やりがいと給与の両立なら病院や保育施設がおすすめです。
とくに保育施設は、国や自治体が支援している保育士向けの「処遇改善手当」や「家賃補助(宿舎借り上げ制度)」の対象に栄養士が含まれる園もあります。
これによって、月々の手取りが大幅に増える可能性があります。
給与はもちろん、福利厚生面も重視したい!という方は、一般企業が運営している企業主導型保育園に勤務することで、大手企業の福利厚生を受けることもできます。
Q3.赤ちゃんと関わることができる栄養士の仕事は?
保育施設のなかでも赤ちゃんに関われるのは、0歳児~2歳児を対象としている小規模認可保育園(A・B型)や乳児院などでしょう。
企業主導型保育園も、3歳児以上は自宅近隣の幼稚園や保育園に転園する子どもが出てくることもあり、0歳児~2歳児の割合が高い傾向があります。
赤ちゃんと触れ合える求人を探す!Q4.実務未経験やブランクがあっても採用されますか?
とくに保育施設では「未経験歓迎」の求人が豊富です。
まずは現場での調理実務からスタートし、段階を経て献立作成や発注業務に携わるのが一般的です。
全国に職場があるため、ライフステージが変わっても復職しやすいのがうれしいですね。
栄養士として活躍できる!未経験・ブランクありOKの求人を探す
Q5. 給食委託会社から直営施設(病院や保育園)への転職は難しい?
給食委託会社で「現場の効率的な動かし方」や「複数の献立作成」を経験した方は、保育園や病院などでも即戦力として期待されるそうです。
現場の苦労を知っていることは、直営施設で管理業務を行う際にも大きな強みになるので、積極的に転職を考えてみてもよいかもしれません。
栄養士の資格を活かせる仕事を知って働き方を考えよう
栄養士の資格を活かせる職場はたくさんあります。だからこそ、自分がどんな分野に興味があるのかを考えたうえで、転職・就職先を考えてみましょう。
また、病院や高齢者施設だけでなく、栄養士の方を積極的に採用する保育施設がたくさんあります!
保育士バンク!では、栄養士さんの保育士施設への転職・就職を全面的にサポートします。
「高齢者施設で働いていたが子どもの成長を見守れる職場に興味がある」
「子育て経験を活かして離乳食の調理中心の園で働いてみたい」
といったあなたの希望にあわせて職場をご紹介いたしますので、お気軽にお問い合わせくださいね。はじめての保育の仕事保育士バンク!でおまかせ転職
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