保育園への転職活動の面接における逆質問で、面接官から面白いと思われる質問例をおさえておきましょう。内容によっては、興味深い視点を持っていると高評価につながる場合もあるかもしれません。今回は、保育士の面接で面白いと思われる逆質問の文例をジャンル別にまとめました。また、逆質問で得られるメリットも紹介します。
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■目次
保育士の面接で面白いと思われる逆質問をしよう
転職の面接において採用側から逆質問の時間を設けられた際、何を聞けばよいのかと悩む保育士さんもいるでしょう。
「質問はありません。」などと答えてしまうと、保育園に対して興味があまりないと判断されてしまうかもしれません。
反対に、「保育園のことを理解している」と思ってもらえるような質問ができれば、面接において高評価につながる可能性もあるでしょう。
保育士の面接で逆質問をすると、具体的に以下のようなメリットがあるかもしれません。
- 自己アピールができる
- 面接の会話を盛り上げられる
- 園との相性を確認できる
質問のなかで自分のスキルに関することなどを自己アピールしつつ、保育園の方針や理念などを聞き出せるとよいでしょう。
また、園児に関わる話題などで会話を盛り上げたり、園で重視していることや働き方などに関する質問をして求める人物像を確認したりすれば、面接を有利に進めることができそうです。
志望している保育園が自分に合う環境なのかどうかも、質問次第で確認できるかもしれませんね。
保育士の面接で面白いと思われる逆質問例:自己PRにつながる
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まずは、逆質問を通して自分自身を売り込めるような文例をまとめました。
理解度をアピールする逆質問
質問例
〇〇保育園さんは〇〇な点が魅力だと思うのですが、日々の保育のなかで最も意識して取り組んでいることがあれば教えていただけますか。
ポイント
あらかじめ園の保育方針などをホームページなどから調べておくことで、保育園について理解している姿勢をアピールできるでしょう。
また、質問のなかで保育園の魅力的だと思う部分を伝えることで、面接官に好印象を与えることができるかもしれません。
スキルをアピールする逆質問
質問例
私は、得意のピアノを活かすことで、より子どもの音感などを伸ばしたいと考えております。以前、貴園では音楽指導に力を入れている旨をお伺いしたのですが、具体的なカリキュラムがあれば教えていただけますか。
ポイント
保育園に勤めた際に取り組みたいと考えている内容を伝えることで、面接官に保育園で働きたいというやる気を伝えることができるでしょう。
また、保育士として活かせる自分のスキルをアピールできれば、高評価につながるかもしれません。
保育士の面接で面白いと思われる逆質問例:会話を盛り上げる
次に、面接の場を和ませられるような逆質問の文例を紹介します。
園児についての逆質問
質問例
貴園では、例えば行事を通して子どものどのような姿に出会えるでしょうか。
ポイント
園児の話題を出すと場の雰囲気が和むうえに、応募者側も保育園での子どもの様子を知ることができるでしょう。
また、質問の内容によっては、保育園で開催される行事の雰囲気などをイメージするのに役立つかもしれません。
保育園の魅力についての逆質問
質問例
貴園で働いてみないと分からない一番の魅力を教えていただけますか。
ポイント
保育園に対して、その園ならではの自慢できることや魅力的な部分などをうかがってみましょう。
面接官も自分たちの保育園のことであれば話しやすいため、話が広がるかもしれませんね。
保育士の面接で面白いと思われる逆質問例:園との相性を確認する
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ここでは、保育園側がどのような保育士さんを採用したいと思っているのかを探り、自身との相性を確認できるような逆質問をまとめました。
保育園が重視していることを確認する逆質問
質問例
貴園が、子どものために最も意識して取り組んでいることは何ですか。
ポイント
質問の内容によっては、保育園が自分に合っているかどうかをはかれる可能性があるでしょう。
例えば、保育園がどのようなことに力を入れているのかが分かれば、自分の価値観とマッチするかどうかを判断する材料になるかもしれません。
求める人物像を確認する質問
質問例2
「貴園で活躍されている職員さんに、共通している特徴などがあれば教えていただけますか。」
ポイント
この質問では、職員の特色を知ることができるでしょう。
答えによっては、自分がその保育園の雰囲気に合っているのかどうかを判断できるかもしれません。
面白いと思われる逆質問を用意して、面接官に自身を売り込もう
今回は、保育園への転職活動の面接における逆質問で、面接官から面白いと思われるような質問例を紹介しました。
面接官が面白い質問だと思ってくれることで、場の雰囲気が和んだり、高評価につながったりする可能性があるでしょう。
内容によっては、保育園や園児の様子を伺い知ることができるので、自分にとって働きやすいかどうかを確かめられるチャンスと考えることもできそうです。
面接官に面白いと思われる逆質問をしてさりげなく自分をアピールしながら、保育園についてより知ることができるとよいですね。
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