面接における入室・退室のマナーについて気になる保育士さんもいるでしょう。面接では受け答えだけでなく第一印象も重要になってくるため、ドアの開け方やノックの回数など、部屋に入るときから好印象を与える立ち振る舞いができるとよいですね。今回は、保育士さんが押さえておきたい面接の入室・退室の仕方を紹介します。
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■目次
保育士の面接における正しい入室・退室のしかたを知ろう
転職活動のなかでも重要な面接。
選考の要とも言えるため、好印象を与えたいものですよね。
保育士の面接では、面接が開始する前から応募者の振る舞いがチェックされているようです。
そのため、入室から退室するまでのマナーや、挨拶を発するタイミングなどを丁寧に意識することが大切です。
面接官によい印象をもってもらえるよう、これから紹介する入室や退室のしかたを押さえておきましょう。
面接時の正しい入室のしかた
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転職活動の面接における正しい入室のしかたを流れに沿って解説します。
1.ドアを3回ノックする
まずは、面接室のドアを3回ノックします。
「どうぞ」と声がしたら、「失礼します」と言ってからドアを開けて入室します。
2.部屋に入り、ドアを閉める
面接室に入ったら静かにドアを閉めます。
このとき、ドアの方に向き直って閉めましょう。後ろ手で閉めるのはマナー違反になります。
3.面接官にお辞儀をする
入室したら面接官の方に向き直り、30度の角度でお辞儀をします。
「本日はよろしくお願いいたします」などの言葉を添えてもよいですね。
ただし、言葉を発しながらお辞儀をするのはマナー違反であるため、挨拶を終えてから頭を下げるようにしましょう。
4.椅子の横に立ち、挨拶をする
お辞儀を終えたら、椅子の方に向かって進み横に立ちます。
特に指示がなくどの椅子に座ればよいのか迷った場合は、下座の椅子の横に立ちましょう。
その後、「〇〇〇〇と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。」と挨拶して、お辞儀をします。
5.「失礼します」と言ってから着席する
面接官から「どうぞ」と着席を促されたら、「失礼します」と言って一礼してから着席します。
カバンは特に指定がなければ椅子の横に立てて置き、コートがある場合は畳んでカバンの上に置きましょう。
面接時の正しい退室のしかた
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続いて、転職活動の面接における正しい退室のしかたを流れに沿って解説します。
1.椅子から立ち、お礼を伝える
面接が終わったら、着席した状態でお礼を述べて挨拶します。
その後、椅子の横に立って「本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。」と再度挨拶をしてお辞儀をしましょう。
2.ドアの前で振り返り、お辞儀する
ドアの前まで移動したら面接官の方に向き直り、「失礼します」と言ってお辞儀をします。
その際、面接官の目を見てしっかりとお礼を述べると好印象ですね。
3.ドアを静かに閉めて退室する
お礼を述べたらドアを開けて退室します。
入室のときと同じように、静かに扉を閉めましょう。
こんなときどうする?面接の入室・退室マナー解説
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保育士の面接の入室・退室のしかたを押さえたうえで、イレギュラーなシーンで役立つマナーを紹介します。
面接官より先に入室する場合
自身が先に入室して待機する場合、特に案内がなければ椅子の横に立って待ちましょう。
着席して待つよう促されたら、指定の座席に座って面接官を待ちます。
面接官が入室したら、着席している場合はすぐに立ち上がりましょう。
面接官が席についたタイミングで、「〇〇〇〇と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。」と挨拶をしてお辞儀をします。
面接官から「どうぞお座りください」と言われたら「失礼します」と言って一礼し、着席しましょう。
出口まで見送ってくれる場合
面接終了後、面接官や案内の担当者が出口やエレベーターの前まで見送ってくれるケースがあります。その場合は、案内してくれる人の少し後ろを歩き案内に従いましょう。
出口やエレベーター前に到着したら、相手に向き直って「本日はありがとうございました」と丁寧に挨拶をすると好印象ですね。
WEB面接の場合
WEB面接の場合は、一般的な面接とはマナーが少し異なります。
入室時
使用するWEB会議ツールなどには開始5分前を目安に入室しましょう。
WEB面接では接続トラブルが発生する可能性があるため、余裕をもって少し早めに準備しておくとよいですね。
面接官が入室したら「〇〇〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶をして面接を開始します。
退室時
面接が終了したら、「ありがとうございました」とお礼を伝えてお辞儀をし、相手の退室を待ちます。
先に退室するよう促されていない場合は、面接官側が接続を切ったのを確認してから切断しましょう。
入室・退室のしかたを押さえて、面接で好印象を与えよう
今回は、保育士の転職活動に役立つ面接の入室・退室のしかたを紹介しました。
保育士の面接では、入室や退室時の振る舞いがしっかりと見られています。そのため、ドアをノックする回数や「失礼します」と言うタイミングなど、一つひとつの動作に気を配ることが大切です。
面接における正しい入室・退室のしかたを押さえて、面接官に好印象を持ってもらえるとよいですね。
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