保育士さんの中には、「保育士として働いてみたいけど、学校を卒業してしばらく経っているし」とか「資格試験に合格して保育士として働きたいけど、不安」と思っている方は多いのではないのでしょうか。
そうした現場経験が浅い保育士さんにオススメなのが「初心者歓迎」の保育園です。
このコラムでは、そうした初心者歓迎の保育園がある理由から、どんな雇用形態があるのか、面接のポイントまでさまざまな疑問に答えていきます。

「初心者歓迎」の保育園とは?
「初心者歓迎」の保育園とは、「保育の初心者」、つまり今まで保育園で働いたことのない保育士さんでも受け入れるよ、という保育園のことです。新卒の保育士さんはもちろん、保育系の学校を卒業したのちに他業種に就職した保育士さんや、資格試験を合格して保育士になった方も積極的に採用してくれます。
初心者歓迎の保育園がある理由
「経験のある保育士さんは即戦力として働けるのに、なんで初心者を歓迎するの?」と思う方もいると思います。そこには保育業界の現状に関する深い理由があります。
保育士不足で人手が足りない
保育士不足はその理由の一つです。近年の待機児童問題を受けて、各自治体、特に都市部では保育施設の新設が相次いでいます。現状では、そのスピードに保育士の数が追いついていません。子どもに身近に関われる保育士の職場はとてもやりがいがあるものの、お仕事自体は決して楽なものではありませんし、給与も改善傾向にはあるものの、まだ全施設には行き渡っていません。そこで、保育士さんを確保するために各施設が奔走しています。こうした現状から、保育施設は待遇改善などの勤務条件を改善する一方で、幅広く人材を集めるために初心者の保育士さんを歓迎しているのです。
意外と多い保育初心者
保育士不足の原因の一つとなっているのが、他業種への就職です。保育施設で働いたことのない保育士さんは、実はかなり多いということがわかっています。例えば、東京都の保育士さんの現状を調査した、東京都保育士実態調査によると、保育園で働いたことのない保育士は25.8%と全体の約4分の1。その中でも幼稚園で働いたこともない、まさに保育業界初心者の保育士は16.9%。このように、資格を持っている人全体の中でもかなりの割合の保育士が未経験者なこともあり、保育施設はこうした保育士が現場に入ってくれることを期待しているのです。
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正社員?パート?初心者×無資格でも働ける?
初心者を保育園が歓迎している現状が伝わったでしょうか?
では、こうした初心者歓迎の求人にはどのような雇用形態があるのでしょうか?

正社員で働こう!正社員として働くメリット
初心者歓迎の求人には正社員の求人も多くあります。正社員としてフルタイムで働くことに不安を感じる方もいるかと思いますが、その分、職場の先輩や同僚と同様の職務を経験するため、保育の現場に早く慣れることができます。保育士としての職務を通して保育士としてのスキルを学ぶことができるのが正社員で働くメリットです。
待遇の面でも正社員にはパートとして働くより多くの利点があります。給与の面ではもちろんのこと、家賃補助や借り上げ宿舎制度を利用すれば家賃負担を大幅に減らすことができます。他に仕事時間が多い分有給休暇が多くもらえたり、社会保険や福利厚生で利用できるサービスや制度がパートより多いというメリットがあります。
パートとして働くには?パートとして働くメリット
パートとして働き始めるのも選択肢の一つです。パートの業務は基本的には担任の保育士さんのお手伝いが多いもの。シフトに入る時間帯を自身で調整することで初心者でも無理なく、自分のペースで保育の現場で働けることが魅力です。
園によっては、パートから正社員へのキャリアアップの制度を設けているところもあるため、最初はパートとして働きながら保育士としての経験を積み、慣れてきた頃に正社員へのキャリアアップを目指して勤務時間を増やすという働き方もできます。
初心者×無資格でも働ける?
初心者で無資格の方でも、保育補助としてパートで働くことができます。子育て経験があると優先して採用される傾向があるようです。
また、無資格で働く方のために、勉強金や祝い金として、保育士の資格試験の教材費や受験料を補助してくれる園もあります。こうした園で働くことは、保育スキルを現場で学べる一方で、資格取得も目指せる、まさに一石二鳥の職場といえるでしょう。
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初心者歓迎の園のオススメポイント
初心者の保育士さんを歓迎している園というのは、具体的にどういう園で、どんなサポートをしてくれるのでしょうか?そのうちのいくつかをみてみましょう。
研修制度が充実している!
初心者歓迎の保育園は研修制度が充実している保育園だといえます。初心者を受け入れるということは、その新人保育士さんを指導する必要があるということ。こうした保育園では、先輩に付き添いながら仕事を学んだり、系列園ごとの新人研修などの研修制度を設けている園が多いでしょう。研修を通して、初めて現場に入る不安を減らすことができますよ。
面接時に不利になりにくい
初心者歓迎の保育園は、初心者であることが不利になりにくい保育園です。求めている保育士のタイプは園によってさまざま。クラスを担当する保育士がいなくなって即戦力を探してる保育園に、初心者の保育士が応募しても希望している人材ではないため採用には至らないでしょう。初心者歓迎と求人票に書いているということは、初心者でも受け入れます、ということなので初心者でも面接のポイントとして不利になることが少ないでしょう。
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参照:東京都保育士実態調査
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2014/04/DATA/60o4s201.pdf
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