園庭ありの保育園で働く4つのメリットとは。保育士が転職前に見るべき求人選びのポイント

    園庭ありの保育園は、子どもがのびのびと外遊びできるだけでなく、保育士にとってもお散歩準備の負担軽減や安全管理のしやすさにつながる、見落としがちな重要な転職条件です。本記事では園庭の役割や設備、園庭ありの保育園で働く4つのメリットと注意点、転職時に必ず確認したい4つの求人選びチェックポイントまでを、保育士の視点でわかりやすく解説します。

    この記事でわかること
    • 運動量から準備の負担軽減まで、園庭あり職場の4つのメリット ▼詳細
    • 草木の手入れや日常的な安全点検など、園庭ありの園で働く注意点 ▼詳細
    • 園庭の広さ・設備・手入れの担当範囲など、求人票だけでは見抜けないチェック4項目 ▼詳細

    園庭とは?保育園に設けられた屋外スペースの役割と設備

    園庭とは、保育園や幼稚園で子どもたちが安全に遊び、学び、成長できるように設けられた屋外スペースです。

    まず、保育園の園庭とはどういった目的で作られたものなのでしょうか。

    バリエーション豊富な園庭の設備内容についてもまとめてみました。

    園庭が果たす4つの役割

    認可保育所における園庭は「屋外遊戯場」と呼ばれます。

    児童福祉施設の設備及び運営に関する基準で、2歳以上児1人あたり3.3㎡以上の面積が必要と定められています。

    ただし、近隣の公園で代替できる場合は園庭がなくても認可されるケースもあります。

    園庭の役割は主に下記の4つがあります。

    1. 自然や虫、飼育動物とのふれあいの場
    2. サッカーや鬼ごっこなどの遊びができる運動場
    3. ブランコ、すべり台などの固定遊具の遊び場
    4. 砂場、築山、水場など、友達とのイメージを広げてさまざまな表現遊びやごっこ遊びができる場

    園庭は日当たりがよく風通しのよい立地で、日を遮る木陰などの場所も必要でしょう。

    防火性、防犯性など安全性の確保を考慮して計画し、環境をつくっていくことが大切です。

    また園庭は、ただ子どもが遊べる広い場所があればよいというわけではなく、さまざまな観点から子どもの発達に適した環境がそろっている必要があります。

    自然とふれ合ったり遊具や砂場を使って自ら遊びを考えたり子ども同士のコミュニケーションを育んだりと、園庭を舞台に子どもたちも成長していきます。

    園庭の設備バリエーション

    園庭の設備には、たくさんのバリエーションがあります。

    砂遊び場、遊具、水道、花壇をはじめ、可動式水遊び場、菜園、築山、斜面などといった設備が考えられます。

    ほかにも、摘んでもOKな草花がある場所や木登りできる木を設置したり、動物を飼ったりという環境も、園庭の設備として挙げられます。

    園庭がある保育園で働く4つのメリット

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    園庭がある園には、子どもたちの成長にはもちろん、保育士さんにもたくさんのメリットがあります。

    遊びを通じて子どもの学びをサポートできる

    遊びは乳幼児期の子どもにとって学習の基礎で、他では補うことができない重要な要素とも言われています。

    園庭があれば、自然にふれることで四季を感じたり、砂場や遊具の設備がある中で子ども同士で遊びを考えたりすることができるでしょう。

    また、園庭がある保育園に興味があるという方は理想の保育を実践しやすい環境で働くことができそうです。

    お散歩準備・引率の負担を減らせる

    園庭があればお散歩に出かける手間をかけることなく、気軽に屋外に出て遊ぶことができます。お散歩に行く場合、保育士さんは子どもを守るためにさまざまなことに気をつけなければなりません。

    たとえば、公園に着くまでに子どもたちが安全に歩ける道はあるか設置されている遊具は安全かトイレはあるかなど、チェックすべきことがたくさんあります。

    お散歩中も車に気をつけたり、危ないものがないか注意して見たりする必要があるでしょう。また、子どもたちが周辺に迷惑をかけないようにと見守らなければなりません。

    お散歩は、近所の人とのコミュニケーションを図ったり、子どもが社会と触れたりする機会になり、保育にとって大切なことでしょう。しかし、安全性を考えると園庭があることのメリットは大きいかもしれません。

    公園より安全な環境で子どもを見守れる

    保育園でセキュリティ面が強化されている昨今、園外の人も自由に出入り可能な公園で子どもたちを遊ばせることは、100%安全とは言い切れないでしょう。

    また、地面にガラスなどの危ないものが落ちている可能性もあるので、保育士さんたちは常に目を見張らなければなりません。

    その点、自園の園庭であれば園内の人しか利用しないうえに、環境の管理もしやすいので、安全な空間を保ちながら安心して子どもたちを遊ばせることができます。

    子どもの運動量が増えて発達を後押しできる

    運動量が増えることで、子どもの健康な身体作りや体力増進にも、よい影響を与えるでしょう。

    昨今ではゲームやスマートフォンの影響で子どもの運動離れが進んでいると言われているようです。

    運動離れが進むと反射神経が発達しにくくなり、ケガのリスクが高まる可能性があります。

    文部科学省の外局であるスポーツ庁で実施されている「体力・運動能力調査」でも、近年の子どもの体力低下傾向が継続報告されており、乳幼児期からの運動習慣形成の重要性が指摘されています。

    園庭で日常的に体を動かせる環境は、こうした課題への有効なアプローチのひとつといえます。

    こういったことを防ぐために、運動遊びを日常的に取り入れて反射神経を育て、ケガの危険に対してすぐに反応できることが大切です。

    乳幼児期に園庭がある保育園で生活することで運動量が増えることが期待できるでしょう。LINEで相談OK!保育士バンク!に無料相談する

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    園庭ありの保育園で働くときの注意点

    園庭があればいいことづくめのようにも思えますが、デメリットもあるでしょう。 

    園庭には草木や花などの自然があるので、その手入れが大変な場合もあります。

    例えば、草むしりや、水やり、植え替えなどの作業が必要な場合、自分の仕事だけで十分忙しい保育士さんの仕事がさらに増えてしまいます。

    専門の業者や保護者にボランティアとして手入れ作業をお願いしている園も多いので、職員だけで手に負えないときには、手を借りるのも一つの手段です。

    さらに、危険なものがないかチェックするなど、日常的に園庭の状態を確認し、安全性の確保に向けて対応する必要がありそうです。

    ここまで挙げた4つのメリットを、すでに園庭ありの保育園で働く保育士さんは日常的に感じています。

    お住まいの地域でどんな園庭ありの求人があるのか、まずは選択肢を知るところから始めてみてはいかがでしょうか。LINEで相談OK!保育士バンク!に無料相談する

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      園庭がない保育園で実践されている工夫

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      都市部、特にオフィスビルやマンション1階に設置された保育園では、立地上、十分な園庭スペースを確保できないケースが多くあります。

      そうした園では、屋上園庭や人工芝の小規模スペースを設けるなど、限られた条件のなかで子どもの外遊びを確保する工夫を凝らしています。

      園庭を持っていない園ではどのような工夫をしているのか詳しく見ていきましょう。

      室内で運動遊びを取り入れる

      園内のお遊戯室などの広い部屋を使って、身体を動かす活動を取り入れています。

      例えば、外部から講師を招いて体操教室を行ったり、室内でのレクリエーションを行ったりという工夫ができるでしょう。

      近隣園や系列園の園庭開放を活用する

      園庭のない園では、日常保育の中に積極的にお散歩を取り入れています。

      子どもの安全を守るために気をつけるべき点は多いですが、園庭がないことを補えるように保育士さんは努力をしています。

      近隣の園や系列園の園庭開放に遊びに行く

      近隣の園や、系列の園の園庭開放に遊びに行くことで、園庭がないという点を補うことにつながるでしょう。

      園庭開放であればある程度の安全は確保できますし、園児向けの遊具がそろっているので、子どもたちにとっても身体を動かすよい機会になります。

      工夫を重ねて日々の保育を成り立たせている保育士さんは多いでしょう。とはいえ、お散歩の準備や安全確認に毎日追われる負担を感じることも。

      準備や工夫ばかりに気をまわして、本当にちゃんと子どもたちと向き合えているのかな、と不安になる保育士さんは、職場環境を見直すタイミングかもしれません。

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      園庭ありの求人を選ぶ際に確認!4つのチェックポイント

      「園庭あり」と求人票に書かれていても、その内容は園によって大きく異なります。

      広さ・設備・管理体制・園外活動の方針まで、見るべき視点を押さえておかないと、入職後に「思っていた園庭と違った」というギャップが生まれかねませんよね。

      ここでは求人を比較する段階で必ず確認しておきたい4つのチェックポイントを解説します。

      園庭の広さ・面積(屋外遊戯場の基準)

      園庭の広さは、子どもたちがどれだけ自由に動き回れるかを左右する最も基本的な要素です。

      法令である「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」により、認可保育所では2歳以上児1人あたり3.3㎡以上の屋外遊戯場が必要と定められていますが、基準ぎりぎりの園もあれば、ゆったりと走り回れる広々とした園庭を持つ園もあります。

      求人ではここに注意!求人票の「施設設備」欄に面積の記載がない場合は、応募前または面接時に必ず確認しましょう。

      また、近隣の公園で代替している園は法的に園庭ありと扱われていても、実態としては「自園に園庭はない」というケースも。

      設備の種類とバリエーション

      園庭の設備は、日々の保育内容に直結します。

      砂場・固定遊具・水遊び場といった基本的な設備に加えて、菜園・築山・飼育小屋・木登りできる樹木などがある園では、季節や子どもの発達段階に応じた多彩な保育を実践しやすくなります

      逆に、広さは十分でも遊具が少なくスペースが空いているだけの園では、お散歩や室内活動で補う必要が出てきます。

      求人ではここに注意!「どんな保育をしたいか」というイメージと、園庭の設備内容を照らし合わせてみましょう。

      見学が可能な場合は、園庭で実際に過ごす子どもの様子や使われ方まで観察すると、求人票だけでは見えない雰囲気がつかめます。

      園庭管理(草むしり・水やり)の担当範囲

      園庭がある園では、草むしり・水やり・遊具点検・落ち葉清掃といった日常的な管理業務が発生します。

      これらを保育士が分担して担当する園もあれば、専門業者に委託する園、保護者ボランティアと一緒に対応する園など、運用は園によってさまざまです。

      この情報は求人票にほぼ記載されないため、入職後に「想像以上に園庭管理の負担が大きかった」というギャップにつながりやすい部分でもあります。

      求人ではここに注意!面接時の質問項目に必ず加えるか、園を訪問取材している転職エージェントを通じて事前に確認しておくと安心です。

      保育士バンク!では現場を訪問したキャリアアドバイザーが求人を紹介しているため、こうした「求人票に書かれない実態」もお伝えできます。

      園外活動とのバランス

      「園庭がある=お散歩は少ない」とは限りません。

      園庭で十分な活動量を確保している園もあれば、地域とのつながりを大切にして頻繁に園外へ出かける園、近隣の公園や系列園の園庭開放を併用する園もあります。

      自身が望む保育スタイルと、園外活動の頻度・距離・引率体制が合っているかを確認しましょう。

      求人ではここに注意!2024・2025年度の保育士配置基準の見直し以降、園外活動時の引率ルールなどは園ごとに見直しが進んでいます。

      引率人数や安全管理のルールが整っているかは、子どもの安全はもちろん保育士自身の心理的負担にも直結する重要なポイントです。

      大事なポイントを確認しても、求人票だけでは園庭の広さや日常の使い方までは読み取れないのが現実です。

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      園庭ありの保育園に関するよくある質問

      園庭ありの保育園への転職を考える保育士さんから多く寄せられる7つの疑問をが解説します。

      Q. 園庭ありの保育園は、保育士にとって働きやすい?

      A. はい、お散歩の準備・引率の負担が減り、子どもの安全管理もしやすいため、業務的なゆとりにつながりやすい環境です。

      一方で園庭の手入れや日常的な安全点検といった業務も発生するため、メリットとデメリットの両面を理解したうえで園選びをすることが大切です。保育士バンク!では現場取材で得た「実際の園庭の使い方」や「保育士の業務分担」まで踏み込んでお伝えしています。

      Q. 保育園の園庭の広さや設備に基準はある?

      A. 認可保育所では「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」により、2歳以上児1人あたり3.3㎡以上の屋外遊戯場が必要と定められています。

      ただし設備内容(遊具・砂場・水場・菜園・築山など)は園によって大きく異なり、同じ「園庭あり」でも実態には差があります。保育士バンク!では園ごとの設備内容まで把握した上で求人をご紹介します。LINEで相談OK!保育士バンク!に無料相談する

      Q.園庭の手入れも保育士の業務に含まれる?

      A. 園によって対応は分かれます。

      保育士が分担して草むしりや水やりを行う園もあれば、専門業者や保護者ボランティアに委託している園もあります。求人票には書かれていない部分なので、転職の際に見極めるのは難しいですよね。そんな方のために、保育士バンク!では「園庭管理の担当範囲」もアドバイザーが事前に確認してお伝えしています。

      Q.求人票で園庭の有無や広さを確認する方法は?

      A. 求人票の「施設設備」「園の特色」欄に園庭の有無や面積が記載されているのが一般的です。

      ただし、広さしか書かれておらず、実際にどう使われているかまで読み取れないことが多いのが実情です。保育士バンク!はキャリアアドバイザーが実際に園を訪問したうえで紹介しているため、求人票だけではわからない園庭の運用面までお伝えできます。

      Q.まだ辞めるか決めていないけど、相談だけでもOK?

      A. はい、相談だけでもOKです。

      「園庭ありの園にどんな求人があるのか知りたいだけ」「他の園の労働条件を比較したい」という情報収集目的のご相談を多くいただいています。保育士バンク!では転職を急がせるような誘導は一切行っていません。

      転職を決めていない段階でのご相談も大歓迎!「他の園の条件を知っておきたい」というだけでも、お気軽にお声がけください。

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      Q.今の職場にバレずに転職活動を進められる?

      A. バレません。本人の許可なく勤務先に情報が共有されることはありません。

      保育士バンク!では「在職中」とお伝えいただければ、連絡のタイミングや方法(電話・LINE・メールなど)にも配慮します。お昼休みや退勤後など、ご都合のよい時間帯に合わせて連絡を取ることが可能です。

      Q.登録後、しつこく連絡が来ない?

      A. 来ません。希望の連絡方法(電話・LINE・メールなど)や時間帯を伝えれば、それに合わせた対応になります。

      「まずは情報収集だけ」と伝えておけば必要以上の連絡はありません保育士バンク!では保育士さんそれぞれの状況に合わせた、無理のない伴走を大切にしています。

      自身のペースで進められるよう、キャリアアドバイザーがしっかりご希望や今の状況をヒアリングします。LINE・メールも選べますキャリアアドバイザー
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      「園庭あり」の園に転職して、毎日の保育を変えよう

      園庭のない園は、子どもへの目が届きやすく、小規模なので子どもに対して細やかな保育をすることができます。

      しかし、外で身体を動かすことによって得られるさまざまな可能性を妨げてしまうことにもつながりかねません。

      園庭でしか得られない学びや発見のサポートができるのも、園庭を持つ園で働く保育士さんの醍醐味ではないでしょうか。

      もし今の職場での悩みが、体力的にきついということであれば、「園庭あり」の保育園に転職することで少しでも解決につながるかもしれません。

      見落としがちな「園庭あり」の求人条件ですが、ぜひ園庭の有無にも目を配って求人を探して、よりよい転職ができるとよいですね。

      また、園庭がある保育園に興味がある方は保育士バンク!にご相談ください。

      保育士バンク!では専任のアドバイザーがあなたの希望が叶うよう、転職をサポートいたしますので気軽にお問い合わせくださいね。

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