年長クラスの子どもが保育園を巣立つ卒園式。保護者へ、お祝いと感謝を込めたメッセージを伝えたいですよね。スピーチや文集など言葉を贈るシーンはさまざまありますが、担任としてどんな一言を添えればよいのか悩むかもしれません。今回は、保育士から保護者へ向けて贈る卒園メッセージのポイントや、例文を紹介します。

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目次
保育士から保護者へ卒園メッセージを贈るシーン
3月は卒園シーズン。
子どもたちを祝うのはもちろん、保護者にもきちんとお祝いと感謝の言葉を伝えて一年を締めくくりたいですよね。
保育士から保護者へ卒園のメッセージを贈るのには、どのようなシーンが考えられるでしょうか。
卒園式当日の挨拶
卒園式当日、式典が始まる前に保育室に子どもと保護者が集まるでしょう。その際、それぞれに向けて先生から最後の挨拶を行うことがあるようです。
年長クラスを受け持った担任として、1年間の思い出を振り返りながら感謝の気持ちを伝えられるとよいですね。
謝恩会での一言
卒園式後、保育園や別の場所を借りて開かれる謝恩会で挨拶することもあるでしょう。
謝恩会は、基本的に保護者や子どもたちが先生への感謝を伝えるためのものですが、担任として改めて保護者へ一言メッセージを贈るとよいですね。
園によっては開催されないこともあるようですが、招いていただいた際には心づくしのお礼として簡単に挨拶をしましょう。
卒園文集や保護者向けのおたより
口頭で直接伝える以外にも、卒園文集やおたよりなどを通じてメッセージを贈ることもあるでしょう。
基本的に子どもがメインとなりますが、保護者が読むことも想定して文末に必ず一言添えましょう。
また、ある程度自身でレイアウトを決められるおたよりであれば、子ども向けと保護者向けそれぞれのスペースを作ってメッセージを寄せるとよいかもしれませんね。
先生から卒園のメッセージを贈るシーンを踏まえ、次からは具体的なポイントと例文を紹介します。
保護者へ卒園メッセージをスピーチするときのポイント
まずは、卒園式当日や謝恩会で保護者に向けてスピーチをするときのポイントを紹介します。
冒頭あるいは最後にお礼を伝える
スピーチのはじめ、あるいは締めとしてきちんと保護者へ感謝を伝えましょう。
保護者の理解と協力があったからこそ、子どもたちが無事に卒園を迎えることができたのではないでしょうか。
保育園を信頼して預けてくださったことに対してきちんとお礼を伝えたうえで、担任として共に子どもの成長を見守ることができたよろこびにもふれられるとよいですね。
保育の目標と子どもの成長にふれる
担任として、1年間どのようなクラスづくりに努めてきたのか、どんな目標を持って子どもたちと接してきたのかなどを伝えましょう。
また、子どもが成長を見せた姿や4月から変わったことなども簡単にお話できるとよいかもしれません。
保育園でどんな生活をしてどんな風に変わったのか保護者の方に伝えて、子どもたちの成長を実感してもらえるとよいですね。
場を意識した適切な言葉遣いをする
卒園式当日はお祝いムードに包まれた日です。
そういった場での挨拶で、ネガティブな言葉や「至らない点も多く…」といった過剰にへりくだった言い回しはふさわしくありません。
子どもや保護者に向けて、はなむけとして前向きで温かいメッセージを贈るようにしましょう。
また、謝恩会であれば少しカジュアルに「子どもたちの卒園がさみしいです」「私自身も成長させてもらいました」など、自分の気持ちを織り交ぜながら話してもよいかもしれませんね。
スピーチは手短に済ませる
保護者へのスピーチは2~3分程度と手短に済ませるようにしましょう。
長々と話すと内容が伝わりづらくなるうえに、保護者も子どもも飽きてしまう恐れがあります。
簡潔に言いたいことを伝えられるように、あらかじめ挨拶の内容を考えておきましょう。また、紙などに書き出して一度文章にしておけば、考えがまとまって話しやすくなりそうですね。
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【卒園式・謝恩会】保育士から保護者へ贈る卒園メッセージ例文

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スピーチをするときのポイントを踏まえて、卒園式や謝恩会で保護者へ贈る卒園メッセージの例文を紹介します。
卒業式当日の挨拶の例文
保護者の皆様、本日はご卒園おめでとうございます。
これまで大切なお子様をお預けいただき、誠にありがとうございました。
皆様のご協力のおかげで、こうして無事に卒園の日を迎えることができました。
子どもたちにとっては初めての集団生活で、最初は戸惑うこともあったと思います。
しかし今は、お友だちを思いやることや協力し合う楽しさを知って、私の予想をはるかに超えた多くのことを学んでくれました。
立派に成長したみんななら、小学校でも精一杯がんばってくれることと思います。
〇組の担任として楽しい1年を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。
卒園式当日のスピーチは、子どもの成長を感じられるエピソードを盛り込みましょう。また、保育園を信頼し、預けてくれたことへの感謝も忘れずに伝えることが大切です。
謝恩会で伝えるお礼の例文
本日はこのような素晴らしい会を開いてくださり、誠にありがとうございました。
保育士になって初めての担任ということで、プレッシャーも少なからずあったのですが、子どもたちのおかげで楽しく充実した一年を過ごすことができました。
保護者の皆様には、温かく見守り支えていただきまして、心から感謝しております。
本日の思い出を胸に今後とも保育士として邁進していきますので、小学校に行ってからもぜひ、お顔を見せにいらしてください。
本日は誠にありがとうございました。
謝恩会での挨拶は、まず会を開いてくれたことに対してきちんとお礼を伝えましょう。
そのうえで、保護者の大きな協力のおかげで担任を務めあげることができた、という形で改めて感謝の気持ちを添えられるとよいですね。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録保護者へ卒園メッセージを書くときのポイント
次に、卒園文集やおたよりで保護者に向けて卒園メッセージを書くときのポイントを紹介します。
感謝の言葉を忘れずに添える
スピーチのときと同様に、保護者への感謝の言葉を必ず伝えるようにしましょう。
スペースの都合上、短文あるいは一言程度でしかメッセージを寄せられない場合は、初めに感謝を伝えた後で今後を祈る言葉を添えると、門出にふさわしい内容になりそうですね。
読みやすく丁寧な字で書く
手書きのメッセージは、保護者の手元に長く残るものなので、誤字・脱字のないようきちんと確認し、心を込めて丁寧に書きましょう。
また、子ども向けのメッセージとは異なり、漢字を用いてきちんとした文章を書くことが大切です。
保護者に協力してもらった事柄にふれる
文中に簡単なエピソードを加える際は、保護者に共感してもらえるよう親子で取り組んだ行事などについてふれましょう。
「こんなこともあったね」と子どもといっしょに話し合える内容を盛り込んでおけば、いつまでも楽しんでもらえるメッセージになりそうですね。
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【文集・おたより】保育士から保護者へ贈る卒園メッセージ例文

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卒園文集やおたよりに書くときのポイントを踏まえ、保護者へ贈る卒園メッセージの例文を紹介します。
卒園文集の例文(保護者向けページがある場合)
ご卒園おめでとうございます。
これまで数多くの園行事に多大なご協力をいただきまして、保護者の皆様には感謝申し上げます。
まだ小さかったお子さまをはじめてお預けいただいた日のことが、懐かしく思い出されます。
あっという間の日々でしたが、子どもたちが立派にたくましく成長していく姿を通して、私も保育士としてたくさんのことを学ばせていただきました。
これからも、お子さまが健やかに成長し、大きく羽ばたいていくことを陰ながらお祈り申し上げております。本当にありがとうございました。
卒園文集は子どもも保護者も見る大切な記念品なので、お礼とともに子どもの成長を振り返る文章を書くようにしましょう。
卒園文集の例文(子ども向けページに短文で書く場合)
(子ども向けのメッセージのあと、段落を変えて)
最後になりましたが、保護者の皆様にはいつも多大なご協力をいただき誠にありがとうございました。お子さまのますますのご成長を、心よりお祈り申し上げます。
子どもへ贈るメッセージの欄に短文で加える場合は、保護者への感謝の言葉をメインに据えて手短に結びの言葉を添えましょう。
寄せ書きでの一言例文
〇年間子どもたちとこの保育園を見守っていただき、ありがとうございました。
保護者の皆様のたくさんのご厚意に深く感謝いたします。
子どもへの寄せ書きに一言程度書く場合も、担任として支えてもらったことに対してきちんとお礼を伝えます。「至らない点も多く」など謙遜する言葉は使わずに、シンプルな言葉を添えましょう。
おたよりで保護者全員に向けて書く例文
この度は、ご卒園おめでとうございます。
〇〇組のみんなと出会ってから、あっという間に1年が経ちました。
はじめは「いっしょに遊ぼう」とうまく言い出せない子や、なかなか「ごめんね」を伝えられない子もいました。
けれど全員でいっしょに遊ぶ時間をたくさん作っていくなかで、友だちを思いやって行動する子どもたちの姿を目にし、大きな成長を感じました。
また、運動会や夏祭り、生活発表会などさまざまな行事を通して、子どもたちの笑顔をたくさん見ることができ、きらきらとした思い出を作ることができました。
このようなかけがえのない思い出ができたのも、保護者の皆様のお力添えがあってのことです。
担任をはじめ、子どもたちのことを温かく見守り、ご支援いただきましたこと感謝いたします。
保護者の皆様、1年間誠にありがとうございました。
3月上旬に発行するおたよりに卒園のメッセージを書く場合は、お礼の言葉を伝えたうえで、担任として最後まで務めあげる旨を添えると丁寧な印象になるでしょう。
保護者へのメッセージがメインになりますが、家庭でいっしょに読むことを想定して、子どもに贈る言葉を一言盛り込んでもよいですね。
保護者へ卒園のメッセージを贈り、感謝とお祝いの気持ちを伝えよう
今回は、先生が保護者へ贈る卒園メッセージのポイントや例文を紹介しました。
年長さんの小学校入学をお祝いする卒園式は、子どもだけでなく保護者にとっても大きな節目となります。
担任としてメッセージを贈る際は、お祝いの言葉はもちろん、保育園への協力や支援、信頼して子どもを預けてくれたことに対してお礼を綴ることが大切です。
心を込めた卒園メッセージをしたためて、保護者へ感謝とお祝いの気持ちを届けましょう。
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