集団遊びのひとつであるフルーツバスケットは、保育園や幼稚園などの保育施設でよく取り入れられている人気の遊びです。今回は保育活動中に子どもたちとフルーツバスケットをしようと考えている保育士さんに向けて、フルーツバスケットを子どもに説明する方法と遊びのアイデアを紹介します。また、実際に遊ぶときの注意点も一緒に確認しておきましょう。

maglara/stock.adobe.com
目次
フルーツバスケットってどんな遊び?
フルーツバスケットは、集団で楽しめるルールのある遊びです。自分のグループが呼ばれたら別の椅子に移動するというルールに沿って、クラス全員で取り組むことができます。
雨の日や夏の暑い日など、外遊びができないときに室内遊びで行なわれることが多く、保育園でも定番の遊びのひとつといえるでしょう。
基本的な遊び方であれば2歳児後半から3歳児くらいから楽しめるようですが、フルーツバスケットのルールを理解してもらうには、遊ぶ前に丁寧な説明が必要になるでしょう。
フルーツバスケットを遊べる年齢
フルーツバスケットは幅広い年齢の子どもが楽しめる遊びですが、簡単なルールを理解する必要があるため、3歳児以上の遊びとして取り入れたほうがよいでしょう。
一方、4~5歳児の場合は基本的なルールに慣れているはずなので少し複雑な遊び方にアレンジを加えてみてもいいかもしれません。いずれにしても、子どもたちにフルーツバスケットのルールを理解してもらうためには遊ぶ前に丁寧な説明をすることが大切です。
フルーツバスケットのねらい
保育園で生活をする上では、ねらいを持って遊びに取り組むことが大切です。保育活動中にフルーツバスケットを行なう際は、年齢別に以下のようなねらいを持つとよいでしょう。
- 3歳児:くだもののイメージと名前が理解できる、友達との遊びで協調性を育む
- 4歳児:ルールを理解して行動する、遊びを通じて友だちと関わる
- 5歳児:自らルールを考えて遊ぶ、ルールを守りながら友だちと協力して遊ぶ
なお、フルーツバスケットを保育活動中に行なう際の詳しい環境構成や援助の仕方などは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
フルーツバスケットの基本的なルール

ELUTAS/stock.adobe.com
フルーツバスケットの基本的なルールを確認しておきましょう。
遊ぶ前の準備
ゲームを始める前に子どもの人数より1つ少ない椅子を用意し、内側を向けて円形に並べておきます。並べ終わったら、子どもたちをフルーツの名前のグループに分けましょう。
子どもたちが自分のグループのフルーツを忘れてしまう可能性があることも考慮して、グループごとの名簿を用意し、ホワイトボードや黒板などの見やすいところに貼っておくと安心です。
遊び方
1.円の真ん中に立つ鬼を決めます。※はじめは先生が真ん中に立ちます。
2.鬼はグループの名前になっているフルーツの名前を1つ呼びます。
3.自分のフルーツを言われた子どもは立って移動し、座っている椅子とは別の椅子を探して座ります。このとき、鬼も空いている椅子を探して座ってください。
4.椅子に座れなかった子どもが次の鬼となり、鬼はフルーツの名前を呼びます。
5.(2)~(4)を繰り返して遊びます。
6.鬼が「フルーツバスケット」と言ったときには、全員が移動します。
終わり方
フルーツバスケットには特に決まった終わり方がありません。そのため、基本的に繰り返して何度でも楽しめる遊びです。
何度も遊んでいると飽きてくる子どもも出てくる可能性があるので、回数を決めたり時間を決めたりと先生があらかじめ終わり方を決めておくとよいでしょう。
ほかにも、「同じ子が〇回連続で鬼になったらおしまい」などとルールを設定しておくのもよいですね。
簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
フルーツバスケットのルールを子どもにわかりやすく説明する方法

TK6/stock.adobe.com
幼児クラスの子どもたちにルールを伝える際、口頭のみの説明では理解しづらいこともあるでしょう。そこで、実際にフルーツバスケットをするときに役立つ子ども向けの簡単なルール説明の仕方を紹介します。
ペープサートや人形劇を用いる
子どもがゲームの内容や動きをイメージしやすいように、ペープサートや人形劇を活用してルール説明をしてみましょう。フルーツの絵が描かれた画用紙を黒板などに貼り、実際に絵を動かしながら説明するとわかりやすいかもしれません。
また、フルーツをモチーフにした小さな人形を使って、劇のようにセリフをつけてルールを紹介してみるのもよいでしょう。実際にキャラクターが動くことで、子どもたちは視覚的に遊びの流れを理解してくれる可能性があります。
ルールをわかっている子どもに実演してもらう
4~5歳児クラスの子どもたちの場合、一度フルーツバスケットをやったことがある子もいるかもしれません。ルールを知っている子どもに、ルールを知らない子どもの前で実演してもらうのもひとつの方法でしょう。
友だちが実際にやっている姿を見れば、ルールを知らない子や忘れてしまった子でも理解しやすくなるかもしれません。また、友だち同士で教え合うことで、遊びを通して協力し合うことを学んだり、子ども同士の仲を深めたりすることにつながりそうですね。
実際にやってみる
先生が一通りルール説明をしたら、実際に動きながらゲームをやってみるという方法もあります。まだ完璧にルールを理解できていない子どもでも、友だちと一緒に動いてみることで、身体を使って覚えられることもあるからです。
ゲームの本番前に時間を設けて何回か練習し、先生が「〇〇のフルーツの人は移動だよ、よーいどん」などと声をかけて、子どもたちが動きながらルールを理解できるようサポートしてみてくださいね。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録フルーツバスケットのルールをアレンジした遊び方

maroke/stock.adobe.com
フルーツバスケットは何度も遊べる遊びのため、ずっと同じルールで遊んでいると子どもの集中力が切れてしまうかもしれません。ここでは、子どもが飽きずに楽しめるフルーツバスケットのアレンジした遊び方を紹介します。
なんでもバスケットをする
フルーツバスケットの定番のアレンジルールとして、なんでもバスケットがあります。これは、最初にグループ分けをせず、鬼が自由にお題を設定できるという簡単な遊び方です。
鬼は、友だちの特徴や着ている服など、何人かの子どもに当てはまりそうなお題を考えます。たとえば、「朝ごはんにパンを食べた人」「赤色の服を着ている人」など。3~4歳児にとってはとっさにお題を考えるのは難しいかもしれないので、年長さん向けのアレンジといえるでしょう。
フルーツ以外のお題を設定する
フルーツ以外のカテゴリーをお題に設定するという、簡単なアレンジ方法です。たとえば、以下のようなカテゴリーだと子どもたちにもわかりやすいでしょう。
- 野菜
- 動物
- 魚
- 花
- 色
ほかにも季節に合わせてハロウィンやクリスマス、お正月にちなんだものなど、子どもたちが覚えやすく身近なものをお題にするのもよいかもしれません。
1回で2種類のフルーツを呼ぶ
フルーツの名前を一度に2つ呼ぶというアレンジをした遊びです。基本的なルールでは1回につき1つのフルーツしか呼ばれませんが、このアレンジルールでは「みかんとりんご」など、2種類のフルーツの名前を一度に呼ぶことができます。
このルールを取り入れると、一度により多くの子どもたちが移動できるため、たくさん動き回りたい子どもにはぴったりでしょう。また、たくさんの子どもが一斉に移動することで、鬼が椅子に座れるチャンスが増えるという特徴もあります。
椅子なしでやる
椅子を使わないでフルーツバスケットをするというアレンジで、これは室内だけでなく外でも楽しむことができるという特徴があります。
最初に子どもたちのグループ分けをして、地面に円形の目印をつけておきます。そしてランダムで2人1組のグループを作り、ペアになって座りましょう。
鬼はフルーツの名前を言い、呼ばれた子どもと鬼は移動し、いち早く隣が空いている人とペアを組みます。ペアを組めずに残ってしまった人は鬼になります。
鬼の回数を決める
子どもたちの中には、何度も鬼をやりたくてあえて椅子に座らない子どもや意図せずに何回も鬼になってしまう子どももいるでしょう。
みんながまんべんなく鬼になってフルーツバスケットを楽しめるように、あらかじめ連続で鬼になる回数に上限を設けておくというアレンジルールもあります。
「3回鬼をやったから、次の鬼は別の子ね」というように、誰かに代わってもらうとよいかもしれません。このようなルールを設定すれば、クラスの全員が平等に楽しめるでしょう。
子どもたちにルールを考えてもらう
4歳児や5歳児であれば、子どもたちにルールを考えてもらうのもよいでしょう。子どもならではの発想で、よりフルーツバスケットが盛り上がる斬新なアイデアが生まれるかもしれません。
また、オリジナルのルール作りを通して、どうやったらみんなで楽しめるかを子ども一人ひとりが考えるきっかけになり、友だちといっしょに遊ぶ楽しさを知ることもできるでしょう。
読んでおきたいおすすめ記事
保育補助をきっかけに保育士の道へ!チーム保育体制を経てクラス担任制を選んだ転職ストーリー
資格取得前から保育補助として働き、実践を積みながら保育士としての道を歩んできたIさん。保育園に4年ほど勤務し、「もっと学びたい」「成長したい」という気持ちを抱いて転職を決意しました。迷いや葛藤のなかで...
保育士資格やスキルを活かしてデスクワークがしたい!仕事の種類やメリット
保育士さんは、デスクワークで働くことができるのでしょうか。保育士資格やこれまでのスキルを活かせるような職場があるのかも気になりますよね。今回は、保育士さんが働けるデスクワークの仕事にはどのようなところ...
【2025年】保育士の借り上げ社宅制度とは?自己負担額と同棲・結婚後の条件を解説
保育士さんの家賃負担を大きく軽減する「借り上げ社宅制度」。しかし、2025年度の制度改正で利用条件が変わったり、「結婚したらどうなるの?」「デメリットはないの?」といった具体的な疑問や不安も多いのでは...
【2025年最新】保育士に人気の転職先ランキング!異業種や選ばれる職場を一挙公開
保育士の資格を活かして働ける人気の転職先をランキング形式で紹介!企業主導型保育園や病院内保育所、ベビーシッターなど保育士経験やスキルを活かせる職場はたくさんあります!今回は保育施設や異業種別に詳しく紹...
乳児院で働くには?必要な資格や仕事の魅力、給料などを徹底解説
乳児院で働くには、必要な資格や仕事内容、給料などを把握することが大切です。1日の流れや求人の探し方などを知り、転職活動の参考にしてみてくださいね。今回は、乳児院について徹底解説します。乳児院の仕事の魅...
在宅ワークで保育士資格を活かせる仕事とは?自宅でできる保育関係の仕事を徹底解説
通勤時間なく働ける在宅ワークをしたいと考えても「保育士は無理なんじゃないか……」とあきらめている方はいませんか?保育園の事務職や保育ママ、保育園業務のサポートなど、保育士の経験や資格を活かして自宅でで...
保育園運営会社の仕事内容とは?本社勤務でも保育士資格は必要?働くメリットや求人事情まで
保育園運営会社にはどんな仕事があるのでしょうか?保育園運営会社で働くことは「本社勤務」とも呼ばれ、保育園の運営に携わる仕事として、主に一般企業に就職したい保育士さんにとって人気の高い職種のようです。今...
子どもと赤ちゃんに関わる仕事31選!必要な資格や保育士以外の異業種、子ども関係の仕事の魅力
子どもや赤ちゃんと関わる仕事というと保育士や幼稚園の先生を思い浮かべますが、子どもに関係する仕事は意外とたくさんあります!今回は赤ちゃんや子どもと関わる仕事31選をご紹介します。職種によって対応する子...
企業内保育所とはどんな施設?保育士として働くメリットや仕事内容、転職先の選び方
企業内や企業に併設された企業内保育所とは、どんな保育所なのでしょうか。仕事内容などを知りたい保育士さんは多いようです、今回は、少人数制でアットホームな環境で保育ができる施設が多い企業内保育所について、...
保育士が保育に集中できる職場「託児所」の特徴や仕事内容とは?
託児所とは子どもを預かる施設を指しますが、保育園や国の一時保育とどのような点が違うのでしょうか。託児所は夜間保育や短時間の預かりなどの保護者の多様なニーズに対して柔軟に応えられるため、需要の増加が予想...
保育士は年度途中に退職してもいいの?理由の伝え方や挨拶例、再就職への影響
「年度途中で退職したい...けれど勇気が出ない」と悩む保育士さんはいませんか。クラス担任だったり、人手不足だったりすると、退職していいのか躊躇してしまうこともありますよね。そもそも年度途中で辞めるのは...
保育士をサポート・支える仕事特集!保育補助や事務、運営スタッフなど多様な職種を紹介
保育士のサポート役として働きたいという方はいませんか?保育補助や事務、本社勤務の運営スタッフなどさまざまな仕事があるため、保育士さんを支える仕事を一挙紹介!異業種である保育士人材のキャリアアドバイザー...
保育士を辞める!次の仕事は?キャリアを活かせるおすすめ転職先7選!転職事例も紹介
保育士を辞めたあとに次の仕事を探している方に向けて、資格や経験を活かせる仕事を紹介します。ベビーシッターなど子どもと関わる仕事はもちろん、一般企業での事務職や保育園運営会社での本社勤務といった道も選べ...
病院内保育とは?働くメリットや1日のスケジュール、一般的な保育施設との違いについて紹介!
病院内保育とは、病院や医療施設の中、または隣接する場所に設置されている保育園のことです。保育園の形態のひとつであり、省略して院内保育と呼ばれることもあります。転職を考えている保育士さんの中には、病院内...
フリーランス保育士として自分らしく働くには。働き方、収入、仕事内容からメリットまで解説
保育園から独立して働くフリーランス保育士。具体的な仕事内容や働き方、給料などが気になりますよね。今回は、特定の保育施設に勤めずに働く「フリーランス保育士」についてくわしく紹介します。あわせて、フリーラ...
保育園の調理補助に向いてる人の特徴とは?仕事内容ややりがい・大変なこと
保育園で働く調理補助にはどのような人が向いてるのでしょうか。子どもや料理が好きなど、求められる素質を押さえて自己PRなどに活かしましょう。また、働くうえでのやりがいや大変なことなども知って、仕事への理...
子どもと関わる看護師の仕事10選!保育園など病院以外で働く場所も紹介
子どもに関わる仕事がしたいと就職・転職先を探す看護師さんはいませんか?「小児科の経験を活かして保育園に転職した」「看護師の資格を活用してベビーシッターをしている」など保育現場で活躍している方はたくさん...
保育士から転職!おすすめの異業種22選≪あなたの資格・経験を活かせる次の仕事とは?≫
保育士以外から異業種への転職を考えている際、どのような転職先がおすすめなのでしょうか。今回は、次の仕事として保育士から転職しやすいおすすめの異業種22選を紹介します。保育士から異業種に転職するメリット...
【保育士の意外な職場10選】こんなにあった!保育園以外の活躍できる場所
保育士の経験やスキルが、実は意外な職場で活かすことができるのを知っていますか?転職を検討しつつも、子どもとかかわりたい、資格や経験を活かしたいと考えている人は多くいるでしょう。保育園や幼稚園以外で保育...
保育士資格を活かせる仕事・働ける企業30選!在宅ワークや転職体験談も紹介
「保育園以外の職場でも、保育士資格って活かせるの?」そんな風に考えたことはありませんか?保育士資格は、乳幼児の成長を支えてきた経験と専門性を証明する国家資格。保育園だけでなく、在宅ワークや子ども関連の...
【2025年最新版】幼稚園教諭免許は更新が必要?廃止や有効期限切れの場合の対処法をわかりやすく解説
幼稚園教諭免許更新制については、2022年7月1日に廃止されました。以降は多くの教員免許が「更新不要・期限なし」として扱われるようになりました。ただし、制度廃止前にすでに失効していた免許状には、再授与...
保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるには?実務経験や要件など
保育士の実務経験を活用して目指すことができる「児童発達支援管理責任者(児発管)」は、多くの障がい児施設で人材不足の状況が続いています。今回は保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるための方法を徹...
幼稚園教諭からの転職先特集!資格を活かせる魅力的な仕事18選
仕事量の多さや継続して働くことへの不安などを抱え、幼稚園教諭としての働き方を見直す方はいませんか。幼稚園教諭の転職を検討中の方に向けて、経験やスキルを活かせる18の職場を紹介します。保育系の仕事から一...
【2025年度】放課後児童支援員の給料はいくら?年代別の年収やこの先給与は上がるのかを解説
放課後児童クラブや児童館などで働く資格職「放課後児童支援員」の平均給料はいくらなのでしょうか。放課後児童クラブで働く職員は資格の有無を問わず「学童支援員」と呼ばれ、給与が低いイメージがあるようですが、...
保育士が働ける保育士以外の仕事21選。資格や経験を活かせるおすすめの就職先
保育園以外の職場に転職・就職先を探す保育士さんもいるでしょう。今回は企業内保育所や託児施設、児童福祉施設など、保育士さんが働ける保育園以外の職場を21施設紹介!自身の働き方や保育観を見つめ直し、勤務先...
【2025年最新】保育士の給料は本当に上がる?正社員やパートの昇給額や「上がらない」と感じてしまう理由
「処遇改善で給料が上がるって聞いたのに、実感がない…いつ上がるの?」そんな声が、保育現場から聞こえる中、政府は保育士の人件費を10.7%引き上げるために、処遇改善制度を新たにスタート!今回は、2025...
私って保育士に向いていないかも。そう感じる人の7つの特徴や性格、自信を取り戻す方法
せっかく保育士になったのに「この仕事に向いていないのでは?」と不安を抱いてしまう方は多いようです。子どもにイライラしたり、同僚や保護者と上手くコミュニケーションが取れなかったりすると、仕事に自信が持て...
ベビーシッターとして登録するなら「キズナシッター」を選びたい理由トップ5
ベビーシッターとしてマッチングサービスに登録する際に、サイト選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。収入や働き方の安定性、サービスごとの特徴や魅力も気になりますよね。本記事ではそんななか「キズナ...
子育て支援センターとは?保育士の役割や必要な資格をわかりやすく解説!
子育て支援センターとは、育児中の保護者と子どもをサポートする地域交流の場です。保育士経験者は資格を活かして働けるため、転職を考える方も多いよう。また、子育て経験を活かして相談員として勤務したい方もいる...
ベビーシッターになるには?資格や仕事内容、向いている人の特徴
ベビーシッターになるにはどうすればいいのでしょうか?まずは必要な資格やスキルをチェックしましょう。ベビーシッターは働く時間や場所を柔軟に調整できる場合が多く、副業としても人気です!初めてでも安心してベ...
【2025年最新】子育て支援員とは?資格取得の方法・研修、仕事内容などについて解説
「子育て支援員」は、保育や福祉の現場で子どもたちの成長を支える重要な資格です。2025年現在、放課後児童クラブや保育園での人材不足が続いており、子育て支援員のニーズはますます高まっているようです。この...
保育士の転職の時期はいつが最適?後悔しないタイミング&スケジュールの立て方
保育士の転職の最適な時期とはいつなのでしょうか?スムーズに内定を獲得できるよう、いつから動き始めればよいのかなど、転職活動における適切なタイミングを知っておきましょう。今回は、保育士さんの転職に最適な...
【2025年版】幼稚園教諭免許の更新をしていない!期限切れや休眠状態の対応、窓口などを紹介
所有する幼稚園教諭免許が期限切れになった場合の手続きの方法を知りたい方もいるでしょう。更新制の廃止も話題となりましたが、更新していない方は今後の対応方法をくわしく把握しておくことが大切です。今回は、幼...
【2025年最新】調理師の給料、年収はどれくらい?仕事内容や求人、志望動機なども徹底解説
子どもたちが毎日口にする給食やおやつを作る保育園の調理師。保育園で常勤として働く場合、年収は300万円以上が相場のようです。さらに、保育園調理師なら成長する子どもの身体づくりを助ける存在として、やりが...
インターナショナルスクールに就職したい保育士さん必見!給料や仕事内容、有利な資格とは
保育士さんが活躍できる場所のひとつとしてインターナショナルスクールがあります。転職を検討するなかで、英語力は必須なのか、どんな資格が必要なのかなどが気になるかもしれません。今回は、インターナショナルス...
児童館職員になるには?必要な資格や仕事内容、給料
児童館は、地域の子どもたちへの健全な遊び場の提供や子育て家庭の育児相談などを行なう重要な施設です。そんな児童館の職員になるにはどのような資格が必要なのかを解説します。また、児童館の先生の仕事内容や20...
病児保育とはどのような仕事?主な仕事内容や給与事情、働くメリットも解説
病児保育とは、保護者の代わりに病気の子どもを預かる保育サービスのことを言います。一般的に、風邪による発熱などで保育施設や学校に通えない子どもを持つ保護者が利用します。今回は、そんな病児保育の概要を詳し...
【2025年度】保育士の給料と年収は今後どうなる?処遇改善の昇給額と採用で年間30万円支給する地域も紹介!
保育士は「給料が低い」と言われるなか、処遇改善で人件費が10.7%引き上げられました。2025年度に公表された統計では、正社員の平均年収は約407万円、パートの時給1,370円へ改善。ただし「手取りが...
保育園事務は何がきつい?仕事内容や給料、業務で楽しいことについても紹介
子どもたちが通園する保育園で事務として働く場合の仕事内容とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。中には、仕事に就いてから「きつい」「つらい」と感じることもあるかもしれません。今回は、保育園事務の仕...
- 同じカテゴリの記事一覧へ
フルーツバスケットをするときの注意点

maroke/stock.adobe.com
フルーツバスケットの基本的な遊び方やアレンジを踏まえた上で、実際に保育園で遊ぶときの注意点や配慮のポイントを紹介します。
初めて遊ぶときは時間を短めにする
新しい遊びを取り入れるときは、子どもたちも楽しみにしている可能性が高いです。しかしその反面、ルールを理解しようと集中するために疲れやすくなってしまうこともあるといいます。
そんなときに長々と遊び続けてしまうと、フルーツバスケットにイヤな印象を持ってしまう可能性があるので注意しなければなりません。そのため、初めて遊ぶときは時間を短めにするようにしましょう。
遊びに慣れるまでは保育士が鬼を担当する
遊びに慣れていないうちは、うまく遊べない可能性があります。イスに座れなかった子どもには「残念だったね」と声をかけるだけにして、保育士さんが鬼を繰り返してもよいでしょう。
フルーツバスケットに慣れてきたら、保育士さんが鬼になった子どもに寄り添いながら、一緒にお題を言うのもよいかもしれません。
トラブルを想定してルールを決めておく
幼児クラスになると、自主性が高まることで自己主張をするようになり、遊びのなかで子ども同士が衝突してしまうこともあるでしょう。フルーツバスケットの場合は、椅子の取り合いによるケンカなどが考えられます。
先生はこうしたトラブルが起こることを想定し、「同じ椅子に集まったらじゃんけんで決める」など、あらかじめケンカに発展しないように約束事を決めて、子どもたちに伝えておくことが大切です。
ケガをしないように周りを見ることを伝える
遊びに夢中になり、周りや友だちの状況をきちんと見ていない子どももいるかもしれません。周囲への注意力が欠けていると、移動する最中に友だちとぶつかったり椅子に足を引っかけたりと、ケガをしてしまう恐れもあります。
先生は、「周りをよく見て、ケガをしないように動く」ことを子どもたちにしっかりと呼びかけるようにしましょう。
ルールをわかりやすく説明して子どもたちとフルーツバスケットを楽しもう
今回は、フルーツバスケットの基本の遊び方やアレンジルール、子どもにわかりやすく伝える方法を紹介しました。
フルーツバスケットはルールのある集団遊びのため、一般的に3歳児、4歳児、5歳児の幼児クラスの子どもが楽しめるゲームとされているようです。
しかし、ルールの伝え方を工夫したり遊び方を簡単にしたりすれば、2歳児後半くらいの子どもでも取り組めるかもしれませんね。
わかりやすいルール説明の仕方を押さえて、保育にフルーツバスケットを取り入れてみてはいかがでしょうか。
保育士バンク!の新着求人
お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!