ブランクを強みに!保育士さんの復職に役立つ研修や履歴書・面接対策

ブランクがあり、職場復帰に踏み出せない保育士さんもいるようです。保育の仕事を離れていると、保育現場に戻っても働けるのか不安になりますよね。今回は、ブランクを武器にした志飾動機の書き方・ケース別の例文・面接での受け答え例まで、復職を目指す保育士さん向けに解説します。保育士の履歴書の書き方全般について詳しくは▶保育士の履歴書の書き方マニュアルをご覧ください。

Blue Studio / stock.adobe.com

この記事でわかること
  • ブランクを強みに変える志望動機のアピールポイント ▼詳細
  • 育児・他業種・人間関係などケース別に使える志望動機文例 ▼詳細
  • ブランク期間の過ごし方など面接での受け答え例 ▼詳細

目次

ブランクあり保育士さんの復職ニーズは高い!

生活環境の変化や他業種への転職など、一度保育の仕事から離れた方もいるでしょう。

ブランクがあることで、保育士としてちゃんと職場復帰できるのか心配になるかもしれません。

しかし、ブランクあり保育士さんの需要は高く、経験者として求人を募集している園も少なくありません。

背景には、深刻化する保育士不足があり、保育人材の確保策として一度現場を離れた「潜在保育士」に注目が集まっているという事情があります。

国や自治体でも、復職支援金の貸付制度再就職支援研修の実施など、潜在保育士の再就職を後押しする取り組みを続けています。

そのため、ブランクがあっても復職は十分可能であり、むしろ目指しやすい状況にあるといえるでしょう。

とはいえ、保育の現場を離れていた期間が長ければ長いほど、履歴書の志望動機や面接での伝え方に悩む方も多いはず。

まずは、ブランクを「不利な要素」ではなく「アピール材料」に変える視点で考えてみましょう。

復職・転職のお悩みや不安、「こんな働き方したいんだけどできる?」などの疑問は、保育転職のプロが親身にお伺いして全力サポートします!

まずはお気軽につながりを作ってみませんか?

LINEで相談OK!保育士バンク!に無料相談する登録1分・完全無料!

ブランクあり保育士の志望動機で押さえたいアピールポイント

パソコンを打つ手元Nonwarit / stock.adobe.com

ブランクありの保育士さんが志望動機を書く際は、「なぜ復職を決意したのか」と「ブランク期間に得たものをどう保育に活かすか」を軸に構成することが大切です。

ここでは志望動機に盛り込みたいアピールポイントを整理します。

子育て経験

保育現場を離れていた間の出産や育児の経験は、大きなアピールポイントになるでしょう。

自身の子育て経験をふまえて、保育に活かせることがあれば志望動機に盛り込むといいかもしれません。

また、保護者の視点を持ちあわせているので、気持ちに寄り添えることなども強みになりそうですね。

他業種での経験

ブランクがあった期間に他業種の仕事をしていた場合、そこで得たスキルをアピールすることもできるかもしれません。

たとえば、以下の経験はアピールポイントになります。具体的なエピソードと併せて伝えてみましょう

  • 販売職で身につけた積極性や前向きな姿勢
  • 事務職で培った書類作成のスキル
  • 営業職で身につけたコミュニケーション力

そのとき、保育の現場でどう活かすかという視点を必ず添えることが大切です。

ブランク中の学び・情報のアップデート

ブランク期間中の学んだ姿勢もアピールポイントになります。

  • 保育関連の書籍を読んだ
  • 研修動画を視聴した
  • 自治体の復職支援セミナーに参加した

「保育の知識をアップデートしてきた」ことが伝われば、採用担当者に「復職への本気度」を示すことができるでしょう。

【NG例】避けたい志望動機の書き方

ブランクあり保育士の志望動機で避けたいのは、以下のようなパターンです。

  • ブランクの理由をあいまいにぼかす
    (例:「事情があり離れておりました」だけで終わる)
  • ブランク期間を「何もしていなかった」と受け取られる表現で書く
  • 「子どもが好きなので」など復職の動機が抽象的で、なぜ今なのかが伝わらない
  • 前職を辞めた理由を園への不満として書いてしまう

ブランクの理由は簡潔に述べつつ、「その期間があったからこそ得られたもの」と「今なぜ復職したいのか」をセットで伝えることを意識しましょう。

簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!

【ケース別】ブランクあり保育士の志望動機の例文

ここでは、ブランクの理由別に志望動機の例文を紹介します。ご自身の状況に近いものを参考にしてみてください。

正職員・パート・未経験など幅広いケースに対応した志望動機の書き方は、以下の記事で詳しくまとめています。
▶ 保育士の志望動機の書き方・例文

【ケース1】子育て経験をアピールする場合

私は、出産を機に6年間勤めていた保育園を退職いたしました。

子育てをするなかで、改めて待機児童問題の根深さを実感し、保育士として社会の役に立ちたいという思いが強くなり、復職を決意し応募いたしました。

ブランク中も、育児関連の情報を得るなかで最新の保育事情に触れる機会が多くあり、乳幼児期の子どもとの向き合い方について理解を深めてまいりました。

貴園では自身の子育ての経験を活かし、子どもたちにしっかり向き合った保育をしていきたいと考えております。

また、保護者の方に寄り添って、安心して預けていただけるような保育士を目指していく所存です。

【ケース2】他業種での経験をアピールする場合

私は、3年間勤めていた保育園を退職し、観光施設の従業員として4年間働いておりました。

当時は保育士の仕事を大変だと感じており、他の仕事にも目を向けてみたいと考えていたためです。

しかし、前職で子どもと接する機会が多く、子どもの笑顔に癒されることが多かったため、もう一度保育士として働きたいと考えるようになり、応募いたしました。

前職で培った笑顔や明るさ、接客で身につけた気配りを活かし、子どもたちが毎日笑顔で過ごせるようなサポートをしたいと考えております。

【ケース3】人間関係の悩みで離職し、復職を決意した場合

新卒で勤務した保育園では、新人保育士として未熟だったこともあり、先輩保育士とうまく折り合いがつかず、退職いたしました。

その後、販売職に就いてお客様や同僚と積極的に関わるなかで、自分から働きかけて信頼関係を築く力を身につけることができました。

販売職での経験を通じて、改めて子どもの成長を間近で支える保育士の仕事に携わりたいという思いが強くなり、応募いたしました。

貴園ではチームワークを大切にされているとうかがい、これまでの経験を活かして職員の皆さまと協力しながら、子どもたちにとって安心できる保育を実践したいと考えております。

【ケース4】家族の介護などで離職し、復職する場合

家族の介護のため、5年間勤務した保育園を退職いたしました。

介護中は、身近な家族の日々の変化に寄り添い、必要なサポートを考えて実行することの大切さを実感しました。

介護が一段落し、改めて保育士として子どもたちの育ちに関わりたいという気持ちが強くなり、応募いたしました。

ブランクはありますが、これまでの保育士経験と介護を通じて培った相手に寄り添う姿勢を活かし、子どもたち一人ひとりの気持ちに丁寧に向き合う保育を心がけたいと考えております。

いずれのケースでも、ブランクの理由と復職への意欲そして応募先で貢献したいことを明確にすることがポイントです。

保育士バンク!の新着求人

お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!

の検索結果は0件でした。
データの取得に失敗しました。しばらく経ってからお試しください。

選択済みの市区町村

    ブランクあり保育士の面接での受け答え

    サムネBlue Studio / stock.adobe.com

    ブランクがある保育士への面接では質問内容に一定の傾向があります。ここでは、質問されやすい項目と答え方を紹介します。

    • なぜ前職を辞めたのか
    • ブランクがある理由は何か
    • ブランクの間は何をしていたのか
    • 保育士として復帰しようと思った理由は何か

    これらには、保育現場を離れた理由や復帰したい理由を尋ねることで、応募者の保育に対する姿勢を見たいという意図があるようです。

    このような質問に対して、どう受け答えをしたらいいのか見ていきましょう。

    Q1:前の保育園を辞めた理由は?

    【例文①:ライフイベントが原因の場合】

    出産(あるいは結婚など)をすることとなり、一度保育の仕事を離れることを決めました。しかし、生活が落ち着いたら、改めて保育士として働きたいと考えていたため、今回応募いたしました。

    【例文②:人間関係が原因の場合】

    新人時代、日々の業務に追われる中で周囲との円滑な連携を図る余裕をなくしてしまい、自分の力不足に悩む時期がありました。一度、視野を広げて社会人としての対人スキルを基礎から学び直したいと考え、前園を退職して販売職に就いておりました。

    マイナスな理由から前の保育園を辞める場合もあるでしょう。

    その際は、「保育園や職場に対する不満があったのではないか」と捉えられないよう、自分に原因がある姿勢で伝えることがポイントです。

    Q2:ブランクの間は何をしていたのか

    【例文①:子育てをしていた場合】

    退職した後は、子育てをしておりました。保育士としての経験だけでなく、子育てのなかで培った子どもへの対応力や忍耐力も保育現場に活かせると考えております。

    【例文②:他の仕事をしていた場合】

    退職した後は、一般企業で営業職をしておりました。
    クライアントの対応をするなかで、相手の立場に立って物事を考える力や、チームで協力し合う協調性などを身につけました。
    営業で培った経験を活かして、保育の仕事で大切なコミュニケーションを積極的に取り、職員の方や保護者の方との信頼関係を築いていきたいと考えております。

    何をしていたかだけでなく、ブランクがある期間に身につけたスキルや経験などもあわせて話すことで、自身のアピールポイントにつながりそうです。

    Q3:保育士として復帰しようと思った理由は何か

    【例文①:子育ての経験を活かしたい場合】

    子育てをしたことで、改めて保育の仕事の魅力に気づきました。
    また子育てを通して、親として子どもの無事を願う気持ちや子どもと向き合うことの大変さなど、多くのことを学びました。
    自身の経験をもとに、保育士として保護者の方に寄り添ったサポートをしていきたいと考えております。

    【例文②:他業種から再度保育士として働きたい場合】

    一度保育の現場を離れ、別の仕事に就いたことで、子どもたちの成長をそばで見守ることができる素晴らしさを再認識いたしました。
    大変なことも多いですが、その分やりがいも大きいため、再度保育士として働きたいと考えております。

    ブランクを経て、再度保育現場に立ちたいという気持ちが採用側に伝わるように受け答えをしましょう。

    改めて保育士の魅力を実感したエピソードなどを伝えれば、より復職に対する熱意が伝わりそうですね。

    読んでおきたいおすすめ記事

    ブランクあり保育士の志望動機に関するよくある質問

    Q.ブランク期間の長さは志望動機に書くべき?

    A. 志望動機で改めて年数を強調する必要はありません。

    ブランク期間そのものより、「その間に得たもの」と「なぜ今復職するのか」を書くほうが重要です。ブランクを隠すよりも、正面から向き合って強みに変換する姿勢を示しましょう。

    Q.ブランク中に何もしていなかった場合、どう書けばいい?

    A. 育児・家事・地域活動・介護など、生活経験そのものが保育に活かせる要素です。

    たとえば、地域の子育て支援センターに通った経験、我が子の園行事に参加した経験、家族の看病を通じて得た観察力なども志望動機に組み込めます。「保育に関係ない」と切り捨てず、子どもや人との関わりの視点で振り返ってみるのがおすすめです。

    Q.前職を人間関係で辞めた場合、志望動機にどう書けばいい?

    A.前職の人間関係トラブルを直接的な理由として書くのは避けたほうが無難です。

    自分側の課題として、その後どう成長したかをセットで伝えると前向きな印象になります。復職を決めた理由は「保育への思いが再燃した」など未来志向で書きましょう。

    Q.子育て経験しかアピール材料がなくても大丈夫?

    A.十分なアピール材料になります。

    子育て経験は保護者の気持ちが理解できる、乳幼児の発達を実体験として把握しているなど、独身時代にはない強みがアピールできます。「保護者目線での声かけができる」「離乳食や生活リズムを実体験している」など、具体的な場面に落とし込んで書くと説得力が上がります。

    Q.保育の知識が古くなっていることに不安があります。志望動機に書くべき?

    A. 「知識のアップデートに取り組む姿勢」を示すのが効果的です。

    復職前に自治体の再就職支援研修に参加した、保育関連の書籍や動画で学んでいる、といった行動があれば必ず盛り込みましょう。現時点で行動していなくても、「入職後は先輩職員からも学びながら早期に戦力になりたい」など、前向きな学習意欲を示すことで補えます。

    Q.パート・短時間勤務での復職を希望していますが、志望動機で不利になりませんか?

    A.パート希望であること自体が不利になることはありません。

    園側もライフスタイルに合わせた働き方を認識したうえで採用するため、正直に希望を伝えるほうが結果的にミスマッチを防げます。勤務時間や曜日の希望は本人希望欄に整理して書きましょう。

    Q.40代・50代でブランクありでも復職できますか?

    A.可能です。経験を積んだ40代・50代の復職を歓迎する園は少なくありません。

    志望動機では「保育経験+ブランク中の人生経験を活かして、若手職員のサポートや保護者対応で貢献したい」という方向性が刺さりやすいでしょう。年齢をネガティブに感じるより、経験の厚みを強みに変えて伝えることが大切です。

    Q.志望動機の文字数はどれくらいが適切?

    A.履歴書の枠であれば300〜400字、Webエントリーの自由記述なら500〜800字程度が読みやすい目安です。

    構成は「復職を決意した理由→ブランク中の経験・学び→応募先への共感→入職後の貢献」の流れにすると自然にまとまります。本記事のケース別文例は構成に沿っているので、自分の経験に置き換えて活用してください。

    Q.まだ復職するか決めていませんが、相談だけでもできますか?

    A. 保育士バンク!は復職・転職のご相談ならどんなことでもOK!

    ブランクがあるから採用されるのか不安」「まず情報収集からしたい」といった段階の相談が実際に多く、結果的に復職を決める方もそうでない方も千差万別なんです。

    まずはご自分の希望に合う求人がどんな感じか、一度見てみませんか?

    希望を叶える復職しよう転職の悩みから
    志望動機の相談まで
    長期ブランクある方の採用実績も多数!

    ブランクを強みに変えて、保育士復帰を目指そう

    今回は、ブランクがある保育士さんが復職する際に役立つ志望動機の書き方・ケース別の例文・面接での受け答え例を紹介しました。

    保育士不足が続くなか、ブランクがある保育士さんを即戦力として採用したいと考えている園は多く、復職を目指しやすい環境が整いつつあります。

    ブランクの期間で得た経験や視点をアピールポイントに変えて、志望動機や面接に臨みましょう。

    とはいえ、「自分の経験をどう志望動機に落とし込めばいいかわからない」「面接での伝え方に自信がない」という方もいるかもしれません。

    そうしたときは、保育専門の転職サポート保育士バンク!に相談してみるのもひとつの手です。

    ブランクがある保育士さんそれぞれに合ったアピール方法や、復職に理解のある園の求人情報などを完全無料でご案内できます。

    育児と両立しながら働きたい方や、まずは情報収集からという方も、お気軽にご相談ください。

    • ✓ 在職中の方は今の園に知られることはありません
    • LINEで相談OK(電話が苦手な方も安心)
    • ✓ 「連絡は夜8時以降」などの希望にも対応
    • ✓ 無理な転職の勧誘は一切なし

    累計40万人の保育士さんが相談済み
    1分で完了・完全無料

    LINEで相談OK!保育士バンク!に無料相談する

    保育士さんが迷う履歴書の書き方全般についての完全ガイドは、以下の記事をご覧ください。
    ▶ 保育士の履歴書の書き方マニュアル

    この記事の監修者
    戸田 慎一
    経歴
    高校教師として勤務、その後不動産営業を経験、現在は保育士さんの転職活動を支援する保育士バンク!にてゼネラルマネージャーとして活躍中。
    実績
    過去100名以上の保育士さんの転職活動をサポート。これまで、新人賞、ベストチーム賞、ベストマネージャー賞を受責。

    \ 公的基準&現場の声でチェック /

    【無料】あなたの「隠れ我慢」度を
    チェックしてみましょう
    (今の職場環境は適正?過負荷?)

    ▼ タップでチェックシートを開く

    保育士バンク!の新着求人

    お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!

    の検索結果は0件でした。
    データの取得に失敗しました。しばらく経ってからお試しください。

    選択済みの市区町村

      保育士さんに人気の勤務先

      あなたへのおすすめ記事

      特集コラム一覧

      本記事の内容は、記事作成日時点の資料等を基に可能な限り正確な情報を掲載するよう努めております。
      しかしながら時間の経過等により情報が古くなったりすることもあり、必ずしもその内容の正確性および完全性を保証するものではございません。

      また、記事の内容はひとつの見解を示すものであり、皆様が思考を更に深める材料としてご活用いただくことを目的としております。
      実際には多様な見解があり、必ずしも唯一絶対の真理を示すものではありません。これらの点につき、本記事の内容を参考にしていただく際は念のためご留意ください。

      プロ厳選!プレミアム求人

      保育士求人を探す

      コラム記事を探す

      よくある質問

      就職・転職の無料相談保育補助・無資格可見落としがちな転職先保育士の在宅ワーク