独学で保育士を目指したい!と考えている方もいるでしょう。養成学校を卒業しなくても、保育士試験の合格に向けた市販のテキストを使って勉強することも可能ですよ。今回は保育士になりたい人に向けて、保育士試験を突破するためのテキスト活用術を伝授します。あわせて、独学でも効率よく学ぶためのコツをまとめました。
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■目次
保育士試験はテキストを活用すれば独学でも合格できる!
保育士になりたいけれど、養成学校に通わないと資格が取れないのでは…と思っている方はいませんか?
確かに保育士免許を取得できる養成学校に通えば、保育士への道は開けるでしょう。
けれども、社会人になってからでは仕事との両立などが大変ですよね。
だからこそ、保育士になりたいと考える社会人の方は、独学でも保育士を目指せるのか気になるかもしれません。
養成学校へ通うことができなくても、年2回実施している保育士試験に合格できれば、保育士資格を取得することが可能です。
実際スクールなどに通わず、独学で保育士試験を受験する方は少なくないようです。
今回は、独学で保育士試験を突破するコツを伝授します。
【独学で目指す保育士】テキストを活用するメリット
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保育士試験は、筆記試験9科目と実技試験3科目(うち2科目を選択)で構成されています。
筆記試験は以下の通りで、各科目100点満点中60点以上で合格です。
なお、「教育原理」と「社会的養護」は、各50点満点で、それぞれ30点以上とれば合格という仕組みです。
- 保育原理
- 教育原理
- 社会的養護
- 子ども家庭福祉
- 社会福祉
- 保育の心理学
- 子どもの保健
- 子どもの食と栄養
- 保育実習理論
独学で筆記試験に向けた対応をする場合、市販のテキストを活用して学ぶという方法が一般的でしょう。
まずは、保育士になるために、独学でテキストを活用する利点をまとめました。
費用がリーズナブル
保育士になるための養成学校へ通うとなれば、学費や交通費がかかりますよね。
市販のテキストを活用することで、費用をおさえることができるでしょう。
自分のペースで学べる
養成学校では、各科目のスケジュールが組まれているのが一般的でしょう。
独学の場合は苦手分野に時間をかけるなど、学び方を自由に調整することができますよ。
仕事や家庭との両立がしやすい
仕事をしながら養成学校に通うのは、時間を確保するのが難しいでしょう。
独学であれば、市販のテキストを活用して自宅で好きな時間に学ぶことができますよね。
【独学で目指す保育士】市販のテキストを使って合格するコツ
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ここでは、市販のテキストを使って独学で保育士の筆記試験を突破するコツをまとめました。
学習スケジュールをたてる
まずはテキストにザっと目を通し、自分が苦手そうな科目には多く時間を確保するなど配慮しながら、各科目の学習に充てる時間配分を決めてみましょう。
学びを進めるうちに得意分野が見えてきたら、臨機応変にスケジュールを調整するとよいかもしれません。
過去問を解く
筆記試験9科目をひと通り学んだら、テキストの過去問題を解いてみましょう。
自分の得意な分野と不得意な分野を把握することで、効率よく勉強を進めることができそうです。
なお、法改正などの最新情報をチェックすることを怠らないようにしましょう。
苦手な科目を克服する
保育士試験に合格するために、科目全てにおいて満点をとる必要はありません。
そのため、苦手な科目は何度もテキストを見直すなど重点的に学びながら、満遍なく6割以上解けるように準備するとよいでしょう。
長期間かけてだらだらと勉強しても、モチベーションを維持することが難しくなりそうです。
自分の生活スタイルに合わせて、可能な限り短期間で合格できるように学習を進めてみましょう。
筆記試験に見事合格すれば、実技試験を受けることができます。
詳細は以下のコラムを参考にしてくださいね。
テキストを使って独学で保育士を目指してみよう
社会人になってから保育士を目指す場合、独学でも保育士試験に合格することは可能です。
市販のテキストを活用して、短期間で合格できるように対策を練ってみましょう。
なお、保育士バンク!では、保育士さんに向けた求人情報を紹介しています。
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など、気になることがあれば保育士バンク!へ気軽にご相談くださいね。