保育士に求められている「役割」にはどのようなものがあるでしょうか。近年では家庭支援や子育て支援などにも保育士のスキルが生かせるようになっています。今回は保育士が果たす社会的な役割や仕事での役割、求められる資質や保育士の役割を活かせる場所についてまとめたので、参考にしてみてくださいね。
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保育士の役割とは?
保育士にはどのような役割があるでしょうか。
一般的に保育士が担う役割として挙げられるのは、
- 社会的な役割
- 仕事での役割
の二つと言えるでしょう。
社会的な役割とは、保育士の仕事が社会にどのように貢献するかと言い換えることができるでしょう。
一方仕事での役割とは、世間が保育士に対して一般的に持っている「子どもを預かり保育をする」という仕事内容に関して担う役割のことであると言えそうです。
時代の変化に伴って、保育士に求められる役割はより大きく、複雑になってきているようです。
それでは、保育士が担う社会的な役割と仕事での役割について一つずつくわしく解説していきます。
保育士の社会的な役割
保育士に求められている社会的な役割は、近年特に大きくなっている現状にあります。
ここでは保育士に求められている社会的な役割について紹介します。
「保育士不足」「待機児童」を解消する役割
特に昨今では、「保育士不足」や「待機児童」の問題が当事者たちの間だけではなく、日本全体の社会問題として世間に認知されるようになりました。それを受けて、保育士が保育園で働くということは、今まで以上に社会を助けるという意味合いが強くなっていると言えるでしょう。
厚生労働省や各自治体でも、なんとか保育士不足を解消しようと、処遇改善や人員配置の見直しなどのさまざまな手立てを講じています。
このように、保育士不足や待機児童問題だけでなく日本全体の社会問題を解消するためには、保育士という存在が非常に大きく重要なものと言えるでしょう。
家庭支援を行う役割
保育士は家庭支援員としての機能も果たしています。
時代の進行とともに、人々の働き方の多様化や、共働き世帯の増加、核家族化などが進んだことによって、一世代前の時代よりも、家庭内だけでの子育てが難しくなってきているようです。
祖父母との関わりや、地域の人たちとのつながりも薄くなってきているという現状があるため、保育士が家庭支援を行う立場としても機能することが求められていると言えるでしょう。特に共働きをしている家庭にとって、自分たちの代わりに子どもを預かってくれる保育士は貴重な存在と言えそうです。
仕事などの事情によって家庭内だけで子育てを行うことができない保護者は今後ますます増えていくことが予想されるいま、子どもを保育士に預けることができる環境にあるということは、保護者が安心して仕事に取り組めることにつながります。そして、保育士はこれからも社会にとって必要不可欠な存在になっていくでしょう。
保育士という仕事は社会的に求められる役割が増えており、時代が進むにつれてますます存在感が大きくなっているのがわかります。
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保育士が仕事で果たす役割
保育士の仕事は、保護者が仕事で不在の間に子どもを預かることであるというイメージを持っている人も世間にはいるかもしれません。ここでは保育士が仕事で果たす役割について紹介します。
基本的な生活習慣の指導
まず保育士の仕事における役割として求められるのは、子どもたちが基本的な生活習慣を身につけられるよう支援することです。
食事や排泄、着替え、手洗い、睡眠などを自分一人で行えるように指導します。失敗を繰り返しながらも、毎日習慣づけることで子どもたちにしっかりと定着するようにサポートします。
つまり、保育士は生活についてのさまざまなことに関する指導員として機能しているといえるでしょう。
社会生活でのルールを伝える
保育園は、基本的な社会生活をする上でのルールを教える場でもあります。
あいさつや、順番を守ること、集団生活における友だちとの付き合い方など、さまざまなことを子どもたちが身につけられるよう保育をしています。
他にも、交通ルールやお店、乗り物でのマナーなども、社会生活でのルールを伝えることも保育士の仕事において重要な役割といえるでしょう。
体力や知力の向上を助ける
園庭でのかけっこや遊具で遊ぶことなどを通して、子どもの体力向上をサポートするのも保育士の役割です。また、製作や絵本の読み聞かせなどを通して、想像力や表現力を培うのも保育士の役目になります。
保育園では、こうした体力や知力の土台を作ることも重要な仕事といえるでしょう。
親子のサポート
それぞれの家庭環境を考慮して、子どもだけではなく保護者もサポートするなど、親子ないしは家庭支援をする役割も保育士は担っています。
体調面・精神面でも普段から子どもの小さな変化を気にかけたり、それを保護者に伝えることなどでコミュニケーションを十分に取り、信頼関係を築いていくことも大切な役割といえるでしょう。
このように保育士には仕事をする上で、子どもを預かるだけでなく、子どもの心身の成長を助けたり家庭支援を行う役割もあるのですね。
保育士に求められる資質
保育士が子どもたちの保育にあたる上で求められる資質にはどのようなものがあるのか紹介します。
広い視野を持つこと
保育士としての資質の一つに、広い視野を持つことが求められます。
保育士1人が見る子どもの人数は年齢ごとに異なっており、最も多い場合で「4歳児以上30人に対して保育士1人」という基準が厚生労働省により定められています。
4歳以上ともなると体力も好奇心もいっぱいで、走り回ったり、興味本位でいろいろなことに挑戦したりする年頃でしょう。
そのため、保育士は目の前のことに取り組みつつも、子どもたちに危険がないように常に周囲に気を配っていなければなりません。また、子どものちょっとした心情の変化や成長の機会も見逃したくないところです。
子どもの発達を見据えた関わり方ができる
保育園に通う子どもたちは、0歳から6歳と年齢が幅広いので、保育士には向き合う子どもの年齢に合った関わり方が求められます。また、年齢だけでなく、子ども一人ひとりの成長段階に合わせた柔軟な関わり方も大切でしょう。
知識と観察力、子どものこれからを見据えた関わり方などが求められる資質と言えるかもしれません。
責任感がある
保育士の仕事は、保護者から大切な子どもを預かり、保育にあたることです。
そのため、責任感を持って子どもたちに対して真剣に向き合い、子どもたちが安全に園で過ごすことができるように手を尽くすことが重要となるでしょう。
責任感の強さは、保育士として求められる資質であると言えそうです。
このように保育士には、子どもたちと関わる上でさまざまな資質が求められるのですね。
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