保育士さんは、新年度が始まる4月にクラスだよりなどで自己紹介や担任挨拶をする機会があるでしょう。子どもや保護者と信頼関係を築いていくためにも、しっかり挨拶をして好印象を与えられるとよいですね。今回は、保育士さんの自己紹介や担任挨拶の例文を紹介します。あわせて、ペープサートなどの子ども向けのグッズ制作アイデアもまとめました。
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保育士にとっての自己紹介の重要性
年度初めの4月や転職初日など、保育士さんの自己紹介が必要になるシーンはクラスだよりや進級式などさまざま。
保育園で子どもや職員さんと初めて顔を合わせる際に、好印象を与えられるとよいですよね。
自己紹介の目的は、初対面の人に自分の名前と顔を知ってもらうことです。
つまり保育士さんにとって、自己紹介はこれから関わる子ども・保護者・職員さんに自分を覚えてもらうための重要なきっかけとなります。
しっかりと担任として挨拶をすれば、話しかけやすい印象を与えたり、信頼関係の築きやすさにもつながったりするかもしれませんね。
保育士が自己紹介をするときのコツ4選
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新年度や転職初日を控える保育士さんは、以下にまとめた4つの自己紹介のコツを押さえておきましょう。
笑顔を心がける
自己紹介の際は、笑顔を心がけることが大切です。
にっこりと口角を上げて話すことで、やわらかい印象を与えることができ、親しみやすさを持ってもらえるかもしれません。
緊張していると顔がこわばってしまうので、事前に鏡の前で笑顔の練習をしておくとよいですね。
聞いている人の顔を見ながら話す
恥ずかしいからといって、うつむいたまま話したり視線が泳いでしまったりすると、暗い印象や自信のないイメージを与えてしまいます。なるべく相手の目を見て話すようにしましょう。
また大勢の前で自己紹介をするときは、目の前の人だけをじっと見るのではなく、端のほうや奥にいる人にも視線を送るよう心がけてみてくださいね。
聞き取りやすい話し方を意識する
自己紹介をするときは、やや大きめの声で話すことを意識しましょう。大きな声ではきはきと話せば、元気で頼りがいのある印象を与えられるかもしれません。
また、緊張すると早口になりやすいため、自分でちょうどいいと感じるよりも少しゆっくりめのスピードで話すよう心がけると、相手には聞き取りやすいようです。
相手にあわせて内容をアレンジする
自己紹介の内容は、子ども、保護者、職員など相手によってアレンジ することもポイントです。
子どもたちには会話のきっかけになるように自身の好きなものを紹介し、職員さんには4月からの仕事に対する抱負や目標などを伝えるとよいかもしれません。
では、具体的にどのように内容をアレンジすればよいのでしょうか。次より、くわしい相手別の例文や伝え方のポイントを紹介します。
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保育士の自己紹介のポイント・例文:保護者向け
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まずは保育士さんが保護者向けに自己紹介する場合のポイントと例文を見ていきましょう。
保護者向けの自己紹介のポイント
目標や抱負を伝える
保護者に対しては、4月から担任としての意欲や子どもを預かることへの責任感が伝わるような自己紹介をしましょう。
また、担当クラスの年齢にあわせた内容にすることもポイントです。保護者に向けた自己紹介に盛り込む一言の例文を、年齢別にまとめました。
| 0歳児・1歳児 | 子ども一人ひとりのリズムに合わせて愛着関係を作るとともに、安全に配慮しながら安心できる保育をしていきます。 |
| 2歳児・3歳児 | 子どもたちの成長にあわせていっしょに歌ったり身体を動かしたりと楽しい活動を考えていきます。 |
| 4歳児・5歳児 | 自発的にいろいろなことに取り組めるよう子どもたちの自主性を尊重しながらサポートしていきます。 |
このように、クラスだよりや園だよりで担任挨拶を行なう際も子どもたちを見守ることはもちろん、どんなクラス作りをしたいかといった抱負を加えるとよいかもしれませんね。
寄り添う姿勢を意識する
保護者に寄り添う姿勢を示すのも、保育士さんの自己紹介のポイントの一つです。
元気よく頼りがいがあることも大切ですが、親身になってくれる先生は保護者にとって親しみやすい存在となるでしょう。
自己紹介の最後に「困ったことがあればいつでも相談してください!」と添えることで、話しやすい印象を持ってもらえそうです。
【口頭用/クラスだより用】保護者向けの自己紹介の例文
ここでは、保護者向けの自己紹介や担任挨拶の例文を、口頭であいさつする場合とおたよりやクラスだよりで伝える場合に分けてまとめました。
口頭で自己紹介する場合
<例文1>
○○組の担任を務めます、〇〇〇〇と申します。
子どもたちが『明日も保育園に行きたい』と思えるように、遊びを工夫したり積極的にコミュニケーションを取ったりして、早く信頼関係を築いていきたいと思います。
保育園のことや子育ての悩みなど、疑問や気になることがあれば遠慮なくお声がけください。これから1年間よろしくお願いいたします。
<例文2>※1年目の新人保育士さん向け
4月より〇〇組の担任を務めることとなりました、新任の〇〇〇〇です。
子ども一人ひとりと向き合い、「落ち着くな」「安心するな」と思ってもらえるような関わりを目指していきます。
1年目のため至らぬ点もあるかと思いますが、精一杯がんばりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
おたよりやクラスだよりで自己紹介する場合
<例文1>
今年度より〇〇組の担任となりました、〇〇です。
笑い声の絶えない明るいクラスを作れるよう、個性を大事にしながら子どもに寄り添った保育をしていきます。
気になることやお子様に関するご相談などがございましたら、遠慮せずにお声かけください。これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
<例文2>※1年目の新人保育士さん向け
〇〇組の担任を務めることとなりました、新任の〇〇と申します。
子どもたちをたくさん褒め、一人ひとりのよいところを伸ばしていけるような保育を目指します。
保育士1年目の新人ですのでまだまだ未熟ではありますが、子どもたちといっしょに成長していければと思います。1年間よろしくお願いいたします。
おたよりやクラスだよりなどは、自己紹介文を書けるスペースが限られていることもありますよね。短く簡潔な文章を意識してみましょう。
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保育士の自己紹介のポイント・例文:子ども向け
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まずは、保育士さんが子ども向けに自己紹介する場合のポイントと例文を紹介します。
子ども向けの自己紹介のポイント
子どもたちの意識を自分に向ける
自己紹介の前に、子どもたちの意識を自分に向けるような工夫をしてみましょう。
幼児クラスでは「〇〇組のみなさーん」「みなさん、おはようございます」と呼びかけたり、0歳児や1歳児クラスでは簡単な手遊び歌をしたりすれば興味を持ってもらえるかもしれません。
年齢にあわせた手遊び歌をいくつか用意しておくと、楽しく自己紹介できそうですね。
わかりやすい言葉を使う
子ども向けの自己紹介は、短く簡単な言葉で話すことが大切です。
オノマトペや身振り手振りを使って、0歳児の子どもでも楽しく聞けるような話し方を心がけましょう。
また大人数のクラスで自己紹介する場合は、全体に聞こえるよう大きな声でゆっくりと話すことを意識するのもポイントです。
ペープサートやカードなどの自己紹介グッズを使う
子どもの興味を集めるには、ペープサートや画用紙カード、スケッチブックといった視覚的にアピールできる自己紹介アイテムを活用してみましょう。
ひと目見て分かるイラストや動くアイテムを使えば、手軽に子どもたちの関心を惹きつけることができます。また、0歳児や1歳児などの乳児クラスでも、自己紹介を飽きずに聞いてもらえるかもしれませんね。
子ども向けの自己紹介の例文
以下の例文を参考に、子ども向けにわかりやすい言葉で自己紹介や担任挨拶をしてみましょう。
今日から〇〇組の担任になりました、〇〇〇〇(名前)です。〇〇先生と呼んでください。
先生はクマさんが好きなので、エプロンのポケットにもクマさんがいます。みんな見てみてね。
これからみんなといっしょにお外で遊んだり給食を食べたり、楽しいことをたくさんしたいと思います。早くみんなと仲よくなりたいと思っているので、今日からよろしくお願いします。
どう呼んでほしいのかを最初に伝えておけば、子どもたちは安心して「〇〇先生!」と呼んでくれるかもしれません。
また、子どもの興味を惹けるようなポイントを盛り込むと、その後の会話のきっかけになりそうですね。
子ども向けの自己紹介グッズ4選
子どもたちに興味や関心を持ってもらえるような自己紹介グッズを紹介します。
自己紹介グッズ(1)スケッチブック
スケッチブックを制作して自己紹介をしてみましょう。
自分の名前や好きな食べ物、動物などの絵をスケッチブックに書いて見せれば、言葉だけで説明するよりも理解してもらいやすいかもしれません。
また、スケッチブックを使ったシルエットクイズを取り入れてみるのもよさそうです。
画用紙を上にめくるとヒントが出てくるような仕掛けを作るなど、自己紹介のやり方を工夫してみてもよいですね。
自己紹介グッズ(2)ペープサート
画用紙でペープサートを制作するのもよいでしょう。
ここでは、子ども向けに楽しめる「あいうえお作文」のペープサートの制作方法を紹介します。
<例:保育花子さんの場合>
- 丸くカットした画用紙を12枚用意します。
- (1)の画用紙の裏面に、1枚ずつ「ほ」「い」「く」「は」「な」「こ」とひらがなを書き入れます。
- (2)の表面に1枚ずつ「ほし」「いちご」「くま」など、名前と頭文字が対応したモチーフのイラストをかきます。
- 割り箸を持ち手にして、対応する(2)と(3)の画用紙を貼りあわせればできあがりです。
「保育の『ほ』は、おほしさまの『ほ』、『い』はいちごの『い』、『く』はくまの『く』と覚えてね」と自己紹介してみましょう。
名前はもちろん、自分の好きな食べ物や動物などの絵をかいたペープサートを見せれば、子どもたちに覚えてもらいやすくなりそうですね。
自己紹介グッズ(3)パタパタカード
パタパタと広げるといろいろな絵が出てくる「パタパタカード」を制作してみましょう。
まず画用紙のカードを横につなげてテープで貼り、保育士さんの名前、好きなもの、得意なことなどを1面ずつ書き込んでいきます。
蛇腹状に折っていくと、1面ずつカードを開いてお話ができるパタパタのできあがりです。
画用紙以外にも、牛乳パックを活用するカードの作り方もありますよ。
牛乳パックを使ったパタパタカードの制作方法は、以下の動画を参考にしてみてくださいね。
自己紹介グッズ(4)パペット
人形を使ったパペットを活用して自己紹介するのもよいですね。
「名前はなんて言うの?」「〇〇〇〇だよ」など、パペットとの会話形式で名前や好きな食べ物などを紹介していきましょう。
パペットを使えば子どもの興味を惹きやすく、印象に残るかもしれませんね。
子どもが好きなキャラクターの人形を使ったり、以下の動画を参考にオリジナルで制作したりしてみましょう。
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保育士の自己紹介のポイント・例文:職員向け
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最後に、保育士さんが保育園の職員さん向けに自己紹介する場合のポイントと例文を紹介します。
職員向けの自己紹介のポイント
意欲を伝える
いっしょに働く職員さんに対しての自己紹介では、仕事への意欲が伝わる内容を盛り込みましょう。
例えば、ピアノやスポーツなどの特技や保育に活かせる経験、目指す保育士像などを伝えるとよいかもしれません。
目標を盛り込むことで、仕事に対する前向きな姿勢をアピールできそうですね。
簡潔にまとめる
自己紹介では簡潔に話すことを意識しましょう。話が長くなると何を伝えたいのかが曖昧になってしまいます。
また、職員さんが揃っている保育前のタイミングに自己紹介の時間を設けてもらうケースが多いため、時間を意識して手短にまとめることが大切です。
職員向けの自己紹介の例文
<例文1>
この度こちらで働かせていただくこととなりました、〇〇〇〇です。
前職の園では乳児保育を専門に行なっておりました。
幼児クラスの担任を務めるのは初めてとなりますが、子どもたちと同じ目線で楽しみ、ともに成長できればと思います。
先生方を見習いながら子どもや保護者の方々と信頼関係を築き、頼りがいのある保育士となれるよう精進しますので、これからよろしくお願いいたします。
<例文2>※1年目の新人保育士さん向け
4月からこちらにお世話になります、新任の〇〇です。
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小学生から高校生までピアノを習っていたので、ピアノの経験を活かして子どもたちと歌や遊びを楽しみたいです。
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職員向けの自己紹介では仕事への意欲を盛り込むとよさそうです。
また、子ども向けに話すときは、簡単な言葉で伝えるのはもちろん、ペープサートやパタパタカードといった自己紹介アイテムや手遊び歌を活用すると、興味を持ってもらいやすいでしょう。
今回紹介したポイントや例文を参考に、好印象を与える自己紹介を心がけて みてくださいね。
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