3歳児・2歳児が並べないを解決!年齢別の並ぶ練習のコツと声かけ

保育園では、大人数でホールや園庭へ移動するときなど、整列する場面がたくさんありますよね。ただ「みんな並んでね」と伝えても、スムーズに一列や二列になるのは難しく、困っている保育士さんは多いかもしれません。この記事では、保育園で子どもが楽しく列に並ぶ方法を紹介します。年齢別の具体的な練習アイデアや、子どもが列に並びたがらないときの無理強いしない対処法もまとめました。少しでも毎日の保育のヒントになればうれしいです。

この記事でわかること
  • 子どもに整列してもらう具体的なねらい ▼詳細
  • 「電車ごっこ」や「名前呼び」など、明日からすぐ使える練習アイデア3選 ▼詳細
  • 子どもが並びたがらない!無理強いしないケアや声かけのコツ ▼詳細

目次

子どもが整列できると何がいい?保育園で並ぶ練習をするねらい

保育の現場では、散歩や遠足など子どもたちに整列してもらってから行動する場面が多いでしょう。

0歳・1歳児クラスは、先生が抱っこしたり手をつないだりして移動することもありますが、2歳児クラスからは一列や二列に並ぶことも増えそうです。

保育園で子どもたちに整列してもらうねらいは以下の通りです。

  • 子ども同士で協力して整列し、安全に移動する
  • 周りの友だちと歩調を合わせ、ルールを守って生活する大切さを知る

特に2歳児クラスでは、順番を守ること自体がまだ難しい時期かもしれません。

「自分が先に行きたい」という気持ちが優先されるのは、この年齢ではごく自然なことですよね。

だからこそ、無理に守らせようとするより、遊びの中で「順番に並ぶっておもしろい」と感じてもらう関わりを意識すると、少しずつ身についていくでしょう。

ただ、保育士さんが「みんな並んでね。」と声かけするだけでは、スムーズに整列することが難しい場面も…。

保育中に遊びを取り入れながら、整列の練習を楽しく行えるとよいですね。

【2歳児・3歳児】楽しく並べる!年齢別の並ぶ練習アイデア

まずは2歳児・3歳児向けに子どもが列に並ぶ方法を紹介します。

ここで紹介する方法は、どれも遊びの延長で楽しめる「整列ゲーム」のようなものです。

「ちゃんと並ばせなきゃ」と気負わなくても、子どもといっしょに楽しむ気持ちで取り入れてみるとうまくいきやすいですよ。

電車ごっこでまっすぐ並ぶ

子どもたちに「前の友だちの肩を両手でつかみ、みんなで電車になろう!」と一列に並んでもらいます。

まっすぐ並ぶことを伝えたいときは「ぐにゃぐにゃ電車にならずに、まっすぐな電車になろう」と伝えるとわかりやすいかもしれません。

並んだ後は「両手でおしりをさわっていてね」と伝えると手や指をぶらぶらしたり、友だちにちょっかいをかけたりすることも少なくなりそうです。

並ぶ場所が決まっている場合は、床にビニールテープを貼っておくと視覚的にわかりやすいでしょう。

ひとりずつ名前を呼んで安心して並んでもらう

  • 子どもたちに一人ひとりの名前を呼び、一列に並んでもらいましょう。

○○ちゃん来て~」と先頭になる子を呼び、その後も順番にひとりずつ「次は△△ちゃん、××のあとだよ」と、どの子の後に並べばよいか具体的に伝えるとよいでしょう。

整列に集中してもらえるよう、手遊びなどの導入を行い、注目を集めてから名前呼びを始めるとスムーズに進みそうです。

『言葉と順番』をセットにして覚えてもらう

2列に並んでもらうときは、「〇〇ちゃんは『いちご』の1、〇〇くんは『にんじん』の2」などと子どもに伝えて、言葉と順番をセットにして伝えると覚えやすいかもしれません。

1番のいちごの人来てね」、「2番はにんじんの人だよ」と順番に呼んでいきましょう。

【例】

  • 1番目:いちご
  • 2番目:にんじん
  • 3番目:サンドイッチ
  • 4番目:ヨーグルト
  • 5番目:ごま
  • 6番目:ロールケーキ
  • 7番目:なす
  • 8番目:はちみつ
  • 9番目:きゅうり
  • 10番目:ジュース

掲示板やホワイトボードに上記の絵を描いたカードと順番を貼っておくと先生もチェックできそうです。

呪文のように繰り返し呼んでいるうちに、子どもたちが自主的に並べるようになった」ということもあるようです。

簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!

【4歳児・5歳児】声かけだけでサッと並べる練習のコツ

4歳児・5歳児クラス向けに子どもが列に並ぶ方法を紹介します。

数字を言って二列に分かれる

4歳児・5歳児クラスでは声をかけただけで整列できる場面が増えていくでしょう。

2列に並んでもらいたいときは、まず子どもたちに「ここで一列に並んでね」と声をかけ、前から順に1・2、1・2と番号を言ってもらいましょう

1の人はこっちで2の人はこっちだよ」と数で子どもたちを分けた後に移動してもらえば、簡単に二列にすることができます。

並び順を掲示して自分で並んでもらう

名前のあいうえお順または身長順など、順番を決めて掲示板やホワイトボードに貼っておきましょう。

子どもたちには順番を見て並んでもらいましょう。

ひらがなを覚える練習にもなりそうです。

ペアで手をつないで並ぶ

近くのお友だちと二人で手をつないで並んで~」と声をかけて、ペアで並んでもらいます。

数があわないときは先生がその子と手をつないで並んだり、3人で手をつないでもらったりしましょう。

保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録

並びたがらない子どもへの、無理強いしない声かけと対処法

ときには「まだ遊びたかった」「仲のよい友だちの隣に並べなかった」などさまざまな理由から、子どもが列に並ばないときもあるでしょう。

子どもが並ぶのを嫌がったときの対処法をまとめました。

まずは理由を聞く。無理強いしない関わり方

「並びなさい!」と一方的に伝えるのではなく、まずは「どうして並びたくないのか」を聞いてみましょう。

ただ、整列するときは集団で移動することが多いため、担任の先生が話を聞くのは難しいかもしれません。

サポートの先生と役割分担をして子どものケアができるように対応するとよさそうです。

また、並ばない子がいたときは先生がいっしょに手をつないだり、抱っこしたりスキンシップを図ることも大切でしょう。

繰り返しケアして、園生活に安心感を抱くと友だちといっしょに並べるようになったという子も多いようです。

不安そうな子には個別に声をかけて安心してもらう

並ばない子の中には「どこに並んでよいのかわからない」「先生が何を言っているのか理解ができない」と感じた子もいるかもしれません。

子どもの様子を観察し、不安そうな顔をしている子がいたら個別に話しかけ、「次は〇〇くんが並ぶよ」と伝えたり「まだ名前を呼ばれていないから並ばなくて大丈夫だよ。先生と手をつないで順番を待とうね。」と声をかけたりするとよさそうです。

並び方がわからないことが続くと、整列の時間が苦手になる子どももいるでしょう。

子どもたちの様子を観察して、サポートが必要な時はしっかり対応することが大切ですね。

順番を待つのが苦手な子には、待つ時間そのものを遊びにしてしまうのもアリです。

名前を呼ばれるまで手遊びをして待つ」「先生と数を数えながら待つ」など、ちょっとした工夫で待つ練習が楽しくなることもありますよ。

整列できない子がいても、その子なりのペースがあるので、あせらず見守って大丈夫です。

読んでおきたいおすすめ記事

並ぶ練習に悩んだら?子どもとのびのび関われる園選びという選択肢

同じ年齢の子の保育をしていても、園の雰囲気や先生の人数で並ぶ練習のしやすさはずいぶん変わってくるものですよね。

他の園ではどんな環境で保育しているんだろう、と気になったときは、求人を眺めてみると新しい発見があるかもしれません。

【こんな並ばせ方の悩み、当てはまりませんか?】

当てはまる項目が多かった方は、今回のコツを試しつつ、ときには「他の園ではどんな環境で保育しているんだろう」と視野を広げてみるのもアリかもしれません。
同じ悩みが毎年繰り返される背景には、園の人員体制や方針が関係していることもあるようです。

今の職場と比べるだけでも!
最初の質問で「情報収集したい」を選べばOK

保育園での並ぶ練習に関するよくある質問

Q. 3歳児の並ぶ練習はいつから始めればいい?

A. 多くの園では、一列・二列に並ぶ練習は2歳児クラスごろから少しずつ始めることが多いです。

3歳児になると言葉での理解も進むので、「電車ごっこ」など遊びを取り入れると楽しく取り組めますよ。

最初からきれいに並べなくても大丈夫、という気持ちで進める先生が多いです。

Q. 2歳児に順番を守ってもらうねらいは?

A. 「友だちと歩調を合わせる」「ルールを守って安全に過ごす大切さを知る」ことがねらいです。

とはいえ2歳児はまだ自分の気持ちが優先になりやすい時期なので、守れなくて当たり前くらいの気持ちで関わる先生も多いんですよ。

遊びの中で少しずつ慣れてもらうのがおすすめです。

Q. 整列ゲームにはどんなものがある?

A. 「電車ごっこ(前のお友だちの肩をつかんで並ぶ)」「名前呼び」「数字を言って二列に分かれる」などが定番です。

子どもが楽しみながら自然と並べるよう、遊びの延長として取り入れている園が多いです。

「呪文のように繰り返すうちに自分から並べるようになった」という声もあるそうですよ。

Q. 順番を待つのが苦手な子への遊びでの工夫は?

A. 待つ時間を「ゲーム」にしてしまうのがおすすめです。

名前を呼ばれるまで手遊びをして待つ」「順番カードを見ながら待つ」など、待つこと自体に楽しみを持たせると取り組みやすくなります。

待てなくてもしかってしまわず、待てたときに「待てたね」と声をかける先生が多いようです。

Q. なかなか並べない子・整列が苦手な子にはどう配慮する?

A. まずは「どこに並べばいいかわからない」「何を言われているか理解できていない」など、その子なりの理由を観察することが大切です。

不安そうな子には個別に「先生と手をつないで順番を待とうね」と声をかけると安心してもらえるでしょう。

苦手という子も、繰り返しケアするうちに少しずつ並べるようになる子が多いので、あせらず関わることも大切です。

Q. 並ぶ練習がうまくいかないのは、自分の声かけが下手なせい?

A. いいえ、そんなことはありません。並びやすさは、クラスの人数や先生の配置、園の方針によっても変わってくるものです。

「自分のやり方が悪いのかな」と悩む方も多いですが、環境の影響も大きいので、ご自身を責めすぎないでくださいね。

Q. こうした保育の悩み、他の園ではどうしてるんだろう?

A. 園によって子どもへの関わり方や先生の人数の余裕はかなり差があります。

「一人ひとりにじっくり関われる園」「行事に追われて余裕がない園」など、勤務環境の違いは想像以上に大きいです。

保育士バンク!では専任のアドバイザーが園を訪問して取材しているため、実際の保育の雰囲気や人員体制まで把握したうえで他園の様子を比較できます。

「今の職場と比べてどうなんだろう」と気になった方は、他の園の働き方を知ってみるのもおすすめです。

気になる求人を見てみる

まだ迷っている段階での利用も歓迎!
累計40万人以上の保育士さんが
相談してくれています!

Q. まだ転職は考えていないけど、登録してもいい?

A. はい、問題ありません。

「まだ迷ってます」「ちょっと他の園を知りたいだけ」という方も多いんですよ。

登録フォームの最初の質問「今のお気持ち」では「情報収集したい」が選べるので、転職意思がはっきりしない段階でも気軽に使えます。

希望を伝えなければ求人の紹介もされず、自分のペースで情報だけ眺めることもできます。

Q. 保育士バンク!に登録したあとは、どんな対応になる?

A. 希望の連絡方法(電話・メールなど)や時間帯を伝えれば、それに合わせた対応になります。

まずは情報収集だけ」と伝えておけば、必要以上の連絡が来ることはありません。

在職中で忙しい方も多く利用されているので、ご自身の状況に合わせて使えますよ。

保育園で子どもたちにスムーズに列に並んでもらおう

園生活の中で整列する場面は意外と多いかもしれません。

子どもたちがスムーズに並べるようにゲームを取り入れたり、言葉でわかりやすく伝えたりしてみましょう。

年齢に合わせた方法を取り入れて整列の練習を繰り返すと、子どもたちも少しずつスムーズに並べるようになっていきますよ。

ちなみに、保育士バンク!では保育に役立つ遊びネタのほか、他の園の働き方の情報もマイペースに見られます。

🌸 他の園はどんな環境で保育してる?
気になる働き方をのぞいてみませんか。

✅ 一人ひとりにじっくり関われる園がわかる

✅ 先生の人数などリアルな内部情報がわかる

✅ 行事に追われず心にゆとりが持てる園を紹介

大切なのはあなたらしく
保育士ライフを楽しめること!


他の園の働き方を知ってみる
\ 公的基準&現場の声でチェック /

【無料】あなたの「隠れ我慢」度を
チェックしてみましょう
(今の職場環境は適正?過負荷?)

▼ タップでチェックシートを開く

保育士さんに人気の勤務先

あなたへのおすすめ記事

特集コラム一覧

本記事の内容は、記事作成日時点の資料等を基に可能な限り正確な情報を掲載するよう努めております。
しかしながら時間の経過等により情報が古くなったりすることもあり、必ずしもその内容の正確性および完全性を保証するものではございません。

また、記事の内容はひとつの見解を示すものであり、皆様が思考を更に深める材料としてご活用いただくことを目的としております。
実際には多様な見解があり、必ずしも唯一絶対の真理を示すものではありません。これらの点につき、本記事の内容を参考にしていただく際は念のためご留意ください。

プロ厳選!プレミアム求人

コラム記事を探す

よくある質問

就職・転職の無料相談保育補助・無資格可見落としがちな転職先保育士の在宅ワーク