放課後等デイサービスへの就職・転職活動において、志望動機は大切なポイントです。しかし、これまで経験がない場合などは、どのような内容にすればよいのか悩んでしまいますよね。今回は、放課後等デイサービスへの転職を目指す方向けに、志望動機を書く際のポイント、例文、面接での受け答えパターンなどを詳しく解説します。
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放課後等デイサービスとは
放課後等デイサービスとは、児童福祉法にもとづく通所型の福祉サービス施設です。
障がいを抱えた小学生から18歳までの児童・生徒が、放課後や長期休暇中に利用します。
単なる療育の場を超え「子どもの最善の利益の保障」を第一に、共生社会の実現に向けた療育支援と保護者支援という重要な役割を担っています。
放課後等デイサービスでは、保育士、児童指導員、心理療法士、作業療法士、理学療法士などの専門スタッフが、一人ひとりの障がいの特性やニーズに合わせた個別支援計画を作成して子どもたちの支援にあたります。
専門知識を持ったスタッフによる支援は、具体的には以下の「4つの基本活動」を通して行なわれます。
【4つの基本活動】
(1)自立支援と日常生活の充実のための活動
(2)創作活動
(3)地域交流の機会の提供
(4)余暇の提供
このように、放課後等デイサービスは、療育の場としての役割だけでなく、放課後の子どもの居場所としても重要な役割を果たしています。
保護者が仕事などで家を空けている間、子どもたちが放課後や学校の長期休暇中などに安心して過ごせる場所を提供することで、心身の安全と集団生活の体験を保証しながら、個別の療育を実現します。
特に、配置基準で定められていることもあり、保育士資格を持っている方は、どの施設でも常に求められている傾向が高いようです。
障がい児への保育が未経験であっても、子どもの療育や発達支援、医療的ケアなどに興味があれば無理なく働きやすい職場といえるでしょう。
放課後等デイサービスの志望動機を考える際のポイント
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放課後等デイサービスの志望動機を履歴書に書く・面接で話す際には、以下のポイントを押さえておけるとよいでしょう。
なぜ放課後等デイサービスなのか
保育士資格を持っていて、放課後等デイサービスへの就職を希望する場合は「なぜ放課後等デイサービスを希望するのか」を明確に説明できるとよいでしょう。
一般の保育園では「子どもが好きだから」「子どもの成長をサポートしたい」といった志望動機を見聞きしますが、放課後等デイサービスへの志望動機にそれを流用すると、かなり漠然とした印象になることは否めないでしょう。
「子どもと関わる」「子どもの成長をサポートする」にプラスアルファで「放課後等デイサービスだから実現する」要素をメインの志望動機としましょう。
そのためには、ほかの支援施設と異なる、放課後等デイサービスならではの要素をしっかり押さえることが大切です。
たとえば以下のような内容は、放課後等デイサービス特有の要素と言えるでしょう。
- 小学生から18歳まで幅広い年齢の子どもが利用する
- 国や自治体が発行する受給者証を持つ子どもに発達支援を行なう
- 日中は学校に通う障がい児にとって放課後の居場所となる
保育園、児童発達支援施設や放課後児童クラブなどとの違いを意識し、放課後等デイサービスを選んだ理由を具体的に説明しましょう。まずは求人探しから!
施設の理念や事業内容と合致していることを示す
「なぜ放課後等デイサービスを志望したのか」を明確にしたら、次は「なぜこの事業所に応募したのか」について説明できるようにしましょう。
応募先の施設の理念や事業内容を理解し、自分の志望動機と合致していることを示す必要があります。施設のWebサイトなどを参考に、その事業所が打ち出している理念や事業内容を把握しておきましょう。
ここで「なぜ放課後等デイサービスか」の理由や、これまでの経験内容とうまくリンクさせて説明できると、より説得力が増します。
自身の経験やスキルをアピールする
障がいのある子どもたちと関わる経験や、保育に関する経験・スキルがあれば積極的にアピールしましょう。
一般の保育園や放課後児童クラブなど、健常児の保育のみの経験でも活かせる部分は多くあります。
また、福祉事業所や一般企業など子どもに関わる仕事以外でも、社会経験があれば学んだことや獲得したスキルはアピールポイントになります。
いずれのケースでも、放課後等デイサービスで働くために必要なスキルや経験を自己分析し、自身の強みやスキルをアピールできるとよいでしょう。
たとえば、コミュニケーション能力、観察力、協調性、コツコツやり抜く能力などは、過去の体験から具体的なエピソードを交えて説明できるとよいでしょう。
熱意を伝える
子どもたちへの愛情や、放課後等デイサービスで働きたいという強い意志を、熱意を持って伝えましょう。
人と関わることが主な仕事であるだけでなく、障がいを持つ子どもたちは日々の生活やコミュニケーション、学業などに対して大きな困難や不安を抱えていることがほとんどです。
採用する側にとっては、スキルや経験だけでなく子どもや保護者とうまく関われる人柄なども重視する傾向が強い新の支援手法を学ぶことでしょう。
障がい児保育や子どもに対するやる気や熱意をアピールすることで「よいスタッフになってくれそう」という印象につなげられるとよいでしょう。
高いスキルを持っていても、過度にビジネスライクな勤務態度をイメージさせる印象はマイナスにとられることもあるようです。
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放課後等デイサービスの志望動機。転職パターン別4例文
ここでは、放課後等デイサービスへの履歴書や面接で参考になる例文を紹介します。
勤務経験ごとに4つの転職パターンを例にして見ていきましょう。
例文1:保育園からの転職
私立保育園で保育士として〇年勤務してまいりました。その中で、発達に課題のある園児やグレーゾーンと呼ばれる子どもと関わる機会が多くありました。
日常に困難を抱える子どもが予想以上に多いことを認識するとともに、一人ひとりの特性に合わせた適切な支援の重要性を肌で感じ、今後は本格的に児童発達支援に関わりたい思いが強くなりました。
当初は児童発達支援施設への転職を考えたのですが、転職活動の中で、保護者から離れて大きく成長する児童と深く関わりながら子どもの生活支援と社会参加を後押しできる、放課後等デイサービスの活動に興味を持つようになりました。
御施設では専門的な療育の知識を有する職員の方々が多く在籍されており、発達支援に関する実践的な研修体制が整備されていると伺っております。
私も療育の専門知識をしっかり身につけるとともに、保育経験から得た気づきを発達支援に生かしていきたいと考えています。
放デイの求人を探す!例文2:放課後等デイサービスからの転職
放課後等デイサービス事業所で保育士として〇年間勤務してまいりました。
前職では、障がいのある子どもたち一人ひとりの特性を丁寧に見極め、個別支援計画にもとづいた療育に取り組んできました。
知的障がいがあり、言葉の出にくい男児への支援に携わった際には、絵カードなどの視覚的手がかりを活用することで、子どもの気持ちが表出しやすくなり、コミュニケーションが飛躍的に改善しました。この経験から、子ども一人ひとりの特性に合わせた働きかけの大切さを学びました。
御施設が掲げる「一人ひとりに合わせた支援」という理念に共感を覚え、これまでの経験を活かし、さらに質の高い療育を提供したいと切に願っております。
特に求人要項に記載されていた、専門性の高い研修制度に非常に興味があります。
最新の支援手法を学ぶことで、子どもたちの可能性を最大限に引き出す支援ができるよう成長したいと考えております。
経験を活かせる求人を探す例文3:他福祉事業などからの転職
これまで、障がい者就労移行支援事業所で生活支援員として勤務しておりました。
障がいを持つ方を支援する中で、一人ひとりの個性や生き方を尊重し寄り添う支援を行なうことの大切さを学びました。
働く中では、発達に障がいを抱えた若い方が、支援を通じて自信を持ち就労に意欲的になられたことが印象に残っております。一人ひとりの可能性を引き出せるよう、丁寧にサポートする大切さを肌で感じた経験でした。
今回、希望する理由は、発達障がいの方に多く接してきた中で、少しでも早いうちから適切な支援につながることの重要性を肌で感じたことがきっかけでした。そのような中で、放課後等デイサービスでの勤務に魅力を感じました。
私は大学で保育士の資格を取得しているので、子どもたちの発達段階に合わせた関わり方についても、学んだことや資格を活かして貢献できればと存じます。
御施設は、家庭と学校をつなぐ重要な役割を担っており、障がいのあるお子様への専門的な支援にも注力されていることを存じ上げております。
これまでの経験を活かし、お子様一人ひとりの個性と成長ニーズに応じた最適な支援を提供できればと考えております。未経験でも働ける放デイの求人を探す
例文4:他業界からの転職
スポーツクラブのインストラクターとして〇年の経験があります。
さまざまなお客様とふれ合う仕事に非常にやりがいを感じていたのですが、○○先生の運動療育に関する動画を視聴したことをきっかけに児童福祉に興味を持ち、発達支援への転職を志望しました。
学生時代から陸上競技やヨガをしている経験を活かせるよう、運動療育に力を入れている施設への就職を希望しておりましたところ、御施設の独自プログラムを知り、先日見学させていただきました。
その際、御社の「一人ひとりの個性に寄り添う」という理念や、職員の方の丁寧な対応に魅力を感じ御施設で働きたいと強く感じるようになりました。
御社に入社できた暁には、これまでの経験を活かしつつ、療育分野において真摯に勉強を重ねながら知見を深め、発達支援に取り組みたいと思います。放課後等デイサービスの求人を探す!
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放課後等デイサービスの面接でよくある質問への受け答え例
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履歴書の志望動機をしっかり書けても、面接での受け答えがうまくいかなかった ことで転職に失敗してしまうケースは少なくないようです。
そのような事態にならないように、放課後等デイサービスの面接でよく聞かれる質問と、受け答えパターンの参考例を紹介します。
Q:なぜ特別支援学校ではなく放課後等デイサービスを希望しているのですか?
Q:療育の経験の中で印象に残っているエピソードを教えてください。
Q:障がいのある子どもたちと接する際に心がけていることは?
Q:5年間のキャリアプランを教えてください。
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