大人だけでなく子どもにも紫外線対策が必要だといわれる昨今、保育の現場にどのように日焼け対策を導入したらよいのでしょうか。日焼け対策に関する保護者アンケートの結果や具体的な導入方法についてご紹介します。
■目次
子どものうちからしっかり日焼け対策をする時代に
まずは保護者アンケートから見えてきた日焼け対策への意識やニーズについてお伝えします。保育園や幼稚園にどのような期待があるのでしょうか。
未就学児の97%が家庭で日焼け対策を行っている
0〜6歳児の未就学児ママを対象に、子どもの日焼け対策についてアンケート*を実施しました。
まず、「子どもへの日焼け対策が重要だと思いますか」という質問に対して、97%の保護者が「はい」と回答しました。
また、家庭での日焼け対策の実施について質問してみたところ、97%のママが「行っている」と回答。家庭での日焼け対策としては、日やけ止めを塗る、帽子を着用するなどを実行しているようです。
*KIDSNA STYLE(運営:株式会社ネクストビート)読者アンケート「幼稚園・保育園での日焼け対策について」(n数35/調査期間:2022年4月8日~2022年4月20日)
子どもが外に出る機会が多いのは日中の保育園や幼稚園
子どもに日焼け対策が必要な理由として、保護者からは以下のような意見がありました。
- 最近の紫外線は有害だと思うから/紫外線から子どもを守りたいから
- 紫外線による肌トラブルの防止したいから
- 自分が子どもの頃、日焼けして真っ黒なのが嫌だったので子どもにはちゃんとケアしてあげたいから
- 保育園ではほぼ毎日外で遊んでいるから
保育の現場で働く先生たちにも、外遊びや子どもの日焼け対策について意見を聞いてみました。
- 天気のいい日はほとんどが外遊びの時間だから、園児のUVケアは必要
- 水遊びやプールが大好きな子が多いので、ちゃんとケアしてあげたい
子どもが外に出る機会が多いのは日中に過ごす保育園や幼稚園なので、保護者も先生たちも園での日焼け対策の必要性を感じているようです。
幼稚園・保育園での日焼け対策のニーズが高まっている
また、登園前の日焼け対策について、保護者からは以下のような回答がありました。
登園前の日やけ止めの塗布を毎日実施できているのは3割
日焼け対策を毎日行いたいと思っていても行うことが難しい、苦労している理由としては「子どもが日やけ止めを塗るのを嫌がる」「慌ただしい朝は気持ちに余裕がなく、なかなか日やけ止めを塗れない」「日やけ止めが衣類についてしまうのが手間」などの意見がありました。
幼稚園・保育園での日やけ止めの塗布を希望する保護者は7割も!
そして、保育園や幼稚園での日焼け対策については約7割の保護者が「実施してもらいたい」と回答。
園での塗布を実施してもらいたい保護者の意見としては、「登園前に塗っても汗などで効果が薄れそうだから」「手洗い・うがいのように習慣化させたい」が挙げられていた一方で、園での日焼け対策実施に際しての懸念として「肌に合わないかもしれない」「先生の負担が増える」「子どもの時間が減ってしまう」などの意見もありました。
社会福祉法人まあれ愛恵会理事長海田先生
「実際に、保護者からのニーズもこの10年くらいで増えていると感じています。実際にプールの時間にラッシュガードを着用させたいなどのご要望も保護者の方からいただきます。子どもの肌を守ることも、保育者として考える必要があるのかもしれません。また、日やけ止めは園児の肌に直接触れるものですから、そこへのケアも重要です。」
保育士さん
「とはいえ、自分たちが子どもの頃は園でのUVケアの習慣がなかったですし、実施している園もほとんどないので、どのように導入すればいいか悩みどころです。子どもたちに受け入れてもらうためには『楽しい!』という気持ちを引き出すことがポイントだと思っています」
保育園で楽しく日焼け対策!花王が教える3つの導入方法
保育の現場での日焼け対策をサポートするために、花王では「ビオレ太陽の教室」という取り組みを行っています。
日やけ止めを塗るなど子どもの日焼け対策の習慣化を目指して、保育園や幼稚園で楽しく導入できるコンテンツを提供しています。
【紙芝居】で楽しくケアの重要性を学ぶ
紙芝居『サンさんとあそびタイヨウ♪』では、日やけ止めの大切さを太陽のサンさんと一緒に知ることができます。
「帽子と王冠、どっちが紫外線を防げるかな?」「背の高いキリンさんと背の低いカニさん、どっちが紫外線を浴びるかな?」など、クイズ形式で子どもたちは楽しみながら日焼け対策の知識を深めることができます。
【ぬりぬり体操】子どもが自分で日やけ止めを塗れるように
紫外線対策を遊び感覚で取り入れた「日やけ止めぬりぬり体操」は、Eテレなどで振り付けを手がけている「たにぞう」さんがプロデュースしています。
子どもたちは、体操を楽しみながら日やけ止めの塗り方を覚えられます。子どもたちが自分で日やけ止めを塗ることが習慣化すれば、保育者も保護者も助かりますよね。
保育士さん
「キャッチーな振り付けが子どもたちに大人気!体操を通して日やけ止めを塗るのに必要な動作が自然と学べます」
【マイボトル制作】で日やけ止めに愛着がわく
ビオレUVキッズピュアミルクのボトルに、子どもたちが自由に絵を描いたシールを貼ることができます。
世界にひとつだけの「マイボトル」が完成するので、自分のボトルに愛着がわき、日やけ止めを塗る習慣にもつながります。
保育士さん
「子どもたちにとって『自分のもの』というのはうれしいようで、『自分が描いたボトルで日やけ止めを塗ってみたい』というモチベーションにもつながっていると感じました」
【紙芝居】【ぬりぬり体操】【マイボトル制作】を実際に取り入れてみた!
ご紹介した日やけ止め塗布を園に導入するための3つのコンテンツを、実際に園の取り組みとして導入した事例を下記のリンクから動画付き記事で見ることができます。
園児が実際に使用したのは「ビオレUVキッズピュアミルク」
のびが良くべたつかず、汗や水に強いビオレUVキッズピュアミルクは、お外遊びが大好きな子どもにぴったりのSPF50+の日やけ止めです。紫外線吸収剤フリー処方で肌に優しく、赤ちゃんの肌にも使えます。
処方にこだわり、約10年の研究を重ね「小さい子どもでも負担感のない使い心地」と「子どもの肌を紫外線から守る高い防御力」を両立した製品です。
ビオレUVキッズピュアミルクは保育士認定も獲得し、保育士の95%が「ママにすすめたい」と評価しています。
※2019年11月保育士バンク!調べ。保育士101名の製品に対する調査。「ぜひ勧めたい」「勧めたい」の計。
実際に保育園でのUVケアを導入してみて
実際に子どもたちへの日焼け対策を実施した園の声をご紹介します。
保育士さん
「ビオレ太陽の教室はどれも子どもの心をつかむコンテンツで、とても盛り上がりました!日常保育の延長として活動できます」
「子どもの日焼け対策の重要性はわかりつつ、園で日やけ止めを塗るのは難しいと思っていましたが、これなら取り入れられそうと思いました」
「マイボトルやぬりぬり体操を通して、子どもたちが進んで日やけ止めを塗る習慣を身につけてくれたら園での日焼け対策も実現、習慣化できそうです」
保護者の声
「時間のない登園前に日やけ止めを塗るのは大変です。保育園で習慣付けをサポートしてくれるのは嬉しいですね。おうちでも楽しく『ぬりぬり体操』を実践しています」
「ビオレ太陽の教室」で楽しく日焼け対策に取り組める!
保育園・幼稚園も保護者も、子どもの日焼け対策の重要性は理解していましたが、実際に日やけ止めを塗るのは難しい部分もあったようです。
でも、花王の「ビオレ太陽の教室」の取り組みで、子どもたちにも保育士さんたちにもわかりやすく日焼け対策を伝えることで、日やけ止めを塗るという行動につながります。
子どもが楽しく日焼け対策に取り組むことができる「ビオレ太陽の教室」をぜひ導入してみてはいかがでしょうか。