【2026年度】保育士試験の要点まとめ!2025年法改正のポイントと勉強の順番を徹底解説

2026年度の保育士試験合格に向けて、要点を徹底解説!試験日程・科目から、こども誰でも通園制度・育児介護休業法改正など2025年施行の法改正ポイント、筆記試験の勉強の順番・実技対策まで幅広く紹介。過去問の出題傾向も合わせて確認し、効率よく対策を進めましょう。

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この記事でわかること
  • 過去問分析:2025年に出題された「こども大綱」や「こども家庭センター」の傾向 ▼詳細
  • 法改正対策:2026年試験対策!「こども誰でも通園制度」と「育児休業法」を解説 ▼詳細
  • 合格の鍵は段階的な勉強法!科目別の優先度をチェック ▼詳細

目次

2026年度の保育士試験の概要

保育士になるためには、保育士資格の取得が必要です。

 国家試験である「保育士試験」は、筆記と実技の2つで構成されており、筆記試験に合格後、実技試験を受験できる仕組みです。 

試験日程 

保育士試験は、1年間の中で前期と後期の2回実施されます。

 一次試験では筆記試験が行われ、全科目合格すると二次試験の実技試験に進むという流れです。

2026年度の保育士試験は以下の日程で行われます。

【前期試験】

筆記試験:2026年4月18日(土)・19日(日)
実技試験:2026年6月28日(日)

【後期試験】

筆記試験:2026年10月24日(土)・25日(日)
実技試験:2026年12月13日(日)

※2026年2月18日時点の情報です。詳細は一般社団法人 全国保育士養成協議会の令和8年試験案内をご確認ください。

試験に向けて、筆記試験と実技試験の対策をしっかり進めていきましょう。

試験科目と合格点

試験科目の詳細と合格点について紹介します。

筆記試験科目

筆記試験は9科目から出題されます。

試験形式はマークシート方式となります。試験時間は1科目60分となりますが、例外として「教育原理」および「社会的養護」のみ、それぞれ30分となるので注意しましょう。

合格科目は3年間有効(一定条件で最長5年)です。なお、幼稚園教諭免許保持者・社会福祉士等は免除科目があります。

また、2024年後期試験から​各問題の正答数が問題文中に指示され、正答数と異なる数の解答をすると不正解になるため、注意が必要です。

合格点

筆記試験の合格点は100点満点中の6割(60点)です。「教育原理」および「社会的養護」はそれぞれ50点満点で、どちらも30点以上得点すれば合格になります。

実技試験科目

実技試験は、3分野の中から2分野を選択して試験を行ないます。

 <音楽に関する技術の課題曲>
うれしいひなまつり」(作詞:サトウハチロー 作曲:河村光陽)
山の音楽家」(訳詞:水田詩仙 ドイツ民謡)

「ピアノ」または「ギター」のどちらかを使用し、演奏しながら歌います。

<造形に関する技術の課題>
保育の一場面を絵画で表現する

当日提示された問題文と条件にあわせて、保育の一場面を表現します。音楽や言語と違い、当日でなければ課題内容はわかりません。試験時間は45分です。

<言語に関する技術の課題>
3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」を行うことをイメージし、以下の3つのお話のうち指定された1つの物語を話します。

ももたろう
3びきのこぶた
おむすびころりん

子どもが15人程度いることを想定して、一般的なあらすじを伝えるとともに3歳の子どもが楽しめるように工夫することが求められます。 

合格点

実技試験はどの分野も50点満点となります。6割とれば合格となるため、1分野で30点以上、2分野で合計60点以上得点する必要があります。

【2026年度試験で最重要】2025年度の法改正ポイント

2026年度の保育士試験では、2025年4月1日までに施行された法改正が出題対象です。

ここで紹介する内容は今回の試験で初めて本格的に問われる可能性が高いため、必ず押さえておきましょう。

こども誰でも通園制度の制度化(2025年4月〜)

「こども未来戦略」に基づき、子ども・子育て支援法の改正により新設されました。

  • 対象:就労の有無にかかわらず、0〜2歳の子ども
  • 内容:月一定時間(月10時間が基本)、保育所等を時間単位で利用できる「通園給付」
  • 目的:すべての子どもの育ちを支援し、保護者の孤立を防ぐ
  • 実施:2025年度制度化→2026年度から全市町村で本格実施

【試験対策ポイント】

「就労要件を問わない」「月10時間が基本」「子ども・子育て支援法に位置づけ」の3点をセットで覚えましょう。「こども未来戦略」とのつながりも問われやすいかもしれません。詳細はこちらをチェック!

子ども・子育て支援法等の改正(令和6年法律第47号)の段階的施行

  • 地域子育て相談機関の新設(こども家庭センターに付置)
  • 仕事・子育て両立支援事業の拡充

【試験対策ポイント】

「地域子育て相談機関」はこども家庭センターとセットで出題されることを考えて、勉強しておくとよいでしょう。詳細はこちらをチェック。

育児・介護休業法の改正(2025年4月施行)

「こども未来戦略」の柱のひとつである「共働き・共育ての推進」を実現するため、2024年5月に育児・介護休業法等の改正法が可決・成立し、2025年4月1日と10月1日に段階的に施行されました。

改正の目的は「男女ともに仕事と育児・介護を両立できる環境の整備」です。

子の看護休暇の対象:小学校就学前→小学校3年生修了まで拡大

「子の看護休暇」は名称が「子の看護等休暇」に変更され、以下の内容が拡充されました。

これまでの「小学校就学の始期に達するまで」から、「小学校第3学年修了まで(9歳に達する日以後の最初の3月31日まで)」に延長されました。

取得できる事由の拡大についても病気やケガ、予防接種・健康診断などに加え、感染症に伴う学級閉鎖等や入園(入学)式・卒園式などの行事への参」の場合も取得できるようになりました。

これまで労使協定により除外できた「勤続6カ月未満の労働者」の要件が廃止され、入社直後でも取得できるようになりました。詳細は子の看護等休暇をチェック。

育児時短就業給付の創設(時短勤務中の給付金)

育児時短就業給付は、2025年4月1日からの雇用保険法の改正によって新設された給付金です。

2歳未満の子どもがいる世帯が時短勤務を選択した場合に、減少する収入の一部を補填することを目的としており、1日の所定労働時間を6時間に短縮する「時短勤務制度」を利用した際に適用されます。詳細はこちらをチェック。

個別の周知・意向確認の義務化(2025年10月1日施行)

事業主は、労働者が妊娠・出産等を申し出た時と、子が3歳になるまでの適切な時期に、両立支援制度の内容を個別に周知し、利用の意向を確認することが義務化されました。詳細はこちらをチェック。

意向確認の方法は面談(オンライン可)または書面交付によって行う必要があります。

柔軟な働き方を実現するための措置の義務化(2025年10月1日施行)

3歳から小学校就学前の子を養育する労働者に対し、以下5つの中から2つ以上の措置を事業主が選択して講じることが義務化されました。

労働者は、事業主が講じた措置の中から1つを選択して利用することができます。詳細はこちらをチェック。

  • 始業時刻等の変更(フレックスタイム制・時差出勤など)
  • テレワーク等(月10日以上)
  • 保育施設の設置運営等
  • 養育両立支援休暇の付与(年10日以上)※以下記事で詳細確認
  • 短時間勤務制度

【試験対策ポイント】

保育士試験では「社会福祉」「子ども家庭福祉」「保育原理」での出題が想定されます。以下の数字・キーワードを押さえておきましょう。

項目 変更前 変更後(2025年〜)
子の看護休暇の対象年齢 小学校就学前まで 小学校3年生修了まで
休暇の名称 子の看護休暇 子の看護等休暇
取得事由(追加) 病気・けが・予防接種・健康診断 左記 + 学級閉鎖・入学式・卒園式
育児時短就業給付 なし 新設(2歳未満・時短勤務時)
勤続6カ月未満の除外要件 除外可 廃止(原則、即日取得可)

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保育士試験にも出題!2024年度の法改正のポイントや施策をチェック

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2025年度の保育士試験の概要がわかったところで、筆記試験に出題される可能性がある法改正の内容をチェックしてみましょう。

保育士の配置基準の見直し

​2024年度より、保育士の配置基準が76年ぶりに見直されました。

保育の質を向上させるための施策のひとつとして、長年の課題とされていた 「子ども一人ひとりへの丁寧な保育」を実現する目的があります。

クラス 変更前(~2023年度) 変更後(2024年度~)
3歳児 保育士1人あたり:子ども20人 保育士1人あたり:子ども15人
4・5歳児 保育士1人あたり:子ども30人 保育士1人あたり:子ども25人

保育士1人に対して保育をする子どもの人数が減ったことで、子どもの安全確保や保育士の負担軽減が期待されています。

詳細は、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(昭和二十三年厚生省令第六十三号)の「第五章 保育所(第三十二条―第三十六条の三)」 をご確認ください。

児童福祉法の改正

​2024年4月1日に施行された児童福祉法の改正により、子どもや家庭への支援体制が強化されました。主な改正ポイントは以下の通りです。​

こども家庭センターの設置

「子ども家庭総合支援拠点」や「子育て世代包括支援センター」を統合し、「こども家庭センター」が設置されました。

すべての妊産婦、子育て世帯、子どもに対して一体的な相談支援を行うことを目的としています。

里親支援センターの新設

児童福祉施設として「里親支援センター」が新設されました。里親やファミリーホームの支援を通じて家庭養育を推進し、里子が心身ともに健やかに成長できるよう支援することを目的としています。

医療型・福祉型児童発達支援センターの一元化

従来「福祉型」と「医療型」に分かれていた児童発達支援センターが一元化され、障がいの種類にかかわらず、身近な地域で必要な発達支援を受けられる体制が整えられました。

地域における子ども・子育て支援事業の充実


地域の子育て支援をより充実させるために、「子育て世帯訪問支援事業」「児童育成支援拠点事業」「親子関係形成支援事業」が新たに設置されました。

また、「子育て短期支援事業」や「一時預かり事業」の支援の対象や内容が拡充され、より多くの子育て家庭が利用しやすくなりました。

詳細は、こども家庭庁の「改正児童福祉法の施行等について」をご確認ください。

こども家庭庁の施策

続いて、保育試験に関連するこども家庭庁の施策について、チェックしてみましょう。

こども未来戦略

2023年12月に「こども未来戦略」が策定されました。主な目的は以下の通りです。

子育て世帯の経済的な支援の強化:出産育児一時金、児童手当の拡充など

すべてのこどもと子育て家庭への支援:産後ケア、こども誰でも通園制度など

共働き・共育ての応援:男性育休取得推進、時短勤務給付など

これらの施策を通じて、すべてのこどもと子育て世帯が安心して生活できる環境を整え、社会全体で子育てを支える仕組みの充実を目指しています。

詳細は、こども家庭庁の「こども未来戦略」ちらしをご確認ください。

こども大綱

​2023年12月に「こども大綱」が策定され、こども施策を総合的に推進する基本方針が示されました。こどもの権利の尊重やライフステージに応じた切れ目ない支援、貧困や格差の解消などを重点的に進め、「こどもまんなか社会」の実現を目指しています。

詳細は、こども家庭庁の「こども大綱」をご確認ください。

その他の保育士試験の出題に関する法律

先述の他にもさまざまな法律の改正・策定が行われているため、出題される可能性のあるものはチェックしておくとよいでしょう。

2025年度版のテキストをチェックすることが大切ですね。

【例】
2024年4月「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の改正

2024年4月「女性の再婚禁止期間を廃止」

2024年4月「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」の策定

【試験対策ポイント】

2024年度の法改正は、2026年度試験でも引き続き出題される重要テーマです。特に数字・機関名・キーワードの正確な暗記が問われやすいため、以下の表で確認しておきましょう。

項目 内容・試験対策ポイント
保育士の配置基準 変更前(20人・30人)と変更後(15人・25人)の数字、「76年ぶり」「0〜2歳は変更なし」をセットで暗記
こども家庭センター 統合前の2機関名+対象者+目的の三点セット。穴埋め問題が頻出
里親支援センター 「児童福祉施設として新設」という位置づけがポイント
児童発達支援センター一元化 「一元化(一体化)」「障がいの種類に関わらず」がキーワード

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    2025年度の過去問から見る出題傾向

    ここでは、最新の過去問分出題のポイントと、2026年度試験にも繋がる重要な対策をまとめて紹介します。

    【子ども家庭福祉】【教育原理】から出題

    • こども大綱(2023年12月閣議決定) は『子ども家庭福祉』の科目で出題されました。
    • 大綱の定義や「数値目標を定めていない」という特徴が問われています。

    • こども家庭センター(2024年4月施行) は『子ども家庭福祉』で出題されました。
    • 改正児童福祉法に基づく設置の努力義務や「包括的な相談支援」という役割が問われています。
    •  
    • こどもの居場所づくり指針(2023年12月) は『教育原理』で出題されました。
    • 閣議決定されたばかりの指針からの出題です。

    過去問から読み取れる出題傾向

    • 施行・閣議決定の直後に出題される
      こども大綱・こどもの居場所づくり指針
    • 「義務か努力義務か」が問われる
      こども家庭センターの設置(努力義務)
    • 数字・細かい定義の正誤が問われる
      こども大綱の「数値目標なし」など
    • 法律か指針かの区別が問われる
      こどもの居場所づくり指針(法律ではなく指針であること)

    2026年度の試験では、2025年施行の「こども誰でも通園制度」「育児・介護休業法改正」が同じパターンで出題される可能性が高いです。制度名・根拠法・数字・対象者をセットで押さえておきましょう。

    また、2024年度後期の筆記試験からは、5つの選択肢の中から3つ選ぶなど、複数の正答を選択する問題が出題されます

    従来の「1つ選ぶ」形式と異なり、曖昧な知識では得点できません。 各選択肢が「正しいか・誤りか」を一つひとつ判断できる力が必要です。過去問を解く際は答えを選ぶだけで終わらせず、選ばなかった選択肢も「なぜ誤りか」を確認する習慣をつけましょう。

    また、本番では問題文の「〇つ選びなさい」という指示を見落としやすいため、選択肢を読む前に必ず問題文全体を確認することが大切です。

    過去問はこちらからチェック

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    保育士試験の筆記試験対策:勉強の進め方

    ここからは、保育士試験対策として筆記試験の勉強の順番について、順番に沿って紹介します。

    STEP1.難易度を把握して科目別の優先順位を決める

    先述の通り、保育士試験は9科目あります。すべて6割以上の得点を取る必要があるため、合格が難しいと感じる方は多いでしょう。
     
    まずは、科目別の難易度を把握したうえで優先順位を決めましょう。ここで、二通りの方法を紹介します。

    1.自分の興味のある分野・ない分野に分けて優先順位を決める

    テキストや問題集などで出題範囲を確認して、自分の興味のある分野・ない分野に分けてみましょう。
     
    特に難易度が高いと言われているのは、「社会福祉」「社会的養護」「子どもの家庭福祉」などが挙げられますが、自身の得意・不得意によって難しいと感じる科目に違いがあるかもしれません。
     
    興味のある分野とない分野をセットにして毎日2分野ずつ取り組む」など順番を決めて計画を立てれば、見通しを考えて勉強を進めることができそうです。

    2.科目をグループ分けする

    9つの筆記試験科目は、以下のように近い分野をグループ分けすると学習がスムーズになるかもしれません。 

    (1)教育原理・保育原理・社会的養護→原理系
    (2)社会福祉・子ども家庭福祉→福祉系
    (3)保育の心理学・子どもの保健・子どもの食と栄養→子どもの心身発達系
    (4)保育実習論→保育施設・実践系 

    以上の4グループに分ければ、学習内容を整理して勉強することができそうです。なかには内容が重複していたり、横断的に学習したほうがわかりやすかったりするケースもあるので、自分なりにアレンジしてみましょう。

    STEP2.試験日から逆算して学習スケジュールを立てる

    試験日までの日数を把握して学習スケジュールを立てていきましょう。計画を立てることが苦手な方もいるかもしれませんが、いつまでにどの教科を勉強するべきかがわかれば、勉強の継続にもつながります。
     
    大まかな日程の目安でもよいので、科目ごとに計画を立てましょう。

    STEP3.インプット・アウトプットを繰り返す

     学習計画を立てたら、実際に勉強を始めましょう。分野ごとにテキストをしっかり読み込み、インプットすることが大切です。重要項目をまとめたテキストもあるため、活用するとよいでしょう。
     
    次に一問一答式の問題集などを解き進め、知識のアウトプットをします。ミスしても再度挑戦して正解するまで繰り返し解くことがポイントと言えますね。

    STEP4.得意科目と苦手科目を把握する

     
    勉強を進めていくうちに、自分が覚えやすい得意科目と、なかなか頭に入らない苦手科目が出てくることでしょう。頑張っていても問題が解けないと、不安な気持ちになりますよね。
     
    苦手科目は集中力が続かない場合もあるため、まずは10分、15分と短時間から取り組む時間を増やしていきましょう。問題数も3問、5問と少しずつ解く問題を増やしながら正解率を上げていけば、苦手意識が和らぐかもしれません。

    STEP5.本番を想定して過去問を解く

    最後に、試験当日を想定して過去問で実践練習をします。

    過去問の活用方法

    過去問を活用して解くことで、その時点での学習水準を把握しやすくなるでしょう。
     
    過去問のテキストには、内容にあわせて問題の意図や必要な情報が解説されていることがあります。解説を読み込めば、保育士試験の傾向をつかむことができそうです。
     
    ただし、テキストや問題集は必ず最新版を選びましょう。なかには、法改正の関係で出題範囲が変わりやすい科目があるようです。特に「社会福祉」「子ども家庭福祉」「保育原理」「教育原理」「社会的養護」の5科目は、出題範囲が変わりやすいと言われています。
     
    テキストや問題集選びに注意すると同時に、ニュースや新聞などをチェックして最新情報を集めておくようにしましょう。

    本番に向けた実践練習

    本試験では1科目60分、1日4〜5科目を受験します。まずは過去問を利用し、1科目60分間以内に解けるか時間を計りながら実践してみましょう。

    筆記試験科目の内容
    科目 出題内容 設問数 時間
    保育原理
      • ・保育の意義及び目的

      • ・保育に関する法令及び制度

      • ・保育所保育指針における保育の基本

      • ・保育の思想と歴史的変遷

      ・保育の現状と課題
    20問 60分
    教育原理
      • ・教育の意義、目的及び子ども家庭福祉等との関連性

      • ・教育の思想と歴史的変遷

      • ・教育の制度

      • ・教育の実践

      ・生涯学習社会における教育の現状と課題
    10問 30分
    社会的養護
      • ・現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷

      • ・社会的養護の基本

      • ・社会的養護の制度と実施体系

      • ・社会的養護の対象・形態・専門職

      ・社会的養護の現状と課題
    10問 30分
    子ども家庭福祉
      • ・現代社会における子ども家庭福祉の意義と歴史的変遷

      • ・子どもの人権擁護

      • ・子ども家庭福祉の制度と実施体系

      • ・子ども家庭福祉の現状と課題

      ・子ども家庭福祉の動向と展望
    20問 60分
    社会福祉
      • ・現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷

      • ・社会福祉の制度と実施体系

      • ・社会福祉における相談援助

      • ・社会福祉における利用者の保護に関わる仕組み

      ・社会福祉の動向と課題
    20問 60分
    保育の心理学
      • ・発達を捉える視点

      • ・子どもの発達過程

      ・子どもの学びと保育
    20問 60分
    子どもの保健
      • ・子どもの心身の健康と保健の意義

      • ・子どもの身体的発育・発達と保健

      • ・子どもの心身の健康状態とその把握

      ・子どもの疾病の予防及び適切な対応
    20問 60分
    子どもの食と栄養
      • ・子どもの健康と食生活の意義

      • ・栄養に関する基本的知識

      • ・子どもの発育・発達と食生活

      • ・食育の基本と内容

      • ・家庭や児童福祉施設における食事と栄養

      ・特別な配慮を要する子どもの食と栄養
    20問 60分
    保育実習理論
      • ・保育実習議論

      ・保育実習実技
    20問 60分

    ※2026年2月18日時点の情報です。詳細は一般社団法人 全国保育士養成協議会の保育士試験とはをご確認ください。

    マークシート方式に慣れることも大切です。自身の問題を解くスピードと時間を把握したところで、ペースを掴んでいきます。

    問題文をしっかり読み、指定された正答数を正しく選択し、回答する練習を繰り返すことが大切です。

    また、試験当日に向けて集中力を保つトレーニングも行いましょう。休憩を挟みながら、5科目続けて解くことができるよう実践練習をしておくとよいかもしれません。

    なお、筆記試験に向けた対策で不安がある方は、四谷学院の保育士講座の活用をご検討ください。

    2024年度の受講者の合格率は、71.7%と多くの方が保育士資格の取得に役立てています!時事問題対策も効率的に行なえますよ。

    実技試験対策向けに模範動画なども活用できるので、ぜひ一度資料請求などをしてみてくださいね。


    保育士試験の実技試験対策:勉強・練習の進め方

    筆記試験に合格すれば、次に実技試験に臨みます。課題の取り組み方について、順番に沿って見ていきましょう。

    STEP1.3分野から得意の科目を選択する

    保育士試験の実技は「音楽」「造形」「言語」の3つの分野です。試験内容に違いはありますが、分野ごとに難易度の差はあまりないようです。
     
    そのため、3分野のうち得意な科目を選択するとよいでしょう。
     
    得意な科目がよくわからないという方は「楽しく練習できるもの」「本番で緊張せずに取り組めそうなもの」などを基準にして選ぶとよいかもしれません。
     
    試験対策としてだけでなく、保育施設で子どもたちの前で実演する日を目指して、練習に励みましょう。

    STEP2.各科目対策方法を確認する

    次に各科目の対策方法を確認します。

    音楽

    音楽を選択し、ピアノ・ギターの中から使用する楽器を選んだら課題曲の練習を繰り返しましょう。
     
    上手に弾くことよりも、表現力を問われる試験となるようです。
     
    歌を歌うときは笑顔で恥ずかしがらずに大きな声で歌うことを意識するとよいでしょう。また、音楽教室などの中には、実技試験のレッスンを行う教室もあるようです。
     
    費用なども確認したうえで活用するとよさそうですね。

    造形

    造形の試験では、保育の状況を想定して、人物や情景を表現する必要があるでしょう。 

    言語や音楽の試験と違い、当日にならなければ課題内容はわかりません。

    試験の解答用紙は「A4サイズ・絵を描くスペースは縦横19cm」と決まっており、その枠の中に鉛筆や色鉛筆で描いていきます。子どもの様子などを描くことを想定して、絵本や写真などを参考に練習しておくとよさそうです。
     
    試験時間は45分と設定されているため、普段から時間内に描き終えるように意識しましょう。

    言語

    言語の試験では、目の前に子どもたちがいることをイメージして、課題について3分間話す必要があります。試験当日に3つの課題の中から指定された物語を話す必要があるため、課題を確認したらそれぞれの絵本を一度読みましょう。 

    物語のあらすじを順番にまとめて、3分間の中で語りかける練習をします。

    「表情を豊かにする」「声色を変える」など子どもたちが興味・関心を持てるよう、適切な身振りや手振りを加えることを意識してみましょう

    STEP3.試験本番を想定して練習する

    実技試験の本番に向けて、友人や家族の前で実演してみましょう。当日は緊張して声が出なくなったり、やり方を忘れてしまったりと想定外のことが起こるかもしれません。
     
    緊張感の中で自分の力を発揮できるよう、実践練習を繰り返すことが大切です。

    保育士試験に合格するためのポイント


    最後に保育士試験に合格するためのポイントを紹介します。

    達成可能な目標を立て効率的に勉強する 

    すべてを完璧に覚えようとすると、プレッシャーを感じて勉強が進まないこともあるでしょう。効率的な学習を考え、いつまでにどの科目を学習するか、スケジュールを立てることが大切です。

    その際、最初からハードルの高い目標を設定するのではなく、「〇日までに1科目インプットする」といった短期的な目標を決めてみましょう
     
    それをコツコツと達成していくことで、モチベーションの維持にもつながるかもしれません。

    精神的に安定する方法を考える

    勉強を進めていく中で精神的に不安定になることもあるかもしれません。その際は運動したり、友人と食事したりと、休息をとることも大切です。
     
    特に睡眠時間が不足すると体調を崩しやすくなるため、生活リズムが乱れないように注意しましょう。
     
    また、合格へのプレッシャーを感じて、なかなか勉強に集中できないこともあるかもしれません。その際は、「なぜ保育士になりたいのか」あらためて考えてみましょう。
     
    「子どもが好きだから」「子どもと接していると楽しいから」などさまざまな理由が挙げられるのではないでしょうか。
     
    保育士試験の内容は、すべて保育士が子どもの育ちを支えるために必要となる学習です。
     
    勉強がうまくいかずに落ち込んだときも、今の努力が保育士になったときに役立つことを思い出し、前向きに取り組んでいきましょう。
     

    法改正に関するよくある質問

    法改正の学習について、よくある疑問をまとめました。

    Q. 2025年版(去年)のテキストでも勉強できますか?

    A. おすすめしません。必ず「2026年版」以降を購入しましょう。

    2025年版には「こども誰でも通園制度」や「育児時短就業給付」などの重要な新制度が詳しく掲載されていない可能性が高いため、失点のリスクがあります。

    Q. 施行日(いつから始まったか)も覚える必要がありますか?

    A. はい、主要なものは覚えておきましょう。

    特に「2025年4月1日」施行のものは出題される可能性があります。また、経過措置(段階的に施行されるもの)は、いつから完全実施になるかもポイントです。

    Q. 「こども家庭庁」関連はどの科目で出ますか?

    A. 主に「子ども家庭福祉」と「社会福祉」です。

    ただし、「保育原理」でも施策の流れとして問われることがあるため、科目を超えて横断的に学習しておくことが大切です。

    Q. 法律の条文は丸暗記しなければいけませんか?

    A. 一言一句の丸暗記までは不要ですが、キーワードは押さえましょう。

    「穴埋め問題」で問われやすい語句(例:「こどもまんなか」「包括的な支援」など)を中心に覚えるのが効率的です。

    2025年度の法改正や要点を抑えて合格を目指そう

    筆記試験科目によっては難易度が高く、覚えることも多いため、勉強方法に悩むこともあるかもしれません。

    まずは2025年度の法改正のポイントを確認し、最新の情報をチェックしたうえで学習することが大切です。

    また、自分にあった学習計画を立てるとともに、過去問を活用しながらインプットとアウトプットを繰り返し行い、しっかりと準備を整えましょう。

    なお、効率的に勉強を進めたい場合は、四谷学院の保育士講座を活用するのもひとつの方法。

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