人事面談では来年度も続ける意思を示したものの、12月に入り「やっぱり転職したい」と考えている保育士さんもいるでしょう。12月は多くの園が採用に力を入れている時期であるため、今から動き出せばよい求人との出会いがあるかもしれません。今回は、12月に転職を始めるべき保育士さんの特徴やスケジュール例をまとめました。
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■目次
12月が保育士の転職にベストな理由
クリスマス会や生活発表会などを控える12月は、保育士さんにとって1年のなかでも忙しい時期でしょう。
「思ったよりボーナスがもらえなかった」「年末年始にしっかり休みたい」など、待遇面や働き方に不満を覚え、12月に転職活動を始める保育士さんもいるようです。
以下の厚生労働省の資料を見てみると、12月は求人件数、保育士の有効求人倍率がともに1年で最も高い時期であることがわかります。
出典：保育士の有効求人倍率の推移（全国）/厚生労働省から抜粋
求人数が多くかつ有効求人倍率が高いということは、保育園側の採用ニーズが最も高まっている時期と考えられるでしょう。
採用に積極的な園が多い12月に転職活動を始めれば、選考通過や内定獲得がしやすいかもしれません。
こういった理由から、12月は保育士さんが転職活動をスタートさせるのにぴったりな時期と言われています！
12月に転職活動を始めるべき保育士の特徴
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ここでは、12月に転職活動を始めるとよい保育士さんの特徴をまとめました。
一つでも当てはまった方は、今すぐに転職に向けて動き始めましょう！
転職活動にまとまった時間を使いたい方
転職活動の時間をしっかりと確保したい保育士さんは、12月に始めるとよいでしょう。
年末年始は多くの保育園が閉園している時期ですよね。
平均して5～6日程度の休みがもらえるケースが多いようなので、休暇の間に情報収集や履歴書の準備などを進められるでしょう。
特に仕事を続けながら転職活動をする保育士さんはまとまった時間を取りづらいため、年末年始の時期を有効的に使うとよいですね。
冬のボーナスをもらって転職したい方
一般的に12月は冬のボーナスの支給時期。
「退職するならボーナスをもらってから！」という方は、12月から転職活動をスタートするとよいでしょう。
また、転職を検討していなかった保育士さんでも、「ボーナスが思ったよりも少なかった…」など不満を抱いた場合は、このタイミングで新しい園への転職を検討してみるのもよいですね。
スムーズに選考を進めたい方
先ほども説明したように、12月は求人数が増えるとともに園が採用に一層力を入れている時期。
新年度入職に向けたものだけでなく、即戦力としての求人が急募で出ていることもあるため、場合によっては書類や面接などの選考がスピーディーに進む可能性もあるでしょう。
特にスピード感をもって早めに転職先を決めたい保育士さんは、12月に動き出すのがおすすめです。
12月からの転職活動を有利に進めるには？
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では、12月からの転職活動を有利に進め、周りと差をつけるにはどうすればよいのでしょうか？
入職時期を決めてスケジュールを組もう
一般的に転職活動には3カ月程度かかると言われています。
つまり、12月の上旬から転職活動をスタートした保育士さんが入職できるのはだいたい2月～3月頃。
3カ月以内で転職する場合と、半年以上の場合では転職活動の進め方が変わるため、希望の入職時期を明確にしてから一つひとつの準備を進めていきましょう。
転職エージェントの力を借りよう
効率的、かつスピーディーに転職先を決めたい保育士さんは、エージェントを利用してみましょう。
保育士専門の転職エージェントを利用すれば、希望に合った求人を紹介してもらえるだけでなく、保育業界ならではの志望動機の書き方や面接での受け答えについてアドバイスをもらえます。
また、サイトには掲載されていない好条件の非公開求人を案内してもらえるのもメリットの一つ。今の職場よりもよい環境で働きたい保育士さんは活用してみてくださいね！
12月から転職活動を始めた場合のスケジュール例
続いて、12月から転職活動をスタートする場合、どのようなスケジュールで進めるとよいのでしょうか。入職時期を3つのパターンにわけてスケジュール例をまとめてみました。
3カ月以内に入職する場合
12月に転職活動を始め、3カ月以内とスピーディーに転職先を決めたい保育士さんは、以下のスケジュール例を参考に計画を立ててみましょう。
履歴書や面接などの選考にはたいてい1カ月程度かかるため、求人の検索や選考対策に割ける時間は少なくなりがちでしょう。
情報収集などと並行しながら自己分析や面接対策などを進めていくとよさそうですね。
3カ月～半年以内に入職する場合
12月に転職活動を始め、3カ月〜半年以内を目途に入職したい保育士さんは、以下のスケジュール例を参考に計画を立ててみましょう。
半年以内の転職では、余裕を持って情報収集や選考対策に時間を充てることが可能です。
いろいろな園の求人を集めて比較する時間もあるため、じっくりと自分に合う園を見極めてみましょう。
来年度の4月入職を検討している保育士さんは、上の図よりもややタイトなスケジュールになるため、効率的に園探しや情報収集をするのがポイントですよ。
半年～1年以内に入職する場合
12月から動き始め、半年～1年以内と長いスパンで転職活動を行う保育士さんは、以下のスケジュール例を参考に自分に合った計画を立ててみましょう。
1年以内の転職では、情報収集に多くの時間を使うようにしましょう。
新しい園で満足して働くためには、自分に合う園を見つけることが重要になります。
園のホームページを調べるのはもちろん、転職フェアに参加したり園見学に参加したりして、求人だけではわからない園の雰囲気も確かめておくことが大切です。
12月からの転職活動で注意したいポイント
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最後に、12月に転職活動を始める保育士さんが気をつけるべきポイントをまとめました。
退職の意向は年内に伝えるのが吉
保育業界では、退職の意思は3カ月前までに伝えておくとよいと言われています。
1月や2月に入ると秋の意向調査の結果をもとに次年度の人事が決定する可能性があるため、できれば年内に退職の意向を伝えておくとよいでしょう。
4月入職に向けて3月末で退職する保育士さんにとっては、12月中がベストタイミングと言えますね。
年末年始は応募先と連絡がつかない可能性が
年末年始はほとんどの保育園が休園するため、選考が進まなかったり連絡がつかなかったりする場合があるため注意が必要です。
なかには「面接の日程調整が面倒…」「早く選考結果を知りたいけど言いづらい」といった保育士さんもいるでしょう。
エージェントに仲介してもらえば面倒なやり取りを代行してもらえるため、スムーズに選考を進めたい保育士さんは利用を検討してみてくださいね。
入職時期によっては夏のボーナスがもらえないことも
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一般的に夏のボーナスの査定期間は前年度の10月〜3月とされています。
そのため4月以降に転職した場合、基本的に7月のボーナス支給はないと思っておくとよいでしょう。
ただし、なかには寸志として少額支払う園もあるようなので、求人票を確認してみるとよいですね。
年末調整の対応は不要だが、必要に応じて確定申告を
保育園は11月下旬から12月中旬にかけて年末調整を行います。
このタイミングで在職していれば、基本的に個人での確定申告は不要です。
また、園から受け取った源泉徴収票を転職先に提出すれば、翌年に新しい職場で年末調整をしてもらえるため、同様に確定申告をする必要はありません。
しかし、副業をしている保育士さんで副業での収入が20万円以上ある場合は確定申告の手続きが必要になるため覚えておきましょう。
保育士の転職活動は12月からでも遅くない！
12月は保育園が採用に力を入れている時期。それに伴って多くの保育士さんが転職活動を進めています。
12月は新年度まで約4カ月の期間があるため、今から動き出せばまだ遅いことはありません。
計画的なスケジュールを組むのはもちろん、スピーディーに転職先を決めるにはエージェントの利用がおすすめです。
- 今からの転職活動でも間に合う？
- 意向調査では来年も続けるって答えたけどやっぱり辞めたい…
などのお悩みをお持ちの保育士さんは、一度私たち保育士バンク！にご相談ください。
「今すぐじゃないけど転職を検討している」「ほかの職場を見てみたい」など、現在転職が決まっていない方も大歓迎です。
あなたの理想が叶う職場をいっしょに見つけていきましょう！
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