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■目次
シングルマザーで保育士は年収・体力的にきつい?
残業が多い、年収が低い、体力的にきつい…このようなデメリットが話題に挙がりがちな保育士。
しかし近年は、業務負担を減らそうと取り組む園も増え、働きやすい環境の中でバランスよく働いている人も多くいるようです。
仕事と子育ての両立を考える際、保育士という仕事に躊躇してしまうシングルマザーの方もいるのではないでしょうか。
シングルマザーだからこそ求める条件もあるでしょう。まずは、保育士として働くことに悩む要因を見ていきます。
シングルマザーで保育士になる場合の不安要素
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まずは、シングルマザーで保育士になる場合の不安要素を見ていきましょう。
残業が多い
保育士さん
保育士として頑張りたいけれど、以前働いていた際に残業が多かったので復職を躊躇しています。定時で帰ることができる仕事を選んだ方がよいか悩んでいます。
保育士さんは、残業が多いというイメージがあるのではないでしょうか。
シングルマザーの場合、お子さんの送迎や家事の負担が大きいことが多いため、勤務時間が決まっており残業がない仕事が望ましいのかもしれませんね。
年収が低い
保育士さん
体力的・精神的にもきつい仕事なのに、給料が低いのは納得がいきません。保育士資格を活かして働きたいけれど、給与が高い別の仕事に転職しようか悩んでいます。
生活のことを考えると、年収の高い別の仕事に転職しようと考える人も少なくないのかもしれません。
責任が重い中、給与が見合わないと不安になりますよね。
休みや早退の対応が難しい
保育士さん
以前、人手不足の保育園で働いていました。子どもの体調不良などで早退したくても、代わりの職員が見つからずに帰れないことがありました。休みや早退が相談しやすい園なら働いてみたいけれど、子育てと保育士の仕事の両立は難しいかもしれません。
保育では、子どもと保育士の人数配置基準があります。たとえば、0歳児3名に対して保育士は1人必要です。
お子様の体調不良などがあった場合、早退することに対して他の職員に気を遣ったり、休みづらかったりする人もいるのかもしれません。
心置きなくお休みが取れ、全員で協力できる職場が望ましいですね。
子育てママが働きやすい園を知りたい>
シングルマザーが保育士になるメリットとは
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保育士になるのはやっぱり大変?と思われたかもしれません。しかし、シングルマザーの方が保育士になるのにはメリットもあるようです。
保護者の気持ちに寄り添える
保育園に通われているご家庭の多くは、就労しながら子育てをされています。
同じように働きながら子育てをしているため、理解できる部分が多いのではないでしょうか。
保育園に通うお母さん達の、強い味方となりそうですね。
働き方の選択肢が多い
正社員やパート職員などはもちろん、時短勤務、早番や遅番などの時間固定勤務など、家庭の事情を配慮して柔軟な対応をしてくれる保育園もあるようです。
自身の生活を軸に、必要な働き方はどういったものなのかを考えるとよいかもしれません。
平均年収よりも高いかもしれない
厚生労働省が発表した2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況によると、母子世帯の平均年収は約306万円とされています。
それに対して、保育士の男女に統計を取った現金支給額は約404万円です。
母子世帯の年収ではありませんが、正社員の保育士として働くのならば大きく差がでることはないでしょう。
給料は職場によって大きく異なるため、転職活動中の職場選びが大切となります。
シングルマザーで保育士への転職する際に大切なこと
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シングルマザーの方の中には、保育士に限らず正社員として働くことを希望しない人も多いようです。
労働時間が長いわりには低収入、休みやシフト調節が難しいなどの理由以外にも、資格や能力的要因を理由とする声が聞かれます。
しかし保育士資格がある場合、能力的な心配をする必要はないでしょう。
条件の選択肢が広がる分、ご自身が働きやすい職場選びが大切となってきます。
年収や残業時間、有給取得率など、さまざまな条件を徹底的にリサーチして転職活動を進めていけるとよいですね。
求人探し、職場見学、面接、入職準備など、1人で全てを行なうことは大変かもしれません。
そのような場合は、ハローワークや転職エージェントに相談するとよいでしょう。
1人で抱え込むのではなく、人に頼りながら進めることも、前向きな転職につながる大きな要素のひとつです。
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出典:2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況/厚生労働省
出典:令和4年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定)/政府統計の総合窓口(e-Stat)
出典:第一部シングルマザーの就業戦略/労働政策研究・研修機構
シングルマザーで保育士になることが不安な人へ
保育士資格を活かした転職活動で、働き方の選択肢が広がり仕事と子育ての両立がしやすい職場が見つかるかもしれないですね。
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ご家庭の事情や希望条件なども心置きなくお話しください。