「仕事が早い人になりたい」「もっと効率的に業務を進めたい」と悩む保育士さんはいませんか。仕事が多すぎて大変と思いながらも、周りに仕事ができる方がいると「なぜ自分はできないのだろう」と不安になることもありますよね。今回は仕事が早い人の5つの特徴と性格を徹底解説!保育士さんが効率的に業務をこなす方法をまとめました。
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■目次
保育士って大変…仕事が早い人がうらやましい
子どものお世話や保護者対応、書類作成など多様な仕事をこなす保育士さん。
「業務がなかなか上手く進まずに毎日クタクタ…」という方もいるでしょう。
中には経験を重ねても上手く立ち回れずに自信をなくすことも。
同僚や先輩保育士さんに仕事が早い人がいると「自分はなぜあんな風にできないんだろう」と落ち込んでしまいますよね。
ただ、仕事が遅いからといって自分を責めたりしなくても大丈夫!他の人の仕事の仕方を真似したり業務の手順を変えたりすることで、効率的に進める方法がありそうです。
そもそも保育士さんで仕事が早い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
自分に自信を持って働くためにも仕事が早い人との違いや共通点を知り、現場で活かしていきましょう。
保育士で仕事が早い人の特徴や性格【5選】
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保育士で仕事が早い人の5つの特徴や性格を紹介します。
①こだわりすぎない
まず、業務のやり方や進め方に「こだわりが強すぎない」というのは仕事の早い人の特徴といえそうです。
仕事をこなす中で完璧を目指していると作業に時間がかかるものです。
中にはひとつのことに集中して周りが見えなくなってしまう方もいるでしょう。
ただ、保育士は子どもが急に泣き出したり、ケガをしてしまったりと臨機応変な対応が求められる仕事です。自身の保育観や子どもへの接し方にこだわりをもつことも大切ですが、次から次へと舞い込む業務に柔軟に対応できる方は仕事が捗りますよね。
また、「自分の考えが正しい」という想いが強すぎると他の職員との軋轢が生じて仕事が進まないことも…。
先輩保育士さんや同僚からのアドバイスを素直に受け入れて経験を積み重ねる方もまた、周囲と協力しながら効率的に業務をこなすことができそうです。
②同時に多くの業務をこなせる
同時に複数の業務をテキパキとこなせる方もいるでしょう。
多くの仕事を抱えていても「今どんな作業が必要か」「どんな風に他の職員と連携を取ればよいのか」などと頭の中でしっかり考えたうえで、見通しを立てて進められる方は仕事が早いですよね。
③仕事の優先順位を決めて取り組める
保育士さんは指導案や日案、お便りなど書類作業が多い仕事です。
中には毎日提出期限に追われているという方もいるかもしれません。
仕事が早い人は、たくさんの書類業務があったとしても優先順位をしっかり決めているため、スピーディーに取り組めるでしょう。計画的にサクサク進められるので、期限を守って仕事をこなすことができそうです。
④判断力が優れている
保育活動中にやることが多すぎて何から手をつければよいのかわからない方もいるかもしれません。
そんなときも混乱せずに対応できる判断力が優れている保育士さんは、仕事を効率的に進めることができるでしょう。
例えば、保護者対応の問題が生じたときに優柔不断ですぐに行動できなければ、対応が遅くなりさらなるトラブルを招くケースも。
そんな時にすぐに的確な判断を下し、行動に移せる人は周囲から頼りになる存在として役職を任されることもありそうですね。
⑤自分の長所・短所を把握している
自分を客観的に見てよいところや悪いところをしっかり把握しているというのも、仕事が早い人の共通点のひとつ。
そういった方は自分のよいところを見つめつつ、悪いところは改善しようと努力するでしょう。
「私は忘れっぽい性格だから次の日の業務をメモしておこう」など、自分の性格にあわせて仕事のやり方を工夫する方は、スムーズに業務をこなせそうです。
保育士で仕事が早い人になる方法
仕事が早い人の特徴や性格がわかったところで、仕事を効率的にこなす方法を紹介します。
自己分析を行う
まずは自分がどんな人なのか自己分析を行ってみましょう。
保育現場での行動や言動を書き出して、客観的に自身の性格を見つめ直してみるとよいですね。
その後、自分の長所や短所をまとめて「効率的に仕事をこなすためにはどんな努力が必要なのか」考えてみるとよさそうです。
ときには「この仕事だけは時間をかけたい」「譲れない」という事柄もあるかもしれません。その際は他の仕事で効率的に行えるものがないかピックアップして、調整することも大切ですね。
仕事のやり方を自分で考える習慣をつける
「なぜいつもこの業務に時間がかかっているのだろう…」と悩みつつも、問題と向き合わずに業務をこなす方もいるでしょう。
そんな時は一度立ち止まり、仕事のやり方を見直すことが大切です。
一つひとつの業務時間や仕事内容を洗い出し、なぜ時間がかかっているのか深堀りする習慣をつけましょう。
例えば「製作準備にいつも1時間以上かかってしまう」といった問題点を見つけたら、いくつかシンプルな工程の製作を織り交ぜれば、作業時間の短縮につながるかもしれません。
保育の質を保ちつつ、スピーディーに行う方法を考えてみるとよいですね。
スケジュール管理を徹底する
仕事の早い人は自分が今何をすべきか見通しを立てて取り組んでいます。
業務のスケジュール管理を徹底して効率的に仕事をこなしていきましょう。
スケジュール帳やカレンダーで管理する方法もあれば、スマートフォンのアプリを活用する方法もあります。各業務のタイムリミットを意識して、優先順位を決めて計画を立てるとよいですね。
仕事の早さは「環境」が影響していることも
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「仕事が遅い」「なかなかスムーズに進まない」というのは、必ずしも自分だけのせいだけだと思わないことも大切です。
保育士は基本的に多くの業務を任せられるもの。
子どもたちの命を預かるという責任のある仕事をこなしながら、他の業務をするのは大変ですよね。
そんな中、現場が人手不足だったり過度な業務を任され続けたりなど、環境が原因で仕事が終わらないこともあるでしょう。
そんなときは保育士資格を活かせる新しい環境へ転職するのもひとつの手段。
「残業時間ゼロを実現する園」や「書類仕事が少ない園」など、転職して自分らしく働ける方法を見つけていきましょう。
ただ「実際に入職してみないと仕事量がわからない」「今の園とそんなに違いはないのかも」と不安になることもありますよね。
そんな時は園の内情に詳しい転職エージェントを活用してみませんか?
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仕事が早い人になりたい保育士さんは業務の効率化を目指そう
仕事が遅いとコンプレックスを抱える保育士さんは人と比べて「仕事が早い人がうらやましい」と思ってしまいますよね。
尊敬する方がいればその人との違いや共通点を客観的に見てみるとよいかもしれません。
仕事のやり方を見直して自信を持って働く方法を考えてみましょう。
なお「業務量が多すぎて辛い」「持ち帰り残業でへとへと…」など悩みを抱えている方は保育士バンク!にご相談くださいね。
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