乳児期の子どもにとって、離乳食は初めて口にする食事です。栄養を摂取するという目的だけでなく、離乳食を通して食への興味や意欲を高めることが期待できるでしょう。しかし、適切な離乳食指導を行なうためには、専門的な知識やスキルが必要です。そこで今回は、保育士として取得を目指したい離乳食に関わる資格を紹介します。
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目次
離乳食指導は保育士業務のひとつ
保育士さんは、保育園に通う乳幼児期の子どもの離乳食指導を行なう業務も担っています。
子どもの成長に伴い、母乳や育児用ミルクだけでは補えなくなるエネルギーや栄養素などを取り入れるために離乳食への移行が必要となるため、子どもの様子を見ながら、個別に対応をします。
保護者から子どもの離乳食の進め方について相談を受けることもあるでしょう。
子どもの豊かな成長のためには、正しい知識のもと、適切な指導を行なうことが求められます。
まずは、保育士さんが離乳食指導を行なうことの重要性を知っておきましょう。
【保育士の離乳食指導】重要性
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保育園における離乳食指導が、子どもの成長や発達に与える影響についてまとめました。
食生活の基盤を形成する
離乳食には、母乳や育児用ミルクから離乳食へ移行しながら栄養を補うというねらい以外に、正しい食事の仕方について基礎練習を行なうという目的もあります。
子どもは離乳食を通して、食生活の基盤を作り上げていきます。
子どもは食事をする一連の動作を通して、「食べ物は口に運ぶもの」といったことなどを認識していくのです。
離乳食の正しい食べ方が身につかずおろそかになると、食べ物を丸のみしたり飲み込めなかったりといったことが起こるかもしれません。
子どもが食べ物を喉に詰まらせないためにも、子どもの口の中が空になってから次の一口を味わえるよう、ゆったりとしたペースで離乳食を進めることも大切です。
食習慣や食への興味を育む
生後5~6カ月くらいになると、いろいろな食べ物に興味を示す子どももいるでしょう。
例えば、大人が味わっている食事を見つめたり、手でつかんだものをなんでも口に運んだりすることもあるかもしれません。
保育園では、友だちといっしょに離乳食を味わうことで、食に対して関心を持つきっかけになることも期待できそうです。
食べ物を一口でも口にできた時には保育士さんが大きなリアクションで褒めるなど、食への意欲を高められるよう積極的に声掛けしてみましょう。
アレルギー予防につながることが期待できる
離乳食のスタート時期は、食物アレルギーの有無について気を配りながら慎重に進める必要があります。
近年では、離乳食の時期に子どもにいろいろな食材を早めに味わわせるほうが、食物アレルギーを発症しにくいともいわれています。
保護者とも連携し、子どもの様子をみながら、さまざまな食べ物を少量から進めてみるとよいかもしれません。
このように離乳食指導は、子どもにとって今後の食生活に関わる大切な業務のひとつです。
離乳食に関する正しい知識を得ることで、保育士として子どもの食についてより適切なサポートを行なえるようになるでしょう。
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【保育士の離乳食指導】現場で役立つ資格
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ここでは、保育士さんが離乳食指導を進めるにあたって、保育現場で活かせる資格をまとめました。
ベビーフードコンサルタント
内容
ベビーフードコンサルタントは、乳幼児の発達段階に合った食事や、正しい食事の進め方の知識を得られる資格です。
取得方法
自宅にいながら資格取得が目指せる資格です。
通信講座を受講し、試験も自宅で受けることができます。
メリット
ベビーフードコンサルタントの資格を得れば、子どもが豊かな食生活を送ることができるように指導するスキルが身につくでしょう。
また、子どもとの食事の時間は、子どもとゆっくり向き合える時間だということを再認識できるかもしれません。保育士として離乳食指導を進めながら、子どもと信頼関係を育む大切な時間であるということを意識できるようになるでしょう。
ベビーフードインストラクター
内容
ベビーフードインストラクターは、子どもの成長段階に合わせた乳児食や幼児食の知識が得られるだけではなく、春夏秋冬それぞれの季節に合わせて子どもが味わえる行事食の作り方について学べる資格です。
健康に必要不可欠なエネルギーとなる、緑黄赤の三色の栄養素を取り入れた献立を考案するスキルも身に付きます。
取得方法
自宅にいながら資格取得が目指せる資格です。
通信講座を受講し、試験も自宅で受けることができます。
メリット
ベビーフードインストラクターの資格を取得することで、それぞれの食材が持つ栄養素について理解が深まるでしょう。
子どもの食事について悩んでいる保護者に対して、子どもが苦手とする食べ物と同様の栄養素を補える調理法を提案するなど、保育士として幅広い知識を活かしながらサポートできるかもしれません。
離乳食・幼児食コーディネーター
内容
離乳食・幼児食コーディネーターは、乳幼児の食と身体発達についての正しい知識を得ることができ、乳幼児の発達段階に合わせた栄養バランスのよい食事を効率よく作ることについて学べる資格です。
取得方法
自宅にいながら資格取得が目指せる資格です。
通信講座を受講し、試験も自宅で受けることができます。
メリット
離乳食・幼児食コーディネーターの資格を取得すると、離乳食や幼児食の調理法や子どもへの食べさせ方、アレルギーについてなど、保育現場でも活かせるさまざまなスキルが向上するでしょう。
子どもの食の悩みを持つ保護者に対しても、保育士として問題解消に向けた正しいアドバイスができるようになることが期待できます。
乳幼児食指導士
内容
乳幼児食指導士は、0~6歳までの乳幼児に向けた食事作りの基礎から実践までを学べる資格です。
また、乳幼児期にかかりやすい病気の際の食事の与え方や、食物アレルギーの食事による対症療法などの知識も身につきます。
取得方法
自宅にいながら資格取得が目指せる資格です。
通信講座を受講し、試験も自宅で受けることができます。
メリット
乳幼児食指導士の資格を得ることで、保育士として子どもに離乳食指導をする際、自立を促す適切な指導が行なえるようになるでしょう。
子どもの成長に大切な食生活についての幅広い知識を習得することができるので、子どもの食に関わる保護者の悩みにも親身に対応できそうです。
栄養士
内容
栄養士は国家資格であり、正しい食生活に向けた栄養バランスについて伝えたり栄養管理を行なったりしながら、食についてサポートする専門職です。
主に健康な人を対象に、給食の運営や食事の指導を行います。
取得方法
高校卒業後に栄養士養成課程のある大学や短期大学、専門学校などを、所定の単位を取得して卒業することで、都道府県知事より免許を受けます。
なお、夜間学校や通信制の学校は認可されていないため、仕事をしながら学校へ通うことは厳しいかもしれません。
メリット
栄養士の資格を得ることにより、栄養学全般に関する知識が深まることでしょう。
子どもへの離乳食指導だけでなく、給食やおやつの献立を作成するなど、幅広い業務に役立つことが期待できます。
これまで挙げた資格以外にも、調理技術検定や食育指導員資格など、保育士として離乳食指導に活かせる検定や資格は複数存在します。
離乳食に対する知識が深まれば、保育園だけではなく、子どもに関わるあらゆる現場で活かせるでしょう。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録【保育士の離乳食指導】資格取得に向けたステップ
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保育士さんが離乳食指導に活かせる資格を取得する際には、以下のことを心に留めるとよいでしょう。
興味が持てる資格を選ぶ
講座の内容が難しそうだと感じたり、あまり興味が持てなかったりする資格を無理に目指す必要はないでしょう。
離乳食指導に活かせる資格はいろいろあるので、楽しみながらスキルを磨くことができるとよいですよね。それぞれの特色を知ったうえで学んでみたいと思える資格に注目してみましょう。
自分に合った取得方法を検討する
保育士として働きながら資格を得るのは、至難の業かもしれません。
資格取得に重きを置きすぎて、保育士としての仕事に支障をきたすことがないようにしましょう。
資格によっては自由な時間に学べる通信講座や、在宅で参加できるセミナーなどもあるようです。自分に無理のない範囲で資格取得を目指せるとよいですね。
学び方の計画を立てる
資格取得に向けて、小さな目標を掲げて達成を続けることで、モチベーションをキープできそうです。
試験が近づいてきてから切羽詰まって無理に詰め込むことのないように、余裕を持って計画を立ててみましょう。
あらかじめ、1カ月、1週間、1日と、それぞれの学習量を算出しておくとよいかもしれません。
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