保育士からオフィスワークやサービス業など異業種への転職を目指す際に、最初にぶつかりやすいのが職務経歴書の書き方かもしれません。本記事では履歴書のテンプレート、保育士経験やスキルを転職の強みに置き換えて伝える職種・業種別の変換例、採用担当者の目にとまる自己PRの例文など、すぐに役立つヒントを紹介します。また異業種転職で気になる疑問にもQ&A形式で回答します。
buritora / stock.adobe.com
保育士から異業種転職がかなう職務経歴書とは
保育士としての経験を活かして、異業種に転職したいと考える保育士さんにとっては、未経験の業種への転職に不安になってしまうことがあるでしょう。
転職先の選択肢を広げるためには、これまでの保育士経験を職務経歴書でどのようにアピールするかがポイントといえます。
職務経歴書(手書き用)ダウンロード職務経歴書(PC入力用)ダウンロード
職務経歴書で伝えられること
職務経歴書には「保育士としてどんな業務をしていたか」だけを書くのでは、特に異業種の採用担当者には伝わりづらいこともあるでしょう。
まずは、業務を通した以下のような内容を自分なりにまとめてみると、職務経歴書の内容がスムーズに決まりそうです。
- どんな場面で力を発揮していたか
- どうやって行動していたか
- 周囲からどんな評価を得ていたか
上記の内容から、自分の人柄や働く姿勢が伝わる内容を盛り込んでいきましょう。
たとえば「クラス担任を任され、園児〇名の生活のサポートをしていた」「保護者対応や行事の企画進行を担当」など、できるだけ具体的に書くことで、読む側にも経験したことが伝わりやすくなります。
異業種への転職でも、「この人なら信頼できそう」「安心して仕事をまかせられそう」と感じてもらえる職務経歴書にできるとよいでしょう。
採用担当の評価ポイントを押さえる
保育士から異業種へ転職する際に、職務経歴書などの書類で採用担当者が重視するのは「保育士としての実務経験が異業種でどう活かせるか」という点にあるでしょう。
たとえば、一般企業での事務職を目指すなら、保育士として培った以下のようなスキルや経験を持っていることがアピール材料になります。
- 行事計画や日案・週案の作成、園児の記録・報告業務
→資料作成・パソコン操作スキル - 保護者や職員同士の連携
→コミュニケーション力 - 子どもや保護者とのやりとり、行事でのトラブル対応
→臨機応変な対応力 - 乳幼児の安全管理や衛生管理
→細かな気配りと責任感
さらに「どうしてこの仕事に挑戦したいのか」「これまでの経験をどう活かしたいのか」を自分の言葉で伝えられると、職務経歴書に一貫性が出て、面接にもつながりやすくなりそうです。保育士バンク!で転職相談無料で会員登録する
保育士経験をアピールする3ステップ
maroke / stock.adobe.com
保育士経験を異業種にアピールするには、スキルや実績をわかりやすく変換・整理する必要があります。
ここからは、前章でみてきた保育士から異業種への転職でアピールしたい経験とスキルを、具体的に職務経歴書の作成に落とし込むステップをみていきましょう。
ステップ1 経験業務を棚卸しする
まずは日常の業務を、具体的なタスク単位で洗い出しましょう。たとえば、保育業務のなかでは以下のような業務が挙げられます。
- 登園対応(保護者とのあいさつ、子どもの受け入れ)
- 連絡帳記入・保護者対応(報連相、丁寧な言葉づかい)
- 行事の準備・運営(企画力、チームでの役割分担、当日進行)
- 書類作成(保育計画、児童票、記録管理)
- 会議・カンファレンス参加(情報共有、意見調整、報告の習慣)
- けが・体調不良時の対応(判断力、冷静な対応)
- 給食やおやつの準備・衛生管理(食育、衛生意識)
- 子ども同士のトラブル対応(傾聴力、調整力)
- チーム保育の連携(協調性、役割理解)
- 保育室や行事会場の環境整備(段取り、事前準備)
このようにタスクを細分化しておくことで、異業種に転職する際のスキル変換がしやすくなりそうです。
必要に応じて日常保育での業務経験を振り返りながら、自分のスキルリストを作成してみましょう。
ステップ2 保育士スキルを職種別スキルに変換する
洗い出した保育士スキルを、希望する職種に活かせる形に変換しましょう。
たとえば、保育士の経験とスキルは業種ごとに以下の対応表のような仕事内容に活かせそうです。
保育士スキル |
オフィスワーク |
サービス・飲食業 |
医療・福祉関連職 |
保護者対応 |
電話・メール対応、報連相・情報共有、顧客対応 |
接客・クレーム対応、会話力 |
利用者・家族対応、相談援助 |
書類作成・記録管理 |
PC操作、文書作成、情報整理 |
注文票管理、伝票処理 |
記録作成、報告書記入 |
行事企画・運営 |
社内イベント企画、進行管理 |
キャンペーン企画・実行 |
レクリエーション計画・実施 |
チーム保育・連携 |
チームでの業務遂行、報連相の徹底 |
スタッフ間の連携、フォロー対応 |
関連職種との連携、チームケア |
園児の健康・安全管理 |
危機管理、緊急時対応マニュアル活用 |
衛生管理、事故防止意識 |
バイタルチェック、安全管理 |
食育・衛生管理 |
物品管理、衛生基準遵守 |
調理補助、衛生指導 |
配膳、食事介助、感染症対策 |
保護者対応・クレーム処理 |
冷静な対応力、顧客対応スキル |
トラブル時の接客力、傾聴力 |
家族対応、心情理解と受容 |
ステップ3 手ごたえや経験を成果として示す
保育士の仕事は、営業での成果のように「売上〇%アップ」のような目に見える成果が伝わりづらいことが多いかもしれません。
そのため、職務経歴書には仕事内容だけでなく「それによってどんな結果になったか」までを示すことで、人材としての価値を伝えられるとよさそうです。
たとえば、以下のような例を参考にしてみましょう。
- 書類の作り方を工夫して、準備にかかる時間を20%短縮できた
- 発表会の流れを見直して、保護者アンケートで満足度がアップした
- 忙しい時間帯の動き方をチームで改善し、保育中のトラブルが減った
このように、行ったことと結果をひとつの流れとして示すことで、実績としても伝わりやすくなります。
また、異業種への転職では、保育の専門用語をできるだけ使用せず、短く・わかりやすくまとめることも大切です。保育業界以外の人に伝わる書き方を意識できるとよさそうです。
職務経歴書の書き方に迷ったら、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみるというのもひとつの手段でしょう。会員登録・相談無料保育士バンク!で転職相談
簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
【オフィスワーク】職務経歴書に書く自己PRの例文
保育士としてのスキルをオフィスワークに活かせる自己PRの例文を紹介します。
事務・デスクワーク
例文
保育園での勤務を通じて、パソコンを活用した資料作成やデータ入力、保護者との連絡業務、スケジュール調整を行ってきました。業務の正確さとスピード感を意識しながら、周囲と連携して効率的に進める工夫をすることで、業務の効率化を図ることができたと自負しています。事務職としてもこの経験を活かし、円滑な業務運営に貢献したいと考えています。
保育士の業務には事務的な要素も多く含まれています。特に書類作成や電話対応、スケジュール管理などは、一般事務と共通するスキルです。
業務をどう効率化していたか、どんなツールを使っていたかなど、具体性を持って伝えるとより説得力が増しそうです。
企画・営業職
例文
保育園では年間を通じてさまざまな行事の企画や準備を担当し、関係職員や保護者と調整を行いながらプロジェクトを進行してきました。ニーズを汲み取りつつアイデアを提案・実現する経験を積んだことで、企画力やプレゼン力が身につきました。営業職においても、相手の立場を理解しながら柔軟な対応ができると考えています。
保育園での行事企画や情報発信などは、企画職や営業職で求められる提案力・調整力に通じます。コミュニケーション能力や信頼関係を築く力もアピールできるポイントになるでしょう。
コールセンター、カスタマーサポート
例文
保護者からの相談やクレームに対して、冷静に話を聞きながら、わかりやすく丁寧に対応する力を培いました。また、園内での情報共有を意識しながら説明やフォローを行ってきたため、正確に情報を伝える力には自信があります。カスタマー対応の場でも、お客様の安心につながる応対ができると考えています。
保育士としての共感力や傾聴力は、顧客対応の場面でも活かせそうです。話す力だけでなく、相手の気持ちに寄り添いながら応対する傾聴や対応力など、コミュニケーションに対して気をつけたこと、取り組んだことを伝えられるとよいでしょう。
保育士バンク!の新着求人
お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!
選択済みの市区町村
【サービス業】職務経歴書に書く自己PRの例文
SkyLine_ / stock.adobe.com
接客・販売・レジャー施設スタッフ向けの自己PR例文を紹介します。
飲食・接客業
例文
保育士経験で培ったスキルを、御社でも活かしたいと考えております。園で企画した食育活動の一環として、約40名の園児への配膳と片付けを行いながら、安全に配慮した声かけや動線管理を徹底しました。さらに、行事の繁忙期には来園者200名超の受付誘導を担当し、笑顔とアイコンタクトを活用して行列ストレスの軽減に努めました。
飲食業では、安全・衛生・スピードに加えて、顧客体験が重要と考える企業も多いでしょう。保育士経験を通じて得た危険予知のスキルや多人数への同時対応の経験を強みとして、対応した人数などの数値とともに示すと、実践力を伝えられるとよさそうです。
販売員
例文
保育士としての業務のなかで、顧客の潜在ニーズを汲み取る提案力と信頼構築力を高めて業務にあたってまいりました。保護者から園で使用するグッズの相談を受ける際は、子どもの発達段階や好みに合わせた提案を行い、納得感の高い選択をサポートしてきました。コミュニケーションを通じリピーターを増やした経験から、販売員としても顧客の潜在ニーズを引き出し、購買体験の向上に寄与できると考えています。
「ヒアリング→提案→結果」の流れで構成し、保育士経験が販売のスキルに活かせることをアピールできます。育児用品などを保護者に提案した経験を販売に転換するキーワードを用いると、未経験でも適応力が伝わるかもしれません。
テーマパークスタッフ
例文
安全配慮と演出力を両立し、非日常体験を提供できる仕事への意欲があります。園の夏祭りや運動会ではステージMCを務め、手遊びや歌、ゲームを取り入れながら園児と観客を巻き込む演出を担当しました。子どもも大人も笑顔になる場をつくり出し、事故や混乱を防ぐ安全管理にも注力していました。
エンタメ要素と安全配慮の両立はテーマパークなどのレジャー施設でも重宝されるスキルでしょう。イベントごとでの司会進行の経験や演出力を具体例で語り、「安心安全管理に長けた盛り上げ役」というポジションを打ち出してみましょう。
読んでおきたいおすすめ記事
8年間勤めた幼稚園から保育園へ転職!休憩も取れて、働きやすさを感じる日々
8年間幼稚園で勤務する中で、給与の安さや過度な業務負担に悩んでいたNさん。12月の忙しい時期に転職活動を始め、「通勤のしやすさ」と「複数担任制」を希望条件に掲げ、5園の求人から1園に絞って面接を受け、...
保育士資格やスキルを活かしてデスクワークがしたい!仕事の種類やメリット
保育士さんは、デスクワークで働くことができるのでしょうか。保育士資格やこれまでのスキルを活かせるような職場があるのかも気になりますよね。今回は、保育士さんが働けるデスクワークの仕事にはどのようなところ...
乳児院で働くには?必要な資格や仕事の魅力、給料などを徹底解説
乳児院で働くには、必要な資格や仕事内容、給料などを把握することが大切です。1日の流れや求人の探し方などを知り、転職活動の参考にしてみてくださいね。今回は、乳児院について徹底解説します。乳児院の仕事の魅...
在宅ワークで保育士資格を活かせる仕事とは?自宅でできる保育関係の仕事を徹底解説
通勤時間なく働ける在宅ワークをしたいと考えても「保育士は無理なんじゃないか……」とあきらめている方はいませんか?保育園の事務職や保育ママ、保育園業務のサポートなど、保育士の経験や資格を活かして自宅でで...
保育園運営会社の仕事内容とは?本社勤務でも保育士資格は必要?働くメリットや求人事情まで
保育園運営会社にはどんな仕事があるのでしょうか?保育園運営会社で働くことは「本社勤務」とも呼ばれ、保育園の運営に携わる仕事として、主に一般企業に就職したい保育士さんにとって人気の高い職種のようです。今...
子どもと赤ちゃんに関わる仕事31選!必要な資格や保育士以外の異業種、子ども関係の仕事の魅力
子どもや赤ちゃんと関わる仕事というと保育士や幼稚園の先生を思い浮かべますが、子どもに関係する仕事は意外とたくさんあります!今回は赤ちゃんや子どもと関わる仕事31選をご紹介します。職種によって対応する子...
企業内保育所とはどんな施設?保育士として働くメリットや仕事内容、転職先の選び方
企業内や企業に併設された企業内保育所とは、どんな保育所なのでしょうか。仕事内容などを知りたい保育士さんは多いようです、今回は、少人数制でアットホームな環境で保育ができる施設が多い企業内保育所について、...
保育士が保育に集中できる職場「託児所」の特徴や仕事内容とは?
託児所とは子どもを預かる施設を指しますが、保育園や国の一時保育とどのような点が違うのでしょうか。託児所は夜間保育や短時間の預かりなどの保護者の多様なニーズに対して柔軟に応えられるため、需要の増加が予想...
保育士をサポート・支える仕事特集!異業種への転職も含めた多様な選択肢
保育士の経験を経て、これからは保育士のサポート役として働きたいという方はいませんか?責任の重い仕事だからこそ、人の優しさや支えが必要不可欠な仕事かもしれませんね。今回は、保育士さんをサポートする・支え...
保育士を辞める!次の仕事は?キャリアを活かせるおすすめ転職先7選!転職事例も紹介
保育士を辞めたあとに次の仕事を探している方に向けて、資格や経験を活かせる仕事を紹介します。ベビーシッターなど子どもと関わる仕事はもちろん、一般企業での事務職や保育園運営会社での本社勤務といった道も選べ...
病院内保育とは?働くメリットや1日のスケジュール、一般的な保育施設との違いについて紹介!
病院内保育とは、病院や医療施設の中、または隣接する場所に設置されている保育園のことです。保育園の形態のひとつであり、省略して院内保育と呼ばれることもあります。転職を考えている保育士さんの中には、病院内...
フリーランス保育士として自分らしく働くには。働き方、収入、仕事内容からメリットまで解説
保育園から独立して働くフリーランス保育士。具体的な仕事内容や働き方、給料などが気になりますよね。今回は、特定の保育施設に勤めずに働く「フリーランス保育士」についてくわしく紹介します。あわせて、フリーラ...
保育園の調理補助に向いてる人の特徴とは?仕事内容ややりがい・大変なこと
保育園で働く調理補助にはどのような人が向いてるのでしょうか。子どもや料理が好きなど、求められる素質を押さえて自己PRなどに活かしましょう。また、働くうえでのやりがいや大変なことなども知って、仕事への理...
子どもと関わる看護師の仕事10選!保育園など病院以外で働く場所も紹介
子どもに関わる仕事がしたいと就職・転職先を探す看護師さんはいませんか?「小児科の経験を活かして保育園に転職した」「看護師の資格を活用してベビーシッターをしている」など保育現場で活躍している方はたくさん...
保育士から転職!おすすめの異業種22選≪あなたの資格・経験を活かせる次の仕事とは?≫
保育士以外から異業種への転職を考えている際、どのような転職先がおすすめなのでしょうか。今回は、次の仕事として保育士から転職しやすいおすすめの異業種22選を紹介します。保育士から異業種に転職するメリット...
【保育士の意外な職場10選】こんなにあった!保育園以外の活躍できる場所
保育士の経験やスキルが、実は意外な職場で活かすことができるのを知っていますか?転職を検討しつつも、子どもとかかわりたい、資格や経験を活かしたいと考えている人は多くいるでしょう。保育園や幼稚園以外で保育...
【完全版】保育士資格を活かせる仕事・働ける企業25選!
保育士資格を持っていたら、保育園で保育士として働くのが当たり前だと思っていませんか? 実は現役の保育士さんの転職先としては、保育園や幼稚園などの保育現場以外にも一般企業や福祉施設、ベビーシッターなど、...
【2025年最新】保育士に人気の転職先ランキング!異業種や選ばれる職場を一挙公開
保育士の資格を活かして働ける人気の転職先をランキング形式で紹介!企業主導型保育園や病院内保育所、ベビーシッターなど保育士経験やスキルを活かせる職場はたくさんあります!今回は保育施設や異業種別に詳しく紹...
【2024年最新版】幼稚園教諭免許は更新が必要?廃止の手続きや期限、対象者をわかりやすく解説
幼稚園教諭免許は更新が必要なのか、費用や手続き方法などを知りたい方もいるでしょう。今回は、2022年7月1日より廃止された教員免許更新制について詳しく、そしてわかりやすく紹介します。幼稚園教諭免許を更...
保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるには?実務経験や要件など
保育士の実務経験を活用して目指すことができる「児童発達支援管理責任者(児発管)」は、多くの障がい児施設で人材不足の状況が続いています。今回は保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるための方法を徹...
保育士は年度途中に退職してもいいの?理由の伝え方や挨拶例、再就職への影響
「年度途中で退職したい...けれど勇気が出ない」と悩む保育士さんはいませんか。クラス担任だったり、人手不足だったりすると、退職していいのか躊躇してしまうこともありますよね。そもそも年度途中で辞めるのは...
幼稚園教諭からの転職先特集!資格を活かせる魅力的な仕事18選
仕事量の多さや継続して働くことへの不安などを抱え、幼稚園教諭としての働き方を見直す方はいませんか。幼稚園教諭の転職を検討中の方に向けて、経験やスキルを活かせる18の職場を紹介します。保育系の仕事から一...
【2024年度】放課後児童支援員の給料はいくら?年代別の年収やこの先給与は上がるのかを解説
放課後児童クラブや児童館などで働く「放課後児童支援員」の平均給料はいくらなのでしょうか。別名「学童支援員」とも呼ばれ、「給与が低い」というイメージがあるようですが、国からの処遇改善制度などにより、これ...
保育士が働ける保育士以外の仕事21選。資格や経験を活かせるおすすめの就職先
保育園以外の職場に転職・就職先を探す保育士さんもいるでしょう。今回は企業内保育所や託児施設、児童福祉施設など、保育士さんが働ける保育園以外の職場を21施設紹介!自身の働き方や保育観を見つめ直し、勤務先...
【2024年最新】保育士の給料は上がる?いつから?9000円賃上げの処遇改善によって数万円の加算も期待
保育士の給料が上がる国の施策として、2022年2月からの「保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業(保育士の処遇改善Ⅲ)」で、2年にわたり月9000円の賃上げが行なわれました。また勤続年数などで加算さ...
私って保育士に向いていないかも。そう感じる人の7つの特徴や性格、自信を取り戻す方法
せっかく保育士になったのに「この仕事に向いていないのでは?」と不安を抱いてしまう方は多いようです。子どもにイライラしたり、同僚や保護者と上手くコミュニケーションが取れなかったりすると、仕事に自信が持て...
ベビーシッターとして登録するなら「キズナシッター」を選びたい理由トップ5
ベビーシッターとしてマッチングサービスに登録する際に、サイト選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。収入や働き方の安定性、サービスごとの特徴や魅力も気になりますよね。本記事ではそんななか「キズナ...
子育て支援センターとは?保育士の役割や必要な資格をわかりやすく解説!
子育て支援センターとは、育児中の保護者と子どもをサポートする地域交流の場です。保育士経験者は資格を活かして働けるため、転職を考える方も多いよう。また、子育て経験を活かして相談員として勤務したい方もいる...
ベビーシッターになるには?資格や仕事内容、向いている人の特徴
ベビーシッターになるにはどうすればいいのでしょうか?まずは必要な資格やスキルをチェックしましょう。ベビーシッターは働く時間や場所を柔軟に調整できる場合が多く、副業としても人気です!初めてでも安心してベ...
【2024年最新版】子育て支援員とは?資格の取り方・研修、やりがいや仕事内容について解説
保育の仕事に興味がある方のなかには、子育て支援員とはどんな資格?と気になっている方がいるかもしれません。2023年に新設されたこども家庭庁が、放課後児童クラブ(学童保育)の人材確保に取り組んでいるなか...
保育士の転職の時期はいつが最適?後悔しないタイミング&スケジュールの立て方
保育士の転職の最適な時期とはいつなのでしょうか?スムーズに内定を獲得できるよう、いつから動き始めればよいのかなど、転職活動における適切なタイミングを知っておきましょう。今回は、保育士さんの転職に最適な...
【2024年版】幼稚園教諭免許の更新をしていない!期限切れや休眠状態の対応、窓口などを紹介
所有する幼稚園教諭免許が期限切れになった場合の手続きの方法を知りたい方もいるでしょう。更新制の廃止も話題となりましたが、更新していない方は今後の対応方法をくわしく把握しておくことが大切です。今回は、幼...
【2024年最新】調理師の給料、年収はどれくらい?仕事内容や求人、志望動機なども徹底解説
保育園の調理師は、子どもたちが毎日口にする給食やおやつを作る仕事です。成長する子どもの身体づくりを助ける存在として、やりがいをもって働けるかもしれません。しかし、年収はどれくらいなのでしょうか?今回は...
インターナショナルスクールに就職したい保育士さん必見!給料や仕事内容、有利な資格とは
保育士さんが活躍できる場所のひとつとしてインターナショナルスクールがあります。転職を検討するなかで、英語力は必須なのか、どんな資格が必要なのかなどが気になるかもしれません。今回は、インターナショナルス...
児童館職員になるには?必要な資格や仕事内容、給料
児童館は、地域の子どもたちへの健全な遊び場の提供や子育て家庭の育児相談などを行なう重要な施設です。そんな児童館の職員になるにはどのような資格が必要なのかを解説します。また、児童館の先生の仕事内容や20...
病児保育とはどのような仕事?主な仕事内容や給与事情、働くメリットも解説
病児保育とは、保護者の代わりに病気の子どもを預かる保育サービスのことを言います。一般的に、風邪による発熱などで保育施設や学校に通えない子どもを持つ保護者が利用します。今回は、そんな病児保育の概要を詳し...
保育士の給料・年収は?安いのはなぜ⁉年齢・地域別・パートの平均年収、給与UP術
「給料が安い」「上がらない」といわれる保育士の給料はいくらくらいなのでしょうか。子どものお世話や保護者対応など多くの仕事をこなす中で給与が低いと不満が募りますよね。今回は保育士の月給や平均年収を徹底解...
保育園事務は何がきつい?仕事内容や給料、業務で楽しいことについても紹介
子どもたちが通園する保育園で事務として働く場合の仕事内容とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。中には、仕事に就いてから「きつい」「つらい」と感じることもあるかもしれません。今回は、保育園事務の仕...
- 同じカテゴリの記事一覧へ
【医療・福祉職】職務経歴書に書く自己PRの例文
療育・介護スタッフ、医療事務など、医療や福祉業界への転職で活きる自己PR例文を紹介します。
療育施設スタッフ
例文
前職の園で、発達支援が必要な園児に、個別の目標設定と評価を保護者と共有しながら療育のサポートを行った経験があります。作業療法士と連携して感覚統合遊びを導入するなど、専門職と協働しながら支援計画を実施しました。貴施設では、子ども一人ひとりに合わせたプログラム作成とチーム支援体制の構築で貢献したいと考えています。
保育の資格と経験を最も活かせる場が、療育施設などのスタッフといえるでしょう。作業療法士や言語聴覚士といった連携メンバーと具体的支援内容を示して「個別支援計画→実践→評価」サイクルを強調すると専門性が伝わります。児童発達支援・放デイの求人を探す
介護施設スタッフ
例文
保育士としての業務では、排泄・食事・移乗介助など保育現場での介助経験に加え、保護者との連絡帳を通じた情報共有で安心して預けられる保育の場を提供できるよう務めてきました。高齢の方の介助でも、利用者の尊厳と安全を両立させる視点を持ち、変化の早期発見とチーム報告を意識しながら、利用者の方々に寄り添える介護を目指したいと考えております。
介護資格がなくても携われるADL支援(日常生活のサポート)や家族連携などのスキルは、保育士経験からもアピールできる要素でしょう。保育経験と結びつけながら共通点の具体例を示すと、説得力が増しそうです。
医療事務・受付
例文
保育園での来客・電話応対では、医師や外部業者の問い合わせ内容を正確に引き継ぐため、要点メモと即時共有を徹底してまいりました。園児の健康診断などの日程では医療機関と調整した経験もあり、業務に活かせるかと存じます。医療事務としても正確な書類管理とていねいな受付対応で信頼構築に貢献いたします。
「医療事務に必要な正確性」「個人情報管理」「対人応対」を保育業務での実績に置き換え、医療関係の業務でのエピソードを交えることで、医療業界への理解があることをアピールできるとよさそうです。保育園事務の仕事を探す
異業種への転職で保育士が気になるQ&A
異業種への転職に挑戦する保育士さんが、職務経歴書や面接、また職種選びでも気になる疑問をまとめました。
Q1. 面接で「資格があるのになぜ異業種を?」と聞かれたら?
「保育士資格で培ったコミュニケーション力とチーム支援経験を活かし、世代や提供するサービスを問わず幅広い方へのサポートに挑戦したい」など、これまでの業務の延長線上で、よりスキルや経験を広げたいという意向を前向きに伝えましょう。
保育業務や前職の勤務先を否定せず、資格と保育経験を活かせることや、自身の成長意欲を絡めると好印象です。
Q2. 事務職で求められるPCスキルはどれくらい?
パソコンで一般的に使用されているオフィスソフトの基本操作ができれば応募可能な企業は多数あるでしょう。
厚生労働省が開催するセミナー「仕事でつかえるパソコンスキル基礎科」のカリキュラムで学べる内容を参照すると、以下のようなスキルがあると異業種で業務に活かすことができそうです。
- 文書作成ソフト
ソフトの基本操作、文字の入力、文書作成、表の作成、グラフィック機能の操作 - 表計算ソフト
ソフトの基本操作、データ入力、オートフィル機能、データの移動、表の作成、数式の入力、相対参照の絶対参照、グラフの作成、基本の関数(四則演算など) - プレゼンテーションソフト
ソフトの基本操作、スライド作成、アニメーション効果、スライドショーの展開 - OAソフトの実践
各ソフトの連携・活用・差し込み印刷、ビジネス文書や資料の作成
上記すべてを身につけている必要はありませんが、保育園での書類作成・集計実績などがあれば具体的に書き、必要に応じてオフィスソフトの資格学習中であることを記載しても安心材料になりそうです。
Q3. 飲食業のアルバイトは経験あり。経験として書いてもよい?
アルバイト経験であっても、応募職種や業種に関係する経験であれば、ぜひ記載しましょう。飲食店経験であれば接客スキルや衛生管理知識などを職務経歴書でアピールできます。
その際は「アルバイト」と記載するだけでなく「ピークタイムのオペレーション改善」「クレーム対応経験」など具体的な業務やその成果を添えると効果的です。
Q4. 保育士以外で、保育士の資格と経験を活かせる業種・職種は?
保育士の資格や経験はさまざまな職種で活かせそうです。たとえば以下のような職種では、保育士経験を無理なくアピールできるでしょう。
- 学習塾や習いごとなどの教育・スクール運営
- ベビー用品やおもちゃ、子ども向け教材などの企画販売
- 人材紹介サービス
- 自治体の地域包括支援センター職員
特に、子どもや家族支援の領域や、子ども関係のビジネスを展開している企業では保育士としてのスキルや経験が求められそうです。保育士資格の信頼性を活かせることをアピールしましょう。
Q5. 保育士専門の転職エージェントで異業種求人は紹介してもらえる?
保育士専門の転職エージェントは、全国の保育業界に多種多様なパイプを持っています。そのなかで、保育園や施設の運営企業・法人での内勤業務などの求人も多く取り扱っていることがあるようです。
キャリアアドバイザーは保育業界のプロなのが強みです。希望業界・働き方を伝えれば、保育士の経験を活かしながら異業種転職へつなげられる履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策もサポートしてもらえますよ!登録・相談無料保育園事務の仕事を
紹介してもらう!出典:仕事で使えるパソコンスキル基礎科/厚生労働省
保育士資格や経験を活かして異業種への転職をかなえよう!
保育士としての経験は、事務や接客、医療・福祉など異業種でも活かせる強みといえるでしょう。職務経歴書では、業務内容だけでなくスキルや成果をわかりやすく変換して伝えたいですね。
その際には、信頼感や柔軟性、調整力などを具体例とともに伝えることができるとよさそうです。前向きな志望動機や実績をアピールすることで、異業種への転職を成功させることもできます。
「職務経歴書をどう書いてよいかわからない」「異業種への転職の進め方に不安がある」という方は、保育関連のさまざまな求人を紹介できる保育士バンク!にご相談ください。
今すぐの転職を考えていなくても大歓迎♪!未経験の職場環境についての相談や転職への不安など、どんな相談でも大歓迎です。
専任アドバイザーが、数多くの求人の中からあなたにぴったりな転職先を紹介します!会員登録・相談無料保育士バンク!で転職相談
保育士バンク!の新着求人
お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!