保育士の転職理由ランキング【2026年】辞めたい本音は給料の安さ?人間関係?

保育士さんの中には「どんな理由でみんな転職しているのだろう?」と気になる方もいるでしょう。実は、現役保育士さんが園を辞めたいと感じる理由の第1位は、圧倒的に「給料が安い(61.6%)」。半数以上の方が同じ悩みを抱えています。今回は、東京都の実態調査をもとに、実際に保育士さんがどんな理由で退職を考え、転職を検討しているのかをランキングで紹介します。保育士さんのリアルな本音を知り、転職すべきか迷った時の参考にしてみてくださいね。

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この記事でわかること
  • 現役保育士の転職理由ランキング、上位5つの本音と割合 ▼詳細
  • 円満退職につながる、今の園への切り出し方 ▼詳細
  • 後悔しない園選びに向けて整理すること ▼詳細

目次

保育士はなぜ辞めたい?転職理由ランキング「1位は給料の悩み」

保育士の仕事にはやりがいがある一方で、働くなかで「このまま続けていいのかな」と立ち止まる方も多いようです。

東京都の「東京都保育士実態調査結果(2022年)」では、現在保育士として働く方のうち、約2割が「今後は保育士を辞めたい」と考えていることがわかりました。

出典:2022年度東京都保育士実態調査結果/東京都福祉保健局からの抜粋

ここでは同調査の「保育士退職意向の理由」をもとに、現役保育士さんが転職を考える理由の上位5つを見ていきましょう。

また、ランキングごとにどのような理由で辞めたいと感じているか、保育士さんの声を合わせて詳しく紹介します。

1位 給料が安い(61.6%)

正社員でフルタイム勤務なのに、手取りが16万円台から何年も変わらない。友人と給与の話になるたびに、この仕事を続けていていいのか不安になります。(28歳・私立保育園5年目)

転職を考える理由として最も多かったのが「給料が安い」でした。

実に6割を超える方が挙げており、保育士さんの待遇は長年の課題となっているようです。

子どもの命を預かる責任の重さや日々の業務量に比べて給与が見合わないと感じるのは、多くの方が抱えている悩みかもしれません。

生活の安定や将来のことを考えれば、より納得できる待遇を求めて動き出すのは自然な気持ちですよね。

同じ仕事でも園や自治体によって給与水準に差があるため、「もっと正当に評価してくれる職場があるのでは」と感じる方も多いようです。

2位 仕事量が多い(54.0%)

日中は子どもと全力で関わって、終わったら書類や壁面製作。持ち帰り仕事が当たり前になっていて、休日もなんとなく仕事のことを考えてしまいます。(31歳・認可保育園4年目)

「仕事量が多い」という理由で、転職を考える方も半数を超えています。

日中の保育に加えて、連絡帳や月案・週案などの書類作成、行事の準備、製作物づくりと、こなすべき仕事は本当にたくさんあります。

慢性的な人手不足も重なり、一人あたりの負担が増えていることも指摘されています。

また、2026年度には誰でも通園制度が始まり、さらに預かる子どもの人数が増え、「手が回らない」という不満を口にする保育士さんもいるかもしれません。

「子どもと向き合う時間を大切にしたいのに、雑務に追われてしまう」というもどかしさを感じることもありそうです。

ワークライフバランスを見直したいと考えて、適正な業務量の職場を探す方が増えているでしょう。

3位 労働時間が長い(35.4%)

定時は17時半なのに、実際に退勤できるのは19時を過ぎることがほとんど。残業代もつかないので、体力的にも精神的にもじわじわ限界に近づいている気がします。(26歳・私立保育園3年目)

「労働時間が長い」という理由も上位に挙がりました。

シフトによっては早朝から夕方までの勤務が続き、そこに残業や持ち帰り仕事が加わると、プライベートの時間を確保するのが難しくなってしまいます。

家庭との両立や、自分のライフステージを見据えた時間の使い方を考えたとき、より労働時間に配慮のある職場へ移りたいと思うのは当然のことかもしれません。

「休みがとりづらい」といった悩みが、この理由の背景にあることもあるようです。

4位 職場の人間関係(30.1%)

先輩によって保育の方針がバラバラで、板挟みになることが多くて。相談できる人もおらず、毎朝出勤するのがつらくなってきました。(24歳・私立保育園2年目)

保育の仕事は、保育士同士の連携やチームワークがとても大切な職種です。

だからこそ、職員同士の関係性が働きやすさに大きく影響します。

考え方の合わない先輩や、相談しづらい雰囲気のなかで過ごすと、居心地の悪さを感じてしまうこともありますよね。特に新人さんや中途入職の方は孤立しやすく、悩みを抱え込みやすい傾向もあるようです。

良好な人間関係のなかで保育に専念したいと願って、よりよい職場環境を求める方が多いのも自然なことです。

5位 他業種への興味(28.9%)

保育の仕事は好きだけど、子どもに関わる別の仕事にも興味が出てきました。このまま園で働き続けることだけが選択肢じゃないかもと、最近よく考えます。(33歳・保育園7年目)

5位には「他業種への興味」が入りました。保育士として働くなかで、別の分野に関心を持つ方も一定数いるようです。

子どもや子育てに関わる商品・サービスの企画、教育関連の事業など、保育の経験を活かせる仕事は意外とたくさんあります。

新しいことにチャレンジしてみたいという前向きな気持ちが、転職のきっかけになることもあるでしょう。

今の場所にとどまるだけが正解ではなく、別の道に惹かれる気持ちもまた自然なものです。

たとえば、子育て支援サービスの企画や、保育教材・知育おもちゃのメーカー、子ども向け施設の運営など、保育の知識が役立つ仕事は思っている以上に幅広いものです

「保育は好きだけど、働き方は変えたい」という方の選択肢にもなりそうです。

次のうち、当てはまるものはいくつありますか?

3つ以上当てはまったら、今の自分に合う働き方を一度調べてみるといいかもしれません。

すぐに動かなくても、選択肢を知っておくだけで前向きな気持ちになれる方も多いですよ。

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「辞めたい人」と「実際に辞めた人」で理由は違う?データで見る本音

ここまで「今、辞めたいと考えている保育士さん」の理由を見てきましたが、実は「すでに辞めた人」の理由とは少し違うことが、同じ東京都の調査からわかっています。

出典:2022年度東京都保育士実態調査結果/東京都福祉保健局からの抜粋

実際に保育士を辞めた人の理由を見ると、1位は「職場の人間関係」(31.5%)。

一方で、今まさに辞めたいと考えている人の1位は「給料が安い」でした。

つまり、日々の不満として大きいのはお金や働き方ですが、最後のひと押しになりやすいのは人間関係、という傾向が読み取れます。

今の自分がどのような理由で転職を考えているのかを深堀りしていくと、「何を優先して次の職場を選べばいいか」が見えやすくなりますよね。

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保育士の他業種・他職種への転職理由「資格や経験を活かせる道も」

保育士さんの転職先は、大きく分けて「同じ保育業界」「子どもや教育に関わる一般企業」「他の福祉分野」の3つに分かれるようです。

保育業界内での転職を選ぶ方が比較的多い一方で、これまでの経験を別のかたちで活かす方も少なくありません。

自分の経験がどんな場所で活かせるのか、選択肢を知っておくと気持ちもラクになりますよね。

ランキング上位以外にも、保育士さんが転職を考える理由はさまざまです。

ここでは、他業種・他職種を選ぶ背景としてよく挙がる声を見ていきましょう。

職業適性への不安「向いてないかも」と感じたとき

働くなかで「自分はこの仕事に向いているのかな」と立ち止まる方もいます。

子どもが好きでも、責任の重さや日々の業務に戸惑い、改めて自分の適性を考えたという声も聞かれます。

これは決して後ろ向きなことではなく、自分の力をより活かせる場所を探すための前向きな見直しです。

保育士としての経験を土台に、別の職種でキャリアを描き直す方もいます。

保護者対応の大変さ

保育士の仕事は、子どもだけでなく保護者との密な連携も求められます。

さまざまな場面での対応に気をつかい、それが負担に感じられることもあるでしょう。

資格や経験を活かしながら、コミュニケーションの負担が比較的少ない職場や別の形で子どもに関われる仕事を選ぶ方もいます。

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    角を立てずに伝えたい!今の職場と面接での転職理由の伝え方

    転職を決めたら、今の職場への伝え方と、面接での伝え方を考えることになります。この2つは、意識したいポイントが少し異なります。

    同じ「転職理由」でも、今の職場に伝えるときと面接で話すときでは、ちょうどいい伝え方が少し違います。どちらも前向きな言葉を選ぶのがコツなので、順番に見ていきましょう。

    今の職場への切り出し方「感謝を添えて前向きに」

    まずは、今の職場で学んだことや経験できたことへの感謝を伝えたうえで、転職の意思を伝えるとよさそうです。

    たとえ不満があったとしても、「新しい環境で自分のスキルをさらに高めたい」「キャリアアップを目指して挑戦したい」といった前向きな理由を添えると、話がスムーズに進みやすくなります。

    退職の意向はできるだけ早めに伝え、引き継ぎに余裕を持てるよう、タイミングに配慮できるとよいですね。

    面接での伝え方「不満は言い換えて意欲に変える」

    面接で前職の不満をそのまま口にするのは、避けたほうがよいでしょう。

    これまでの経験や実績を具体的に示しながら、新しい環境で活かしたい意欲を伝えることが大切です。

    たとえば「人間関係が大変だった」→「チームで支え合える環境で保育に専念したい」へ。

    給料が安かった」→「頑張りを正当に評価してもらえる職場で長く働きたい」へ。

    ネガティブな理由も、未来志向の言葉に置き換えるだけで印象は大きく変わるでしょう。

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    後悔しない園選びのために!転職前に整理したい5つのこと

    転職理由は人それぞれですが、後悔のない選択をするために、動き出す前に整理しておきましょう。

    • 現状で何に困っているのかを客観的に書き出す
    • 自分が大切にしたい働き方の軸を決める
    • 新しい職場の労働条件や環境を具体的に確認する
    • 転職後のキャリアパスをイメージする
    • これまでの経験やスキルを活かせる職場かを考える

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    保育士の転職・退職に関するよくある質問

    Q. 保育士が転職を考える理由で、いちばん多いのは何ですか?

    A. 「給料が安い」がもっとも多い理由です。東京都の調査では、今後辞めたいと考える保育士さんの61.6%がこの点を挙げています。

    待遇への不満は決して贅沢な悩みではなく、責任や業務量を考えれば自然な気持ちですよね。次いで「仕事量が多い」「労働時間が長い」が続きます。

    Q. 保育士の退職理由ランキングの上位を教えてください。

    A. 上位は、1位「給料が安い」(61.6%)、2位「仕事量が多い」(54.0%)、3位「労働時間が長い」(35.4%)、4位「職場の人間関係」(30.1%)、5位「他業種への興味」(28.9%)です(東京都・令和4年度/複数回答)。

    どれも多くの方が感じている悩みなので、「自分だけじゃない」と感じられるかもしれません。

    Q. 「辞めたい」と思っても、今は続けたほうがいい場合もありますか?

    A. はい、あります。一時的な疲れや繁忙期の負担が理由なら、少し休むと気持ちが変わることもありますよね。

    一方で、給与や人間関係など根っこの部分が変わりにくい場合は、環境を変える選択肢を前向きに考えてみるのも一つの手です。まずは「何に困っているのか」を書き出して整理してみると、見極めやすくなります。

    Q. 給料が安いことが理由でも、転職して大丈夫でしょうか?

    A. もちろん大丈夫です。同じ仕事でも園や自治体によって給与水準には差があり、「もっと正当に評価される職場があるのでは」と感じるのは自然なことですよね。

    たとえば、保育士バンク!では、給与や賞与など待遇面の希望を伝えたうえで、条件に合う求人を一緒に探すことができます。

    Q. 保育士の転職先には、どんな選択肢がありますか?

    A. 大きく分けて、同じ保育業界、子ども・教育関連の一般企業、他の福祉分野などがあります。

    保育の経験は、子育て関連サービスの企画や教育事業など意外と幅広く活かせます。

    保育士バンク!では保育園以外の求人も扱っているので、「保育は続けたいけど働き方を変えたい」という相談もできますよ。

    Q. 面接で前の職場の不満を、そのまま伝えてもいいですか?

    A. そのまま口にするのは避けましょう。

    「スキルアップしたいから」など、未来志向の言葉に置き換えると印象が大きく変わります。

    Q. 在職中ですが、今の職場に転職活動が知られませんか?

    A. ご本人の同意なく、現在の勤務先に登録情報が伝わることはありませんのでご安心ください。

    在職中に情報収集や相談を進める方は多く、スケジュールの面でも無理のないペースで対応してもらえます。

    まわりに知られず、選択肢を広げておくことができるので安心ですね。

    Q. 相談だけでも大丈夫ですか?

    A. はい、相談だけでも歓迎です。「まだ転職するか決めていない」「話を聞いてみたいだけ」という方も多いんですよ。

    希望を伝えなければ求人の紹介もされないので、自分のペースで情報だけ眺めることもできます。

    気になることがあれば、気軽に聞いてみてください。今の状況を一度話してみると、頭の中が整理されることもあります。

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    Q. 登録したら、どんな対応がありますか?

    A. 登録後は、専任のアドバイザーが希望や状況をうかがったうえで、条件に合う求人を紹介します。

    「今は情報収集だけ」と伝えれば、その通りの対応をしてもらえます。

    希望を伝えればその通りに動いてくれるので、しつこく営業される心配はありませんよ。

    出典:2022年度東京都保育士実態調査結果/東京都福祉保健局からの抜粋

    働きやすい園は本当にある?転職理由を整理して自分に合った職場を見つけよう

    条件のいい園なんて、本当にあるのかな」と感じる方もいるかもしれません。

    しかし、残業の少なさや人間関係のよさ、サポート体制の手厚さは、園によって大きく違います。

    保育士さんにとって、転職は大きな決断。

    辞めたいと感じる理由は人それぞれで、どれも「自分なりに頑張ってきたからこそ」のものです。

    大切なのは、何に悩んでいるのかを整理して、自分が本当に大切にしたい働き方の軸を見つけること。

    それが見えてくると、次の園選びもしやすくなるでしょう。

    保育士バンク!では、待遇や働き方、キャリアプランなど、自分の希望を伝えたうえで、条件に合う職場を一緒に探すことができます。

    まだ転職するか決めていない」「情報収集だけしてみたい」という段階でも大丈夫です。

    また、今の自分に合う求人がどんなものか、知ってみることから始めてみるのもひとつの方法ですよ♪

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