仕事の疲れをリフレッシュできる夏休み。一般企業のように連休が取れたら……と感じる保育士さんも多いのではないでしょうか。実際、保育士の夏休みは「3〜5日が一般的」と言われるものの、園によって差が大きいのが実情です。「誰でも通園制度」が始まり、さらに取りづらくなった…という保育士さんもいるかもしれません。今回は、2026年の夏休み事情や連休の取り方などを詳しく解説します。

保育士に夏休みはある?お盆に何日休める?
一般企業は夏季休暇を設けているところが多いですが、保育士も夏休みを取ることができるのでしょうか。
一般的な日数は3〜5日、お盆を中心に連休化
保育士の夏休みは、3〜5日程度の夏季休暇に有給休暇を組み合わせ、8月中旬のお盆期間を中心に3〜10日程度の連休を取るケースが一般的です。
幼稚園のような長期休業はないため、職員でシフトを調整して交代で取得します。
園の方針によって異なるものの、基本的に保育士さんも夏休みを取得することが可能です。
特に幼稚園には子どもも夏休みがあり、一定期間子どもの預かりを行わないため、幼稚園教諭は保育士よりも長期休暇を取得しやすいでしょう。
お盆休みの場合、保育園はどうなっている?
一般的な認可保育園は、お盆期間中も通常通り開園しているケースがほとんどです。
ただし利用児童は通常の3〜5割程度まで減ることが多く、職員はシフトを大幅に縮小して交代で夏季休暇を取得します。
園によっては「保育協力日」を設定し、各家庭で子どもを見てもらえる日は登園を控えてもらうよう協力を依頼することもあります。
一方、私立園や認可外保育園では、お盆期間(8月13日〜15日前後)に4〜5日程度の休園日を設けているところもあります。
働き始める前に、勤務先のお盆対応を確認しておきましょう。
また、8月中旬のお盆の時期は保護者の仕事もお休みになることがほとんどです。
それに伴って職員の人数を最小限に抑え、3日から5日程度の夏休みを設定している園が多いようです。
正社員とパート・アルバイトで違いも
ただし、夏休みがあるのは正社員のみでパートやアルバイトにはないケースもあるため、園側へ確認が必要です。
しかし、実際は長期間の休暇は取りづらいといった声も聞かれます。
保育士さんが夏休みを取りづらくなる理由として、何が考えられるでしょうか。
保育士が夏休みを取りづらい3つの理由
保育士さんが夏休みを取りづらくなる理由を見ていきましょう。
保育園は夏休み期間も開園しているため
1つ目として、一般的な認可保育園は夏休み期間であっても開園していることが挙げられるでしょう。
児童福祉法により、保育所は保育に欠ける子どもを預かる児童福祉施設として定められています。
お盆は世間的な夏休み期間とはいえ、仕事をしている保護者も多いため、休園すると保育園を利用したい方が子どもを預けられなくなるでしょう。
保育園を長期間休園して保育ができない状態が続くことは望ましくないため、ほとんどの園は夏休みの間も開園して保育を行っています。
登園する子どもがいれば、その分保育士も必要になるため、夏休みの時期であっても出勤することになり、休みが取りにくくなるかもしれません。
「こども誰でも通園制度」の利用に対応するため
2つ目として、「こども誰でも通園制度」の本格化による影響が挙げられます。
この制度により、保護者の就労要件に関わらず、時間単位で誰でも保育園を利用できるようになりました。
これまでのお盆や夏休み期間は、保護者の仕事がお休みになるのに合わせて登園する子どもが減るため、保育士もシフトを縮小して交代で連休を取るのが一般的でした。
しかし、同制度によって「上の子が夏休みで家にいるから、下の子を預けたい」「親自身も夏休みの間、少しだけリフレッシュしたい」といった一時的な利用ニーズが高まっています。
結果として、夏休み期間であっても利用する子どもの人数が減りにくく、必要な保育士の配置人数を減らせないため、以前よりもまとまった休みが取りづらい状況が生まれている園もあるようです。
保育士の人数が足りていないため
3つ目として、園の保育士の人数が足りていないことが挙げられるでしょう。
お盆時期は利用児童が少なくなるため、保育士さんの人数が足りている園であれば交代で夏休みを取ってシフトを回すことができるかもしれません。
しかし、保育士不足の園ではシフトを回すことができず、夏休みを取りづらくなってしまうことも考えられるでしょう。
休みが取りづらい現状に悩む方は、一度休暇を取得しやすい園を探してみることも大切です。
お住まいの地域のどのような園があるのか、確認してみましょう。
あなたの園の夏休み事情
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【2026年版】保育士が夏休み以外に取れる長期休暇カレンダー
保育士の長期休みは、夏休みだけではありません。
ゴールデンウィーク・敬老の日前後の連休・年末年始など、年間で見ると複数のまとまった休暇のチャンスがあります。
| 休暇の種類 | 2026年の連休 (カレンダー通り) |
有休を活用した場合 |
| ゴールデンウィーク | 5連休 (5/2〜5/6) |
最大8連休 |
| 9月の連休(シルバーウィーク) | 5連休 (9/19〜9/23) |
最大9連休 |
| 年末年始 | 6連休 (12/29〜1/3) |
6日間 |
有給休暇をうまく組み合わせれば、4〜5連休以上にすることも可能です。
保育士さんは夏休み以外でどのような長期休暇を取得できるのでしょうか。
ゴールデンウィーク
2026年のゴールデンウィークは5月2日(土)~5月6日(水・振替休日)の5連休がベースになります。
間の4月30日(木)と5月1日(金)に有給休暇を取得すれば、4月29日(水・昭和の日)からつなげて最大8連休にすることも可能です。
保育園も幼稚園も祝日は休園しているため、比較的まとまった休みを取りやすいかもしれません。
ただし、休日保育を実施する園で働く公務員保育士さんの場合、連休は取りづらいかもしれないため、園側に確認してみるとよいでしょう。
9月の連休(敬老の日)
2026年の9月は、いわゆる「シルバーウィーク」と呼ばれる大型連休があります。
具体的には、9月19日(土)、20日(日)、21日(月・敬老の日)に加えて、23日(水・秋分の日)との間に挟まれた22日(火)が祝日法により「国民の休日」となります。
そのため、カレンダー通りで9月19日(土)〜9月23日(水)の5連休になります。
さらに、24日(木)と25日(金)に有給休暇を組み合わせれば、最大9連休にすることも可能でしょう。
ただし、土曜日出勤がある場合は5連休にはならないため、まとまった休みを取りたい場合は、早めに相談してみるとよいですね。
年末年始
年末年始も保育士さんが休める休暇の一つです。
公務員は一般的に12月29日~1月3日までが休みとなります。
2026年~2027年の年末年始は、12月29日が火曜日、1月3日が日曜日となるため、公立保育園で働く保育士さんは基本通り6日間の休みを取ることが可能です。
私立園の場合、年末年始の開園状況は園によって異なるので保育園側に尋ねてみるとよいでしょう。
年間を通して連休が取りやすい園を、いつか用に知っておく選択肢もあります。
連休多めの園をのぞく情報だけでもチェック♪保育士さんのくわしい年末年始のお休み事情を知りたい方はこちら。
保育士が夏休みを取るための具体的な3つの方法
保育士さんが夏休みを取るためにはどうすればよいのでしょうか。
有給休暇を組み合わせて連休にする
1つ目の方法が、有給休暇を活用することです。
私立園の場合、夏休みの具体的な日数は園によって異なり、3日程度の園もあれば10日以上連続で取得できる園もあります。
1週間以上の連休を取得できる場合、遠出をしたりゆっくり過ごしたりとリフレッシュすることができるでしょう。
しかし、なかには夏休みを連続で取るのが難しい園もあるかもしれません。
その場合は、有給休暇を前後に組み合わせて長めの休暇を取得し、心身を休める時間を作るとよいですね。
とはいえ、有給そのものが取りにくい園では夏休みの組み合わせも難しいもの。
有休消化率の高い園だけを、サクッと見てみる選択肢もあります。
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夏休み取得実績のある園を選ぶ
2つ目の方法が、夏休みの取得実績がある園で働くことです。
先述したように、一般的に夏季休暇制度が設けられている園がほとんどですが、私立園のなかには求人の「休日・休暇」欄に記載がない園もあります。
そういった園では、保育士さんが夏休みを取れない可能性があります。
それに対し、前年度の取得実績が記載してあれば、夏休みを取りやすい環境が整っていることがうかがえるため、求人を見る際は注目してみるとよいでしょう。
ただ、求人票の数字だけでは実際の取りやすさまではわからないもの。
専任アドバイザーが園を訪問して聞いた、休みのリアルな実態だけ気軽にのぞけます。
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求人票の「夏季休暇」欄でチェックすべきポイント
夏休みが取りやすい園を見抜くには、求人票の以下の項目を確認しましょう。
- 夏季休暇の日数明記
「夏季休暇○日」と具体的な日数があるか - 取得実績の記載
「前年度取得実績○日」など実績の有無 - 年間休日数
120日以上が一般的な目安 - 有休取得率
「有休消化率○%」の記載があるか - 休日・休暇欄の充実度
夏季休暇以外に、リフレッシュ休暇・誕生日休暇などの記載があるか
これらが複数明記されている園は、休暇制度を整えようとする姿勢が見える傾向にあります。
ちなみに、公立保育園で働く保育士さんは地方公務員となるため、夏休みの日数は自治体ごとに決められているようです。
現在夏休みがない、または極端に短い園に勤めている場合は、夏休みありの園への転職を検討してみるのも一つの方法です。
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保育士の夏休みに関するよくある質問
Q. 保育士に夏休みは何日くらいある?
多くの園では有給休暇と組み合わせて3〜10日程度の連休にするケースが一般的で、お盆前後の利用児童が減る時期に取得します。
ただし、園の方針によって幅があり、夏季休暇制度自体がない園や、10日以上の連休が取れる園もあります。
Q. 幼稚園教諭は保育士より夏休みが長い?
幼稚園は学校教育法に基づく施設で子ども自身に夏休みがあるため、預かり保育を行わない期間が長く、教諭はまとまった休暇を取得しやすくなります。
一方、保育所は児童福祉法に基づきお盆期間も開園するため、保育士は交代でシフトを組んで休む形が中心です。
Q. お盆期間は保育園も休みになる?
児童福祉法により保育に欠ける子どもを預かる施設として定められているため、長期休園はできません。
ただし、利用児童は減るため、保育協力日を設けて規模を縮小したり、職員が交代で夏休みを取ったりして対応する園が多くあります。
Q. パートや非常勤の保育士にも夏休みはある?
年次有給休暇は雇用形態を問わず勤続6ヶ月以上で発生するため、有給を活用して休む形になることが多いです。
具体的な取り扱いは雇用契約書や就業規則を確認しましょう。
Q. 夏休みが取りやすい園を求人票から見分けるには?
「夏季休暇あり」だけだと制度上の記載のみで実態が伴わないケースもあるため、日数明記と実績の両方が望ましいです。
保育士バンク!では専任アドバイザーが園を訪問して取材しているため、求人票には載らない実際の取得率や取得しやすさの空気感まで確認できます。
Q. 在職中だけど、転職したい。エージェントに相談しても今の園にバレない?
たとえば、保育士バンク!では「在職中なので連絡は夜だけ」「電話は不要、メールのみ」など、希望を伝えれば、その通りに対応されます。
不安なポイントをクリアしておけば、あとは自分のペースで進められます。
在職中OKの相談から気軽に話を聞く※やめたくなったらいつでも退会できます。
Q. まだ転職するか決めていないけど、登録してもいい?
希望を伝えなければ求人の紹介もされず、情報を受け取るだけの状態を続けられます。
必要なタイミングが来てから相談に切り替えるという使い方が可能です。
Q. 今の園について相談したいけれど…しつこく連絡が来ない?
「メールだけにしてほしい」「電話は不要」「夜の時間帯のみ」と伝えれば、その通りに対応いたします。
忙しい毎日の中で、無理せず相談できるのでご安心ください。

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夏休みありの園で、無理なく働き続けるために
保育士は体力的にも精神的にも大変な仕事。夏休みがあるとゆっくり身体と心を休めることができますよね。
現在夏休みがない、あるいは少ない園で働いている方は休暇を取得しやすい園に転職するのも一つの方法。
ただし、転職後に『働いてみたら人手が少なくて休みづらかった…』と後悔することもあるようです。
保育士バンク!では、園の内情に詳しいアドバイザーが転職のお手伝いをさせていただきます。
「子どもの夏休みに合わせて長期休暇を取れる園はある?」など子育てママからのご相談も大歓迎!あなたが後悔しない選択肢をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
夏休みの取りやすさを園に直接聞きづらいという方も、専任アドバイザーがかわりに確認します。
地域の非公開求人から、休みが取りやすい園だけを見ることもできます。
夏休み多めの園をのぞくアドバイザーに聞いてみる※登録は1分・ステップ入力のみ。在職中の相談もOKです。
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