保育園の秋の一大イベントといえば運動会。今回は、運動会で盛り上がる競技を0・1・2・3・4・5歳児の年齢の目安つきで紹介します。トコトコレースやデカパン競争などの親子競技、異年齢で楽しめる競技もまとめました。あわせて運動会を行うねらいやプログラム例、当日までに準備することも解説するので参考にしてみてくださいね。

保育園で運動会を行うねらい【乳児・幼児別】
保育園の運動会には、以下のようなねらいがあるようです。
乳児(0・1・2歳児)向けのねらい
- のびのびと身体を動かして遊ぶ心地よさを感じる
- 保育士さんや友だちとふれあい、身近な人とかかわる楽しさを味わう
- 音楽や声かけに合わせて真似をしたり、身体で表現したりすることを楽しむ
月齢差が大きい時期なので、発達に合わせて楽しめる競技を選ぶとよいでしょう。
幼児(3・4・5歳児)向けのねらい
- 全身を使った運動遊びに挑戦し、達成感を味わう
- 友だちと力を合わせ、勝敗を通してうれしさや悔しさを分かちあう
- ダンスや演目を通して、自分なりの表現を楽しむ
チームで協力する競技や親子競技を通して、達成感や一体感を味わえるとよいですね。
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0・1・2歳児の競技
0・1・2歳児の親子競技
3・4・5歳児の競技
3・4・5歳児の親子競技
異年齢の競技
全体・準備
【0・1・2歳児】保育園の運動会で盛り上がる競技
まずは、乳児クラス向けの競技を楽しめる年齢の目安つきで紹介します。
表現あそび
だんごむしごっこ(年齢の目安:0歳児〜1歳児)
<遊び方>
- 音楽をかけ、保育士さんがだんごむしになりきって動きます。
- 子どもたちが動きを真似して、丸まったりハイハイをしたりします。
<ポイント>
丸くなる、小さくなる、もぞもぞと動きまわる、ひっくり返るなど、保育士さんがさまざまな動きをすれば、子どもの表現の幅が広がりそうですね。
マラカスダンス(年齢の目安:0歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 保育士さんが手作りのマラカスを子どもたちに配ります。
- 音楽をかけて、リズムに合わせてマラカスを振ったり、身体を動かしたりして楽しみます。
<ポイント>
保育園で普段から親しんでいる曲であれば、子どもたちの身体も自然と動くかもしれません。
1歳児や2歳児クラスでは、自分たちでマラカスに装飾するなどアイテムを工夫することで、子どもの気分も盛り上がりそうですね。
動物なりきりダンス(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 保育士さんが動物の動きを見せます。
- 子どもたちが動きを真似して、動物になりきります。
<ポイント>
さるは両手を交互に頭とあごにもっていく、うさぎは両手で耳を作って跳ねる、わには両手で大きな口を作るなど、全身を使って真似っこを楽しめるとよいですね。
運動会でスムーズに演技できるように、普段の表現遊びのなかで動物の真似っこ遊びを取り入れてみるとよいかもしれません。
運動あそび
わんわんレース(年齢の目安:0歳児〜1歳児)
<遊び方>
- 子どもは犬になりきって、ハイハイの姿勢でスタートします。
- ゴール地点にいる保育士さんが音の鳴るおもちゃで呼びかけ、子どもがゴールを目指します。
<ポイント>
マットを重ねて坂道を作ってみたりフープをくぐる箇所を作ったりすれば、より盛り上がるでしょう。
耳つきの帽子やしっぽの飾りなどを身につけて、犬になりきるのもかわいいですね。
トンネルくぐり(年齢の目安:0歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 段ボールやフープでトンネルを作ります。
- 子どもがハイハイでトンネルをくぐります。
<ポイント>
- フープを保育士さんが持ち、その中を通れるようにする
- 2つのフープを山型になるように立てかけて固定しトンネルを作る
- ひもにスズランテープのカーテンをつけて、その下をくぐる
- 段ボールのトンネルに窓を作る
子どもがスムーズに出てこられるよう、出口で保育士さんが声かけをしながら待っているとよいですね。
はたらきアリの積み木(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 子どもははたらきアリになりきります。
- 大きな段ボール積み木を積んだり運んだりして遊びます。
<ポイント>
段ボール積み木を用意する際は、角をカラーテープで補強しておくと、万が一子どもに当たった場合でもケガをしにくいでしょう。
大きさを変えてみたり、表面に動物などの絵を貼りつけて装飾したりしてもよいですね。
フープリレー(年齢の目安:2歳児)
<遊び方>
- 子どもたちが一列に並び、先頭の子どもがフープをくぐります。
- くぐったら隣の子どもにフープを渡していきます。
- 最後の子どもまでつながったらゴールです。
<ポイント>
乳児クラスの場合、フープをくぐるのが難しい子がいるかもしれないので、子どもができる範囲で行うことが大切です。
鈴やホログラムテープを使ってフープを飾りつければ、見た目や音も楽しみながら取り組めそうですね。
ふれあい・ゲームあそび
むっくりくまさん(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 保育士さんがくまさん役になり、歌を歌います。
- 歌が終わったら、くまさんが子どもたちを追いかけます。
<ポイント>
子どもたちがルールを理解できるよう、普段の保育のなかで何度か遊んでみるとよいかもしれません。
子どもが追いかけられることを怖がらないように、くまさん役の保育士さんは子どもを優しくぎゅっとして捕まえるようにするとよいですね。
だいこん抜き(年齢の目安:0歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 子どもがだいこん役になり、マットにうつ伏せになります。
- 保育士さんや友だちが足を引っ張って抜きます。
<ポイント>
0歳児や1歳児と行う場合は、保育士さんが引っ張って「すっぽーん」と声をかけると面白いでしょう。
2歳児では、子ども同士でだいこん役と引っ張る役を交代しながら行うと、ふれあいを楽しめるかもしれません。
安全に配慮するために、腕は引っ張らないようにする、友だちが痛がっていたらやめるといったルールを決めておきましょう。
子ども同士が引っ張る場合は、必ず保育士さんがそばについて見守ることが大切です。
宝探しゲーム(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 保育士さんはお手玉などのお宝を会場に散りばめておきます。
- 子どもたちがお宝を見つけて、1カ所の宝箱に集めます。
<ポイント>
宝探しの海賊に変身してみたり、うさぎになりきって卵集めをしたりしても楽しそうですね。
2歳児であれば、お宝の色を2色にして、赤のお宝は赤い宝箱、青のお宝は青い宝箱といったルールを決めて行ってもよいかもしれません。
引っ張りあいっこ(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 子どもたちがスカーフなどのやわらかい布を握ります。
- 友だちと引っ張りあって遊びます。
<ポイント>
子どもたちが転んでもケガをしないように、マットの上で行うとよいでしょう。
「おおきなかぶ」の絵本に親しんでいるクラスであれば、「うんとこしょ、どっこいしょ」のかけ声を出して競技をすることで、絵本の雰囲気を楽しめそうですね。
ロールペーパー引っ張り(年齢の目安:0歳児〜1歳児)
<遊び方>
- 引っ張り遊びができる廃材のおもちゃを用意します。
- 子どもがロールペーパーをカラカラと引っ張り出して遊びます。
<ポイント>
一番早く最後までロールを引っ張った子どもが勝ちなどのルールにすれば盛り上がるかもしれません。
関連動画:うまく当てられるかな?的当てゲーム/保育士バンク!
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【0・1・2歳児】保育園の運動会で盛り上がる親子競技
ここからは、0・1・2歳児クラスで楽しめる親子競技を紹介します。
年齢別のより詳しいアイデアは、以下の記事もあわせてご覧ください。
トコトコレース(年齢の目安:0歳児〜1歳児)
<遊び方>
- 保護者が離れた場所で待ちます。
- 子どもが保護者のもとまで歩いてゴールを目指します。
<ポイント>
0歳児の場合は、ハイハイレースに挑戦してみましょう。
待っている場所を知らせるために、保護者がタンバリンや鈴などを使って子どもの興味を引くのもよいですね。
風船いかだレース(年齢の目安:0歳児〜1歳児)
<遊び方>
- 大きめの圧縮袋に膨らませた風船を入れて空気を抜き、いかだに見立てます。
- 子どもをいかだに乗せ、保護者が優しく押してゴールを目指します。
<ポイント>
風船のフワフワした感触を楽しめる競技です。
くだもの狩りレース(年齢の目安:0歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 親子でかごを持ち、畑に見立てた箱の中に向かいます。
- フルーツを取ってゴールを目指します。
<ポイント>
親子で手をつないで歩くのが難しい場合は、保護者に子どもを抱っこしてもらいましょう。
保育士さんは画用紙や折り紙でさまざまなフルーツを用意しておくとよさそうです。
段ボールカーレース(年齢の目安:0歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 四角く組み立てた段ボールに持ち手となる紐を取りつけ、段ボールカーを作っておきます。
- 子どもが段ボールカーに入り、保護者が紐を引っ張ってゴールを目指します。
<ポイント>
コースの途中に紙を置いておき、書かれているお題のアイテムもいっしょに運ぶなど、遊び方をアレンジしてみても盛り上がるかもしれませんね。
キャタピラ競争(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 子どもと保護者が段ボールで作ったキャタピラに入ります。
- 親子でいっしょに進んでゴールを目指します。
<ポイント>
保育士さんは、大人も入れる大きなサイズのキャタピラを用意しておきましょう。
抱っこでパン食い競争(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- 高いところにパンの飾りをぶら下げておきます。
- 保護者に抱っこしてもらいながら走り、子どもが飾りを引っ張ります。
<ポイント>
子どもの力でも取れるよう、クリップの強さを調整しておきましょう。
ぶら下げる飾りをメダルにしたり果物の絵にしたりとアレンジするのも面白いかもしれませんね。
的当てゲーム(年齢の目安:1歳児〜2歳児)
<遊び方>
- コースの途中に大きな風船やオバケなど的を用意します。
- かけっこの途中で的をめがけてボールを投げ、ゴールを目指します。
<ポイント>
2歳児であれば、くまやライオンなどを的にして、口の中にボールを入れる遊び方にチャレンジしてみましょう。
保護者にサポートしてもらいながら挑戦してもらうとよいですね。
へびの道レース(年齢の目安:2歳児)
<遊び方>
- マットの上にビニールテープなどでくねくねとした道を作ります。
- 親子でへびの道を走って競います。
<ポイント>
ジグザグな道やジャンプをするところを作るなどコースにアレンジを加えると、さらに盛り上がりそうですね。
ペンギン体操(年齢の目安:2歳児)
<遊び方>
- 保護者の足の甲に子どもが足をのせます。
- 音楽に合わせてよちよちと歩きます。
<ポイント>
そのままコースを進み、レース形式にしても盛り上がるかもしれません。
画用紙で作ったペンギンの被り物などを身につけてみるのもよいですね。
玉投げバトル(年齢の目安:2歳児)
<遊び方>
- クラス対抗で自分の陣地にある玉を相手の陣地に投げます。
- 時間終了時に、陣地に残っている玉が少ないチームの勝ちです。
<ポイント>
陣地に段ボールなどで低い仕切りを作ったり、カラーマットを敷いたりすれば、子どもたちが自分の陣地を把握しやすくなるでしょう。
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年齢ごとの親子競技をもっと知りたい方は、以下の記事で0〜5歳児別のアイデアを詳しく紹介しています。
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【3・4・5歳児】保育園の運動会で盛り上がる競技
ここからは、幼児クラス向けの競技種目を、楽しめる年齢の目安つきで紹介します。
表現・ダンス
みんなでダンス(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 音楽に合わせて構成された振付を練習します。
- 本番はクラス全員で踊ります。
<ポイント>
隊形移動や波型・円形のフォーメーションに変化をつけると、子ども一人ひとりの表現力を引き出せるかもしれません。
曲選びに迷ったときは、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
フラッグを使った表現あそび(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 子どもたちが小さなフラッグ(旗)を持ちます。
- 音楽のリズムに合わせて振る・回す・揺らすといった動きを表現します。
<ポイント>
隊形を変化させたり、ストーリー性を持たせたりすることで、見ごたえのある演目になりそうです。
フラッグは軽い素材を選び、隣の子どもとの間隔を十分にとると安全に取り組めるでしょう。
パラバルーン(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 大きな布の端を子どもたちが持ちます。
- 音楽に合わせて波を作ったり、空気を包んだり、花の形にしたりと技を表現します。
<ポイント>
最初は基本の動きからスタートし、慣れてきたら複雑な形に挑戦するとよいですね。
年齢別の技や指導のポイントは、以下の記事で紹介しています。
手話ダンス風の表現あそび(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 歌の歌詞に合わせて、手話のような動きを練習します。
- 本番は振付を踊ります。
<ポイント>
「ありがとう」「こんにちは」など、動きの意味を伝えながら練習することで、子どもが表現の意味を考えるきっかけにもなりそうですね。
ジャングル体操(年齢の目安:3歳児〜4歳児)
<遊び方>
- へびは地面を這う、モグラは友だちの足の間をくぐるなど、動物の動きを決めます。
- 音楽に合わせて、子どもたちが動物になりきって体操します。
<ポイント>
子どもから出た動物の名前や動きのアイデアを取り入れると、より積極的に活動ができそうです。
ジャングルをモチーフにした歌を流して、歌詞に出てくる動物になりきってもよいですね。
運動・レース
かけっこ(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 「よーい、ドン!」の合図でスタートします。
- ゴールラインまでまっすぐ走ります。
<ポイント>
シンプルながら、もっとも応援が盛り上がる定番種目でしょう。
年齢や運動発達に合わせて距離や人数を調整すると、どの子どもも自分のペースで走りきれそうですね。
バトンリレー(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- チームに分かれ、走る順番を決めます。
- 順番に走り、次の子どもにバトンを渡します。
- アンカーが最初にゴールしたチームの勝ちです。
<ポイント>
コースは短めにし、バトンの受け渡し位置を目印でわかりやすくしておくと、混乱なく進められるでしょう。
障害物レース(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- コース上に段ボールやマットで作ったトンネル・フープ・平均台などを並べます。
- 子どもたちが順番にクリアしてゴールを目指します。
<ポイント>
障害物は低めのものを選び、下にマットを敷くなど、安全を優先して設置しましょう。
フラミンゴレース(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- フラミンゴをイメージして片足ケンケンの姿勢になります。
- ケンケンのままゴールを目指して競争します。
<ポイント>
3歳児の場合は、小さなフープやビニールテープを使ってケンケンの目印をつけると進みやすいかもしれません。
途中で両足をついても大丈夫なコーナーを作るなど工夫すれば、ケンケンが苦手な子でもチャレンジしやすくなりそうです。
島わたりジャンプ(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- フープを島に見立ててコースに並べます。
- 子どもが島から島へジャンプして進みます。
<ポイント>
子どもの発達に合わせて、島の大きさや跳ぶ距離を変えるなど工夫しましょう。
子どもたちがフープを足に引っかけて転ばないように、フープをマットに固定したり床に貼りつけたりといった配慮が必要です。
逆走リレー(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- チームに分かれ、走る順番を決めます。
- 後ろ向きで走り、次の子どもにバトンを渡します。
<ポイント>
子ども同士がぶつからないように、距離を長くしない、前の人がゴールしてから次の人が走るといったルールを設定するとよさそうです。
逆走のほかにも、腹ばい、横歩きなどの動きを取り入れた「へんてこリレー」にアレンジしても盛り上がるかもしれませんね。
モップかけリレー(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 子どもがモップを持ちます。
- 新聞紙の玉をモップで転がしながらゴールを目指します。
<ポイント>
モップをうまくコントロールして、ゴールを目指して新聞紙の玉を転がしていくことがポイントです。
5歳児が行う場合は、後半は玉を増やしていく、2人で大きな玉を運ぶなどのアレンジを加えると、より盛り上がるかもしれませんね。
いっぽんばしじゃんけん(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 子どもが一人ずつ平均台に乗ります。
- 平均台の途中で待機している保育士さんと、じゃんけんをします。
- じゃんけんをしたらその場で降りて、次の子どもがスタートします。
<ポイント>
4歳児や5歳児では「勝ったらそのまま進めるが、負けたらまた最初からスタートする」というルールでも楽しめそうですね。
じゃんけんのほかにも、にらめっこやクイズを出すのも面白そうです。
協力・チーム戦
大玉ころがし(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- チームで大きなボールを囲みます。
- ボールを押してコースを進み、ゴールを目指します。
<ポイント>
折り返し地点を設けたり、次の子どもへ交代するリレー形式にすると盛り上がりそうですね。
玉が転がっていく先に人がいないか、保育士さんが必ず確認するようにしましょう。
綱引き(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 2チームに分かれ、綱の両端を持ちます。
- 合図で綱を引きあい、中央のラインを越えた方が勝ちです。
<ポイント>
綱は太めで手が痛くなりにくいものを選び、転倒に備えて後方のスペースを空けておくと安心して取り組めるでしょう。
色別玉入れ(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 2色のチームに分かれます。
- バラバラに置かれた玉から自分のチームの色を探し、かごに入れます。
<ポイント>
4歳児や5歳児の場合は、保育士さんがランダムにかごを動かすなどのアレンジルールを加えても楽しそうですね。
引っ張りマット(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 真ん中にマットを置きます。
- 両端の陣地からマットを引っ張りあいます。
<ポイント>
マットを複数枚用意しておくと、作戦を立てながら遊べるかもしれません。
5歳児であれば、ゲームの前に作戦を考える時間を設けると、よりいっそう協力しあうことができそうですね。
運搬トラック(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 子どもたちをいくつかのチームに分けます。
- 先頭の子どもはハイハイの姿勢になり、チームの友だちが背中に荷物を乗せます。
- 荷物を乗せ終わったらスタートし、コースを周ってスタート地点に戻ります。
- 荷物を次の子どもの背中に乗せ、同じように進みます。
<ポイント>
アンカーの子どもが最初にゴールしたチームの勝ちです。
子どもの年齢に応じて、荷物の箱の大きさを調節しましょう。
途中で落としてしまった場合は、友だちが再度背中に乗せてからスタートするなど、ルールを決めて取り組んでみてくださいね。
磁石でがっちゃんこ(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 音楽をかけながら好きな位置に移動します。
- 音楽が止まったら近くにいる友だちとペアになります。
- 音楽を再開し、ペア同士はくっついたまま移動します。
- 繰り返して全員がくっついたらおしまいです。
<ポイント>
ロボットがテーマの歌を流して、磁石入りロボットになりきっても楽しそうですね。
くっつく際は、手をつなぐ、肩を組むなどの決まりを作ると、さらに盛り上がるかもしれません。
サイコロ島めぐり(年齢の目安:3歳児〜4歳児)
<遊び方>
- 子どもを2人1組のペアに分けます。
- 目ごとに色がついたサイコロを用意し、同じように色分けした島をコートの端に作ります。
- 保育士さんが真ん中でサイコロを振り、子どもは出た目の色の島へ走って移動します。
<ポイント>
子どもがサイコロを見やすいように、大きいものを用意しておきましょう。
4歳児クラスであれば、保育士さんの代わりに代表の子どもがサイコロを振ってみるのもよいですね。
カードめくり(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 裏表で色が違うカードを用意します。
- 子どもたちを2つのチームに分けます。
- カードを自分のチームの色にひっくり返していき、最終的な数を競います。
<ポイント>
3歳児の場合は、チーム分けせずに全員で協力してカードを裏返していくルールでもよいかもしれません。
4歳児や5歳児の場合は、チームごとに作戦を立てて取り組むのも面白そうですね。
ねことねずみゲーム(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- ねことねずみのチームに分かれ、それぞれコートの両端に横並びになります。
- 保育士さんはコートの真ん中に立ちます。
- 保育士さんの「ね、ね、ね」というかけ声に合わせて両チームは真ん中の線に近づいていきます。
- 「ねこ!」と言われたらねこチームがオニ、「ねずみ!」と言われたらねずみチームがオニとなり相手チームを追いかけます。
<ポイント>
逃げるチームは、コートの向かい側まで逃げ切れたらセーフです。
アレンジとして、チーズのお宝をめぐる争奪戦というテーマにしてみても面白いでしょう。
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【3・4・5歳児】保育園の運動会で盛り上がる親子競技
続いて、3・4・5歳児クラスで楽しめる親子競技を紹介します。
デカパン競争(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 大きいパンツに親子2人でいっしょに足を入れます。
- 息を合わせてゴールを目指します。
<ポイント>
二人三脚のように足を固定するわけではないので、比較的安全にレースを楽しめるかもしれません。
保護者との一体感を感じられ、思い出にも残りそうですね。
かくれんぼレース(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 子どもが箱の中に隠れます。
- 保護者はコースの途中で箱の中身を確認して自分の子どもを探します。
<ポイント>
子どもが「おーい」などと声をかけてヒントを出してもよいですね。
箱の中に入るのを怖がる子どもには、カーテンなどを代用して保護者から見えないようにするとよいかもしれません。
動物なりきりレース(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 親子でくじを引いて、動物を決めます。
- コアラならおんぶ、カンガルーなら抱っこなど、動物になりきってゴールを目指します。
<ポイント>
カメであれば保護者がハイハイをして背中に子どもをのせるなど、ユニークなくじがあっても面白いかもしれません。
借り人競争(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 紙に書かれたお題を読みます。
- 保護者や保育士さん、子どもの中からお題に合う人を連れてゴールを目指します。
<ポイント>
競技を通していろいろな人とふれあえるとともに、友だちのことをさらによく知るためのきっかけにもなりそうです。
ボールはさみ競争(年齢の目安:4歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 保護者と子どもがおしりやおなかでボールをはさみます。
- 落とさないようにゴールまで運びます。
<ポイント>
動きや力加減を合わせる必要があるため、息の合ったプレーが求められます。
5歳児クラスでは、ボールよりも難易度が高い風船運びにチャレンジしてみるのも面白そうですね。
バランスレース(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 親子でバランスを取る方法を1つ選びます。
- バランスを保ちながらゴールを目指します。
<ポイント>
- スプーンにピンポン玉をのせて歩く
- 平均台を渡る
- 棒状のソフトブロックなどを横に持って走る
- 巧技台の上に乗ってポーズを決める
バランスを崩してもケガをしないよう、巧技台や平均台の下にマットを敷く、やわらかい素材を使うなどの配慮が大切ですね。
うさぎレース(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- うさぎのようにジャンプする姿勢になります。
- ジャンプしながらゴールを目指します。
<ポイント>
- 麻袋に入ってジャンプしながら移動する
- フープをなわとびにしながら走る
- 地面にジャンプの目印をつける
ゴールできた子どもには、賞品としてニンジンのメダルをプレゼントしても面白そうですね。
【異年齢】保育園の運動会で盛り上がる競技
paylessimages / stock.adobe.com
年齢の違う子ども同士でかかわる楽しさを味わえる、異年齢競技を紹介します。
巨大積み木競争(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- ソフトブロックや段ボール積み木を用意します。
- チームで協力して積み木を積み、高さを競います。
<ポイント>
いろいろな大きさの積み木を用意しておけば、うまく積んでいくための作戦を考える楽しさがありますね。
年長の子どもが上手に積めるコツを教えたり、高いところを率先して行ったりと、リーダーシップを発揮できるとよいでしょう。
バンブーリレー(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 3歳児、4歳児、5歳児で横並びになり、棒を持ちます。
- いっしょに走ってゴールを目指します。
<ポイント>
まっすぐ走るだけでなく、カラーコーンでくるっとターンする動きなどを入れてみれば、見ごたえがあるかもしれません。
ケガのないよう、柔らかい素材の棒を選んだり、周囲に物や人がいない環境で行ったりするようにしましょう。
ボール運びリレー(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 一枚の布を3人で持ちます。
- 布の上にボールを乗せて、落とさないようにゴールまで運びます。
<ポイント>
お互いにバランスを取りあう必要があるので、相手を思いやる気持ちを持つことにつながるかもしれません。
ボールを乗せるアイテムとして、緩衝材やネットなどの素材を使ってみてもよいですね。
トンネルくぐりリレー(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 2人組になり、手や足でトンネルを作ります。
- 次の子どもがトンネルをくぐって進みます。
<ポイント>
小さいトンネルを作ったり、ポーズを工夫してみたりすると楽しいかもしれません。
身体がふれあう遊びを通して、異年齢の友だちとかかわる楽しさを味わえるとよいですね。
風船キック(年齢の目安:3歳児〜5歳児)
<遊び方>
- 3歳児、4歳児、5歳児でチームを作り、手をつないで輪になります。
- 風船を地面に落とさないようキックしてつなぎます。
<ポイント>
手を離したり、風船が落ちたりしたらアウトです。
風船のふわふわした動きを楽しむとともに、友だちとの一体感を感じることができるでしょう。
保育園と幼稚園の運動会の違い
ここからは、当日に向けた準備を紹介します。
まずは、同じ運動会という行事でも、保育園と幼稚園では対象年齢や規模に違いがあることを押さえておきましょう。
| 項目 | 保育園 | 幼稚園 |
| 対象年齢 | 0〜5歳児(乳児〜幼児) | 3〜5歳児(幼児) |
| 時間・規模 | 短時間で、アットホームな雰囲気になりやすい | 半日〜1日と長め、参加人数も多くなりやすい |
| 場所 | 園庭や屋内ホールなど | 運動場や体育館、学校施設など広めの場所 |
| 保護者のかかわり | 親子競技が多く、いっしょに参加することが中心 | 観覧がメインになることが多い |
| 準備の工夫 | 乳児の発達差や安全面に柔軟に配慮する | 年齢が上のため、道具や競技設計を本格的にできる |
保育園は乳児から幼児まで幅広い年齢が参加するため、親子でのふれあいや、月齢差に対応できる競技が中心になりやすいでしょう。
ここまで紹介した競技を参考に、園の雰囲気や子どもたちの成長に合わせてプログラムを組んでみてくださいね。
保育園の運動会のプログラム例
年齢差があっても参加しやすく、自然と会場が盛り上がるプログラムの流れを紹介します。
開会式・全体体操
- はじめの言葉(年長児代表)
- 園長の挨拶
- 園歌や元気体操(全園児)
最初に全員で身体を動かすことで、会場の緊張がほぐれるでしょう。
親しみのある曲に合わせた準備体操を取り入れるとよいですね。
園長・主任の挨拶に迷ったときは、以下の記事で状況別の例文を紹介しています。
乳児クラス(0〜2歳児)の競技
短い距離で安心して参加できる内容にしましょう。
ゴールで保護者が待っている形にすると、微笑ましい雰囲気に包まれそうです。
幼児クラス(3〜5歳児)の競技
かけっこや障害物レースなど、応援が盛り上がる種目を配置します。
距離や難易度は年齢に応じて調整しましょう。
親子競技
デカパン競争や親子二人三脚など、息を合わせる姿に自然と笑いと拍手が起こりそうです。
乳児クラスと幼児クラスで内容を分けると、どの年齢も無理なく参加できるでしょう。
異年齢・全体競技
玉入れやパラバルーンなど、全園児が参加できる種目はフィナーレにもぴったりです。
閉会式
- メダル授与
- おわりの言葉
最後は全員が達成感を味わえる時間を大切にしたいですね。
勝敗よりも子ども一人ひとりの頑張りを認める構成にすることで、会場全体が温かな雰囲気に包まれるかもしれません。
プログラムが決まったら、次は練習の進め方を考えていきましょう。
声かけの工夫やねらいの立て方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
また、「ダンスがなかなか揃わない」「練習を嫌がる子がいる」といった現場のお悩みは、以下の記事でQ&A形式でまとめています。
保育園の運動会にぴったりなテーマ例
ここでは、運動会にぴったりのテーマを紹介します。
オリンピックなどのスポーツイベント
スポーツの祭典であるオリンピックを運動会のテーマに盛り込むとよいでしょう。
運動会を通してオリンピックを知る機会を作れば、子どもがスポーツや外国の文化に興味を持つきっかけになるかもしれません。
スローガンに「○○リンピック」と保育園の名前を入れてみたり、かけっこのバトンを聖火風に飾りつけたりすると盛り上がりそうですね。
海の世界
海の世界をテーマに、運動会の競技や装飾を考えるのもユニークでしょう。
競技の名前も、「マグロの速泳ぎリレー」「クラゲのふわふわダンス」など、海の生き物の特徴をいかしたものにすると面白いかもしれません。
絵本の国
それぞれのクラスの子どもたちが気に入っている絵本をテーマにして、競技を考えてみてもよさそうです。
たとえば「3びきのやぎのがらがらどん」をテーマにして、子どもが「がらがらどん」になりきってサーキットに挑戦すると面白いでしょう。
ほかにも「ももたろう」をテーマにすれば、体操をしている様を鬼退治の修行に見立てるなど、ユニークなアレンジが楽しめそうですね。
空の旅
空をテーマに、のびのびとした装飾や競技のアイデアを考えてもよいでしょう。
「雲の上で遊ぼう」という競技名でマット運動をしたり、「ひこうきになりきってびゅーんとひとっとび」と題してかけっこをしたりすれば、ひろびろとした雰囲気の運動会となりそうですね。
テーマが決まったら、それを言葉にしたスローガンを考えてみましょう。
四字熟語や英語を使った例文は、以下の記事にまとめています。
スローガンを旗や横断幕に取り入れると、会場の雰囲気がぐっと高まります。
手作りのデザイン例は以下の記事で紹介しています。
運動会当日までに準備すること
競技やプログラムが決まったら、当日を安全に迎えるための準備も進めていきましょう。
曲を選ぶ
体操やリレーで使用する曲選びも大切な役割のひとつですよね。
迷ったときは、子どもや保護者の多くが知っている親しみやすい曲を選ぶことがポイントになりそうです。
テレビやアニメで流れている楽曲は自然と気持ちを盛り上げ、会場に一体感を生み出してくれるかもしれません。
実際に選ばれている曲を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
熱中症の対策をする
秋開催であっても、日中の気温が高くなることがあるため熱中症対策は欠かせません。
- こまめな水分補給の時間をあらかじめプログラムに組み込む
- 帽子の着用や日陰スペースを確保する
- ミストやうちわを活用して暑さ対策を行う
- 当日の気温や湿度を確認し、必要に応じて競技時間を短縮する
子どもたちが安心して笑顔で参加できるよう、無理のない環境づくりを心がけることが大切ですね。
服装や持ち物を確認する
当日は、保育士さんも動きやすい服装を心がけたいですね。
半袖やジャージなど機敏に動ける服装と、脱げにくい運動靴を基本とし、名札やアクセサリー類は安全面を考えて控えましょう。
持ち物は、プログラム、筆記用具、救急用品、飲み物などを事前に確認しておくと安心です。
子どもの服装について保護者に伝える際は、以下の記事が参考になりそうです。
保育園の運動会の競技に関するよくある質問
トンネルくぐりやフープリレー、色別玉入れなどは、既存の遊具を組み合わせるだけで成立する競技です。 普段の遊びで親しんでいる道具を使うことで、練習時間も短く済むかもしれません。 トコトコレースやハイハイレースのように、ゴールで大人が待っている形にすれば、その子のペースで参加できるでしょう。 抱っこやおんぶで移動できる親子競技を用意しておくと、歩行が安定していない子どもも安心して参加できそうですね。 玉入れのかごを動かす、リレーを後ろ向きで走る「へんてこリレー」にするなど、ルールをひとつ変えるだけでも印象は大きく変わるでしょう。 テーマを設定し、競技名を「マグロの速泳ぎリレー」のように変えるのも、手軽に雰囲気を変える方法ですね。 二人三脚のように足を結ぶ競技よりも、デカパン競争のように動きの自由度が残る競技を選ぶと、転倒のリスクを抑えられるでしょう。 コース幅を広く取り、待機場所と走路を分けておくことも大切ですね。Q. 準備に時間をかけずにできる競技はありますか?
Q. 発達に個人差がある乳児クラスでは、どんな競技を選べばよいですか?
Q. 毎年同じ競技でマンネリになってしまいます。どうすればよいでしょうか?
Q. 保護者参加の競技を安全に行うポイントはありますか?
年齢に合った競技を取り入れて、保育園の運動会を盛り上げよう
今回は、保育園で行う運動会のねらいやテーマ例とともに、0〜5歳児別の競技アイデアを紹介しました。
0・1・2歳児の場合は、保育士さんや保護者とのふれあいをメインに楽しめるアイデアを取り入れてみましょう。
3・4・5歳児の場合は、チームプレーを楽しめる異年齢競技や親子競技などに挑戦してみるとよいですね。
年齢に合った競技を選び、園の雰囲気に合わせてアレンジしながら、子どもも保護者も笑顔になれる運動会をつくってみてくださいね。
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