国家資格である保育士資格の免許は、更新が必要なのでしょうか。せっかく資格を取得したのに「失効したらどうしよう」と不安になる保育士さんもいるかもしれません。今回は、保育士資格の更新について必要有無や書き換え・再発行の流れ、手続き方法などを詳しく紹介します。また、幼稚園教諭免許の更新の必要性や手続きなどもまとめました。

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目次
保育士資格の免許更新は必要?期限はあるの?
国家資格である保育士資格は、有効期限がなく、更新の必要はありません。
基本的に保育士資格を一度取得すれば、生涯有効に使えます。
ただし、保育施設で保育士として働く方は「保育士登録機関 登録事務処理センター」において「保育士登録」を行なう必要があります。所定の手続きをしたうえで保育士証を受け取ると、保育士として働くことができるのです。その手続きを忘れていたということはあるかもしれません。
保育士登録を忘れていた方は、手続きを行なえば保育士として働くことができるため、安心してくださいね。
ただ、手続き開始から保育士証を受け取るまでには約2カ月かかるといわれています。
保育園や認定こども園などで保育士として働く予定のある方は、速やかに手続きを済ませておきましょう。
保育士資格の書き換え・再交付が必要なタイミング
保育士登録後、保育士証を受け取った場合にも、書き換え・再交付が必要になるタイミングがあります。
詳しく見ていきましょう。
保育士証に記載されている氏名・本籍地を変更したとき
結婚や改姓などで保育士証の氏名や本籍が変更になった場合は「保育士登録機関 登録事務処理センター」において書き換えの手続きが必要です。
費用は、1600円です。
保育士証を紛失・汚損したとき
引っ越しや何らかのトラブルで保育士証を紛失、汚損した場合は「保育士登録機関 登録事務処理センター」において再交付の手続きが必要です。
費用は、1100円です。
また、保育士には以前「保母」と呼ばれていた時代があります。その際は保育士証のことを「保母資格証明書」と呼んでいました。
そのため、2003年11月28日まで発行されていた「保母資格証明証」をお持ちの方が保育士として働く場合は、保育士証への切り替え手続きが必要になります。費用は、4200円です。
「保母資格証明証」では保育士として働くことができないため、保育士資格への切り替えをきちんと行ないましょう。
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【保育士資格の更新】保育士証の書き換え・再交付手続きの流れ

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保育士証の書き換え・再交付を行なうときの手続きの流れを紹介します。
手続き先の「保育士登録機関 登録事務処理センター」では、書類の持ち込みでの受付は行なっていません。全て郵送の手続きとなるため、余裕をもって申請を行ないましょう。
1.書き換え・再交付に必要な「手引き書」を取り寄せる
まずは申請に必要な「手引き書」を「保育士登録機関 登録事務処理センター」から取り寄せます。
【用意するもの】
- 送信用・返信用封筒各1枚
- 送信用・返信用切手各1枚
返信用封筒は、手引き書が折らずに入れられるA4サイズのものを用意しましょう。
続いて、封筒に必要事項を記入していきます。
送信用封筒の表面に「保育士登録機関 登録事務処理センター」の住所と宛先を記入、赤字で「書換え手引き〇部」と請求内容を書き、裏面に自分の住所と氏名を記入しましょう。
また、返信用封筒には自分の住所と氏名を記入し、送信用封筒と同様に赤字で「書換え手引き〇部」と書き、請求部数に応じた郵便料金の切手を貼ります。
送信用封筒に返信用封筒を入れ、サイズや重さに合った料金の切手を貼って郵送します。
ただし以下のように、書き換えと再交付の場合とで取り寄せる書類が異なるので、注意しましょう。
書き換えの場合:保育士証書換え交付申請用の登録変更等の手引き
再交付の場合:保育士証再交付申請用の登録変更等の手引き
2.手数料を支払う
登録事務処理センターから手引き書が届いたら、同封の払込用紙を使って郵便局で手数料を支払います。
書き換えの場合:1人あたり1600円
再交付の場合:1人あたり1100円
住所や氏名など、記入漏れが無いよう注意しましょう。
支払い後は、振替払込請求書兼受領証と振替払込受付証明書を受け取ります。支払い済みという証明になるため、郵便局の受付印が押されているかを確認しましょう。
3.申請に必要な書類を用意し提出する
手数料の支払い後、保育士免許の書き換えや再発行のために必要な書類を準備し、登録事務処理センターへ提出します。
毎月、申請書類の受付締切日が設けられているため「保育士登録機関 登録事務処理センター」のHPにおいて期限を確認するとよいでしょう。
| 保育士証の状況 | 必要な書類 |
|---|---|
| 書き換えの場合 | ・保育士証書換え交付申請書 ・振替払込受付証明書 ・保育士証 ・戸籍抄本 |
| 再交付の場合 | ・保育士証再交付申請書 ・振替払込受付証明書 ・保育士証(紛失以外の場合は添付) |
書類の不備が見つかった場合、手続きに時間がかかってしまいます。誤字脱字がないかなども入念にチェックすることが大切です。
指定の宛先に届いたかどうか確認できるよう、郵便局の窓口から簡易書留で郵送するとよいですね。
幼稚園教諭免許状の更新は必要?手続き方法
ここまでは保育士資格の更新について説明しましたが、中には幼稚園教諭免許状の更新が必要なのか、知りたい方もいるでしょう。
幼稚園教諭免許状は、更新制度の策定により、2009年4月1日から2022年6月30日までは有効期間を10年間として、更新期間が訪れると講習の受講や手続きを行なう必要がありました。
しかし、2022年7月1日から教員免許の更新制が廃止されたため、幼稚園教諭免許状の更新も不要となりました。
そのため、現在所持している幼稚園教諭免許状の期限が2022年7月1日以降の方は、更新の必要がありません。
しかし、以下に該当する方は各都道府県の教育委員会に幼稚園教諭免許状の再交付の申請を行なう必要があります。
- 2009年4月1日以降に免許を取得した新免許状保持者で、2022年6月30日までが有効期限の方
- 2009年3月31日以前に免許を取得した旧免許保持者で、2022年6月30日までに必要な更新講習を修了していない方
上記に当てはまる方は、失効や休眠の扱いとなっています。手続きを速やかに行ないましょう。
また、幼稚園教諭免許状の氏名や本籍の変更や紛失・汚損があった場合は、保育士証同様に書き換えや再交付の手続きが必要になります。
幼稚園教諭免許状の場合は、授与された各都道府県の教育委員会に申請書を提出します。
費用は都道府県ごとに異なります。
一例は以下の通りです。
書き換えの場合:1人あたり870円
再交付の場合:1人あたり1100円
申請から発行までは、1週間程度や2~3カ月程度など、都道府県により違いがあるようなので、きちんと確認するとよさそうです。
出典:令和4年7月1日以降の教員免許状の扱いについて/文部科学省
出典:教員免許更新制について/文部科学省総合教育政策局教育人材政策課
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